戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

新春から

2013年01月08日 | 想うこと

町でのもっぱらの話題は・・・

老舗のスーパーがつぶれたということでしょう。

しかも、社長は夜逃げした、ということになっています。

このスーパーへは、近所だということもあり、しょっちゅう買い物に行きました。

別段何が安いというわけではなかったのですが、店内がコンパクトで配置もよろしく、商品を見やすく選びやすい、と私は思っていました。

レジの人も知り合いがいたり、親切で、買い物しやすい店でした。

昨年10月には、建物内に本屋ができて、ますます来店する頻度が上がっていた矢先にです。

もっとも噂では、業者さんへや従業員さんへの支払いが滞っていたと、以前から言われてはいました。

店が閉まる前の日、閉店間際に、妻と娘が買い物へ行っています。

別段変わったこともなく、従業員さんも閉店間近にもかかわらず相変わらず親切で、良い店だ、と言っていたばかりでした。

ある日突然、スーパーがつぶれたわけです。

テナントで入っている店は、本屋を初め、花屋さん、クリーニング屋さん、お隣の台湾料理屋さんとも、現在ロックアウト状態です。

経営者も建物内には入れないようです。

年末に売り出した、一万円の商品券を買った人たち共々、お気の毒であります。

どこそこの会社がつぶれた、という話は、今のご時世珍しくありませんが、社長がお金を集めるだけ集めて夜逃げした、という生臭い話は、真偽のほどは分かりませんが、こちらの地方では珍しいと思います。