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映画 ロバート・デ・ニーロ ビリー・クリスタル「アナライズ・ユー」(02)

2005-06-20 14:30:42 | 映画
 前作「アナライズ・ミー」の評判がよかったらしい。というわけで、この映画を作ったのだろう。

 マフィアの組長ポール(ロバート・デ・ニーロ)は刑務所で殺されかけ、精神科医のベン(ビリー・クリスタル)に電話で救助を求めるが、ベンは父親の葬儀でそれどころではなく電話を切る。ポールは一計を案じ、気がふてた振りをする。FBIはベンが預かる条件で仮出所を許可する。ポールが殺されかけたのは、縄張り争いをしている二組の組織だった。ベンはポールにまともな職を与えようと奮闘するが、マフィアにどっぷりと漬かっていて、最早つぶしが利かない。ポールは二組の組織を潰すため、金塊の強奪という罠を仕掛ける。楽しく見たけれど後に残るというほどでもない。

 作家のローバート・B・パーカーは、マフィアの呼び名について“Morte Alla Francia Italia Anela!”「フランス人皆殺しはイタリアの叫び」‥‥この頭文字をとったギャングのことだという。

 俳優にも得手があるのだろう、マフィア映画にしか出ない俳優もいるように思う。この映画のポールの子分ジェリー役のジョー・ヴィテレッリだ。よく見る顔で、いまは故人となっている。

 姐御役のキャシー・モリアーティ=ジェンタイルもルックス、ボディとも役にぴったりの俳優で、最近はあまり映画に出ていない2児の母だそうだ。

 ジョン・トラボルタとの映画「ラッキー・ナンバー」で悪女を演じたリサ・クウドローも、ベンの勝気な妻役で出ている。

 ビリー・クリスタルはヤンキースの熱心なファンで、その縁なのかジョー・トーリ監督もチラッと出て、すこしセリフもあるサービスをしている。

 ビリー・クリスタルはアリゾナ・ダイアモンド・バックスにも関係していて、2001年のワールド・シリーズ、ヤンキーす対ダイアモンド・バックスは気が揉めたそうだ。結局ダイアモンド・バックスがワールド・チャンピオンに輝いた。その時のピッチャーの一人、ランディ・ジョンソンが、いまヤンキースのワールド・チャンピオンへの鍵を握っている。
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