鎌倉「明月院」のナツロウバイを見に行く前に、駅の近くの「東慶寺」に先に寄りました。
去年見て感激した「イワタバコ」に再び会いたくなったのです。
湿気た崖の一面に、今年も星型の可憐な花を咲かせていました
まだ咲き初めで蕾がたくさんありました。
葉っぱがタバコの葉に似ているので「イワタバコ」と名づけられたそうです。
でも、タバコはナス科。イワタバコはまったく別のイワタバコ科に属しています。
同じ科には園芸植物のセントポーリアがありますが、お花の感じが似ていますね。
去年は6月8日に訪ねて丁度見頃のイワタバコに出会えました。
興味のある方はこちらをご覧下さい
「東慶寺」は弘安8年(1285)北条時宗の妻、覚山尼(かくざんに)の創建と伝えられている臨済宗のお寺です。
かつては尼寺として栄え、寺内に駆け込んだ女性は3年間修行すれば夫と離縁することができたとの事。
そのため〝縁切り寺″〝駆け込み寺″の名でも知られていますね。
この日は本堂で結婚式がとり行われていました。
読経の響く荘厳な雰囲気の中でのお式も、厳粛に感じられて良いものですが・・・
「縁切り寺」での結婚式とはこれまた風流ですね。
実はこの本堂裏の岩壁にこの時期「イワガラミ」の白いお花が見られるのです。
他では見られない規模のこのお花が、この時期だけ特別公開される事を去年「イワタバコ」を見に来て知りました。
その情報も知りたくて訪れた「東慶寺」です。
私が訪ねた日の翌日の6月1日から一般公開されるようでした
時間も限定されていますので、見学をご希望の方は参考にして下さい。
今年は日曜日も公開されるようですね。
もっと早くにこの情報をUPする予定でしたが・・・
「地区センター」の仕事も忙しい上に、ここ数日、纏め上げたレポートの校正作業に追われていました。
慣れない作業に手こずり、夜なべが続きました
このブログを元にした「オーストラリア」のレポートですが、我ながら、いい加減な自分の文章にガックリきています。
寝不足で、目は落ち窪み頬はコケ・・・
ブログ仲間の皆様の所にも、中々ご訪問できずに失礼しています
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マウスオンでご覧下さい
薄暗い、ほとんど垂直に近い崖のこのような場所に、お花が咲くこと自体が不思議です。
星型のお花の直径は2~3cm、中央にある雌しべを雄しべが取り囲むように密着しています。
中央部のオレンジ色の部分は、虫達に蜜のありかを教える役目をしているのでしょうか?
「東慶寺のイワタバコ」は、本堂の先の苔むした崖地に一面に咲いていますが、どなたかが「墓地の入り口右側の石段を登った所、宮内庁の管轄の皇女のお墓の前にも咲いているよ」と教えてくれたので行って見ました。
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ここの「イワタバコ」は初めて見ました。マウスオンでご覧下さい
この場所で、立派な一眼レフカメラで撮影をしていた「あざみさん」と知り合いました。
イワタバコの写真を2人で並んで撮りながら、お花の話や高尾山の話をしました。
「東慶寺」で一旦別れましたが、再び「浄智寺」の前で出会い、一緒に「明月院」に行って「ナツロウバイ」をご案内しました。
出会ったこの日のことはあざみさんもホームぺージで詳しく紹介していますのでお訪ねしてみてください。
今年も「東慶寺」で八重のドクダミ草に逢えましたが、去年に比べるとずいぶん少ない感じです。
去年、受付の方に「一重に比べると弱いのですよ」と説明を受けましたが・・・
鐘楼横にたくさん咲いていた八重のドクダミが一輪も咲いていませんでした。
どうした事でしょう
この日の歩行は9000歩弱・・・
大好きな花々を見て心身ともに癒され、翌日は体もほぐれて楽になりました。
その後の「校正作業」でまたまた肩こりが辛くなったので、来週は是非叉「イワガラミ」を見に行きたいと思っています。