俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

ローリングストーンズ来日公演  THE ROLLING STONES LIVE

2006年03月25日 02時50分50秒 | 時系列でご覧ください
昨日東京ドームで“ Steel Wheels Tour ”以来、10数年ぶりにストーンズのコンサートを観た。
いやはや、飲んで、唄って、踊って、滅茶苦茶堪能してしまった ------ 。

開演が19時とあったのでその時間に合わせてドームに着くものの、なぜか前座のバンドの演奏が30分ほどあって、その後引っ張る引っ張る、結局ストーンズのメンバーが登場してきたのは、こんな遅い登場はある意味画期的とすら思わせる20時15分頃。
それなら開演20時スタートと明記してくれれば良かったのにと思いつつ、実はその待ち時間の間に最初の生ビールに始まり、フォアローゼズの大盛りダブルのロック、そしてソルティ・ドッグと、ほとんど飲み屋にいるかのような飲み方をしていたこともあって、気分が盛り上がること盛り上がること。

なので1曲目の“ Start Me Up ”を聴いた瞬間、久々もう完全にコンサートの世界にどっぷり。
そして“ It's Only Rock'n Roll ”がすかさず続いたあと、ミックが「ツギハ 新曲デス」とMC入れて“Oh No Not You Again”、さらに“Bitch ”“ Tumbling Dice ”と来るんだからこれでじっとしていられるわけがない!

それにしてもミックは他にも「マタ来テクレテアリガトウ」とか「ミンナ 楽シンデルゥ?」とか「イッショニ 歌オウ」とか、頑張って日本語で話しかけちょりました。うーん(苦笑)。

そしてそんなミックがキーボードを弾きながらファルセットボイスで歌う“ Worried About You ”から“ Ain't Too Proud To Beg ”が続いた後に演奏してくれた“ Midnight Rambler ”、これが凄かった。
キース・リチャーズのギター、チャーリー・ワッツのドラム、ミック・ジャガーのブルースハープ。延々と繰り広げられる演奏に、やっぱこいつらブルーズバンドだと再認識。
さらにそのあとすかさず“ Gimme Shelter ”だもんね、グフフフ、凄いっしょ。



そしてこれまた新作に入っているキースが歌う“ This Place Is Empty ”あたりで、アルコールの補充に売店に行くと、そのフロアにも人があちこちにいて、そのゆるい感じがとても良かったりもしました。

そのあとは“ Miss You ”など何曲か演奏した後、“Honky Tonk Women”“ Sympathy For The Devil ”“ Jumping Jack Flash ”“ Brown Sugar ”と強力な楽曲が続いた終盤、さらにアンコールで“ You Can't Always Get What You Want ”&“ Satisfaction ”までやってくれるつぼを押さえた見事な選曲とパワフルな演奏に、ここまで踊って、叫ぶように歌ったことなんて最近(10数年!)、まずなかったなと改めて思うほど、本当に楽しいコンサートだった。

東京以外の都市ではまだこれからなので、もし行こうか迷っているとしたら是非、是非、強~~~~~くオススメ。
そしてその際、ある程度お酒を引っかけてリラックスすれば大いに楽しめること請け合いです。

とにかくローライズのジーンズを見事に穿きこなしステージを駆け抜けるミック、いつまでたってもその仕草にギター・キッズたちの教祖足りうる格好いいキース、ストラトキャスターが渋く鳴っていたロニー、どこからそんなパワーが出てくるのか不思議なほどパワフルなドラミングのチャーリーと、メンバーそれぞれみんながみんな、とにかく素敵過ぎました。

ただ、それにしても ♪Brown Sugar~! とミックが歌っても単なるそんな砂糖の歌のように聞こえてしまうほど健康的なイメージになってしまうというのも、ある意味感慨深いものがあったりもしたのだ。うーむ。





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1 コメント

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感動しましたね! (Kei's Room)
2006-03-26 14:46:29
TBありがとうございました。

感動的なステージでしたね。来日の度にコンサートに行くのですが、毎回震えてしまいます。

ストーンズの宿泊するホテルでの話をブログでアップしますので、またどうぞお越し下さい。
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