ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

797        クリ拾い初体験

2007-09-30 22:43:46 | Weblog
※三田市、高売布神社(タカメフジンジャ)の狛犬と。
 珍しくNが気に入って、「この写真を出してよ」 との事でアップ。
どこか東南アジアっぽい雰囲気で、我が家のニューフェイスに加えたくなるような狛犬だった
クリック♪


午前中、日曜研究会で15名参加。
Nはお昼まで伊丹の子供教室。
9時半頃S君のお母さんからtelが入る。
S君が先日の運動会で骨盤を骨折したとの事。
「普段から将棋ばっかりで、あまり動いたり走ったりする事がないもので」
手術を終え、今は安静状態。
ジッとしていれば痛みはないが、笑ったりすると響くとの事。
急激な運動はやっぱり危険だなあと思った。
12時過ぎにNが帰宅。
カレーを食べている最中、S君のお母さんがHIROのケーキを差し入れして下さった
早速カットして皆で食べる(HIROのケーキは本当にオイシイ)
雨も上がったようなので、食後ドライブへ出る事になった。

車中の会話でNが 「でんがらばっかり大きくなって・・」 と言う。
「エ、なに? デンガラ??」
「うん。 デンガラって言わへん?」
「聞いたことないよ、そんなヘンな言葉」
「そうかなあ・・・デンガラって言うけどなあ」

これも愛媛弁の一種か。

車は西谷を抜け三田へ入る。
雨上がりの田んぼや畑のあぜには、毒々しいほどに真っ赤なヒガンバナが咲き乱れ、色とりどりのダリアや風にそよぐコスモスもすっかり秋の風情だ。
車を停めて外へ出るとビックリするほど寒い。
「うわあ、 寒~い!」
2,3分ブラブラするうちに、体の芯まですっかり冷え込んでしまった。

そのあと 『三田 もち処 つくしの里』 へ立ち寄る。
外人男性(Nの見たてではインド人かパキスタン人)が、残り少ない野菜を真剣な顔で買っていた。

その後、『高平ナナマツの森』 という看板につられウロウロするうち、『モリタ観光農園』 に入り込む。
「今ならイモホリと栗拾いが出来ますが」 と言われ、やった事のない栗拾いに決める。
敷地内にはアイガモやウサギ、ウコッケイなども飼われていた。

小さなカゴとトングを貰ってクリ園に入る。
私達の他にも何組かの家族連れがいた。
雨上がりの湿った土の上に、思っていたよりも沢山のクリがバラバラとそこらじゅうに落ちていて、小さなカゴはあっという間にいっぱいになってしまった。

クリを量り直してもらい、2人分の入山料と1キロの栗を併せて2000円払う。
高いか安いかよく判らないが、初めてのクリ拾い体験はけっこう楽しかった


その後、羽束川近くの 『高売布神社』 へ立ち寄る。
拝殿に上ると、「三十六歌仙」 「神功皇后西征の図」 の奉納額などが飾ってあった。
薄暗い中でジーッと見入っていると、段々絵の中に吸い込まれそうな気がしてきて怖くなる。
この拝殿のすぐ裏手が、重文に指定されている本殿だ。

どこからか車で帰って来られたばかりの宮司さんが、わざわざパンフレットを持ってきて本殿の説明をして下さる。
本殿横には、どこかモアイ像を彷彿とさせる妙に足の長い狛犬がいて、これがすっかり私達のお気に入りになってしまった
「これ、森家の庭に欲しいね」
「呉れへんかなあ」
無謀な会話に花が咲く。

夕方が近づき、そろそろ帰る時刻だ。
刈り入れの済んだ田んぼの中から、雪のように真っ白なサギが2羽、揃って飛び立っていった。
「キレイだねー、きっとツガイだねえ」
そのあとを今度は2羽のアオサギが 「グアオッ!」 と一鳴きして飛び立つ。
「・・・・・・・ひどい声だねえ


西谷の夢市場でトイレ休憩して5時過ぎに帰宅。
研究会はもう終わっていて家には誰も居なかった。

現在11時過ぎ。
外ではまた雨が降り出してきたようだ。

おわり
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796       急に冷え込む

2007-09-29 23:57:38 | Weblog

※ ダイエー野菜売り場で見かけた 『すくなかぼちゃ』
  1玉(1本?)1100円と表示されていた。
  買う人いるのかな?
  クリック♪


朝起きて涼しいのにビックリ。
Nは11時から伊丹、そのあと近大なのでオニギリを持って出かける。
長袖の背広がちょうど良いくらいの肌寒さだ。

お昼は何にしようかと考え、(あ、もうそろそろ こんにゃくラーメン の賞味期限が近づいて来たんじゃないかな) と思い、食器棚の下の扉を開けて調べてみると・・・・・

賞味期限 07・9・18



棚の中にはまだ15、6食はある(30食セットというのを買ってしまったので)
ちょっとウンザリするが、またNに(ホ~ラ!)とか言われるのも悔しいので、なんとしても完食しなければならない。
きょうはとりあえず ‘中華醍醐味スープ’ を選び、キャベツとネギとワカメをたっぷり入れて食べた。

なんか物足りないので、きのう闘竜灘で買った 『鮎もなか』 を食べる。
アンコ苦手な私だが、これは白あんの抹茶味でとてもオイシイ♪
ペロペロゴクリと一瞬で食べてしまった
そのあとカラバラをしてからソファーでお昼ね。
寒くて寒くてたまらなかったが、ガマンしているうちに夢の世界へ入る。
モスグリーンの戦闘服を着た外国人男性に、何かを没収される夢だった。

きょうは寒いので 『くず豆腐』 を作る。
食べ物に関しては、やっぱり寒い時期が1番だ

夕食のあとHIROへ行って、そのあと○イエーへ寄る。
きょうは私達にしては珍しくお酒のコーナーをウロウロして、『メルシャン 甘熟ぶどうのおいしいワイン(白)』 というのを購入。
アルコール度数の1番低いのを選んでみたのだが・・・さて、味の方はどうだろう

