「母系にRivermanを引き東京2400mで斬れ味を炸裂させた牝馬といえば、ウオッカのダービーにエリモエクセルのオークス、凱旋門連覇のTreveは母がRiverman4×2、Highest Honorの母父もRivermanですが、母系に入って牝馬に斬れ味をよく伝える血と言っていいでしょう」
このオークス回顧で書いた「Rivermanは牝馬特有の斬れ味を伝える血である」について少し補足します
TARGETに「3代内血脈検索(種牡馬,繁殖牝馬)」という便利な機能が追加されて(5代まで複数の血脈が検索できるようになれば最高なのですが)、それを使ってさっそくRivermanについて検索してみると、「Rivermanを血統表の1~3代に持つ馬」のG1成績は[16.8.10.214]、うち牡馬は[3.5.6.135]で牝馬は[13.3.4.79]
牡で勝ったのはナリタタイシン、ディープブリランテ、アロンダイトだけなのに対し、牝はウオッカ、テイエムオーシャン、テイエムプリキュア、エリモエクセル、レインボーダリアと、質量ともに牝馬が圧倒しています
Highest Honor(イスパーン賞)もKenmare×Riverman×Sir Gaylordなので実にフレンチで女性的な斬れ味を伝える血で、その代表産駒で名繁殖の誉れ高いレーヴドスカー(サンタラリ賞)にしても、G1で馬券に絡んだのは娘(レーヴディソールとレーヴダムールの阪神JF)ばかりで、アプレザンレーヴはダービー5着、レーヴドリアンは菊花賞4着
ナスキロ増幅のキンカメ産駒らしく脚長でストライドで走るレーヴミストラルは、内回りで二度取りこぼした後東京と外回りで3連勝、ここも好走は間違いないし掲示板は堅いでしょうが、Highest Honorでも勝ち負けだろうと言えるまでの青葉賞の勝ちっぷりだったかどうか、そのあたりをもう一度考えてみたい
本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」では、ダービーと目黒記念の上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします
となると秋華賞では…と思ってしまいますが^^;
マツパクさん、最後のダービーで…なんていうドラマは待ってるのでしょうか?
皐月賞のレベルはマイルCを見てもかなり高かったと思いますが(-_-;)
ディアマイダーリンの敗戦から、ハーツクライ×リヴァーマン以外のネヴァーベンドだと、マイビューパーズとの合体で長打が期待できるコートリーディー以外は、大舞台でのパフォーマンスが劣るのかなと思います。
RivermanとShoshannaでは似ているけど違うんでしょうね~
ダートのみ15戦と不完全燃焼にはなりましたが、競馬の楽しみ方を増やしてくれたベストリガーズとMJさんに感謝です。
その内容に感銘を受け、毎日こっそりとここに通う血統好きとなりました。
体質も弱かったですが脚を溜めるレースが出来ず、持っているポテンシャルを発揮出来なかったなぁ。と残念に思っています。
思い出に残る名エントリーをありがとうございました!
全3勝がキムタケ、岡部誠、岡田というのも渋い(・∀・)
凱旋門賞を牝馬で勝ち過ぎですね。
フィリーサイアーだと思ってます。
Detroit、カーネギー経由のモーリスが4代目にRivermanですね。