俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

茅の輪くぐり @ 金沢 尾山神社

2014年07月02日 17時39分46秒 | 時系列でご覧ください

茅の輪 ( 茅草(かやくさ)で作られた大きな輪 ) は、正月から六月までの半年間の罪穢 ( つみけがれ ) を祓う夏越しの大祓 ( おおはらえ ) に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
くぐり方は 「 水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり 」 という古歌を唱えつつ、左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)素盞鳴尊(すさのおのみこと)から 「 もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる 」 といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

神社オンラインネットワーク 神社と神道 より転載


昨日の午後4時、もともとの神事が行われる時間から遅れることちょうど24時間、尾山神社へ行き、一日遅れの 「 夏越祓(なごし)茅の輪くぐり 」 を体験してきた。



実のところ、京都では 6月30日に茅の輪をくぐり、身を清め、水無月(みなづき)を食べる習慣があることは知っていたけど、金沢でも多くの神社がこの 「 茅の輪くぐり 」 の神事を行なっていることは、ついぞ知らず、今日になっていろんな神社さんの宮司さんに話を聞いたところ、思いのほかポピュラーであることを知り、勉強になりました。

※それにしても各宮司さんの語り口は、とても親切でわかりやすく、朔日参りと兼ねる人もいらっしゃるので、7月1日でも大丈夫ですよと言って頂くなどして、ちょいと心ほのぼのでした。



そして犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事である「大祓」は年に2回行われ、6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に対し、新たな年を迎えるために心身を清める12月31日に行われる大祓を年越の祓(としこしのはらえ)というとのことでした。



加えて、昨日一緒に飲んでいた某ワインバーの女将が、「 茅の輪のカヤを1本引き抜いて持ち帰るんやよ 」 と言っていたけど、
本来は罪や穢れ・災厄をカヤに移すことで無病息災を得る風習なので、カヤを持ち帰ることは他人の災厄を自宅に持ち帰ることになるので、茅の輪のカヤを抜いて持ち帰るのは、 どうも避けるべき行為みたいでっせ! 弥栄ちゃん(苦笑)

ちなみに東山の茶屋街近くにある宇多須神社では今月いっぱいこの茅の輪が置かれているとのことでしたので、興味のある方は是非! なのであります。







今日の1曲 “ Nobody Knows The Trouble I've Seen ”  :  Mahalia Jackson

The Queen of Gospel ということで・・・



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
尾山神社 (hirorin)
2014-07-23 23:45:42
はじめまして
こんばんは

尾山神社、一昨年の7月くらいだったかな?
行って来ました。前から行きたかったので。
少し様式?建築が変わってますよね。
ステンドグラスみたいのもありましたよね。

前田利家の風袋を背負った像を見て、かぼちゃ背負ってると思ってしまいました。

金沢21世紀美術館も回ったんですが、車で日帰りの旅でした。

又、行きたいなあと思ってます。
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