ただ今PM11時55分、かなり肌寒い。
明日は長袖を着ようかなー


おわり
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795        ラクダ健在

2007-09-28 21:57:26 | Weblog
※ 闘竜灘沿いに建つ水月楼。
  現在は営業していないようだ。
  クリック♪


きょうは鳥取県の板井集落へ行く予定だったので早起きするが、天気が悪いので中止にする。
「じゃあ何処へ行く?」
「1日仕事するわ」
つまらないけど仕方がない。

ネットでナイル書店に関しての記事を読んでいると、どうも場所の具合がおかしい。
「ねえ! 愛媛に行くときは中国道?」
「いーや。 山陽道やで」
「だよね。 でもみんな ‘中国道から見えるナイル書店’ って書いてるんだけど」
「そんならそうやろう」
「でもそんな事あるわけないやん。 いつも愛媛に行く途中で見かけるんやから」
「なんか記憶の間違いじゃない?」
「いーや! 絶対にそんな事ないっ!! 愛媛に行く時いっつも見かけるもん」
「じゃあ、山陽道の近くにも同じ店があるんと違うん?」
「それがさー、いっくら調べてもここ1箇所しか無いねん」
「じゃあやっぱり自分のカン違いやと思うで」
「ゼッタイゼッタイゼッタイに違ーーーーう! 愛媛に行く途中でいつも見てるんだってば!!!!!」

バッグの中のメモ帳を取り出す。
3日前に愛媛へ行ったときの記録が残っているはずだ。
すると・・・
<楽しみにしていたナイル書店、見えず> と書いてある。

(そうか・・やっぱりカン違いだったんだ。 金ピカのラクダは愛媛へ行く時でなく、中国道を使うときに見えてたんだ)

間違いが分かってサッパリする。

「じゃあ、念のためにこれから行ってみようか?」 
Nが切り出す
もう9時近かったので、お弁当は作らずに家を出た。

高速から中国道に乗る。
予報と違って良い天気。
「こんなんやったら板井原に行けてたなあ」
「板井原なんかいつでも行けるじゃん。 ラクダはいつ取り壊しになるか分からないんだよ」

30分ほどで滝野社ICへ到着。
少し前方に金ピカのラクダが見える (やっぱり私のカン違いだったんだ

ICを降りるとナイル書店はすぐに見つかった。
書店敷地内にクルマを停め、ドキドキしながら降りる。
敷地内には3つの建物があり、1番手前の建物には <テナント募集> の貼り紙が大きく貼られていた。
真ん中の建物はレストラン風で、ラクダはその屋上にそびえ立っていた。
逆光のせいか金色には見えない。
ちょうど真正面の位置になるので、ラクダというよりはライオンのように見えた。

それでも感動してパチパチ写していると、男性が1人突然姿を現わした。
ちょっと三枝成彰似の、40歳ぐらいの男性だ。
ジッと建物を見つめているので地元の人かなあと思い、「ここ、閉店しちゃったんですよねえ」 と話しかけてみた。
「そうです、ちょっと前にね。 書店にお客さんが入らなくなったようで」
「いつ頃閉店したんですか?」
「今年に入ってからですよ、レストランもね」
「ああ、レストランもあったんですね」
「ええ。 でもレストランの方は10月から再開予定です」
「え! そうなんですか(さすが地元民、よく知ってるな) 
「でも書店が無くなっちゃうんじゃ、あのラクダはもう取り壊されちゃうんでしょうねえ」

すると男性は(エッ?)と言うような顔をして、「いやいや、ラクダはそのまま残りますよ」
(なんだ?この人・・・・やけにキッパリ言い切っちゃったけど)

「私、ここのオーナーなんですよ」



「あのラクダを作ったのは私の父でね、あれを建物の上へ上げる時は私も手伝いました。 クレーンで吊ってね、けっこう大変でしたよ」
「大きそうですもんねー、それは大変だったでしょうねえ」
「ラクダのお腹の下に立ったままスッポリ入りましたよ 高さも2メートル以上ありますから」

ホエ~、そうだったのか。 これはビックリ。

「それにしてもラクダっていうのが面白いですね♪ お店の名前もナイル書店だし・・やっぱりエジプトがお好きなんですか」

すると三枝さんはちょっと息を吸い込んでから、
「私はもともと大阪で商売をしてたんですけどね、ある時 ‘ここを文化の発信地にしよう!’ と思い立ったんです」

「それでね、‘文化を運んでくる動物’ と言ったら、ラクダなんですよ」

(フムフム、なるほど)

「それでラクダを作る事になったんですけど・・・実はナイルのラクダっていうのは本当は ‘ひとこぶラクダ’ なんです」

(それは知らなかった)

「でも、ひとこぶだと遠くから見たときラクダに見えにくいんじゃないかなと思って。 馬に見えたりしちゃったりね」

(ああ、それはあるかも)

「それで、あえて ‘ふたこぶラクダ’ にしたんですよ。 そしたらある時、これを見た学者の人が 『ナイルにはふたこぶラクダはいない』って。 それで事情を説明した事もありました」

そうか~、ラクダ1つにもこんな思い入れがあったのだ。

10月から再開のレストランも画期的なものに挑戦されるようだ。
量り売りのバイキング形式と言うのだろうか。
好きな料理を、好きな分量だけ買い取って食べる形式らしい。
持ち帰りもできるとの事で、色々工夫されている。

「レストランがオープンしたら必ず行きます」 と宣言した後、この辺でどこかいいところはないかと尋ねてみる。
「せっかくここまで来たんで・・なんか面白いところはないですか?」
三枝さんはしばらくウ~ンと首をひねったあと、「トウリュウナダはどうですか?」 と言う。
「え? トーリューナダ??」
「そうです。 闘う竜と書いて‘闘竜灘’と言うんです。 ここから少し行ったところの加古川の川原で、ゴツゴツした岩が一面に広がっているオモシロイ景色ですよ」

