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山が好き? それとも海?

2013-05-11 20:55:55 | 見て歩き

 あの三浦雄一郎さんには、ほとほと感心する。80歳でエベレスト登頂に挑戦するんだから。しかも体調はすこぶる良いというニュースもある。ぜひ成功して欲しい。

 三浦雄一郎さんに限らず年をとってもかなりハードな運動をこなす人がいる。一体どこが私と違うのか。加齢と共に肉体の衰えはかくしようもないが、鍛えている人は降下のスピードがかなり遅いのだろう。内蔵の強い、弱いもあるのかもしれない。

 私も現役の頃は、ストレス解消のために毎週のように山に登った。富士山は登っていない。あの山は見る山だと決め付けているからだ。その代わりに南アルプスの北岳には登った。でも、小屋泊まりには閉口した。
 寝静まっているのに、話し声が聞こえたり、菓子袋のがさがさという音に眠りを妨げられた。マナーのない人もいる。山小屋は嫌いになった。いま山ガール全盛らしいが、マナーは守ってもらいたい。

 今は山から遠ざかってしまった。そして、海が好きになった。海は大汗をかくこともないし、息が切れるような苦しさもない。それに茫洋とした太平洋を眺めていると癒されると感じるようになった。

 そのきっかけとなったのは、数年前私の娘がサーフィンの拠点に千葉県の一宮でマンションの一室を借りた。娘は毎日行くわけでもないので、週日は時々私が行っていた。
 朝起きて海を眺めるのがこんなに気持ちがいいとは知らなかった。それからは、山よりも海になった。

 今年のGWも天候に恵まれたが、GWも終わって世の中は働きモードになった。こういう時期は出かけるチャンスだ。
 きのうは五月晴れが広がり気持ちのいい天気になった。青空を見ていると海の青さを連想して海が見たくなった。美味しい魚も食べたいと思って、銚子に近い外川漁港方面へ車を走らせた。
 私の家からは、そこまで約2時間の距離だ。前を走る車がゆっくりだと、陽射しに暖められた車内で眠くなるから、目を落ち着きなくキョロキョロと動かして眠気を追い払う。

 予定の時間通り午前11頃外川漁港に着いた。付近には千葉科学大学、銚子マリーナ、九十九里浜に続く屏風ヶ浦がある。
 マリーナに係留してあるクルーザーの数はあまり多くない。穏やかな風に頬を撫でられ小さな波に揺れる白いクルーザーが眠っているようにも見えた。
             
 屏風ヶ浦の前の波打ち際ではハマグリを獲る人がたくさんいた。聞くと午前9時ごろからお昼過ぎまでが引き潮ということだった。獲ったハマグリを見せてもらったが、小ぶりで味噌汁の具に丁度いい。
             
             
             

 お昼が過ぎたので漁港にある「いたこ丸食堂」で、かつお、鯛、ひらめの刺身としらすの生に、えんがわの天ぷらのいたこ丸定食と磯ガキフライ定食を食べた。磯ガキは、ここのご主人お薦め料理だったが、思ったほどでもなかった。
             
             
             
 帰りに片貝漁協でハマグリ1キロを買って帰った。ハマグリは、結構大きく酒蒸しで美味しかった。久しぶりの潮風に深呼吸をすると、血管の中が洗われるように感じた。
コメント
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