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映画 シャルロット・チャーチ映画デビュー作「アイル・ビー・ゼア(03)」劇場未公開

2006-01-16 12:45:31 | 映画
 イギリスでは多分有名なのだろう。アマゾンで調べると、彼女のCDが何枚か出ている。
 アマゾンのレヴューを少し引用すると“ソプラノの驚異の神童ぶりは健在である。幅広く変化に富む方向へ進むことになり、一人の非常に才能に恵まれた若い芸術家が引き続き成長していることを立証する”
               シャルロット・チャーチ
 ストーリーは単純なもので、オリビア(シャルロット・チャーチ)の出生の秘密が母レベッカ(ジェマ・レッドグレーヴ)から明かされる。若いときロックスターだったポール・カー(クレイグ・ファーがソン)と一夜をともにしたことで生れたという。オリビアは父に会いに行く。お決まりの展開で最後は家族の絆を取り戻し幸せー!ということに落ち着く。

 他愛のないお話でシャルロット・チャーチの歌をふんだんに聞かせるのでもなく、ストーリー展開も淡々としたもので、起伏のない道を歩いているようなものだ。中途半端な出来である。劇場未公開もうなずける。

 住宅を借りての撮影で、住宅のまわりもかなりスペースがあるように見える。つい日本の住宅地と比べてしまうが、いつも思うのは、どうして日本はせせこましいのだろうということだ。土地の値段が高いからだろうと一蹴されそうだが。
 気がすまないので調べてみた。日本の面積377,835㎢水平面積0.8%人口1億2千7百万人。イギリスの面積244,820㎢水平面積1.3%人口6千27万人。日本は、国土はイギリスよりも広いが、山が多く住む面積が少なくしかも人口が多いという点だろうか。

 人口が多いのが悪いことではなさそうで、GDP(国内総生産)に於いては、2005年度日本4兆7,990億ドル、イギリス2兆2,950億ドルで断然多い。これは世界2位と4位である。とはいってもイギリス人のほうがゆったりと生活しているように思うのは気のせいか?

 この映画で母親役のジェマ・レッドグレーヴが印象に残った。すらりとした姿態で理知的な顔立ちが魅力的だ。主にテレビ界で活躍のようだ。彼女の縁戚も含めて芸能一家のようだし、その中に数々の賞を受けた叔母のヴァネッサ・レッドグレーヴがいる。

 監督クレイグ・ファーガソン 元ロックスターのポール・カーも演じている。1962年5月スコットランド、グラスゴー生れ。丸顔でチョット眠そうな目をしているが清潔感があって歌声の美しいシャルロット・チャーチ1986年2月ウェールズ、カーディフ生れ。ラッセル・クロウが数学者を演じた「ビューティフル・マインド」の主題歌も歌っている。ジェマ・レッドグレーヴ1965年1月ロンドン生れ。
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