三枝さんにお礼を言って別れたあと、聞いたばかりの闘竜灘へ向かう。
教えられた通りにバイパス沿いを進むと、闘竜灘はすぐに見つかった。
近くの駐車場へクルマを停めて歩く。

川の淵へ降り立つと、荒く削り取られてゴツゴツした大岩が川一面を覆っている。
岩の段差からはシブキを上げた白い波が乱暴に滑り落ち、その壮観な光景に思わず息を呑む。

川へ降り、Nの後をついて岩の上を歩き始める。
岩と岩との間には、ところどころ小さな木の橋が架けられており、それをチョコチョコ渡るのはちょっとしたスリルだ。
川の向こう側には、さっき渡ってきたばかりのバイパスにかかる赤い橋が見え、オモチャのような車が行ったり来たりしている。
流れの来ない水たまりはアメンボウやメダカが泳ぐノンビリとした世界だ。

しばらく岩上の散歩を楽しんで川を上がり、お腹が空くまで付近を散歩する事になった。
ここは幅の狭い街道で、大きな古い家が多い。
お豆腐やさん、お米やさん、洗張・京染と書かれた店。
日観連の丸い看板が架かる水月楼はもう営業していないようだった。
趣のある古い板塀を見上げていると、突然ワンワンと犬の声がする。
あわてて声のする方を振り向くと、誰もいないと思っていた旅館の入り口から、頭のてっぺんを赤いリボンで結わえたマルチーズが首だけ出して吠えていた。

お昼近くなり段々日差しがきつくなりフラフラしてくる。
途中、千年堂というお菓子やさんで鮎もなかを10個買う。

闘竜灘沿いに建つ 『料理旅館 滝寺荘』 でお昼にする。
Nは ‘秋の味覚膳’ 私はシンプルに ‘鮎寿司’ を注文。
料理を待つあいだNがトイレへ行く。
窓の外の闘竜灘をボンヤリ眺めながら待っていると、「あ! ゴメンナサ~イ」 と声がする。
Nがトイレを開けられたようだった

そのあと、Nの提案で 「滝野温泉 ぽかぽ」 へ行く。
‘全浴槽 源泉100パーセント使用’ のお湯は気持ちよかった。
お風呂から上がると、Nが ‘思いっきりテレビ’ を見ながらソフトクリームを食べている。
いつもの如く、鼻の頭にクリームを引っつけていた

勝ちわりせんべい(これが抜群にオイシカッタ♪) ボディソープ、美容ジェル、ストラップ、ぽかぽTシャツを買う。
会計時、Nが (ゲッ!!) という表情になったので、仕方なく自分で払った。


帰り、有馬富士公園駐車場で少し居眠りしてから帰宅。

ラクダにいざなわれた不思議な1日だった・・・・
中国道滝野IC付近を通る機会があれば、ゼヒ1度ご覧下さい。
宝塚・西宮から岡山方向、滝野社IC付近で運転席側に見えます(よろしく♪


おわり
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794        ナイル書店

2007-09-27 21:42:07 | Weblog
※別子銅山観光鉄道に乗るNと愛媛母。
 ドライブ用のサングラスなので、どこかの親分さんみたいだ。
 クリック♪


今朝、初めて水道の水が冷たいと感じる。
毎朝作るトマトジュースの味も落ちてきた。
やはり旬を越したという事だろう。
そろそろトマトに代わるものと切り替えなければならない。

新聞を読みながら
「ねえ! 仁徳天皇陵が世界遺産候補になってるんだって」
「・・・・・・・・・・・・サカイイサン」

うん、まあまあというところでしょう♪


きょうはショッキングな事が1つ。
毎回愛媛へ帰る高速の途中、気になって仕方ないものがある。
それは金ピカに光るらくだのオブジェで、山陽道滝野社IC付近でいつも突如として現れるのだ。
建物の屋上で燦然と輝く金色のラクダの足元には ‘ナイル書店’ と大きく書かれている。
最初はそれほど気にもならなかったのだが、何度も見かけるうち段々と親しみが湧いてきた。
「あ! また金ピカのらくだや~
そして徐々に、(あのナイル書店へ1度行ってみたい!) という気持ちが強く芽生えてきたのだった。

そこで今朝、PCでナイル書店をググってみた。
すると非常に残念なことに、ナイル書店は数ヶ月前から閉店していたのだった。

「あーっ!! ナイル書店、もうやってないんだって」
「ええっ本当? 残念やなあ」
「テナント募集の貼り紙がしてあるみたいだけど・・あのラクダのオブジェだけは残しといて欲しいなー」

ラクダが取り壊される前に、せめて1度近くまで行って現物を見てみたい


お昼はお弁当を持って、久しぶりで山本の新池公園へ行く。
いつものあずまやのベンチに腰掛けて、赤やピンクの センニチコウ やチェリーセージを眺めながらオニギリをぱくつく。
きのうから突然右の奥歯が痛くなり、左でばっかり噛んでいるのですごく疲れる。
(これはさすがに歯医者さん行きかなあ) と考えると気が重い。


その後○ーズデンキへ行く。
私のデジカメが、きのうから突如壊れてしまったのだ。
カウンターへ行くと、「1年間の保証期間を過ぎていますので、最低で12600円の修理代がかかります」 と言われる。
出費は痛いがこればかりはしょうがない。
お願いしますと言って手続きの書類に住所や名前を書き込む。
するとしばらくして、「お客さま、大変失礼しました。 よく見ると延長3年保証になっておりましたので、もうその書類は結構です」

