※ パドックでのホクセツサンデー。
気合いが入ってくると、金太郎の目つきにソックリだ。
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地震、たび重なる台風の襲来により、南北東西、地方都心を問わず大打撃を受け続ける日本列島。
まさに満身創痍の様相だ。
19日(敬老の日)は第16回森信雄七段杯争奪将棋大会。
以前はウキウキしながら見に行っていたもんだが、最近はシンドイので家でゴロッとしていることが多い。
この日は写真係りを頼まれたので(Nが膝痛のためあまり動けない)、しぶしぶ重い腰をあげ午後から出かける。
台風の影響が心配だったが、風も雨もほとんどなくてひと安心。
この日は5人欠席93名の参加。
もともとは大人主体の大会だったが、最近では子どもの参加も多くにぎやかな雰囲気だ(にぎやか過ぎ!)
狭山のmさんご夫妻、t井さん、i本さん、ahiruさん、0口さん、y村さん、hsさんなどにご挨拶。
プミポンさんはgちゃんがすぐ負けたあと、シネピピア(将棋大会の部屋の真下が映画館)でプリンセストヨトミを観ていたらしい。
今年の席上対局は上田1級vs佐和田2級、続いて竹内(雄)三段vs西田三段。
真ん前へ陣取って写真を撮るが、考慮中の西田三段が意外にカッコよくてビックリした(あくまで “対局中” だが)
そのあとロビーにて、荒木二段、西田三段、竹内三段、Nによる指導対局。
髪をふたつにくくってピンクのシャツを着た小っちゃな女の子がかわいかった。
大会が少し早めに終わり、Nがクルマを取りに戻って解散。
自宅まで荷物を運んでくれた阪上二段、坪井1級と4人でラーメン屋さんへ。
途中、忘れたカサを取りにピピアへ寄る。
いつもの桂が閉まっていたので、オートバックス近くのでんとラーメンへ入る。
阪上二段がチャーハンセット、坪井1級が天津飯セットを頼んでいた。
店を出ると雨が降りだしている。
大会に出た人たちはみんな無事に帰り着いているだろうか。
20日(火)
台風15号の影響でひどい雨。
にもめげず、朝イチで園田へ。
雨なのでパドックに行けないのが残念だが、ウマと同じエリアにいると思うだけで充分に癒される。
昼食は園田屋でアラビアンやきそばとオデンの大根。
オイシかったなあ。
食べながらキンキを見ていると、ホクセツサンデー明日出走の記事が目に入る。
重勝レースではないが、初の古馬相手との一戦だ。
これは行きたいな~と思うが、明日はレッスン。
涙を呑むしかない・・・・かなぁ・・・・・・・
21日(水)
朝イチで天気予報のネット検索をすると、兵庫県各地で警報発令中。
8時になるのを待って、レッスン中止の連絡を次々と入れる。
決して、“サンデーの応援に行きたいからレッスンを中止” ではなく、あくまでも “台風で警報が出たためレッスンを中止、ちょうど空いた時間にサンデーの応援に行く” というシチュエーションなのだ。
家を出てまずT整形へ立ち寄るが、この悪天候にも拘らずたくさんの患者さん。
きょうは診察日(痛い注射がある。 かわいそうに)なので、終わると11時を過ぎていた。
急いで園田へ着くと、正門前にたくさんのオッチャン達がいる。
何ごとかとカッパを着たガードマンの人に尋ねると、悪天候のため1,2レースが中止になり、現在待機中とのこと。
大変だなあと思っていると、間もなく風がやみ、空も明るくなってきた。
と同時に、「今から開催いたしまーす!」 のかけ声。
皆ホッとしながら入場ゲートをくぐる。
もしここで 「本日のレース、すべて中止となりました」 とかのアナウンスでも流れたら
「こんだけ待たしとってなんやねん!!」 「こんくらいの雨で中止なんかすんなや、ボケーッ!!」 とかなってたかもなあ
早速3Rめから始めるが、この日はなぜか調子いい。
きのうボロ負けで軍資金がほとんど無かったため、手堅い路線で選んだのが良かったのかも知れない。
園田屋へ行くと、雨の中オデンを煮ながらシューチャンが 「オ! 連闘ですね」 と笑いかけてくれる。
この日はずいぶん肌寒かったので卵とじうどんで温まる。
Nは親子ドンブリを注文していた。
好成績のまま、ホクセツサンデー出走の福崎サルビア特別へ。
雨はすっかり上がり、青空が半分ほどのぞいている。
涼しい風が吹き抜け、まさに台風一過だ。
このレースには芦毛が4頭も出ているが、ホクセツサンデーはその中でも1番グレーっぽい。
きょうもパドックに範雄先生の姿は無いが、サンデーはきちんと歩いている(相変わらず二人引きだが)
もうすっかり大人になったんだなあ。
そして、歩くほどに、いい感じで気合いが入ってくる。
これなら古馬相手でも勝ちきれそうな雰囲気だ。
レースはゴール板前かぶりつきで観戦。
全馬いいスタートを切る。
芦毛が4頭なのでちょっと分かりにくいが、6番のダイワキングがハナに立ったようだ。
オレンジの勝負服(木村)は持ったまま4番手を追走。
前の3頭はかなり飛ばしているようで、サンデーはちょっと引き離されている。 大丈夫だろうか
向こう正面に差しかかった辺りからサンデーが進出。
あっという間に先団にとりつく。
4角手前から首位に並びかけ、そのまま直線へ。
はやる胸を押さえつつ、ゴール向かってひた走る一団を身を乗り出して待ち構える。
先頭に見えたのは、真っ黒なシャドーロールに薄グレーの馬体。
サンデーだ。
「サンデー!!」 「サンデーッ、がんばれー!!!」
そして間もなく、吉田アナウンサーの 「強ーいっ! ホクセツサンデー!!!」 の声と共に1着でゴールイン。
終わってみれば、2着に4馬身差をつけての圧勝劇だった。
しかも、トリガミ覚悟だった馬連が1600円ほどもつき、文字どおり、うれしさいっぱいのレースだった。
あー、レッスン休んで来た甲斐があったな~
(あくまでも警報が出たからだが)
おめでとう! ホクセツサンデー
おわり