二日続けて、最低気温が-10℃を下回ったのではないですか。
日中も0℃を上回らないし、おかげで、庭にある湯沸かし器が染みついてしまい、たぶんホースがだと思いますが、湯が出ません。
お風呂のシャワーも湯が出ません。
きついです。
厳しい寒さの冬になってしまいました。
そんな寒い夜、昨夜ですが、ブルーレイで『ダークナイト ライジング』を鑑賞しました。
新生バットマン三部作の最終章です。
たぶん・・・。
作品の最後で、バタバタとまとめてしまった感じがありましたが、なかなか面白い映画です。
前編貫く、ダークな印象、個人的には好きです。
ただ、暴力にはそれ以上の暴力が必要、的なサブテーマは好きになれませんが。
だいたい、最初に手を出すのはバットマンの方ですから・・・。
この作品、一種の革命を描いた、ともいえますが、その破局的な部分が若い人たちに影響を与えるのかもしれない、と思えました。
公開すぐ後、アメリカで乱射事件がありました。
直結はできませんが、暴力的な部分を初め、なんらかの影響は否めないでしょう。
『タイム』を観たときも考えたのですが、現在の経済システムが大衆から搾取することにより成り立っている、と決めつけ、それを破壊することが共感を呼んでいるのかも、と。
これってまるで『資本論』のようで、映画のなかでの破壊も、プロレタリアートの独裁、を描いていたのでしょうか。
否定的にですけれど・・・。
そういえば、この日本でも、『蟹工船』が新しいものとして読まれている、現実もあります。
面白いうえに、色々なことを考えさせられた映画でもありました。
それと、キャットウーマンがとても魅力的であったと、オヤジの私は推薦しておきます。