4月は山以外にも、高校の同窓会が1回、ミニ同窓会が2回、
友人たちとのお食事会が3回と、連日交流が続き疲れ果てました。
去年のGWに転んで手を骨折して丁度1年になります。
その上去年後半は母の危篤状態が続き、ずっと遠出ができませんでしたから
この春いっきに予定が埋まった次第です。
4月17日(水)・「多摩森林科学園」
OL時代の仲間たちと、去春の「砧公園」でのお花見同窓会以来
晩秋には「紅葉を愛でる会」と称して年に2回集まるようになりました。
今春は高尾の「多摩森林科学園」で、八重桜のお花見となったわけです
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例年なら丁度八重桜が見頃の頃なのですが・・・
今年は桜が早かったので、残念ながらお花見としては最後でした
でも、珍しい緑の桜「ギョイコウ」がまだ見られて良かったです。
元お嬢様方の9人は「花より団子」で賑やかです。
車座になって、お弁当とお喋りで大盛り上がり
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昔話に花が咲きましたが、地面の上の正座はちときつ~い
膝が!、腰が!アイタタタァ~
これでも仕事柄、OL時代は一同お茶とお花は強制的に習わされたのですが・・・
今でも皆様揃ってシティーレディー、でも私だけが浮いていて、山ガールならぬ山おばさんですわ
私過去3回ここに来ていますが、その内2回は山登りの帰りに寄りました.
桜を愛でながら、起伏のある道を2時間以上歩くのがこの「多摩森林科学園」の魅力なので、
私は当然カメラザックを背負ってのハイキングスタイル・・・
今回は園内を往復30~40分歩いただけですが、翌日筋肉痛になった仲間も数名いたらしい
信じられないことですが、それが案外普通なのかしらと、
最近「アルプス級の山はもう無理」と、痛感している私は納得いたしましたよ。
桜のほかにも山野草がたくさん見られました。
こちらは綺麗なブルーの「フデリンドウ」
小さな小さなチゴユリもたくさん見つけました。
ヤマルリソウも色が薄くなり、そろそろ最後でしょうか?
このブログ左上のプロフィールの所の画像が、以前ここに来た時に写した
「ヤマルリソウ」で、私の大好きなお花です。
そしてこちらは何のお花でしょう?
ブログ仲間の山小屋さんいよると「二輪草」とのこと
もうタネもでき始めた、二輪ならぬ一輪だけの散り際の姿のようです。
他にも多くの山野草が咲いていましたが、お喋りに忙しくて写真を撮る暇がありませんでした。
4月30日・ブログ友のお宅を訪ねて
先週、ブログ仲間のラッシーママさんから
「裏庭の山野草がたくさん咲きだし、増えたのでお分けしたい」とお電話がありました。
山野草は普通の家の庭で育てるのはとても難しいのです。
我が家は木が多くて、お花を植えるスペースも殆どありません。
でも「エイザンスミレもある」という言葉に揺り動かされました。
我が家の庭には20年近くも、春になると咲き出す「エイザンスミレ」がありました。
それが5年ほど前に姿を消したのです
修理に出している車が戻ったら「高尾にある両親のお墓参りに行こう」と
主人が前々から決めていました。
その車が先週戻ってきたのです。
ラッシーママさんのお宅は我が家から高尾に行く途中にあります。
早速お約束の日に、主人とお邪魔しました。
「エイザンスミレだけ」と決めていましたが、主人が好きな黄色のエビネを見て
掘っていただきました。
以前から主人は鉢植でエビネを育てています。
鎌倉の円覚寺で唯一見たことがある「ユキモチソウ」
このようなお花まで咲かせるラッシーママさんは凄いです
他にもたくさんの山野草が生き生きとしていて見事でした。
更に凄いのがラッシーママ家の南側の庭いっぱいに植えられた「ジャーマンアイリス」です
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勧められるままに上がりこんで、ラッシーパパさんもご一緒に、
お茶とお菓子をご馳走になり、しばし談笑・・・
パパさんと主人もあっという間に意気投合です。
そして勧められるままに、エビネとエイザンスミレ以外にも珍しいピンクのスズランと
クリン草までいただいてきました
ラッシーママさん、パパさん、ありがとうございました
何とか無事に育つよう、主人に頑張ってもらいますね。
ラッシーママさんにお昼ご飯も誘われたのですが、ご好意を断って行ったのが
ブログ仲間のだんだんさんが紹介していた、高尾駅北口近くにあるわっぱ飯のお店です。
魚屋さんがやっているお店というのが気に入り、お墓参りの時には是非ここに寄ろうと
以前から主人と話していたのです。
「高尾セット」をいただきました。お魚好きの我が夫婦、大満足でした。
主人の両親が眠るお墓は、2週間前にお花見に来た「高尾森林科学園」のすぐ先にあります。
2週間前に歩いた道は新緑のトンネルになっていました。
武蔵陵墓地
気になっていたお墓参りを無事に済ませ、最後は私の母が眠る実家のお墓にも寄ろうと
車に乗り込むと、主人が「眠くなってきた」と言い出しました。
過去にも事故った彼のこの言葉は要注意
今回の一ヶ月もの車の入院は、主人の一瞬の居眠りが原因の自損事故でした
(私がスーパーの駐車場で擦った傷もありましたが)
それで眠気を覚ますために少し歩くことにして、すぐ近くの「武蔵陵墓地」に行きました。
昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵(たまごりょう)と称していた所です。
甲州街道からの参道には欅並木が続いており、その新緑も綺麗でした。
こちらが昭和天皇「武蔵野陵(むさしののみささぎ)」
そしてこちらが香淳皇后の武蔵野東陵(武蔵野陵の東隣)
お隣同士とはいえあまりにも離れていて別々です。
平成天皇が美智子皇后様と一緒の陵に入りたいとおっしゃったとかと
以前ニュースで聞いた覚えがありますが、分かるような気がいたします。
ここには他に多摩御陵として大正天皇と貞明皇后の陵がありますが、先を急ぎました。
主人はやはり眠たいと言ってすぐ車に戻り、しばし仮眠
私はカメラを抱えて、15分ほど緑の中を散策しました。
もうすぐツツジが満開となり、この深閑とした空間も明るく染まることでしょう。
陵墓地内には北山杉が植えられ荘厳な雰囲気が感じられますが
入り口付近の新緑はあくまでも鮮やかに輝いていました