畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

レベル7

2011-04-12 20:37:51 | 暮らし

4月12日(火)  

今日は、田んぼに出るのは一休み。イネの苗の追肥。花畑の耕起。作付けしていない個所の耕起で、三度目か四度目。発芽しかかっている草を抑えることが目的。

農協に行ったり、知人の見舞いに病院に行ったりする。

原発の事故が、ついに、チェルノブイリと並ぶ、最悪の事故レベルになってしまった。原子力発電を推進する立場から作られた、事故レベルで、最も重大な事故で、想定内の結果となってしまった。原発に批判的な立場からは、だいぶ前から、今回の事故の状況が心配されていた。政府や、東京電力の、発表するわずかな情報からも、事故の重大性を推測し、対策を早急に取るべきだと指摘していた。

にもかかわらず、政府の発表は、「ただちに健康を害するものではない」の一点張り。テレビやラジオでも、解説に呼ばれる、原子力の「専門家」は、あわてるな、とか、政府の方針に従っていれば大丈夫。日本の技術は、大事故にしない。早早に収束させるだろう。と言い続けていた。しかし、一月も経過した今でも、事態は収束どころか、悪い方へと進むばかり。大量の放射性物質をまきちらしてしまった。

そして、原発の周囲に、これから先何年も、人のすめない、死の街とかすような地域を生み出してしまった。

3月11日以後、テレビに出ずっぱりだった、「専門家」の方々を、再びカメラの前に座らせて、ご意見を聞いてもらいたい。