花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

緑の鎌倉(その1)・朝比奈の切通しから浄妙寺へ

2013年05月27日 | 鎌倉散策
久しぶりに一眼レフカメラを抱えて、鎌倉散策に行ってきました。


毎年5月下旬に「明月院」で見られる「夏ロウバイ」が、この日はまだ5月の中旬(13日)でしたが
思いがけず「浄妙寺」の境内に咲いていました。
(あれから2週間が過ぎましたので、もう終わっているかも知れませんが・・・)

5月13日(月)・朝比奈切通し
カメラ仲間のSさんと大船から金沢八景行きのバスに乗り、朝比奈の停留所で降りました。
標識に沿って歩いていくと、すぐに鎌倉七口の一つ「朝比奈の切通し」に入ります。


こちらを読むと、横浜に通じる「朝比奈の切通し」(古くは朝夷奈切通し)は
六浦の港に集められた物資を鎌倉に運ぶ道だったようですね。


鎌倉の町は三方を山に、正面を海に囲まれた天然の要塞のような地形で、
それだからこそ武家政権である鎌倉幕府がこの地に定められました。

しかし物や人が出入りするという点ではこのような地形はとても不便・・・
そこで鎌倉幕府が山を切り開いて作ったのが「切通し」です。

ここは七つある鎌倉の切通しの中では一番当時の面影を残している所です。
男性が1人、絵を描いていました。


緑が眩しい、深山幽谷の趣のある森の中を歩いていきます。

光の当たる所と当たらない所のコントラストが激しくて、撮影が難しい
やはりフィルターを使うべきでしょうか?


足元には色鮮やかな虫が・・・

実はこのコース、4年前のGWに一人で歩いていますこちらです。
今回と同じような画像が並びますが、私全然進歩してませ~ん
あれから1年間ほど、カメラ教室に通ったのに・・・
新しいカメラも買ったのに・・・

「熊野神社」
10分くらい歩くと三叉路に出て、左の「熊野神社」に向かいます。


更に7~8分歩くと古い鳥居が現れます。
この神社は鎌倉の鬼門を守るために祀られた神社だそうです。

建物は新しく建て替えられたようですが狛犬や灯篭などは古いものでした。




左右に並ぶ灯篭の下に、獅子のような模様が刻まれていますが、
右のこちらの獅子は怒りの表情ですが、左は笑っていて正反対でした。

再び三叉路に戻り、鎌倉方面に足を進めます。

今でも、往時を偲ぶ遺跡がたくさん残っていてやぐらに彫られた仏像や石仏を見ることが出来ます。


前回と同じ画像が並びます
撮影対象の目の付け所も進歩していない私です

切通しの詳しい説明などはこちらその2をご覧下さい。


この鎌倉古道では川の誕生と成長過程が見られます。
道の真ん中で湧き出していた清水はやがて一筋の川となり、滝つぼへと流れ込んでいきました。

このコースはぬかるんだ道を下るので、滑らない靴をお勧めします。


今回は朝比奈の切通しから、更に「浄妙寺」「報国寺」と歩いて行きました。

「浄妙寺」の夏ロウバイ

Sさんが、近々友人の鎌倉案内に浄妙寺境内にある「石窯ガーデンテラス」を利用したいとかで
私たちは中に入って下見に行きました。

この日は月曜日なので、レストランはお休みでしたが・・・
思いがけず、門を入ってすぐのところに「夏ロウバイ」が咲いていました


7年前にご近所仲間と行った北鎌倉の「明月院」で初めて見た「夏ロウバイ」


ロウバイ科のお花ですが・・・
早春に咲く、芳香豊かな「ロウバイ」の仲間とは思えないお花です。


7年前に明月院の和尚様が「夏ロウバイは私が京都から持ってきました。」
「鎌倉ではまだこの明月院でしか見られません」と、自ら説明して下さいましたが・・・
最近ではあちこちで見られるようになったようですね。

久しぶりに使った一眼レフカメラでの撮影
何だか設定もあやふやで、すっかり勘が鈍っている感じがしました

そば処「ちくあん」
「浄妙寺」に向かう途中で寄った、高級住宅地ハイランド入り口近くのお蕎麦屋さんです。


行列になることもある評判のお店で、12時半過ぎに行きましたが2組の方が並んでいました。
契約栽培している北海道幌加内産のそば粉を使っているようです。


私たちは厚切りゴボウのコリコリ感いっぱいの「ごぼう天せいろ」
富山で獲れた海老の「白海老バラ揚げそば」を注文して、シェアーしました。

レモンをかけて頂く天ぷらは食べきれないほどのボリュームで、大満足でした
詳しい情報はこちらです


コメント (30)
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