昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

パソコン未亡人!

2005-05-17 21:00:45 | 日々の雑記
 今朝も昨日同様9時過ぎに起きた。相変らずの曇り空で、外は風も冷たそうである。気温は未だ3度にも上がらず、石油ストーブは冬並みの勢い、燃焼筒が真っ赤になって燃えていた。
朝食後直ぐに、何日ものようにパソコンの前にドッカと陣取り、日課のブログとメールに目をとおしてから、昨夜やり残したビデオなどの整理を始めた。
作業はトラブルを起こさず順調に進み、やがて昼食の時間となり、区切りの良いところで一段落とした。

 昼食後はお決まりのお昼寝をタップリとってから、再びパソコンを始めた。
 ところが此処で老妻から一言・・・
「昨日から休み無しにパソコンにしがみついていて、起きたと思ったら又直ぐにパソコンですか?」・・・
 「うん・・・今遣り掛けているのがあるかるからね」私の返事。
 更に重ねて老妻が続ける・・・
「好きで続けるのは良いとして、続けざまに背中を丸くしてしがみついていたのでは身体にも決して良くないですよ。たまには付き合って映画でもどうですか・・・ビデオだって貯まって居るのですから・・・」

 暇に成ったら二人して見ようかと、かなり前から録って来たテープが20本貯まっている事は確かなことで、そもそも話し合って録った、二人に共通したテーマーを持つ映画が殆どなのである。
これには・・グウの音も出ない・・有様で暫し無言。

 確かに若い頃から稀代の仕事人間で、結婚後も家庭はもとより育児までが全部老妻任せで過ごして来た。退職したら二人してのんびりと遊び歩こうとの話し合いは、全くの反古状態でパソコン三昧の体たらくでは、今の老妻の嘆きは全く無理ないことである。

 最後に・・・
「別にいいんですよ・・・どうせ私ってパソコン未亡人ですから・・・!!残念!!」とユーモアを交え、顔は笑っていたが、かなりきついひと言が来た。
その後映画に付き合って事は解消、雰囲気も程なく好転して、再びパソコンに向い作業の続きを始めた。