波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第15回『ほんのおつきあい』全記録【その2】

2019年12月18日 | 読書
  • (12/14記事からの続き)
    HY(男) 1年で100冊読んだ。本で自信がついた気がする。読み聞かせの勉強になるので、今は童話を多く読んでいる。宮沢賢治、浜田廣介、あまんきみこ、佐藤悟、小川未明、新美南吉、松谷みよこ、斎藤隆介。読み聞かせの童話の背景を知っておくのが大事だと思っている。小説と違い、わかりやすい。興味があるのは松谷みよ子さんの作品。おすすめは、斎藤隆介さんの『花さき山』や『もちもちの木』で、東北弁の温かさがいい。

 

ママヨ(女) 前回の読書交流会でYNさんがファンタジーを紹介していて、それもありなんだ、私もと思った(笑)。『ファンタジーを読む』(河合隼雄編:岩波書店)を読み直す。前は読み続けられなかったが、臨床心理士の立場でファンタジー作品を取り上げる意味がわかりやすく良かった★5。『鹿の王』(上橋菜穗子著:角川出版)、を図書館から借りてきて再読。続きを読みたくて文庫本購入。前に読んだ時と違うのは忙しさから少し解放されたことで落ち着いて読めたからと、少し歳を重ねたからかもしれない。現実と違う世界だが、政治や医療、戦争と命などを現実世界よりもリアルに示してくれ、のめり込むように読ませられる★5。

(次回に続く)

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