畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

理由付

2011-11-14 18:25:14 | 農作業

11月14日(月)   ときどき 

11月も半ばというのに、暖かい日が続く。動き回っているには、Tシャツ一枚がちょうどよい。夕方日が暮れてからも、そのまま重ね着しなくとも、寒く感じない。

一日畑仕事。雨で、数日延ばされてしまったソラマメ、エンドウの畝立マルチ張り。6畝作る。夕方になると、足が重く感じるほどに疲れる。そこで、計算してみた。畝の長さは、約40m。通路に車を入れて、クン炭や、肥料を積んである。作業機も通路側か、反対側に止めてある。畝になる部分の両サイドに綱を張り、その畝の中に肥料を撒く。クン炭、石灰、ニーム粕、鶏ふんの4種類。それぞれ、散布して戻るから、往復80メートル。鶏ふんは、平飼の小屋から取り出したものだから、籾殻や、野菜くず、草などの残渣も混じったもの。バケツで、三杯位入れるから、二往復位にはなるだろう。都合5往復。機械作業や、綱の張り替えなどの雑作業を加えると、一畝完成させるのに、最低7往復はすることになる。80mを7回歩くから、560m。6畝作ったから、3000m以上。畝を作る作業だけで、3㎞も、歩いたことになる。

しかも、畑の植えだから、土は柔らかい。土にもぐるような、ふかふかの土の上を歩いている。ふくらはぎが、張って、疲れる訳だ。

と、ばかげたことを計算して、疲れたと云うことを、納得させようとしている。ああ、情けない。