ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

912      源さんの散歩

2008-01-31 23:05:33 | Weblog
※ 清荒神駅前で源さんの顔見世。
  市場のお肉やさん、駅前のタバコ屋さん、喫茶店のマリさん
  駅から降りてきたお客さん達から囲まれる源さん。
  募金箱を設置すればよかったか!?
  クリック♪


きょうは久々の青空が広がる。
「ねえ、最明寺滝にでも行こうか」 と誘うと
「え~っ?ムリムリ・・・・ぼく仕事があるもん」

ふ~んだ。 私だってあるんだよーだ

そのあと、Nがポストへ行くのについて行こうとすると
「そうだ! きょうは源さんを散歩に連れていこうかな」
「わ~、それいいね! 行こう行こう

こういう展開だとスンナリまとまる。

郵便物を入れた手提げをカバンを私が持ち、Nが両手で源さんを抱きかかえて外へ出る。
「大丈夫? 落とさないようにね」
最初駐車場へ寄って、花壇のそばに源さんをおろす。
ちょっと寒いけれど、太陽の日差しのもとで源さんは元気いっぱいだ。
花壇の縁をめずらしそうにウロウロ。
もっと緊張して動かなくなるのではと想像していたが、意外にノビノビしている。
花壇の黄色いキクをバックにすると、普段は地味な羽色の源さんが引き立って見えた。

その後、蝋梅の小道を通って駅へ向かう。
「源さんホラ、蝋梅やで。 匂うか? ん?」
Nが猫なで声を出しながら源さんの背中に顔をうずめている(きゃ~、ホモ達

駅前のポストで子ども教室用の会報を投函する合間、Nがポストの上に源さんを乗っけて写真を撮っていると
あっという間に人だかりが出来る。

「これなんですか?」
「鳩です」
「えーっ? ハト??  カラスかと思った」

「これカラスですか?」
「いえ、ハトです」
「へえ~!! ハトには見えないなあ」

「これ何ですか?  鳥?」
「ハトなんですよ」
「へ・・・これが鳩?!  一体これどうなってるんですか??  目は? くちばしは?」

源さんは鳩胸をふくらませながらポストの上をウロウロ。
落っこちそうになりながらも周囲のモデルを務めていた

そのあとベガホール前広場へ寄る。
他のハトと合わせたらどうなるのだろうと思ったのだが、着いてみるとハトは1羽も居なかった。
ベンチに源さんを置いて撮影していると、1人のオジサンが寄ってきた。
「これなんでんの? カラス?」
「いえ、鳩なんです」
「えっ? これが鳩??  いや~、ハトには見えんなあ。 珍しいハトなんでしょ?」
「外国のハトで、ブハラ・トランペッターって言うんですよ」
「何年くらい生きるもんなんかなあ」
「さあ・・・これ珍しいんで、あんまり情報が無いんですよ」
「飼ってからどのくらい経ちますの?」
「2年ぐらいです」
「ああ、もうそんなに生きてるんか・・・」

このオジサン、よっぽどハトの寿命が気になるらしい。

Nが源さんを抱いたままオジサンに差し出す。
ちょっと緊張しながら源さんをなぜるオジサン。
「なんかオットセイみたいやな~

他にも興味深そうに近寄ってくる人たちがあり、そのたびに 「ハトです」 「ブハラ・トランペッターです」 「飛べないんです」 と答える。
同じ事を何度も説明しなければならないのは少々疲れるが、興味を持ってのぞいてくれるのはやっぱり嬉しい。
源さんはここでも意外とフレンドリー(?)で、胸を張って堂々としている。
風は冷たいけれど、お日さまの光を全身に浴びて源さんは満足そう

帰宅後、玄関先で水浴び。
水を張ったタライに入れると、ホースの先からチョロチョロ垂れる水の下にアタマを持ってきて気持ちよさそうだ。
その後、非常に機嫌よくオリコウさんで過ごす。
気に入ったようなので、これからも時々連れて行ってやろう

午後は久しぶりで粕汁を作る。
こんにゃくを切らしていたが美味しく出来上がった。
粕汁は私の3大得意料理の1つかも知れない(あとの2つは謎)
きょうの夕飯どきにはドンブリで2杯も平らげてしまった。
おかげで顔がポオ~ッとなる(我が家は白味噌を入れず酒粕のみで作る)

夜はHIROでNはケーキセット、私はアールグレイのミルクティー
新聞では冷凍食品による農薬中毒、千葉の騒音おばさんの記事。
色々あって目まぐるしい・・・・


ルンルン玉手箱

ハッチポッチステーションより  「♪やぎさん郵便」
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911       宝塚動物霊園 (続き)

