相方さんおすすめの本から、「「行為」と「人物」を切り離す」という考え方について学んだ。評価をするのは「その人がした行為」に対してであり、「その人自身」ではない、という考え方だ。「人物」と「行為」を切り離すことによって、その「行為」に対する「指摘」や「助言」をする、そうして成長を促す、というのがこの考え方の趣旨だろうと受けとめた。
腹ペコはついつい、誰かが失敗すると、「ちゃんと反省しているのか」と責め立て、謝罪の姿勢を見せることを強要してしまう。本来ならば、「なぜ失敗したのか」「それを繰り返さないためにはどうしたらいいか」と、次につなげていくべきなのに、それをとばして「人物」攻撃をしてしまう。失敗したのはその人が「だめなひと」だからではなく、「失敗した」という行為自体にあるはずだ。そこに目を向けるべきと思っているものの、相変わらず「失敗続き」の日々。ではこの「失敗続き」という「行為」の問題点はどこにあるのか、「どうせ自分には無理」とふてくされずに、向き合うところからはじめることにする。