畑のつぶやき

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食、農への思い

「心の汚染」

2011-11-19 18:46:21 | 食、農への思い

11月19日(土)  

明け方には弱かった雨も、しだいに強くなり、今は、横殴りの雨が、雨戸を強く叩いている。こんな天気なので、出荷作業を手伝う。午前中に、作業を終わらす。

東京新聞の文化欄。本来は、夕刊の欄なのだろうが、夕刊配達なしの区域なので、朝刊の特報面に載っている。15日、16日と2日分けて、掲載された、(原発「警戒区域」の隣で)に、考えさせられた。と同時に、作者に興味を持った。私には、初めて聞く名前だったが、彼の簡単なプロフィールにも、関心を持った。一つは、原子力問題をテーマにした小説で新人賞を取っていたこと。一つは、福島市生まれの作家が、新潟県中越地震で、川口町の家を失い、川内村に移住した、ということ。川口町は、私が生まれ育った、堀之内町のすぐ隣の町。中越地震の時には、大きな被害があり、山間部では、離村せざるを得ない地域があったはずのところ。そんなことも、ひかれた理由でもあったと思う。

外の本降をよいことに、パソコンの前に座り込んだ、。検索する。いくつかの小説も書いているし、パソコン関係の実用書的(見ていないのでよくは判らないが)著述もあり、音楽家でもあり、作曲演奏もしていることを知る。そして、「阿武隈日記」、「阿武隈裏日記」というブログを発信していることを知る。早速に、アクセス。福島第一原発から、25kmほどの所の住まいで、震災にあい、住まいも被害があっただろうが、原発事故と、その後の、東電や、国政府の対応のいい加減さに振り回される。その様を綴る3月の日々の記録を、臨場感を持って見せてもらった。ほとんど、椅子を立つことなく、数時間は、引き込まれていた。

さて、

東京新聞に戻るが、原発「警戒区域」の隣で、は、ぜひ読んでみていただきたい。