2008-01-31 09:46:05 | Weblog
※ 動物霊園内にはためく慰霊のノボリ。
  黄色いノボリにはパグの写真。
  その手前の犬はエミちゃんという名前。
  みんな天国で駆け回っているのかなあ・・・・
  クリック♪


中国縦貫の下を抜け、突き当たりの ‘すみれガ丘’ ‘大林寺墓地’ ‘宝塚北高校’ と書かれた標識を見ながら左へ折れる。
きつくなった登りを歩き始めるとすぐ、右手に宝塚市内の景色が大きく広がった。
「わ~~~!!」
かぶと山のシルエットがくっきりと浮かびあがり、手前には歌劇場の赤い屋根瓦。
ずっと右手の山すそに沿って拓けた台地は月見山や長寿ヶ丘、甲子園大学の辺りだろうか。
景色に励まされつつグングン登るが、次第に足が前へ出なくなってくる。
「ああ・・シンドイ~」
「けっこう遠いね。 スグだと思ってたのに」
「明日はもうアカンわ」
ツラそうなNの腰を後ろから押して歩く。
「もうすぐだ、ガンバレ!  えんやらえんやら」

誰にも見られたくない後姿・・・・

やがて宝塚動物霊園に到着。
見覚えのある景色だ。
ここには震災の数年後に死んだマツ(実家で飼っていた柴の雑種。 享年16歳)が眠っている。
あのときは父や母、Nと一緒に来て葬儀をして貰ったのだが、お坊さんの読経の間じゅう、しゃくり上げながら手を合わせていた事を思い出す。
葬儀のあと父に、「アンタは今泣いてたって、どうせあとはケロッとしてるからなあ」と言われて大変不愉快だったことを思い出す(内心、ゲッ! 当たってるな~とも思ったが)

境内にはいくつかの観音像や不動明王が安置され、本堂、納骨堂、小さな売店がある。
ほどなくネコの歩いているのが見えた。
「ネコだよー!」
「あ、あっちにも」
「あ~、そこにもいる」
ネコだらけだった・・・・・
2台のオートバイの上で体を丸めるネコを、うらやましそうに下から見上げる子ネコ。
ここは大御所の指定席なのかも知れない。


中央に大きくそびえるのが慰霊塔で、そのそばの共同墓地にマツはいるらしい(あとで調べてみて判った)
お賽銭箱のそばにはビーフジャーキーやちくわ、キャットグードの缶詰なども供えてあった。
その付近が墓地になっていて、墓標や墓碑などが並んでいる。
「愛犬ムク号」 「愛犬ポポ号」 「愛猫タマちゃん」 「愛猫 リリー号」 などと書かれた数々の墓標。
「天国でわたし達を見守ってや」
「いつまでも元気で駆け回れ」
愛犬の姿や名前を刻んだ墓碑などもあり、それぞれの飼い主の気持ちが伝わってくる。
赤い小さなボロ傘がひとつ、小さなお墓にさしかけてあるのが見えた。
壁際には ‘阪神淡路大震災罹災動物追善供養’ と書いた塔婆がたくさん立てかけてあった。

お墓のあいだの細道に、時おりノッソリとネコ達が現れる。
こちらに遠慮しているのだろうか、あまりそばへ近づいてこようとしない。
羽の生えた犬やネコ達、静かに歩き回るノラ、在りし日のペットに思いを寄せる飼い主達・・・
人間の墓地とはちょっと違う、どこか丸い温かな空気が漂う。

霊園を出るとき、Nが何か話しかけられていた。
近寄って聞いてみると、4月6日に行われる催しへのお誘いのようだった。
様々な法要と一緒に、飲み物のサービスやふれあい広場などのイベントがあるそうだ。

【ふれあい広場でふれあえる動物たち  カピバラ、犬、ウサギ、ハムスター、オウム
当日はフクロウのえさやりもあります(30名様限定】

(行きたいな~、行こうかな~


帰りは下りばかりなので超ラクだ。
途中、参道のGショップに立ち寄って帰宅すると2時半。
心地よく汗ばんだ。
やっぱり歩くのは気持ちいいなあ♪

晩のレッスンがキャンセルになったのでホイホイとHIROへ。
私はアールグレイのミルクティー(そろそろ飽きてきたかな) と、Nはダージリン。
ラプサン・スーチョンを勧めたがダメだった。



ルンルン玉手箱

なんとも言えない侘しさを感じます・・・最後の鳥達の声が、虚しい気持ちをさらに掻き立てます

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910       宝塚動物霊園

2008-01-31 00:11:34 | Weblog
※ 霊園内で見かけた慰霊墓碑。
  レオ君、可愛がられてたんだろうな~
  クリック♪


午前中はめずらしく家でユックリと過ごす。
最近は本もテレビも見ず、ひたすらPCの前に座る日々が続いている。
こういうのをネット中毒というのかも知れない・・・・マズイな~

