梅雨の晴れ間を利用して、甲斐&信濃&越後の国々を二泊三日で駆け巡ってきました。
私の第一の目的は「レンゲツツジ咲く甘利山&千頭星山」登山でしたが・・・
「定額給付金も入ったことだし、温泉でノンビリしたいなぁ~」
「念願の別所温泉の北向き観音もお参りしなくては」
「日本海の蟹も食べたいし・・・」
主人の希望が次々と加わり、走行距離1000kmを越えるドライブ旅行となりました。
こちらの画像は長野県須坂市から東に20km入った山奥、群馬県との県境にある「五味池破風高原」(ごみいけはふう高原)に咲き乱れているレンゲツツジ
昨日、旅の最後の日(6月27日)に見て感激した風景です。
日当りのよい草原に多く自生する鮮やかな朱色の「レンゲツツジ」を、マウスオンでご覧下さい
一日目の「甘利山&千頭星山」登山は足慣らしには丁度良く、富士山を見ながら気持ちよく歩けましたが・・・
残念ながら「レンゲツツジ」は花の盛りが終わっていて、まるでわが身を見るような切なさを感じました
ならば一度見に行ったことはあるけど「湯の丸山のレンゲツツジでリベンジかしらね~」と食事をしながら話していたら、顔なじみのホテルの支配人さんが「湯の丸高原のレンゲツツジは60万本だけど、須坂の奥の五味池破風高原は100万本で、長野県最大の群落ですよ」と勧めてくれました。
「五味池破風高原」(ごみいけはふうこうげん)、初めて聞く地名です。
宿泊地の軽井沢から、上信越自動車道に入り須坂長野東インターで降りました。
「臥竜公園」を通り過ぎ南原町東から「県道五味池高原線」に入り、狭いつづら折の急坂を17km行くのですが、大型車は通行禁止・・・
普通車でもすれ違う時はドキドキものです
急カーブが80ヶ所以上ある、手に汗握るスリル満点の道を30分以上かけて車で登ると、やがて視界が開けて駐車場が現れます。
この日は土曜日、「ツツジ祭り」が開催されていました。
駐車場の人に案内されて、管理棟やトイレの整った上の駐車場まで進みます。
(駐車場は祭りの期間中のみ有料で500円)
そしてこの道路はここで行き止まりです。
ここは群馬県との県境にある標高1,999mの破風岳の西側に広がるなだらかな高原です。
歩きだすとすぐに「大池」が見えていました。
五味池高原とは、このような池が5箇所あるので付けられた名前だそうです。
これらの池を巡るハイキングコースが整っていますが、アクセスが不便で観光バスが入らないため、「秘境」の趣が感じられるコースのようですね。
駐車場から10分、レンゲツツジの中を登ると東屋風の展望台があります。
ここからじっと目を凝らしてみると、案内板に書かれた「妙高・黒姫・北アルプス」の山々がうっすらと肉眼で見えました。
「雪の北アルプスも見えるなんて、空気が澄んだ日は素晴らしい眺めでしょうに・・・」
「レンゲツツジも終わりに近くて、せっかく来たのに残念だなァ~」
「ここから20~30分くらい登った上の破風高原のレンゲツツジが見事だよ。立派なカメラを抱えているならそこまで行かなきゃ駄目だよ」
下ってきたおじさんに言われて、炎天下の登山道を歩き始めました。
白樺とレンゲツツジのコラボレーションが目に鮮やかです。
汗だくになりながら歩いていると、登山道脇の笹がガサガサと音をたてて揺れました。
「きゃ~!熊?」(甘利山で熊を見たばかりだったのです)
特別天然記念物の日本カモシカでした。
一瞬の出来事で写真を撮る余裕もありませんでした。残念
やがて砂利道の作業道に出ると、大きな牧場が広がっていて・・・
そしてその横は一面のオレンジ色に染まっていました
この付近一帯は、明治5年以来「乳山牧場」として牛が放牧されているそうです。
「レンゲツツジ」は有毒なので牛は食べないようです。ちゃんと分るのね~
「牧場を造った時、自生していたレンゲツツジを周囲に移植したので大群落が出来たのかも知れないな」と主人がつぶやいていました。
足元には小さな可愛いお花があちこちに見られて、踏まないように歩くのに苦労しました。
※山小屋さんのご指摘に寄り、こちらは「コケモモ」ではなく「イワハゼ(あかもの)」と訂正いたします。
山小屋さん、いつもありがとうございます
こちらの清楚なお花は「ツマトリソウ」でしょうか・・・
行きには遠くに見えていた牛さんたちが、帰路には道路に出ていました。
柵もない出入り自由な牧場です。
「逃げないのかしら?」
「牛だってここが天国のような場所だと知っているさ」
子牛もヤギもいました。
「今日は人の姿が多いなぁ~」と、皆で人間見物にやってきたのでしょうか?
