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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
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いっぱいの主婦の日記です

山手「西洋館」のクリスマス・その2

2010年12月23日 | 日常の日記

「イタリア山庭園」を後にして、「港の見える丘公園」方面に歩いて行くと
右手に立派な「山手カソリック教会」が見えてきます。

1862年にフランスの神父さんが建てた横浜天主堂が前身になっていて
鐘や聖母像は、初代のフランスから贈られた物をそのまま受け継いで使っているのだとか・・・


この慈悲深いお姿のマリア様は、フランス生まれのようです。


更に「港の見える丘公園」方向に進むと、左手の「元町公園」の手前の木々の間に
南欧風の建物が見えてきます。

「ベーリック・ホール」・フィンランドのクリスマス

イギリス人貿易商ベーリック氏の邸宅として、1930年(昭和5年)に建てられたスパニッシュスタイルの洋館。
戦前の西洋館としては最大規模の建物だそうです。

2010年のクリスマスのテーマは「森と湖の国フィンランドのヨウル・クリスマスウエディング」


冬の精霊たちが舞い降りるフィンランドのクリスマス 
森と湖の精霊たちからの贈り物がおりなす、幻想的なヨウルの世界をお楽しみください!
と謳っておりました。


サンルームの飾りつけはモダンです。

階段の上には織物のタペストリー寝室の飾りも温もりが感じられます

2Fの団らん室は青緑に彩られ・・・子供部屋も同じ色・同じ窓!


「エリスマン邸」・スイスのクリスマス
木造2階建ての白い洋館エリスマン邸スイス国旗と同じ白と赤の飾りつけです。

平成2年、元町公園に移築されたこの館は、近代建築の父、アントニン・レーモンドの設計で
大正15年(1926)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として建てられました。

2010年のクリスマスのテーマは「白いクリスマス」
美しい大自然の国スイス。
雪の舞う冬、森や湖、村や都市に白い世界が生まれます。
雪をイメージのテーブルに家族と友人が集いクリスマスを祝います。

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内部の飾りつけの模様をnon_nonさんのソースをお借りして纏めました。
小さな画像にマウスオンでスライドショーをご覧下さい

スイスの風景をイメージし、窓の外の木々を意識して撮りました。

スイス国旗の赤と白にちなんでクリスマスの飾りも赤と白♪

10年前に歩いたスイスの雪の残る雄大な山々を思い出しました

館内にはカフェコーナーもあります。

眺めの良い席でコーヒータイム♪流石に歩き疲れてお腹も減りました。


洋菓子店「えの木てい」

元町公園前の洋菓子店ですが・・・
1927年に建築され、かつて外国人居留地だった山手に残る数少ない西洋館のひとつです。
(本当はこちらでお茶したかったのですが、一人で入る勇気はありませんでした)

古き良き横浜の雰囲気を今も漂わせているお店で、有名なスケッチポイントでもあるようです。


この季節、最後の紅葉が「絵」になっていますね

「山手・234番館」・ポーランドのクリスマス
えの木ていのお隣の山手234番館はほのぼのとした暖かみのあるクリスマスです。

2010年のテーマは「ショパンの国のクリスマス」

今年はポーランド出身の作曲家・ピアニストのショパン生誕200年だそうです。
「ピアノの詩人」といわれたショパンの曲が流れる、温かい家庭のクリスマスを味わいましょう。


素朴ながらも温もりが感じられる、愛らしい「ポーランド磁器」がとても気に入りました


気どらないファミリーパーティーには、この食器がピッタリですね。

落着いた中に温かみのある家族団らんのクリスマスが楽しめそう♪
照明のセンスも抜群です♪窓の外は雪のホワイトクリスマスなのでしょうね

こうして五つの「西洋館」を巡り、外人墓地の脇を下って「元町商店街」に出てから電車に乗って
母の待つ病院に向いました。

横浜市の「緑の協会」が運営している「山手・西洋館」は無料なのが嬉しいですね。

他にも2館の西洋館がありますが、今回紹介した中で皆様はどの国のクリスマスがお好みでしたか?
私はやはり最初に入った青と赤のインパクトが強烈な
「ブラフ18番館」のベルギーのクリスマスが特に印象に残りました。

尚、明日・明後日のクリスマスにお出かけを計画している方はこちらを参考になさって下さい。

コメント (26)
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