お昼ごはんの後Nを誘って散歩に出る。
特にアテは無いが無性に歩きたかったのだ。
蝋梅の香りがプンプン漂う小道を抜けると、駅前はたくさんの参拝客で賑わっていた。

参道を上がって川面街道を左へ折れる。
ふだんは車でばかり行き来する道だ。
荒神川を越えるとすぐ、むかし伊藤君(愛媛の)が住んでいたアパートへ出る。
2階の窓を見上げると男物の下着が干してあった。
まもなく大通りへぶつかる。
ここから右折して、登り坂を御殿山方面へ向かう。
この道を歩くのも何年ぶりだろう。
道路の向こう側に見えていた大きなグレーの市民会館も、今は児童館と保育園に変わっている。
見慣れた古い墓地のそばには新しいピカピカの病院と老人ホーム。
バス停は ‘御殿山二丁目’ だ。

やがて正面に中国自動車道の十万辻トンネルが見えてくる。
右手には、枯れヅタに覆われた御殿山中学校グラウンドのフェンス。
すぐそばの陸橋には 
<祝 男子硬式テニス団体戦出場 宝塚市立御殿山中学校> の横断幕がかかっていた。


なんか今夜はものすごく眠たいので、続きはまた明日書きます・・・・・・




  
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909      本日よりルンルン玉手箱開始

2008-01-29 22:23:25 | Weblog
※ 明かりが灯りだした夕暮れの新世界。
  どこか物悲しさが漂う。
  クリック♪


昨夜寝る前、「カギがない!」 とNが騒ぎ出す。
「バッグの中は?」
「見たけど無い」
「コートのポケットは?」
「無い」
「机の上は?・・・・・ホラ、もうこんなに物が多いからイザという時探せないでしょ!」
「いや、そこも見たけど無いわ。 クルマの中かも知れん」
「クルマの中に落としたの?」
「うん・・・・・・アッ! それか温泉(ガレリアかめおか)かも!!」
「ハ~? 温泉のどこでよ。 脱衣所??」
「うん。 服を脱ぐときにポケットから落ちたんじゃないかなあ」
「え~!?  じゃあ明日電話して聞いてみないと」
「うん。 多分そうやと思う」
なんとか納得して寝床に入る(やれやれ・・・)




「オハヨー」
「おはよう・・・・カギ、あったわ」
「え? どこに??」
「背広のポケットの中」
「・・・・・・・・・ガレリアに電話かけなくて良かったよホント
「ヘヘヘ」
「笑ってる場合じゃないよ。 尋ねられたほうは気になるもんだよ」
「・・・なんかボク、最近ルンルン状態になってきたなあ」

ムカッ


きょうは対局なので、Nが8時半過ぎに家を出る。
地肌の見えないテーブルの上を片付けていると、COOPのお料理レシピのチラシが出てきた。
(アレ、めずらしい! Nが取ってきてたのかな?)

チラシの表はお肉の乗ったソバの写真。

《鴨なんばん
脂の乗った鴨ととろ~とした冬のねぎは好相性、体の芯から温まる冬のあつあつメニューです》

(ああ、鴨なんばんが食べたかったのか・・・・今度作ってあげるねN

いつも居る相手がいないと寂しい・・・・


雨降りなので余り外出したくなかったが、薬が切れそうなので山崎医院へ行く。
ドアを開けると、「森さん、コレコレ!」 と受付から手招きされる。
「ハイこれ! このあいだの新聞記事」
「あ・・・・」
「ちゃんと日付も貼っておきましたからね」

実を言うと、この記事は先日、読売のMさんから送って頂いていたので知っていた。
心配していた私に関しての部分は無く(恐らく、文中に出てくる他の女性を私とカン違いされたのだろう)ホッとしていたのだ。
でも、せっかくこうやってわざわざ持ってきて下さったのだから、初めて見るフリをすることに決めた。

「ワア! 私まだ見てなかったのでウレシイです。 ありがとうございます~」
「いえいえどういたしまして。 これ差し上げますから、どうぞ持って帰って下さいね」
「いいんですか? スイマセン、主人も喜びます」
「奥さんの事も書いてありますからネ」
「あ、そうですか(違うんだヨ~) じゃ、楽しみに読ませて頂きますので・・・」

フウ、嘘をつくのも楽じゃない

診察室に入って血圧を測られる。
「最近はどうですか? 体の調子は?」
「おかげ様で、とってもいいです」
「体重は?」
「えっと・・・・○○キロでピッタシ止まってるんですけど」
「止まった?  アハハハ」
「オホホホ」

先生と看護婦さんが一緒になって笑う(なんでだろう??)