なんか知らないけど助かった~

ついでに、実家の母の誕生日プレゼントにと、Nが電磁調理器を買ってくれる。
選ぶ時、「土鍋は使えるんですか?」 と店員さんに聞くと
「IH専用の土鍋でないと使えません。 磁石でくっつく物以外はIHが作動しないんですよ」

磁石でくっつく物のみOK・・・わかりやすい理屈だ。

その後、テレビやデジカメを見て回る。
店内には 『赤勝て!! 白勝て!! 秋の大運動会』 と書いたたパネルが貼られ、BGMの ‘天国と地獄’ が勇ましく響くが、店内のお客は私達2人だけ。
ちょっと寂しい運動会だ・・・
それにしても、デジカメ1眼レフの大幅値引きには驚く。
「やっぱりNikonかPENTAXがいいな~」
「なんで?」
「だってカッコイイんだもん

この気持ち、わかる人にはわかるだろう。


Nはきょう1日ほとんど仕事漬けだったので、夜は気分転換にHIROへ行く。
私はアイスジャスミンティー、Nは珍しくダージリンのホットを注文。
帰るとき、店の前にいた白黒のネコがニャ~と鳴いた。
月がとてもキレイだった。


おわり
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793         別子銅山(マイトピア)

2007-09-26 10:59:50 | Weblog
※愛媛母宅にて。
 宏太君、達也君、母、姉、N。  クリック♪


少し早起きして8時半前に出発、愛媛へ向かう。
昨夜の雨も上がり、高速に乗る頃には青空が広がる。
竜野西SAで休憩。
お腹の空いたNがドーナツを買う。
「私もちょこっとだけ頂戴ネ」 と言うと、黙って2こ買っていた。
「ちょっとだけでいいのに、なんで2個も買うのよ!」
「だって、たくさん食べたかったんやもん・・・」

SAの入り口に‘あまぐり屋さん’が出ていた。
「甘栗いかがですか~? オイシイ甘栗ですよ~!」
ジリジリと熱い日差しの中、一生懸命呼びかけてはいるものの、誰も振り向く者はない。
「かわいそうやねー」
「どうする? 買う?」
「ウ~ン・・・・・甘栗けっこう高いしねえ」
「あ、ほんとや。 1000円、2000円って書いてある」
あきらめムードで車に乗り込むが
「ねえ、やっぱり買ってくるよ」
「うん。 その方がええで」
走って甘栗屋さんへ行き、「1番小さいのを1つ下さい」 と言うと、気の小さそうなメガネのお兄さんはちょっとビックリしたような表情(よっぽどお客さん無いんだな)
「1番小さいのでもコチラの1000円の分になるんですが・・」 と、穴でもあったら入ってしまいそうな、申し訳なさそうな声で答える。
「それでいいですよ」
そのうち、小学生の男の子と父親の二人連れがやってきた。
「甘栗、いるか?」 と尋ねる父。
「どっちでもええで」 と答える息子。
栗を量ってもらっている間、心の中で (買え! 買ってくれ!!) と強く念じた。
栗を袋詰めするメガネのお兄さん手も、心なしか震えている。
緊迫したムードと裏腹に、親子は相変わらずノンビリと
「どーする?」
「僕どっちでもいい」

もう少しで、「ここの栗、ものすごくオイシイんですよ! 絶対オススメですよ!」 と叫ぶところだった。
モチロン、まだ食べたことはないけど・・・・
車に乗り込んで出発する時、栗の包みを受け取る親子の姿が見えた

その後、鴻ノ池PAに寄る。
こまめに休憩を取るのは、昨夜寝るのが遅かったせいだろう。
小さなひなびた印象のPAで、低い軒先には風鈴がズラリとぶら下がり、チリチリと弱々しい音をたてている。
近寄ってみると、風鈴の短冊1つ1つに川柳が書かれていた。

‘灘からの 潮風かほる鴻ノ池’
‘きび団子 家来になっても食べたいな’

私は2つ目のが気に入ったが、Nはあまり好きでは無かったようで、「ボクなら ‘きび団子 家来にならなくても食べたくない’ やなあ」

全然韻を踏んでないぞ


瀬戸大橋を渡る。
晴天ではないものの、まずまずの天気。
荒々しくむき出しになった太いパイプの海に、丸い巨大なタンクが並ぶ。
壁面に ‘川崎造船’ の文字。
インドへ旅立っているはずの川崎三段が思い浮かんだ。
橋の終わりの料金所では ‘高松 ’ のマーク。
「もうそろそろETCを付けないとアカンかなあ」 Nがつぶやく。

大きなさぬき富士が姿を現わし、四国へ入ったんだと実感する。
土器川の辺りから空模様が怪しくなってきた。
濃いネズミ色の雲が低く垂れ下がり、気分まで重くなってくる。
‘まんのう公園’ ‘こんぴらさん’ の表示板が見えだす頃、細かい雨がポツポツとフロントガラスに当たり始めた。
(アリャリャー) とガッカリするが、雨は大した事なくすぐに上がってホッとする。

「きょうは新居浜にでも行ってみる?」 とN。
新居浜は川崎三段の出身地でもある。
「別子銅山へも行けるしな」

<地元の人間は決して食べない別子飴> というフレーズを思い出した(オイシイと思うんだけどなあ)

やがて、松・ミカン・コマドリのイラストが描かれた愛媛県の看板。
川之江ICを降りると12時を過ぎていた。
もう少しで自宅前に差し掛かるという時、Nのケータイが鳴る。
代わりに出ると、「モシモシ、橋詰ですが・・」
橋詰くん兄弟のお父さんからだった。
「あ、コンニチワ」
「あの・・つかぬ事を伺いますが。 今こちらへいらしてますか?」

