戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

猫の友達

2013年01月18日 | 想うこと

寒いですな。

真冬日ですが。

細かい雪が、多くはないですけれで、降り続いています。

それにより、寒さが倍加されます。

裏屋根には、20センチくらい雪が積もっていますが・・・

そんな冷たい雪の上を歩いて、どこかの猫がやってきます。

屋根の上に、猫の足跡が転々とついているのです。

転々どころか深々と、確実にお腹に雪がつくだろうと思われるくらいの深さの足跡です。

二件隣の屋根からうちの裏屋根まで続いています。

そして、うちの屋根の上では、待ちかまえていた、パリの足跡も付いていて、乱れています。

そうなんです、ウチの雌猫、パリに会いにくるのです。

パリの1・5倍くらいの大きさの、まだら模様の大きな猫です。

毎日、朝、昼、晩、夜、と雪の降る中を訪れてきます。

迎え撃つ、パリは、「うー!」 と唸りっぱなしで、いつも喧嘩模様になっています。

といいますのは、パリは怒っているのですが、その猫は悠然と座っているからです。

そんな大きな猫、きっとさかりのついた雄猫がきているのだな、と思っていたら・・・

さきほど、仕事場を掃除していましたら、猫の首輪についているネームが落ちていました。

そのネームには、名前と電話番号が記されていました。

うちのパリも、ネーム付きの首輪をしていますが、その訪れてくる猫もネームをしていたのです。

それによると・・・なんと、雌猫でした。

パリのお友達だったのです。

雪が降ろうと、むちゃくちゃ寒い夜でも、怒られても怒られても、やってくる、お友達です。

 

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