血圧は異常なし。
ホッとして診察室を出る。
待合室のソファーに座ると、ちょうど 『みんなのうた』 が始まるところだった。
きょうもなにやらケッタイな曲がアニメと共に流れている。

ふろしきマン

真剣な表情で聞き入るオジイサン達の横顔がオカシイ


病院を出て、そのまま楽譜を買いに西北まで行く事にした。
発表会で使う連弾用の楽譜を探しに行ったのだが、店へ入ると、ちょうど連弾コーナー前に2人の女性(講師だろう)がしゃがみこんでいた。
発表会用の曲を物色しているのだろうが、曲選びに夢中で私の事などまったく眼中にない。
いや、眼中にあったとしても、動こうという配慮が全くないのだ。
すぐそばであれこれ楽譜を取り出していても、まったく知らんぷり。 無視。
昔からよく思うが、こういう時てんでダメな女性というのは意外に多い。
その点は男性のほうが断然マシだ。
人の気配を見てサッとどいたり、ちょっと体を除けてくれたり・・・
これは何も女性相手の時のみに限った話ではなく、ふだん傍から見ていてもそう感じさせられることが多い。
これも男女の体質の違いが大きいのかな~


夜、Nが帰宅後、一緒にてん川へ行く。
私はオデンの夕食を済ませていたので、ざるそばにした(これは失敗! ダシが甘過ぎる・・・やっぱりココはカレーうどんが1番だ
すっかり冷え凍って店を出る。
帰宅後、源さんを出すとペチャンコになってNに甘える(ボボゥ~ボボゥ~)
明日あたりからそろそろ晴れて欲しいなあ・・・・




きょうからルンルン玉手箱のコーナーを始めます。
私のお気に入りの映像(ユーチューブ)やトピックスをお届けいたします。
期待せずにご覧下さい


癒されます。 人形の動きの正確なのにもビックリです!
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908       ゆうパック

2008-01-28 22:54:55 | Weblog
※ 大阪駅前第3ビル内、沖縄物産品店にて真剣に品定め中のN。
  この日は 『黒糖ちんすこう』 と 『黒糖プレッツェル』 を買っていた。
  黒糖ばっかり買うなっ!


きょうは午後から、大阪のさる場所でNの講演があるそうな。
「大丈夫なの?」
「うん」
「大事なことは箇条書きしといたら?」
「もうした」
「早口になったらダメだよ」
「うん」

やけに落ちついて見えるけど・・・・ああ、心配だ~

N 「このネクタイでいいかな?」
「いいと思うよ (内心、「ネクタイなんかどーでもいいやろ! 肝心なのは話しの内容やろ!」とイライラ)」

N 「アレ?! このネクタイ、値札が付いたまんまや。 アハハ・・・」

(ああ、本当に大丈夫なのかな~


肩のフケに注意して、小沢さんにならないようにねと、最後のダメ押しをしながら見送る。
こういう時サッチーや落合夫人なら、なんと言うんだろうなあ。

気を紛らわすためにピアノを触る。
久しぶりに弾くと、ヘタだけど結構楽しい♪
1時間ほどさらって体も温もる。

リビングでウトウトしかけていると、先日退院したばかりの愛媛母から電話。
もうすっかり元気そうな声で安心する。
兄の法事の話のあと、「あのな~、郵便局の『ゆうパックの会』のカタログやけど、いるんな?」 と突然切り出される。
あらかじめカタログから選んでおいた商品が毎月定期的に手元に届くシステムで、長年愛媛母の好意でカタログをプレゼントして貰っているのだ。


「どうするな? いるんやったら申込用紙取ってくるけど」

ウーン・・・・・・・
欲しいのは山々だが、「じゃあ下さい♪」 とはストレートに言いにくい(いちおう嫁なので)
受話器を持ったままシドロモドロになっていると、「どうするな? いるんな?」

「あ、アノ~・・・あれ、信雄さんが毎月とっても楽しみにしていて・・・あの、私もホントに嬉しいんですけど、いつもいつもお母さんにして貰うばかりで、なんか悪くって・・・」
「いるんやったら明日カタログ貰ってくるけどな」

(だから欲しいんだってば~

「えっと。 今月はお肉だったんですけど・・・すき焼きにしたら信雄さんがすごく喜んで」
「フーン」
「すき焼きなんてウチでは1年ぶりだったから・・・「これは力がつく!」って、信雄さんがすっごく喜んでパクパク食べてました」
「ほーか。 そんならカタログ貰ってくるわ」
「スイマセン、お願いします。 信雄さんもきっと喜びます」

はあ~~  ちょっと疲れた・・・

万事がストレートな母と、ヘラヘラと気の弱い嫁なのだ。


Nが6時過ぎに帰宅。
「どーだった??」
「うん、まあまあかな?」
「ドキドキしなかった? みんな寝ないで聞いてくれた?」
「うん。 あとで会社の人が 『よかったですよ』 って言ってくれたし」

