畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

水不足

2011-04-18 05:53:50 | 農作業

4月17日(日)  

田んぼ作業。土の移動、均平作業。再耕起。とりあえずは全部の田んぼが完了。後は代かきをして、田植だ。今年は、着手するのが遅れ、準備期間が短かったので、やっつけ仕事になってしまった。クローラートラクターだと、かなりの条件でも、作業できることが分かった。時間を掛けて、作業すれば、田んぼの状態をよくすることができるだろう。冬の間の作業として、取り組む課題ができた。

作業後、作業機(ロータリー)を洗い、取り外す。代かき用の作業機(ハロー)と取り換えるために。

それにしても雨が少ない。稲作農業では、田植の準備をする時期に、最も水を必要とする。現在の稲作は、秋の収穫時に、大型機械を使用するようになった。だから、田んぼの耕土は、よく乾いて、機械の走行に支障がないように、固める必要がある。田んぼの乾田化が進み、作付けしていない期間は、極力水を溜めずに、乾かして置くようになっている。田んぼの準備も、水の無い田んぼを耕してから、水を張り、水漏れの無い状態にまで持って行く。(耕土の条件も、その方がよいといわれている。) それゆえ、この時、水を大量に使用する。自然水だけを、利用できる所は少ないだろう。耕地全体の条件を平等にする建前の、基盤整備工事は、ダムと、大規模揚水場を必要とした。

河川の少ないこの地域では、堰やダムを利用しているが、その貯水量が少なくなっている。降る時は、集中的に降り、降らないとなったら、お湿り程度の降水量。このような天気に振り回されている。先日、ダム管理者から、節水の以来の回覧が回された。