橋詰家はここから2,30分離れた場所にあるのだが、私達がきょう愛媛へ来ている事はモチロン伝えていない。
今回は、ケガで自宅療養中のM君のお見舞いに少しだけ立ち寄ろうと思っていたところだったので、急なTELにビックリする。
「ど、どうして愛媛にいることが分かったんですか?」
「いや、それが実はついさっき森先生に似た人を見かけたもんで・・・」

きょうは丁度M君の診察日なので、仕事を早引けして自宅へ戻られる途中、車ですれ違いざまに運転中のNを見つけたのだそうだ。
「いやあ、見間違いという事もあると思って、失礼とは思いながら電話したんですよ」

それにしても、一瞬のうちにNだと確認したお父さんはスゴイ!
やっぱり頭が目立っていたのだろうか


家へ着くと、母が1人で待っていた。
Nの姉と孫のコウタ君、甥の達也君達は、お昼を待ちきれずに近所へ食べに出たらしい。
橋詰さんと待ち合わせで、すぐ目の前の三島病院へ行く。
病院の入り口には橋詰さん御夫妻が立っており、車の中には骨折したM君もいた。
「まだ痛い?」 と聞くと、「はい、少し。 でも、もう大分マシになりました」
あとで御両親から聞くと、当初はかなりの痛みだったらしい。
しばらく立ち話をしたあと、学校へ戻るお母さん、M君を連れて病院へ行くお父さん達と別れる。
みんなそれぞれ大変だが、なんとか元気を出して、1つ1つ切り抜けていくしかないのだ。

家へ戻り、母と3人で食事に出る。
11号線沿いの 和食屋 さらり へ初めて入る。
私は天ぷらそば、母とNはそば定食を注文。
店内のズラリと並べられた酒ビンを見ながら、「愛媛の地酒では何が有名なんですか?」 と母に聞くと
「お酒か・・私はあんまり飲まんから・・・・ああ、江戸錦っていうのがあったなあ」
横からNが、「ああ、エドニシキあるある。 あと、ウメニシキっていうのもあるで」

ニシキヘビを思い出した


家へ帰ると達也君たちが戻っていた。
久しぶりで見るコウタ君はもう1年生。
3,4歳くらいまでの子供の相手はニガテだが、このくらいの歳になるとずいぶん楽だ。
今凝っている虫のカードを一緒に見る。
「これ、カブトムシ」
「へえ、強そうだねー」
「うん、強いで。 120点やもん」

「これはハグロトンボ、これはミンミンゼミ」
「わ、キモチ悪い! 妖怪やんコレ」
「妖怪と違うわー」

カードを持って向こうへ行ってしまった。


その後、お母さんと3人でドライブへ出る。
新居浜から別子銅山(マイントピア)へ向かった。
車中、何人かのお遍路さんを見かける。
現物のお遍路さんを見るのは初めてだったので、ちょっと感動した

「別子銅山、大したとこじゃないですよ~」 と言っていた川崎三段の話しとはウラハラに、着いてみると、重なる山々と渓谷とに囲まれた、実に重厚な雰囲気のある素晴らしい場所だった。
3時も過ぎていたせいか、マイントピアの建物内はガランとして誰もいない。
赤い鉱山鉄道に乗って観光坑道入り口まで行く。
出発時、おサルが1匹見えた。

2分ほどで坑道入り口に到着。
車イスを借りて坑道見学(300メートル)をする。
狭くて暗い場所はニガテなのだが、ここは天井も高くて中も割りあい広い。
坑内温度は20度。 水のしたたり落ちる音が響き、涼しくて気持ちが良い。
お約束の、人形模型を使った採鉱シーンもコワ楽しい
最後の出口付近にある、宇宙基地のようなものの意味が解からなかった。

坑道を出て車イスを返すと、「さあさあ、お茶をどうぞ♪」 と、みやげ物屋の中へ招き入れられる。
座ってコブ茶を頂いていると、「これオイシイですよ」 と言いながら、佃煮だの甘納豆だのを次々と見せられる。
(商魂たくましいなあ) とあきれたが、他にお客さんの来る気配も無いのでいくつか購入。
出口に置かれていた銅のしおりも面白かったので、オミヤゲに5枚買った。


帰宅すると5時を回っていた。
愛媛母特製のナスの味噌漬け、新米、ブランデーケーキを車に積んでお暇をする。
辺りはかなり薄暗い。
日が短くなってきたなあと感じる瞬間、言いようの無い寂しさを感じる。


お腹が空いていたので、豊浜SAで少し早目の夕食。
2人とも釜揚げうどん(海鮮丼付き) を注文。
ここのSAもほとんどひと気が無く、うら寂しい雰囲気だった。
その後、与島SAでも休憩。
ここはオミヤゲ物がかなり充実しているので楽しい。
留守番役の阪上3級に、鯛めしの素と讃岐パイを買う(食べ物の好き嫌いが多いので選ぶのに苦労する)


10時半過ぎに宝塚到着。
カラバラをしてから寝る。
お疲れ様でした。


おわり
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792 休耕田のコスモス

2007-09-24 22:26:48 | Weblog
※ 「どれもウマそうやな~」  マリー・アンジュにて。
  クリック♪


坪井5級、AM9時49分発の新幹線で帰る。

源さんが、玄関のあがりがまちから靴の上に降りていてビックリ。
昨日までできなかった事がきょう突然できるようになるのは人間の子供とおんなじだ。
注意して見ていなければならない。

お弁当を作って11時過ぎからドライブ。
西谷へ入ると ‘いも掘り’ ‘栗ひろい’ と書かれたノボリがあちこちに立てられ、どこも家族連れで賑わっている。
珍しいなあと思っていたら、きょうは秋分の日の振り替え休日だった。
森脇農園の入り口に、巨大なクマさんのオモチャが出現していて一瞬驚いた

お腹がペコペコだったので、千刈水源地に車を停めてお弁当にする。
きょうは大きなバイクに乗った60歳過ぎのライダー、黄色いゴムボートをふくらます家族連れの姿もあった。
こういう事はかなり珍しい。