まあ普通は誰でも、『よかったですよ』 と言って貰えるのだろうけど・・・


さすがに疲れたらしく、食後はソファーに引っくり返って眠っていた。
とりあえずは、お疲れ様でした


おわり
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907    季 政美さん

2008-01-27 22:11:48 | Weblog
※ 李 政美(イ・チョンミ)ライヴコンサート。


きょうは瑞穂町の姜さんが主催される 『李政美ライヴコンサート』 で、亀岡まで出かける。
出発時は寒さもゆるやかで青空の広がるいい天気だったが、423Rで止々呂美へ差しかかる頃からチラチラと粉雪が舞いだした。
さらに進むと、道路脇に積もった雪が見える。
きょうは日曜でトラックがほとんど無いので、ユックリ安全運転で走る。

亀岡市内へは意外に早く到着した。
曽我部町付近になり、「ちょっと金剛寺へ寄って行こう」  Nが言いだす。
以前行った穴太寺の近くにあるらしい。
本当は寒いからイヤだったが、言ってもきかない顔になっていたのであきらめる。

クルマから降りると想像以上に寒い。
250年前に建てられたという楼門は美しかったが、それよりも寒さのほうが身にしみてツライ。
ここは、穴太で生まれた円山応挙が9歳で入門したお寺で、国の重要文化財に指定された彼の作品が何点も保存されているらしい。
寒さで凍りそうになりながら、そんな事を書いた掲示板を読む。
「寒いよー 早くクルマに戻ろうよ~」 

帰り道、細い路地伝いに長く伸びる黒塀や雪をかぶった土塀が見事だった。
思わず写真を撮っているうち、本当に体の芯まで冷え込んでしまった。

ガレリアかめおかに到着。
開場の1時半までにまだ大分時間があったので、建物内のレストランへ入る。
本当はウドンか何かで温まるべきだったが、ランチバイキングが安かったのでそちらに決めた。
Nは最初から、かき揚やカキフライなどの揚げ物類ばかり取ってくる。
「始めっからそんなに油物ばっかり食べたら、お腹がふくれて入らなくなっちゃうよ」
「ヘヘヘ・・・」
この歳になって、どうしてそんな事もワカラナイんだろう

昼食を済ませて館内を歩く。
この建物は天井も高く広々としていて、そのせいかほとんど暖房が効いておらずシンシンと冷え込む。
「寒いー寒いー」 とガタガタ震えながら歩いていると、館内案内板に 『大浴場』 という文字を見つけた。
「どうする?」
「サッと入れば間に合うやろ」
「じゃあ行こう!」

そう広いお風呂ではなかったが、先客もなくユッタリと入る。
冷えきった体がジワ~ッと温もっていく感覚がサイコーで、私にしては珍しく、汗が出るまでゆっくりと浸かる。
入浴後に鏡を覗くと、鼻の頭のファンデーションが汗で剥げ落ちていた。
お化粧道具も持ってきていないので、仕方なくそのままライブ会場へ行く。

会場は響ホールで、ざっと見ると80人ほどの観客だ。
イ・チョンミさんを聴くのは今回が初めてだったが、最初の歌いだしの時から、その声の美しさに圧倒される。
 矢野敏広さん のギターをバックに、ご自身もギターを抱えながら歌う。

『♪あなたが笑っていると』
『♪ありのままのわたし』

曲はチョンミさん作詞作曲のオリジナルが中心だが、
「私は葛飾生まれの在日2世ですが、私のふるさとは2つあります」 と言って歌われたこの曲が印象深かった。


『♪京成線』

作詞・作曲:李政美

重くよどんだ 川の水に
四両の短い影 映しながら
今日も走るよ 京成線

低い鉄橋の その下には
埋もれたままの 悲しみ眠る
エヘイヨ エヘイヨ

灰色の煙吐き出す車
高くそびえ立つ高速道路の下
くぐり抜けてく 京成線

川向こうから 吹く風は
なつかしい匂い 運んでくる
エヘイヨ エヘイヨ

顔も知らない ハルモニ、ハラボジ
いくつものアリラン峠越えて
辿り着いたこの町

京成線に乗って帰ろう
この町もまたふるさと

【ちょんみのコメント】 今でも関東大震災のときに殺された人の骨が埋もれている荒川の土手。墨田区の皮革工業地帯から流れてくる皮のにおい。私が生まれ青った場所の情景。私のふるさと。


時おり、ギターから小さなアコーディオンやオカリナに持ち替え、ゆったりとした緑色のドレスで歌うチョンミさん。
透明感のある落ちついたメゾソプラノは、どれだけ聴いても聴き疲れない。

「韓国の映画で 『風の丘を越えて』 という作品がありますが・・・」 と言いつつ、肩から長鼓(チャンゴ)をかけて始まった 『♪珍道アリラン』
まさかこの曲が、きょうこのステージで、しかもチャンゴの演奏付きで聴けるとは!!

