昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

降るとも見えず・・・!

2005-05-18 21:24:35 | 日々の雑記
 朝早くから、降るでも無くかと言って止む気配の無い雨が、日がな続いている。それも目を凝らしてしかと見なければ判らないほどで、まるで木の枝葉に溜まった露か雫が時折り地面に落ちるかの様子で、それと判るほどの細やかな雨である。それにかなりの低温で、正午で6.3度めでしか上がらず、朝からストーブを点けて居ます。

降る雨は、将に小学唱歌「四季の雨」の中の春の部に出て来るような、誠に風情有るように思えて口ずさんで見たのだが、窓からの外の眺めは見るからに寒そうでその歌とは裏腹に心は滅入るばかりである。
              ♪ 降るとも見えじ春の雨
                水に輪をかく波なくば
                けぶるとばかり思わせて 
                降るとも見えず春の雨
 それどころか、ここところ続いている不順な気温のために満足に散歩さえままならぬ上に、今年の桜の開花予想は17日となっていると云うのに、その様子は全然見えない。例えそれが自然現象でどうにも成らない事と知りながらも、腹が立って仕方が無いのです。

 因みに昨年の今頃は如何かと、CDから桜のファイル「16年の千島桜」を取り出して、今日(17年5月18)撮ったのと比較して見た。それが下の写真です。
余りにも歴然とした差に言葉も無く、昨年今頃の陽気を思い出し懐かしんでいる次第です。
                    昨年(16年)5月16日の写真・すでに満開状態です。      
             

               今日(17年5月18日)の状態で若干赤みを帯びているだけです。