休耕田のコスモスを見に三田へ向かう。
途中Nが、「あ、マンジュシャゲや!」 
向こうの畑の縁に、私の苦手のヒガンバナが真っ赤に群れ咲いている。
「それさ、死人花(シビトバナ)って呼ぶんだよ」
マンジュシャゲという響きも独特だが、他に、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな) という言い方もあるらしい。
針金細工のようにピンピンおっ立った赤いヒゲが、そこはかとなく恐ろしい


休耕田に差しかかるがコスモスの姿は無い。
稲刈りの跡があるので、今年はコスモスの種を蒔かなかったのだろう。
もう少し行くと、ポツポツとまばらに咲いている畑があった。
他にも2,3組カメラを持った人達がいる。
「今年は少ないですねえ」
「去年はいっぱいだったのにねー」
そばの看板に、『県営ほ場整備事業(地域開発関連型)波豆川地区 農林水産業補助事業』 と書かれていた。

道の向こうから、稲の束をドッサリ積んだリヤカーを押すおばあさんと、その後ろからチョコチョコついてくる小さな男の子の姿が見えた。
(わあ! 絵になるな~)
「重そうですね」 と言うと、「ああ、きょうは暑いしねえ」
そのあと、「お宅らは気楽でいいねー」 

まあ確かに気楽に見えるだろうけど・・・


もっと行くと、刈り取った稲がズラリと干されている風景が見えてくる。
そばの羽束橋を渡ると、すぐ前の田んぼに大勢のシロサギが並んでいる。
「わー、何してんだろう!」
こんなに沢山のシロサギが一同に集まるのを見るのは初めてだ。
数えてみると20羽近くいた(多分もっといたと思う)
横のあぜ道をゆっくり走り抜けると、純白の羽を広げて次々と飛び立っていく。
「なんだか悪いね」
「いや、どうせすぐ戻ってくるやろう」

あぜの脇に車を停めて歩いていると、すぐ目の前の、まだ借り入れの終わっていない黄色い田んぼに1台のコンバインが入った。
と思う間もなく、エンジン音を立てて借り入れが始まった。
こういう光景を間近で見るのは初めてだったので、興味津々で眺める。
若い男性を乗せたコンバインは、一気に幅3メートルほどの稲の海をザクザクと刈り取りながら進んでゆく。

「刈りいれは1日で終わらすんですか?」 と、そばで見ていた仲間のおじさんに聞くと
「あっという間に終わっちゃうよ」

車の前部から噴水のように吹き飛んでいるのは籾殻だろうか。
わき腹の茶色いツバメのような鳥達が、コンバインの上をヒュンヒュンと機敏に飛び回り、吹き上げられる籾殻を器用についばんでいる。
まるでサーカスを見ているようだ。

帰宅途中、マリー・アンジュ に寄ってアップルパイを買う。


家へ着いて、ソファーでテレビを見ながら眠りこけてしまう。
Nも和室で眠っていたらしい。

5時に、伊丹将棋センターの奥さんがクルマで迎えに来て下さる。
きょうは将棋センターの10周年記念パーティーなのだ。
「ひょこまわりだけは勘弁してくれないかなあ
Nが珍しく泣き言をいう。
ひょこまわりは、伊丹将棋センター恒例のイベントらしい(ガンバってね~

私は宝塚阪急へ愛媛母のオミヤゲものを買いに行く。
萩月のあられのあられを色々取り混ぜて買うが、自分1人で持って帰ることをウッカリしていて、すごい荷物になってしまった
あと、大寅のかまぼこ を買って、クタクになって帰宅。
やっぱりクルマはありがたい


Nは10時半に帰宅。
ひょこまわりは見ていただけだったそうだ


おわり
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791       ショップチャンネルと居眠りの1日

2007-09-23 21:49:48 | Weblog
※ モンゴルのお酒。
  クリック♪


きのう寝しなにどうしてもお腹が空いて、クッキー、バナナ、おかき、クラッカー、Nのジャムパンを一気に平らげる。
‘過食症’ という文字が、一瞬チラリと頭をかすめた


きょうはNが京都行き(職団戦)なので一緒に早起き。
7時半に送り出したあと、お昼の用意をしようと炊飯器のフタをあける。
すると・・・

(アレ? いつ豆ご飯なんか炊いたっけ??)

顔を近づけてよ~く見てみると



豆ではなく、緑色のカビだった・・・・・・

最近は土鍋でご飯を炊くことが多いため、炊飯器の残りご飯をウッカリしていたらしい。
いつもなら、「ギャアー! N~~~!!!」 の一声で解決するところだが、きょうは隣りの部屋から坪井5級の駒音が響くだけ。
仕方がないので、目を細めながらポリ袋に入れて捨てた。


その後、用事があって宝塚阪急へ行く。
清荒神のホームへ入ると、うしろから妙な英語が聞こえてきた。
振り向くと若いお母さんの二人連れで、1人は3歳くらいの女の子、もう1人はもっと小さな子をバギーに乗せている。
少し先を行く3歳くらいの子に向かって、後ろの母親が 「ゲッダ~ン!」 とか 「チェアーにシーットゥ!」 などと叫ぶ。
「マミー、ここでいい?」 と振り向きざまに答える女の子は、ごく普通の日本の子ども。
叫んでいる方も、まぎれもなく日本人の母親だ。
電車到着のアナウンスが聞こえ出すと、「トゥレインッ!」
でもその後は、「ほら、あっちからトゥレインが来るよ」 「もうすぐトゥレインに乗るよ」 など、ややこしそうな表現は完全にパスしていた。
恐らく、英語の幼児教室か何かに通わせているのだろう。
罪のない母親達の満足そうな笑顔を眺めながら、(英語もいいんだけど・・・なんだかなあ・・) と、しっくり来ない気分にさせられる