♪アリアリラン、スリスリラン、アラリガ・ナンネ。
 アリラン、ンンン、アラリガ・ナンネ・・・・・・

パンソリを演奏しながら旅から旅への貧しい生活を送る3人家族。
その家族が、美しい自然をバックに珍道アリランを楽しげに歌い踊る、つかの間の幸せなシーンを思い出した。
チャンゴは、右手のスティックと左手の平で強くリズミックに打ち鳴らす。
実際やってみるとかなりムズカシそうだ。

アンコールの時、客席から 「♪イムジン河を」 という声がかかるが、この詩の意味に疑問を感じるというジョンミさんは結局歌わなかった。
そして、「皆さん誰でも知っているこの曲を歌います」 と言って流れてきたメロディーが、なんと意外なことに、ビートルズの 「♪イマジン」 だった。
日本語で、やさしく諭すように歌うジョンミさんの声は、天国から響いてくる歌声のようだった。


想ってごらん
天国なんかないって
地獄もありはしない
見上げれば空があるだけ
みんなが今日のために
生きているって

想ってごらん
愛する国のために
信じる神のために
殺しあうことなんかない
みんなが平和に
生きているって

夢なんかじゃないって
君も気づくはず
みんなの願いがいつか
世界をひとつにする


姜さんのアイサツで、李政美ライヴコンサートが無事に終了。
CD 『オギヤディヤ』 を買って会場を出る。
その後、打ち上げ会場の中華料理店 「広東」 へ、95さん、三平さんと歩いて行く。

2階のお座敷で、ギターの矢野さんがそばへいらして下さる。
かなりな腕前のプロだが、とても気さくな方だった。
藤岡琢也と、将棋の村田顕弘新四段をミックスしたような顔で親近感を感じる♪
途中からは、イ・チョンミさんも来て下さった。
最初は緊張してしまったが、馴れると話しやすい方だった
『風の丘を越えて』 は韓国でも有名なんですか?と聞くと、「とっても有名ですよ。 韓国では1番人気のある映画です」 とキッパリおっしゃった。
チャンゴはやっぱりムズカシイらしい。
「演奏だけのときは両方スティックで。 唄を歌いながらの時は、きょうのようにスティックと手のひらを使って演奏するんです」
ジョンミさんの大ファンでもある姜さんは、終始笑顔を絶やさない。

そのうち、円テーブルの横で矢野さんのライヴが始まりだした。
矢野さんのギターに合わせて、『♪あの素晴らしい愛をもう1度』 をみんなが合唱する。
歌い終わって、「何かリクエストはありませんか?」 と言われたので、ふと思い浮かんだ 「♪戦争を知らない子ども達」 をお願いした。

ほどよくアルコールのまわった矢野さんが、2番の

「♪若すぎるからと 許されないなら
髪の毛が長いと 許されないなら・・・・」

の歌詞を

「髪の毛が薄いと 許されないなら・・・・」 と唄って拍手喝采だった。(これは、矢野さん御自身とNを含めてのギャグ)

そのあとチョンミさんが加わって数曲(聞いた事のあるメロディーだったが曲名がわからない)
途中から中華店のマスターも部屋へ上がって一緒に拝聴する。
坂本九の 『♪上を向いて歩こう』 
矢野さんのギターもさすがだが、マイク無しのチョンミさんの生の歌声も、ホレボレするほど素晴らしい

名残りは惜しいが、夜道の凍結が心配なので途中で失礼する。
チョンミさんは次回、3月と6月に関西のステージがあるとの事。
予定が合えば、またゼヒ聴きに行きたい♪
姜さん、きょうはステキな1日をありがとうございました

店を出て、ガレリアかめおかの駐車場まで早足で戻る。
楽しい時間のあとなので、寒さもそれほどツラくは感じない。
ナビを見ながら来た道と同じルートで帰る。
カーブの多い山道はかなり暗かったが、雪も凍結もなく安全に走る。


HIROへ立ち寄って休憩。
店長さんがヘンなメガネをかけていたので、とうとう堪えきれずに吹きだしてしまった



『♪珍道(チンド)アリラン』

朝鮮民謡
訳詞:大田雅一

アリアリラン、スリスリラン、アラリが出たよ。
アリラン、ンンン、アラリが出たよ。

聞慶鳥峠は、なんたる峠か。
くねるよ、くねくね、涙が出るよ。

遊びながら行こう、遊びながら行こう。
あの月がのぼって沈むまで、遊びながら行こう。

はるか大海原に、ぷかぷかと浮かぶ船。
えんやこら、えんやこら、櫓を漕げよ。


(A-ri a-ri-rang Sseu-ri sseu-ri-rang A-ra-ri-ga Nass-ne.
アリアリラン、スリスリラン、アラリガ・ナンネ。
A-ri-rang Eung-eung-eung A-ra-ri-ga Nass-ne.
アリラン、ンンン、アラリガ・ナンネ。(※ 繰り返し)

