畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

校外活動

2011-04-28 19:44:19 | 暮らし

4月28日(木) 

雨は日の出過ぎころまで降っていたが、その後は急速に回復して、快晴。雨上がりの青空は、すきとおり眩しいほどだ。しかし、今日も風が強く、田植には、あまり向かない日になりそうだ、と、恨めしく、太陽を見た。

子供たちが、「富士山が見える」と、にぎやかに話しながら、やってきた。当地域の小学校の三年生たちだ。

数日前、集落の区長に、学校から連絡が入った。校外活動を行うが、途中の休憩場所として、公会堂を使用させてほしい。気の利きすぎるほどの現区長。子供たちにジュースを用意しておこうと、会計係の私に連絡があった。また、昨日は、田植の終わった仲間何人かも頼み、公会堂周囲や、近くの道路わきの草刈もした。私には、「お前は、早く植えちゃえよ!」と、草刈は免除してくれた。

そんないきさつから、午前中は、田植は延期して、ジュースを冷やして、9時過ぎから、公会堂。9時半ころに到着の予定だというので、二人で、鍵を開けて待っていた。隣の集落との間の、ちょっと小高い丘を下りて、総勢30人ほどの集団が見えてきた。農村集落では、めったに見ることのない、まとまった子供たちの集団だ。西にまっすぐ伸びる田んぼの真ん中の道路は、真正面に、富士の山頂が、小さく見える。

30分ほどの、子供たちの滞在が過ぎ、私たちもお役御免。昨日の続きを始める。しかし、今日の風は尋常でない。10m以上もあるほどの強風。時折、風の叫ぶほどの音も聞こえてくるほどだ。だから、ゆっくりとしたペースでやる。浅水にしてあるから、波に目を取られることはないが、作業はやりにくい。3枚、25a強を植える。その後は、明日植える予定の箇所に田植機を移動しておく。