頼まれ物のハンカチとパンとトマトを買って11時半に帰宅すると、坪井5級はもう連盟へ出かけた後だった。
カラバラをしたあとソファーでショップチャンネルを見る。
タイ○ー電子ジャーをやっていたが、栗やキノコの炊き込みご飯がとてもオイシソウで、もう少しで電話に飛びつくところだった。

これ


午後、万願寺とじゃこを甘辛く炊いたものを実家へ持っていく。
父が禁煙したと聞きビックリ。
「何かキッカケでもあったのかなあ」
「多分ね」

夜、1人で寂しく夕食。

カラバラをしたあとソファーでショップチャンネル。
今度はアル○ミアをやっていた。

これ


中世のお姫さま達はゼイタクだったんだなあと思いながら、いつの間にかまた眠ってしまっていた。

坪井5級が10時半前に帰宅で、ただいま入浴中
Nは今頃マージャンの真っ最中かな?


おわり
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790        あぶない懇談

2007-09-22 23:35:12 | Weblog
※ 恐怖の4歳児からプレゼントされたカード。
  右は私らしい。  クリック♪


「 ‘豆腐屋の四季’ の人のことが載ってるで」
朝リビングへ出ると、朝日の ‘be on Saturday’ がテーブルに広げて置かれていた。

豆腐屋の四季

『松下竜一と洋子~絶望から救った母と娘』 と題された特集だった。
「英彦山(ヒコサン)」 「耶馬溪(ヤバケイ)」 「大分」 「中津」・・・・・
よくコメントを頂く ‘大分のおじさん’様を思い出す。


10時からの振り替えレッスンを終えてリビングへ出ると、O君一家の懇談中だった。
お茶を出す時、テーブルクロスの汚れを見てギョッとする(アチャー! 拭くの忘れてた~
急にゴシゴシやり出すのも不自然なので、気になりながらもそのまま放置する。
ふと横に目を向けると・・・・・(ゲッ!)
ホコリにまみれた扇風機が出しっぱなし 
(ン~~~~~、Nの奴め! なぜ隠しておいてくれなかったんだ)

サザエさん方式、破れたり・・・


お昼を食べたあと、Nは人と会いに連盟へ。
私はする事もなく、ネットで遊んだあとソファーに引っくり返ってグーグースヤスヤ。
ハッと目が覚めると5時前だった。

「モシモシ・・西田です・・きょうは2連勝でした・・」
2連敗したような西田初段の声を皮切りに、奨励会の結果報告が続々と入りだす。
きょうはNが不在なので全て私が受けるが、電話はやっぱりニガテだな


夕食後、久しぶりで冷蔵庫の整理をする。
宅配牛乳をストップしたので、これからは冷蔵庫も広く使える
もう食べない佃煮や使いかけのドレッシングなどバンバン処分する。
こういう作業はNの居ないときの方がはかどる(居るとやっぱり気を遣ってしまうのだ)
冷蔵庫内も広くなったしタッパー類もたくさん空いた。
明日からは思いきって料理に励みたい


N、もみじまんじゅうを持って9時半に帰宅。
きょうは坪井五段泊まり。


おわり
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789        モンゴルの里

2007-09-21 22:38:24 | Weblog
※ ゲルの中でくつろぐN。
  クリック♪


午前中からドライブ。
久しぶりで 草山温泉 へ行く事になった。
途中、TOHBUでおかきとクッキーとお茶を購入。
クルマから出ると相変わらずの暑さでウンザリする

12Rを走り、丹波猪村、渓谷の森公園、後川(しつがわ)と抜け、弥十郎ヶ嶽登山道入り口を通り過ぎる。
稲刈り後の、散髪仕立てのようにサッパリとした田んぼや畑のあぜに、真っ赤なヒガンバナが群れなして咲いている。
クルマを降りてつくづく眺めるが、どうもこの花は好きになれない。
色といいカタチといい、全てが受け付けないのだ。
Nはフシギそうに 「何で?」 と言うが、これをブキミに感じない人のほうが解からない。

途中、畑の中に石碑が見えたので停車する。
小さなコスモス畑を横切って近寄ると、‘博多山門人 若勇太助  昭和三年立之’ と書かれていた。
意味は不明。
すぐそばには、小さな六地蔵が穏やかな微笑を浮かべて佇んでいる。

とつぜん強い風が吹いたかと思うと、辺り一面に咲いたヒメジョオンのような花が、フワフワとした白い綿毛を吹雪のように舞い散らした。
(花粉症の人が見たら卒倒しそうな光景だろうな)

間もなく馬渡橋に差しかかり、風景を撮りにNが車を降りる。
「どうしたの? 一緒に降りへんの?」

実は先ほどからずっとトイレを我慢していて、もう降りる気力も失せていたのだ。
「ここやったら見えないし大丈夫やで! 降りてみ」
本当はイヤだったが尿意には勝てず。
川の横の、黒々と熟したヨウシュヤマゴボウの茂みの陰で用を足した

11時半に草山温泉へ到着。
なつかしい金色の観音様も健在だ。
お腹が空いたのでまずは腹ごしらえ。
以前にも利用したことのある モンゴルの里 へ入る。

ゲルへ入った途端、鮮やかな赤の世界が広がる。
ランチが無かったので、きょうはアラカルトで注文。

●ラムくし揚げ(ラム肉のくし揚げシシカバブー)
●オルゴサラダ(旬菜盛り合わせ)
●ヘールスンボーグ(モンゴル手焼きパン 岩塩味)
●モンゴル式ピザ」
●オルゴ茶(中国雲南省のプーアル茶に似たお茶)