(注; ブログ中の歌詞は全て 李政美さんHP から引用させて頂きました)




おわり
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906      キッカワ歯科

2008-01-26 21:05:56 | Weblog
※ 陸橋からの夕景。
  左が阪神百貨店。
  道路をはさんで向かいが、JRと直結する大丸百貨店。
  クリック♪


早朝、玄関のチャイムが聞こえる。
(夢かな~)とボンヤリしているとNが出て行った。
遠くから阪上2級に似た声が聞こえる。
寒そうに戻ってきたNに、「ナニ? 阪上くん??」 と聞くとそうだった。
「どうしたん? こんなに早く」
「きょう奨励会やから」
Nの連盟への届け物を取りに寄ってくれたらしい。

昼、セロリ・トマト・キャベツ・カブラ・ローリエを煮込んだスープ。
体にはいいだろうが・・・・薄味過ぎてマズい
その後Nは近大へ。
私もどこか行きたかったが、寒いのと眠いのと夕方から歯医者さんの予約が入っていて落ちつかないのとで家にこもる。
やらなきゃならない事は結構あるのに、ついつい毛布をかぶって寝てしまう。
根性に欠けたダラシナイ自分がイヤになる

夕方から歯医者さん。
昼食後あまり動かないまま寝たせいか、ちょっと胃が張って苦しい。
(こんなんで治療を受けるのツライな~)
お腹をさすったりトイレへ行ったりするが、もうひとつスッキリしない。
(イヤだなあ・・・休んじゃおっかな~)
昔の私ならソッコーでズル休みするところだが、今はさすがに違う。
(きょう休んだら次に行くとき、倍メンドクサく感じるからな~
(しょーがない!・・・やっぱりきょう行っといた方がマシだ)

伊達に歳は重ねてないのだ。

キッカワ歯科へ入ると、患者は珍しく私1人。
診察台に上がると、「森さん。 このあいだのレントゲン写真見るとねえ・・・」
先生が深刻そうな口調で切り出す。
「ここが歯の表面です。 そしてここからが歯の骨。 で、この骨の部分がちょっと沈んでますよね」
「これがもっと深く沈んでくると、骨が歯を支えきれず歯がグラついてくるんです。 それで結局抜かないといけなくなっちゃうんですね」
「で、1本抜いても、結局その横の歯も似たような状態なワケだから、まとめて抜かなくちゃいけなくなるワケですよ。 これが歯周病なんですね」
その後は鏡を持たされてア~ンとさせられる。
下の前歯のウラっ側が映った。
「これが歯石ですね」

(ウッ・・・・

前回と同じく、歯石が付いてしまった状態では、どんなに歯磨きをガンバっても意味がない旨をコンコンと諭される。
キッカワ先生の説明は懇切丁寧、理論的でとてもわかりやすい。
が、言い方を変えると少々クドイ(?)
手鏡を持って口をあけたまま考える。
(このクドサは誰かに似てるなあ・・・・・・・あっ! そうか、Nだ)
あと、時おり混じる‘語尾あげコトバ’も気になるところだ。
そんな事ばかり考えながら先生の横顔をチラチラと見ると、あぶなく吹きだしそうになる。

きょうもまた奥歯を延々と削られた。
「ちょっと響きますよ。 辛抱してくださいね」
ゴィーンゴィーンと低音の響きをたてて削られる。
痛くはないけどコワイ。
息をつめて身を固くしていると、また呼吸困難になってきた。
あわてて深呼吸をするとゴボゴボッとなった。

かなりの時間が経ってやっと 「ハイ。 うがいして頂けますか?」
(ハァ~、やっと終わった)・・・何よりウレシイ瞬間だ。
ところが
「はい、イス倒しますよー」

(アララ? まだ終わらないんだ・・・)

「もうちょっと辛抱して下さいね」

ゴィーンゴィーン・・・・・呼吸困難・・・・・ゴボゴボ

「ハイ。 うがいして頂けますか?」

(今度こそ終わりだろうな・・・・ゴロゴロゴロペッ)


「はい、イス倒しますよー」

(ハア~??  もうイヤじゃあーーー) 

