キャプテンベガはサンデー×ベガだからアドマイヤベガの全弟にあたるが、牝系のBull Lea的な力馬っぽさが出ていて、アドマイヤボスのようにパワーと粘りで食い下がる脚質に出た。だから東京だと東京新聞杯のように馬場が渋ったほうが狙いやすい馬だ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2003102977/
ヒカルオオゾラはサンデー父系×アンティックヴァリュー牝系というのはアドマイヤベガと同じだが、Tudor Minstrelをトニービンに合わせている点や、Determined Lady≒Warfare6×6(AlibhaiとWar Admiral≒War Whisk)の影響などでやはり力馬っぽいところがある。マイラーズCは上がりだけの競馬で完全に斬れ負け。これも東京だと昨年のように上がりがかかったほうがベターだろう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004102759/
つまりこの2頭、少し時計や上がりのかかる1800mがベストで、アドベガのように鋭敏に斬れないところがよく似てると思いますよ(・∀・)
昨年エプソムCを勝ったサンライズマックスはステイゴールド×ダンシングブレーヴだからサンデー系×Lyphard系の配合だが、他の部分にハイインロー的スタミナが希薄なので、Halo≒DroneとPrincely Giftクロスの柔らかさ俊敏さで差す。筆者がよく言う“薔薇一族の悲劇”配合だ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004100730/
トライアンフマーチは皐月賞前日にヒモ穴ならこれだと取り上げた馬だが、スペシャルウィーク×ダンシングブレーヴで祖母はNasrullahのクロスだから、ハイインロー補強がセントクレスピンのみではやや心許ない。これもやっぱり俊敏さで差すしかない薔薇一族型で、あくまで気楽に差して2着3着なら…という狙いだった
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006103192/
シンゲンはホワイトマズル×サンデーだからアサクサキングスと同じ配合で、Petingo≒Utrillo5×6やLea Larkの薄いクロスもあってわりとパワーと粘りで走る脚質に出ている。新潟大賞典では好位から上がり1位の脚でアッサリ抜け出したが、もう少しタフなレースになっても渋い馬だと思う。Ela-Mana-MouとHawaiiのスタミナを頼りに前受けできるのは上記2頭との違いだろう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2003102599/
サンデー×Lyphardにみる「ハイインロー」の偉大さ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f90aa071064c64d87c3a55940640b367