畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
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食、農への思い

予防接種。

2011-11-09 18:21:43 | 暮らし

11月9日    いちじ  

すっきりとした秋晴にはならない。午後は、早くからどんよりの曇り空。寒くも感じるが、しっかり動くと、シャツを一枚脱ぐことになる。

タマネギ、ソラマメの畝作りの為、花畑。午前中は、トラクターで、再耕起。冷えてきたとはいえ、畑土の中には、草の種がいっぱいある。少しでもその密度を低めるため、そして、発芽を遅らすため、耕起して後すぐに、畝立や、マルチ張りをするようにしている。今度も、耕起して、5日ほどだが、再耕起をする。

午後は、タマネギ用の施肥、畝立マルチ。一畝だけしかできない。

3時過ぎには、病院。インフルエンザの予防接種。

若かりし頃は、予防接種どころか、具合が悪くなっても、ほとんど病院に行くことはなかった。(ひどい怪我の時は、何度か治療を受けたが。) 風邪をひいて、かなりの熱が出ても、アルコールを飲んで、一晩寝れば治ると、酔いを勢いにして、過ごした。熱を出すと云うこと自体、ほとんどなかったような気もする。50を過ぎた頃から、数年に一度くらいは、アルコールの他に漢方の風邪薬の世話になるようにはなった。年齢とともに、その回数は増え、人並みに、年に一度くらいは、風邪で、一日位は床につくようにはなってきた。が、医師に診てもらうことはなかった。ほとんど、市販の漢方薬だけで、済んでいた。

今、60歳を過ぎたこともあり、医師に勧められて、じゃあ、接種しておきましょうか、となったのは、去年からだ。予防接種については、そのワクチンが、この冬流行するものと一致しないこともあるという。そういう批判もあることは判るが、それは、保険と同じこと。

若い時と、自分の身体、健康、病気についての考えを変えた。若い時は、生きて、動くことができればよかった。自分の生命力とか、生き物の自然治癒力とか、自分の中にあるものを信ずることで、生きてきた。

しかし、還暦少し前のリンパ腫騒動がきっかけで、そして、還暦を迎えたこともあり、病院と、仲良くすることにした。