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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

桜が咲いて「入学式」です

2011年04月06日 | 

東京では「サクラの満開宣言」が出されましたね。
こちら横浜もそろそろでしょうか?
ただ、我が家近辺は高台にあるので少し遅れているようです。


真っ青な空が眩しい4月5日に、初孫のハー君の小学校入学式がありました。
ちょっと風が冷たくて、学校の門の前にあるサクラはまだ4~5分の咲き具合


当日、私は妹の菜々ちゃんと一緒にお留守番の予定でしたが、体験で通っている幼稚園で預かってもらえたそうで
息子夫婦から「ばぁ~ばも入学式に参加して欲しい」と誘われ行って来ましたよ。

区をまたいだお隣の小学校ですが、息子の家からよりも我が家からの方が近くて、5分で行けちゃいます。


快晴に恵まれたこの日は、春には珍しく湿気がなくて、校庭から白い富士山が綺麗に見えました。
ちょっと送電線が邪魔ですが・・・

昭和45年に京浜東北線が延長されて、当時の住宅公団と民間の大手デベロッパーが
横浜南部の山を切り崩し、住宅地として一大開発をした地域です。

今では少子高齢化が進み、ナント新一年生は29人の一学級のみ

ここは山の中の分校、と思うほどにのどかな風景でした。


周りは一軒家の住宅地ばかりで、近くに団地やマンションが殆んどないのも一因でしょうね。
お嫁ちゃんの話しでは
「先生の目が行き届き、塾に通わなくてもいいくらいお勉強も熱心に指導してくれる学校」
なのだそうですが・・・

男の子は、いろんな環境に住んでいる大勢の子供達の中で揉まれた方が、逞しく育つのではと・・・
ばぁ~ばは少々心配しています。

何しろ戦後すぐの翌年に生まれた私の後には団塊の世代が続き、
二部授業も経験したくらいの超過密学校で勉強しましたものね。


6年生のお兄さんお姉さんに一人づつ案内されて、新一年生が入場です。
流石にみんな緊張気味・・・

でも5月生まれで背が高いハー君は、6年生と並んでもさほど小さいとも思えませんね。


最初に、今回の東日本大震災で亡くなった人たちに黙祷を捧げてから国歌斉唱、
そして校長先生の挨拶がありました。
(君が代を歌ったのは本当に久しぶりです)

「新入生の皆さん、学校ではまずあ・い・う・え・おを覚えてくださいね」
あいさつ
一生懸命勉強すること
運動にはげもうの
は常に笑顔を絶やさずにの
お友達をたくさん作ろうの

はーくんはきっと出来るよね。

最後は私の知らない「横浜市の歌」と「校歌」を聞きました。


息子の入学式は東京三鷹市の小学校でした。
詳しい事は忘れましたが、アルバムを開くとピンクのスーツを着た若い私と、
ハー君と同じような、紺のブレザーに赤いネクタイを締めた息子が校門の前で笑っています。

お母さん達が、そろいも揃って黒い絵羽織の着物姿で入学式に参列して、
カラスの行列と言われた2~3年後でした。
(昨日の入学式では、29人の新入生のお母さんの中で1人だけ着物姿がいましたが・・・)

当時と違うのはお父さんの姿が多いこと、私以外にもば~ばが2人居たことです。

モチロン息子も参列です。
息子の会社は福島県のいわき市に主要工場があり、そこが今生産ラインがストップして
製品がなかなか納入されず仕事にならないようです。
8日の菜々ちゃんの幼稚園の入園式にも半日休んで参加すると言っていました。

ハー君のお友達のお父さんも自宅待機の方がいらっしゃるようです。
日本の経済は大丈夫なのでしょうか?


今日6日は前日よりも温度が上がり、借りている畑のそばの「ヤマザクラ」がほぼ満開となりました。

ニュースによると「福島原発」のピットから海にもれ出ていた高濃度の放射能汚染水
取り合えず凝固剤が効いて止まったようですね。

でも、低レベルの放射能汚染水を、近隣諸国や全漁連に
前もって通知せずに放出し、ヒンシュクをかっている
とか

せっかく被災者たちのマナーが良いと、世界中から称賛されているのに残念です

そして、計画停電は廃止の方向だと言うニュース
政府は夏の電力使用量を前年比25%減らすよう、東京電力管内の大口利用先の工場に要求するとか・・・。
ますます日本の経済が心配になります。

ブログ仲間のだんだんさんが紹介している諏訪中央病院の鎌田實先生「公式ブログ」には
こんな節電のアイデアが書かれていました。
(被災地で精力的に活動なさっている鎌田先生の、放射能のお話しもとても参考になります)

日本の経済を救うためには、
「東京電力管内でも、企業、工場など経済活動を担うところにはできるだけ電力を供給したい」と
鎌田先生が考え出したアイデアは

「避暑地での夏休みキャンペーン」
「夏休みには、東電エリア外に避暑に出かけてもらうように呼びかける。
長野や岐阜、北陸、北海道などで過ごすようになれば、観光業界も救うことになる」と・・・

これには我が家の夫や息子も大賛成!
「今年の夏はテントを積んで、東京電力管内以外の高原に行こう」

それともう一つ「シエスタを実践する」
南欧では午後1時ごろから店が閉まって昼休みに入ります。
家が近い人は帰宅し、食事や昼寝をして過ごし、夕方から仕事をはじめ、
夜になると町にでて、飲めや歌えやで経済をまわす・・・

「午前5時から午後1時までというような、朝型のシフトをつくるのもいい」
「午後からは家族と一緒に過ごすというのも日本人の新しい生活リズムになるかもしれない」と先生は説きます。

今日のTVのニュース番組で、すでにコレに近いことをやっている企業の「森永」が紹介されていました。
電力不足をきっかけに、働く日本人の夏の過ごし方が変わるかもしれませんね。




コメント (26)
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