そんな風に感じるくらい、牧歌的な雰囲気に満ち溢れている高原でした。
駐車場から往復1時間半、水とカメラだけ持ってノンビリ見てきた長野県で一番と言われる「100万本のレンゲツツジ」の大群落
「あの道の運転は歳をとったら無理かも、もう二度と来れそうもないなぁ~」と主人がしみじみと呟いていました。
尚、五味池破風高原の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
私の第一の目的は「レンゲツツジ咲く甘利山&千頭星山」登山でしたが・・・
「定額給付金も入ったことだし、温泉でノンビリしたいなぁ~」
「念願の別所温泉の北向き観音もお参りしなくては」
「日本海の蟹も食べたいし・・・」
主人の希望が次々と加わり、走行距離1000kmを越えるドライブ旅行となりました。
こちらの画像は長野県須坂市から東に20km入った山奥、群馬県との県境にある「五味池破風高原」(ごみいけはふう高原)に咲き乱れているレンゲツツジ
昨日、旅の最後の日(6月27日)に見て感激した風景です。
<> |
日当りのよい草原に多く自生する鮮やかな朱色の「レンゲツツジ」を、マウスオンでご覧下さい
一日目の「甘利山&千頭星山」登山は足慣らしには丁度良く、富士山を見ながら気持ちよく歩けましたが・・・
残念ながら「レンゲツツジ」は花の盛りが終わっていて、まるでわが身を見るような切なさを感じました
ならば一度見に行ったことはあるけど「湯の丸山のレンゲツツジでリベンジかしらね~」と食事をしながら話していたら、顔なじみのホテルの支配人さんが「湯の丸高原のレンゲツツジは60万本だけど、須坂の奥の五味池破風高原は100万本で、長野県最大の群落ですよ」と勧めてくれました。
「五味池破風高原」(ごみいけはふうこうげん)、初めて聞く地名です。
宿泊地の軽井沢から、上信越自動車道に入り須坂長野東インターで降りました。
「臥竜公園」を通り過ぎ南原町東から「県道五味池高原線」に入り、狭いつづら折の急坂を17km行くのですが、大型車は通行禁止・・・
普通車でもすれ違う時はドキドキものです
急カーブが80ヶ所以上ある、手に汗握るスリル満点の道を30分以上かけて車で登ると、やがて視界が開けて駐車場が現れます。
この日は土曜日、「ツツジ祭り」が開催されていました。
駐車場の人に案内されて、管理棟やトイレの整った上の駐車場まで進みます。
(駐車場は祭りの期間中のみ有料で500円)
そしてこの道路はここで行き止まりです。
ここは群馬県との県境にある標高1,999mの破風岳の西側に広がるなだらかな高原です。
歩きだすとすぐに「大池」が見えていました。
五味池高原とは、このような池が5箇所あるので付けられた名前だそうです。
これらの池を巡るハイキングコースが整っていますが、アクセスが不便で観光バスが入らないため、「秘境」の趣が感じられるコースのようですね。
駐車場から10分、レンゲツツジの中を登ると東屋風の展望台があります。
ここからじっと目を凝らしてみると、案内板に書かれた「妙高・黒姫・北アルプス」の山々がうっすらと肉眼で見えました。
「雪の北アルプスも見えるなんて、空気が澄んだ日は素晴らしい眺めでしょうに・・・」
「レンゲツツジも終わりに近くて、せっかく来たのに残念だなァ~」
「ここから20~30分くらい登った上の破風高原のレンゲツツジが見事だよ。立派なカメラを抱えているならそこまで行かなきゃ駄目だよ」
下ってきたおじさんに言われて、炎天下の登山道を歩き始めました。
白樺とレンゲツツジのコラボレーションが目に鮮やかです。
汗だくになりながら歩いていると、登山道脇の笹がガサガサと音をたてて揺れました。
「きゃ~!熊?」(甘利山で熊を見たばかりだったのです)
特別天然記念物の日本カモシカでした。
一瞬の出来事で写真を撮る余裕もありませんでした。残念
やがて砂利道の作業道に出ると、大きな牧場が広がっていて・・・
そしてその横は一面のオレンジ色に染まっていました
この付近一帯は、明治5年以来「乳山牧場」として牛が放牧されているそうです。
「レンゲツツジ」は有毒なので牛は食べないようです。ちゃんと分るのね~
「牧場を造った時、自生していたレンゲツツジを周囲に移植したので大群落が出来たのかも知れないな」と主人がつぶやいていました。
ヤッホー♪ | 青空と緑の牧場とオレンジ色の・・ |
レンゲツツジに囲まれて♪♪ | 大感激ですね~ |
足元には小さな可愛いお花があちこちに見られて、踏まないように歩くのに苦労しました。
※山小屋さんのご指摘に寄り、こちらは「コケモモ」ではなく「イワハゼ(あかもの)」と訂正いたします。
山小屋さん、いつもありがとうございます
こちらの清楚なお花は「ツマトリソウ」でしょうか・・・
行きには遠くに見えていた牛さんたちが、帰路には道路に出ていました。
柵もない出入り自由な牧場です。
「逃げないのかしら?」
「牛だってここが天国のような場所だと知っているさ」
子牛もヤギもいました。
「今日は人の姿が多いなぁ~」と、皆で人間見物にやってきたのでしょうか?
そんな風に感じるくらい、牧歌的な雰囲気に満ち溢れている高原でした。
駐車場から往復1時間半、水とカメラだけ持ってノンビリ見てきた長野県で一番と言われる「100万本のレンゲツツジ」の大群落
「あの道の運転は歳をとったら無理かも、もう二度と来れそうもないなぁ~」と主人がしみじみと呟いていました。
尚、五味池破風高原の詳しい情報はこちらをご覧下さい。