昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

お馬の親子!

2005-05-04 21:24:22 | 日々の雑記
 午前中所用があって出掛けた。その用件が意外に早く済み、老妻と歩きに出掛ける時刻までに少し間があったので、迂回して家に戻る事にして、これまでに通った事の無い川べりの道路を走ってみた。

 其処は川に面した一画で、新旧の一戸建ての家が適当な間隔で建ち並び、その中にはまだ新しい社用風のマンションも混じっていた。
そんな閑静な住宅街の中ほどに、バラ線を張りめぐらせた放牧場風の囲いの中に、何と!お馬の親子がのんびりと草を食んでいたのである。

何にも親子の馬が珍しい訳でも無い。郊外に出れば馬どころか色とりどりの乳牛が、山ほどにも放牧されている。例え田舎都市とは云いながら、此処は市内のど真ん中での光景である。とかくギスギスした世の中、何だかひとりでに笑みがこみ上げて来た。仔馬が乳をねだる仕草に時の経つのも忘れ、この微笑ましい光景に暫し見とれていた。     先ほど出先の用件で味わされた、厭なことなどはすっかり吹き飛んでいた。また何かの折には来て見ようと思い、カメラに収めて帰路についた。
 いつしか口ずさんでいた、♪・・・・お馬の親子は仲良しこよし
                 いつでもいっしょに
                 
ポックリポックリ歩く・・・・・        
                 
                      何時も一緒のお馬の親子
                                

                     オッパイをねだるめんこい仔馬
                 
                 途中で見掛けた、と或る家の庭先の水仙