どれも食べやすく美味しいが、モンゴルの手焼きパンというのが特に気に入った。
パリパリと歯ざわりのよいパイのような食感で風味も良い。
モンゴル式ピザは、こんがりとキツネ色に焼けたパイ生地の中にドロリとした熱々の具がタップリと入っていて、これまたオイシイ。
ラムくし揚げは、小さくカットされたラム肉が串に刺されたままフリッター状に揚げられており、甘辛いソースがたっぷりかかっていて食べやすい。
もちろんラムの臭みなどは全くなく、おかわりしたいほどの美味しさだった。

食べ終わる頃になると、頭にバンダナを巻いたお店の奥さん(若くて可愛い)がテーブルへやってきた。
Nのほうを向いて、「あの、何か研究をされていらっしゃる方ですか?」
「エ?」
「いえ、なんかそういう風に見えたので・・・普通の人では無いような気がして。 何かの先生じゃないですか?」

将棋の棋士だと言うと、「えーーーっ?!」 とビックリされる。

先ほど、ゲルの中の本棚に将棋の本が何冊かあったのを思い出し、「誰か将棋をされるのですか?」 と聞くと、子供さん用のものだとの事。
「あれ? モンゴルは モンゴル将棋 じゃないんですか?」 とN。
「いえ、ウチの子は日本の将棋をやってたんですよ」
篠山でたまたま習う機会があったのがキッカケらしい。

「これがモンゴルの将棋です」
奥さんが大きな革張りの箱を抱えてきた。
フタを開くと、中にはウマだのトラだのラクダだの兵隊さんだのの人形(駒)がギッシリと詰まっていた。
(キャア、可愛いな~♪)
どれもツヤツヤとあめ色に輝く立派なものだ。

「王様はどれ?」
「この馬に乗ってるのが多分そうやろうな」
「この兵隊さんは?」
「それは歩やろう」

向こうでは全員モンゴル将棋をするのですかと聞くと、あれは冬にするものなのだとの事。
モンゴルの冬は何も出来ないので、このモンゴル将棋や、羊のくるぶしを集めたもので遊んだりするらしい。

「モンゴルの子供達は馬乗りが上手というけど、本当にみんな乗れるんですか?」
 「乗れますよ。 みんな2,3歳の頃から乗っているけど、4歳くらいからから本格的に練習しだして、7歳までには一人前に乗りこなせるようになるんです」
これは女の子も一緒だそうだ。

その後、家庭や子育ての話しに花が咲く。
モンゴルは大家族制度なので、子ども達は親兄弟、お祖父さんお祖母さんの他、親戚じゅうの人たちの中で育つ。

「みんな厳しいですよ。 日本と違い、子供だからと言ってチヤホヤしたりする事はありません。 特に、お祖父さんお祖母さん、親の言うことは絶対です。学校の先生なんかほんとコワイですよー!」

しかしよく聞いてみると、大人達は普段からみな深い愛情で子供を見ているため、怒る時にもピシャッと的を得た、実に的確な怒り方をするそうだ。
「だから叱られる子供たちの側も非常に受け入れやすく、さっと理解できるんですよ」
日本だと、例えば学校でのケンカや兄弟同士のケンカの時など、「A君も悪いけどB君も悪い。 どっちもオアイコや」 で、白黒つけず安易にまとめるパターンが多いが、向こうでは決してそういう終わらせ方はしない。
良し悪しの問題は別として、日本の子育てと雲泥の差があることは間違い無さそうだ。
2人のお子さんは今はモンゴルで暮らしており、その話しになるとやはりちょっと淋しそうだった。
他にもモンゴル語のむずかしさ(モンゴル語には母音が7つある)、モンゴルの人達には日本語がとても美しく聞こえるという事など。
他にも色々と話しに花が咲き、すっかり意気投合してしまった

ゲルを出て、すぐ目の前の温泉へ入る。
ここは以前に畠山(鎮)さんから教えてもらった温泉で、別名 ‘観音の湯’
お肌がツルツルになるので ‘美人の湯’ とも呼ばれるらしい。
きょうは露天が1人だったのでユックリと入る。

その後 福徳貴寺 へ立ち寄り、帰りは 『レストイン デカンショ』 で休憩。
Nは井戸水コーヒー、私はアイスレモンティーを注文。
きょうもエビフライは食べられず。

夜HIROへ行った時、新聞を取りに立ち上がったNがイスを引っくり返す。
バッターーーン!!とすごい音が響き渡り、イスのシート部分が抜けて吹っ飛んだ。
店員さんがあわてて走り寄る。
「どうもスイマセン・・・(Nは新聞を置きに行ったままなので、私が代わりに謝る)」
「いいえ、こちらこそ申し訳ございません。 大丈夫でしたか?」
「ハア・・・」

本当に、なんとガサツなNなのだろう!
腹が立ってしょうがなかった


おわり
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788 眠い日

2007-09-20 22:57:38 | Weblog
※これがウワサの ‘ちびまるこトイレットペーパー’
 勿体なくてなかなか使えない。
 クリック♪


きょうは朝からバタバタと雑用に追われる。
普段はのんびりボオ~ッと過ごしているので、たまに忙しい日があると調子が狂う。
おかげで、午後からのレッスンが眠くて眠くてたまらなかった。

夜も、(レッスン欠席の電話がかかって来ないかなあ・・) と念じていると、その通りになる
早速Nを誘ってレッツ・喫茶店

車中の会話。

「ねえ! 金太陽って知ってる?」
「・・・・・」
「カーーーーーーンミッカッンッ♪ ていうの」
「・・・・・」
「キラッキラッ 金太陽。 キラッキラッ 金太陽。 カーンみかんなら金太陽~♪」
「なにそれ」
「知らない? 缶ミカンのコマーシャル」
「・・・・・・」
「フ~ン、やっぱり貧乏人は知らないんだ・・・可哀そうに」
「そんなもん知りたくないわ!」


きょうはとにかく眠い。
横ではNが珍しくTVを観ている(『交渉人』)
私は今からお風呂に入って寝る事としよう・・・


手抜きブログ終わり
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