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映画「幸せの教室Larry Crowne’11」劇場公開2012年5月

2012-11-22 11:18:23 | 映画

                
 トム・ハンクスが監督して演じるこの映画、郊外のスーパー・マーケットで働くラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大卒でないがゆえに出世の見込みがないからと言われクビになる。別れた妻のローンも引き受け、家の価値はローンの残高以下という。そんな中年男はどうすればいいのか。

 就職活動もどうやら学歴が壁になってるようだ。そこでコミュニティ・カレッジに行くことにする。大学のロビーでパンフレットを眺めていると、学長だという男が話しかけてきた。学長が勧める教科が、「スピーチ217」と他に経済などという。

 この「スピーチ217」の講座を担当しているのがテイノー(ジュリア・ロバーツ)。生徒が10人以下だと休講するという我がまま女。夫がいるが売れない小説家でいつもパソコンでポルノを眺めている。
 本人は否定するがテイノーは良く知っている。しかも「俺が巨乳好きは知ってるはずだよね。お前のはペチャパイだ」と言ったのが決定的。もう、映画の道筋は見えた。

 トム・ハンクスがメイキングで言ってるのが「恋は探すのではなく、落ちるものなんだ」それでジュリア・ロバーツが酔っ払ってトム・ハンクスに送ってもらったとき、家の玄関で「キスしたい?」とテイノー。勿論キスをする。まあ、大人だからいいとは思うが、作品の制作意図がロマンティック・コメディらしいから、もう少しロマンティックでも良かった気がする。恋愛ってある程度緊張感も伴うわけだから、そういうプロセスが欠けているように思う。

 それにしてもトム・ハンクスもジュリア・ロバーツも中年の恋を演じる年齢になったんだ。お互い老けましたなあ!
            
            
            
            
            
            
            
監督
トム・ハンクス1956年7月カリフォルニア州コンコード生まれ。

キャスト
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ1967年10月ジョージア州生まれ。
コメント
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