気が付けば10月、もうすっかり秋風が吹いています。
先週は趣味の会の参加もコーラスとストレッチ体操の二日間、ご近所仲間と参加しただけ・・・
他の日々はもっぱら畑作業と歯医者&整形外科&ホームドクターの病院に通う毎日でした。
病院通いが続くと、何だか気持ち的にも年寄りじみてしまいそうで
青空が広がった10日1日の日曜日は、お彼岸におはぎを届けてくれた写真仲間のSさんを誘って
萩寺としても有名な鎌倉の「宝戒寺」に行ってきました。
「白萩」が丁度見頃を迎えていましたが
芙蓉は最後のお花が頑張っているようでしたね。
この日の鎌倉のご紹介は次回にして、前回のワンゲルで歩いた「帷子川歩き」の後半をUPしたいと思います。
「帷子川親水緑道からふるさと尾根緑道」を歩く(9月15日)
白根神社のすぐ横にある広場のベンチで各自持参の食事をして、
すぐ近くに建っている地区センターでトイレタイムでした。
食後の歩きは白根神社境内にある「不動明王」からです。
そう 白根神社は思った以上に広かった
リーダーに案内されて、市街地の流れる「帷子川」に沿って進みます。
道端に「彼岸花」が咲いていました。
今年は少し早く咲き出したようですね。
稲荷社
食後歩きだして丁度1時間でマタマタ鳥居をくぐり、長い階段を上っていきます。
明治・大正期の俳人・内藤鳴雪の句碑が有名らしい・・・
お稲荷様だけあって、階段の両脇にたくさんの狐が・・・
句碑は帰路に見ていくことにして、ひたすら階段を上ります。
煩悩の数の108段登るとお社が建っていました。
境内にある内藤鳴雪の句碑は、大正12年に建立されたもので旭区内の史跡としても有名
鳴雪は当地の人々が俳句をつくることに感心し、当社におもむき、境内の夫婦松を題に
『夫は夫たり、婦は婦たりてぞ松涼し』と詠んだ。(ホームページより)
街歩きというのは神社仏閣巡りなのか~?と思ってしまいますが・・・
街がどんなに開発されても、緑と歴史が残っているのは神社仏閣があるお陰と実感しました。
ふるさと尾根緑道
この先の陸橋は古い水道管が埋まっているので通行禁止
一度自動車道路に下って桜並木方面に歩いていきます。
この近くに住む古くからの山仲間のYさんが、「桜の名所よ」と言っていました。
桜の季節に歩きたい道ですね。
鶴ヶ峰神社
稲荷社から45分、尾根道を歩いていくと赤い鳥居が見えてきました。
ここで一休みです。
社務所もない素朴な神社でしたが、この近くには鎌倉古道もあり歴史は古そうです。
近くには畠山重忠公の内室 「 菊の前 」重忠の最期を悲しみ自害したと伝えられる駕籠塚が鎮座していました。
朝出発した相鉄線「鶴ヶ峰」駅近くのにぎやかな中に古戦場跡が・・・
畠山重忠公は鎌倉幕府の実権を握る闘争に巻き込まれ、ここで戦死したのですね。
碑の周りにはキバナコスモスが咲き乱れていました。
駅近くの住宅街の中の小さな公園で可愛いお花を見つけました。
ブログ友でもある山小屋さんが「午後3時頃咲く花なので、サンジソウと呼ばれています」
と教えてくれました。
山小屋さんのブログでは「花火のようにも見えるので、別名:ハナビソウ」と紹介されていましたね。
コムラサキの白と紫の実が目を惹きました。
紫色は我が家にもあるはず・・・
3年前の8月に突然入院した亡き夫が、看護婦さんを通して「コムラサキに水をやるように」との伝言があったこの実
去年までたくさんの実をつけていましたが、今年は見当たりません
デッキに置いた樽の中で、緑の葉は茂っているので枯れてはいないようですが・・・
今年の夏の異常天候で、お花が咲かなかったのでしょうか
午後三時前に「鶴ヶ峰駅」に到着解散です。
休憩を含めて4時間30分強(16000歩)の横浜郊外の自然と歴史を求めての歩きでした。
相鉄線で横浜駅に出て、有志でビールを飲み喉を潤しました
流石に大手ビール会社直営店の生ビールは美味しい
黒ビールを混ぜたハーフ&ハーフもグーでした
ワンゲル仲間たちとの他愛ない会話も楽しい
秋の気配の中とはいえ9月中旬の街歩きは汗をかきましたが、心身ともに満足でした。
翌日は敬老の日を含めての三連休でしたが、台風騒ぎの雨が二日続きました。
息子から「台風大丈夫か?、何かやることはないか?」とのTELがありましたが・・・
私は歩いた後の心地よい疲れと満たされた気持ちの中、好きな音楽を聴きながら読書したり
孫娘が好きとの事で録画していたドラマ「過保護のカホコ」(全10話)を二日間かけて楽しみました。
3日目にやっと晴れたので洗濯や買い出しで動き回り、歯医者通いもあってバタバタし
お彼岸の週で実家と我が家のお墓参りもこなしたら
その内季節の変わり目特有のアンニュイな気持ちとなって「孤独」を感じて・・・
「これはマズイ!」と思い、Sさんにメールして
この記事の最初に記した「鎌倉撮影行&お喋りの会」を決めた次第です。