寒いですな。
真冬日ですが。
細かい雪が、多くはないですけれで、降り続いています。
それにより、寒さが倍加されます。
裏屋根には、20センチくらい雪が積もっていますが・・・
そんな冷たい雪の上を歩いて、どこかの猫がやってきます。
屋根の上に、猫の足跡が転々とついているのです。
転々どころか深々と、確実にお腹に雪がつくだろうと思われるくらいの深さの足跡です。
二件隣の屋根からうちの裏屋根まで続いています。
そして、うちの屋根の上では、待ちかまえていた、パリの足跡も付いていて、乱れています。
そうなんです、ウチの雌猫、パリに会いにくるのです。
パリの1・5倍くらいの大きさの、まだら模様の大きな猫です。
毎日、朝、昼、晩、夜、と雪の降る中を訪れてきます。
迎え撃つ、パリは、「うー!」 と唸りっぱなしで、いつも喧嘩模様になっています。
といいますのは、パリは怒っているのですが、その猫は悠然と座っているからです。
そんな大きな猫、きっとさかりのついた雄猫がきているのだな、と思っていたら・・・
さきほど、仕事場を掃除していましたら、猫の首輪についているネームが落ちていました。
そのネームには、名前と電話番号が記されていました。
うちのパリも、ネーム付きの首輪をしていますが、その訪れてくる猫もネームをしていたのです。
それによると・・・なんと、雌猫でした。
パリのお友達だったのです。
雪が降ろうと、むちゃくちゃ寒い夜でも、怒られても怒られても、やってくる、お友達です。