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旅「11日間のスリランカNo 8」

2012-09-29 14:46:52 | 旅行

 ここダンブッラのホテルは、自然と共生をうたい文句にしている(Mrスランガの説明)ヘリタンス・カンダラマ・ホテルだった。街から上がる道路は未舗装で狭い道だった。アスファルトにしないのが自然保護なのだろか。山の上にホテルを建てるというのも自然破壊じゃないのだろうか。どうも論理の矛盾を感じながら車に揺られていた。ツアー会社は、私たちのためにスィートを選んでいた。最後の二泊を快適に! という配慮だろう。
            
 観光最後の一日は、妻と息子が行って私はホテルで休養することになった。観光は、岩山に傑作を残した狂気の王カーシャパ伝説のあるシーギリア・ロックへ登るには、2時間以上かかるとあってそれを断念。その岩山を見渡せるところへ案内してもらい少しは満足したかもしれない。
 ゴールデン・テンプルや博物館にも足を運んだという。すべての観光日程を終えた。必ずしも予定の場所へ行っていないが、ツアーの後半になると疲れも出て精力的に動けなくなる。車での移動に時間がかかることも原因となっている。
 8月28日(火)は、いよいよ娘のいる店に行く日になった。ケゴールのその店に着いたのは、お昼前になった。昼食として大きなコッペバンのクラブ・サンドイッチを出してくれた。久しぶりに美味しいと感じる食べ物だった。
            
            
            

 息子は旅の間、MrスランガやMrランガとしょちゅう冗談を言って楽しそうだった。長い時間、家に引きこもっていたのが嘘のようだった。ホテルのチップの支払いとか、ホテルで両替するのも息子が積極的に行った。
 いろんな人とも片言ながら話している姿も見せた。これが社会復帰のきっかけになってくれればと願っている。

 三人は意気投合しているように見えた。Mrランガに至っては、自身ホームページを開いて旅行社を立ち上げようとしていた。彼の友人のイギリス人が製作したという。アドレスは
">http://www.sunislandtravels.com/で息子に日本語版を手助けしてくれという。さあ、どうだろう。もう少し様子を見る必要があるかもしれない。この日、28日はMrチャンナが手配してくれたのは「INTERNATIONAL HOUSE SANASA CAMPUS」といって研修施設のようなところだった。

 ホテルではないからアメニティ・グッズは何もない。バスタオルが一枚だけだった。エアコンはあったがテレビはない。しかも街からかなり登る丘の上にある。気軽に街歩きは出来ない。車が必要だが、私にはない。Mrチャンナに送り迎えを頼むのも店のこともあって無理だろう。現に夕食のためには、スリーウィラーという三輪のタクシーが迎えに来た。
            
              
            
            

 夕食は、娘の手作りのパスタやエビ料理で食欲が出て満足感に満たされた。やっぱり私の舌は、日本の味に慣らされてしまっているのかスリランカの味には馴染めそうもない。仕方がないか。
 宿舎に帰って妻と息子と三人で相談したのが、チャンナの店が忙しそうだしこの宿舎で過ごすのも暇をもてあますということで、明日から別のホテルに移動するというものだった。幸いきのうプリペイドの携帯電話を手に入れてあったから、再度Mrランガの世話になることにした。(つづく)
            

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