昼ごはんというには遅すぎて、かと言って晩ごはんには早すぎるという ちょっと微妙な時間に小腹がすいた 昨日。
ならばと、ここしばらくご無沙汰な倉橋くんの顔が見たくて久しぶりに金沢駅へと出かけ、あれこれと話をしながら美味しくて、かつ楽しいひと時を過ごしたのでありました。
この前の週末は観光客でゴールデンウイークなみに賑わっていたという話とともに出てきた絶妙な組み合わせの 「 水ダコと赤西貝の土佐酢ジュレかけ 」。
なんだかんだ言いつつ金沢観光ブームは相変わらずなのでしょうかねぇ?
そして一人ぶらっと入ってきたオッチャンが赤ワインのハーフを頼みながら、食べ慣れた感じであれこれ注文するのを眺めながらの 「 アボガドとマグロとミニトマト 」。
思えば昔々、ベルリンの友達の部屋でアボガドとマグロの相似性に気付かされたものだったけれど、こんな風に鮨屋の定番になるとは当時は思いもよらなかったです。
そして握りの最初は 「 あら、美味しい 」 なぁんてオッサンギャグで出てきそうなはっきりした食感の 「 あら 」 だったけれど、やっぱり美味しいなぁ。
県外の人がもの珍しそうに注文する 「 梅貝 」。
“ ばいがい ” と入力して一発で漢字変換出来る日は来るのだろうか?
漬けにした 「 甘海老 」 は、卵と味噌とともに。このバランスの良さは特筆もの。
そしてそして、本当に旨いッス。
普段あまり食べることのないたたきではない 「 生カツオ 」 をこうして楽しめるのはやはり鮨屋ならではなのであります。
まっこと恥ずかしながら 「 万寿貝 」 って全国共通の呼び名だと思っていたのに実はローカルな呼び名で、世間一般には 「 白貝 」 と呼ばれていると、この前 「 箸一 」 で知ったばかりだったけれど、このタイミングで出てくるかと何か縁を感じてしまったのでした。
そして軍艦巻きじゃない 「 ウニの握り 」。
好みはあるだろうけれど、海苔が邪魔しない分、やっぱりこっちのほうが旨くて好みだなぁ。
なかなかありつけないけれどnね。
甘海老の味噌の旨さに感心していたら、それならばと クルマ海老 ( だっけ? ) の味噌を何も手を加えずそのまま味わえた軍艦巻きもまたすこぶる旨しなのであります。
そして恒例の 「 のど黒の炙りの手巻き 」 で〆。
もうすぐ 35歳という人生のターニングポイントとなりうる歳を迎える倉橋くんだけど、
おまかせで頼んで、ちょうど良いネタと品数で身も心も満たせてくれて大いに感謝な黄昏前のひと時だったのでありました。
どうもご馳走様でした。あんやとね。
今日の1曲 “ Blue Skies ” : Willie Nelson
梅雨というのに今朝もまた青空が広がる金沢ですが、
ならばとかつてラストサマーでも、最近ではガレタッソでもかけているアナログアルバム 「 STARDUST 」 に収録されているこの曲を…。
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