栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

テレグノシスって

2009-06-23 16:09:07 | 配合論

あんまり人気ないみたいですが、わりといい種馬になるんじゃないかと思ってるんですけどね~
トニービンのG1馬の中では最も俊敏な動きができた馬で、たとえばノースフライトはHyperionでねじ伏せるように勝ってましたが、この馬はナスキロ的柔斬れやTom Fool的俊敏さでマイルを差していました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1999106851/

トニービン×ノーザンテーストはサクラチトセオーと同じで、牝系がNureyevと同じRough Shodですからジャングルポケットとも血脈構成は似るわけですが、残りの1/4(メッシーナのところ)がナスキロとTom Foolで、この部分が有力な米スピードと脈絡しやすいのは上記2頭にはない強みでしょう
メッシーナ≒Droneとか、メイクアウイッシュ≒Nureyevとか、メイクアウイッシュ≒El Pradoとか、スピードが出そうなニアリークロスが作りやすいんですよね~
あと付け加えると、トニービン×Northern Dancer×Bold Ruler×Tom Foolというアウトラインはベガともよく似てますな

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「マンカフェグルーム」が弾けた日曜

2009-06-23 03:56:41 | POG

日曜はここで取り上げたサンディエゴシチーを見に、4Rのパドック前に競馬場入り
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/2bcc3244f3593a2990b078bd2c458677
初めて実馬を見ましたが、いい馬ですが明らかにスプリンターには見えず、1200mの内枠でダッシュがつかないと厳しいかもなあ…と思いつつ単と3単GET(・∀・)(・∀・)(・∀・)
ラブキーセキがいかにもスプリンターですという体型で、しかもフジキセキ×Kris S.でわりと動きがナスキロ柔く見えたんですよね~。帰ってから血統表をみるとIn Reality4×4・5で、あ~なるほどあの体型はIn Realityかと。ナムラミーティア(母がIn Reality3×4)とちょっとイメージが重なります

サンディエゴシチーはマンカフェ×Rahy×Mr.Prospector×Nijinskyですからメイショウクオリア(マンカフェ×Rahy×Mr.Prospector×Northern Dancer)と15/16同血ぐらいになりますが、アラジの近親で少し力馬っぽい面があったクオリアと比較すると、こちらのほうがしなやかさや手先の軽さはありますね。いずれにしても1200mの函館2歳よりは1800mの札幌2歳のほうで期待したい馬です
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106723/

マーメイドとHTBは「Tudor Minstrelのクロスを◎にする」と書きましたが、種明かしをするとムードインディゴ(母がMixed Marriage4×4)とヤマニンウイスカー(Tudor Minstrel7×6)でした。ムードは秋華賞を見ての通り内回りを俊敏に捲る脚もある馬ですが、レース結果からすると開幕週の多頭数で外捲りを狙うこと自体が無謀でしたね…
しかし祐一は距離延びて今度こそは好位差しでくると思ったのに、なんかジェルミナルと同じミスを続けてるように思うなあ…。抜かせない頑張りこそがHyperionの真骨頂なのに、あんなに構えていてはそりゃあ3着まででしょう…

ヤマニンウイスカーはまだ腰が甘いので平坦がベターだという説もありますが、Tudor Minstrelの粘りと小脚で走る脚質で、小回りを俊敏に器用に捌く脚はある馬ですよ
こちらもマンカフェ×Blushing Groomのニックスですが、母父サドラーで胴長の体型からも、最も父似のステイヤーだと書いてきました。父は夏の北海道で連勝して菊制覇へと繋げましたが、息子も今が充実期という感じで、この夏まだ使うのならば、次はぜひ芝2600mを使ってみてほしいですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006104716/

若葉Sと「マンカフェ×Blushing Groom」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ee3ced376b500a58d22e3d8d7ec32b96

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