再びお説教のあと歯石取り。


家へ戻ってトイレを済ませてから、ミニコープへ晩の買い物に行く。
寒いので、ワンタンとオデンの材料をそろえる。
レジ横の金のブタマンが美味しそうだ。

帰宅するとNが帰っていた。

「ねえ、キッカワ先生ってさ、けっこうクドイよね」
「ああ、そうやな」
「センセー(Nの事)と一緒やで~♪」
「ああ、本当やなあ」
「ねえ、治療の時やっぱりかなり言われるやろ?」
「ナニを?」
「何をって・・・歯周病にならないために、いかに歯石が付かないようにするかとか、そのためには普段から正しい歯磨きをしなくちゃいけないとかいう事だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「言われない?」
「いーや。 全然」

もはや手遅れなんだろうなあ
あるいは、言っても全くきかないので諦められているのかな。
私がことさらクドク説教されるのは、Nにもちょっとは伝わるようにとの思いを込めてのものかも知れない。


夕食はワンタンを作るが、昼間のマズイ野菜スープが余っていたので、それにワンタンを入れる。
(どんな味になるんだろう) と内心ヒヤヒヤしながら出すが、Nはオイシそうに食べていた。
「おいしい?」
「ウン。 うまいで♪」


ああヨカッタ


奨励会の結果報告のあとHIROへ。
この寒いのに店内はほぼ満席。
Nはケーキセット、私は今夜もアールグレイのミルクティー

今夜は藤原1級、坪井4級、来海4級、石川5級が泊まり(阪上2級は本日3連敗なので来なかった)


おわり

  
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905        駒展

2008-01-25 22:02:21 | Weblog
※ 阪急3番街にある、老舗和菓子屋さん『菊屋』
  きょうは、3つのねりきりを買うのに多大な努力を要した(しかも報われなかった)
クリック♪


午前中なぜかずっと大信田礼子の 同棲時代 が、頭の中でエンドレスで鳴り響く。
理由は特に思い当たらないが、当時はわりと好きな曲だった。


午後、児玉龍児さんの個展を見にNと一緒に梅田へ。
家を出ると粉雪が待っていて寒さに震え上がる。
これから1ヶ月は覚悟して過ごさなければならない。

梅田から茶屋町方面へ歩く。
居酒屋や小さな雑貨店の並ぶ細い通りを抜け、大阪聖パウロ教会そばの ギャラリー4匹の猫 へ到着。

児玉さんとお会いするのは、6年前、入院していたNのお見舞いに来て下さった時以来だ。
仕事着姿(作務衣?)の児玉さんは、相変わらずガッチリした体格でお元気そうだった。
先客の方がいらしたので、静かに展示品の駒を見て回る。
虎斑、赤系、根杢などと書かれた生地(黄楊=つげ)と共に、様々な書体の作品が並べられている。
虎斑というのは、実はあんまり好きでは無かったのだが、児玉さんの作る虎斑の駒はどれも品よく美しく見えた。
部屋の隅近くに、何やら妙な書体の駒があり興味をもって眺める。
なんか、中国のトンパ文字のようなデザインにも見える(名前を忘れてしまったのが残念だ)

お客さんが帰ったあと、しばらく雑談をする。
「スキーは面白いですよ! 始めに止まり方と転び方を覚えればいいだけです。 3,4時間もあればスイスイ滑れますよ♪」
児玉さんは蔵王のスキー場でよく滑っておられたそうだ(自宅から20分との事)

むかし天童で食べたお蕎麦が、それはもう硬くって硬くって、食べられたもんではなかったと文句を言うと
「ああ、○○の蕎麦ですね。 あそこは硬すぎて評判が悪かったせいか、最近ではずいぶん柔らかくなりましたよ」

あと、御蔵島(みくらじま)の話し。
御蔵島までは、ジェットホイルとヘリコプターを乗り継いで渡られるとの事。
風の強い日のヘリコプターはかなり揺れるらしい。
「冬場の観光客はほとんど居ないですけど、夏になるとイルカ目当てのお客さんで賑わうんですよ」
御蔵島周辺の海は潮と潮とのぶつかり合いが激しく、イルカ達の恰好のエサ場なのだそうだ。
「イルカ、見たことありますか?」
「ありますよ。 イルカはトビウオが好物だから、一緒になって跳ねるのが見えるんです」

カワイイな~

駒の材料となる黄楊の木は、風の強い断崖などに生えている事が多いので、伐採するのはかなり大変な作業との事だった。
駒と一緒に部屋に置かれた、白っぽいツゲの原木を触る。
わりと滑らかな感触でヒンヤリしている。
「あれ? 結構重いねー!」 Nが感心したように叫ぶ。
「ツゲは重いですよ」
「それに、すごく硬いねえ」
「駒や櫛のほかにどんな物が作られるんですか?」
「そうですねえ・・・お箸とかね」
「あ、そうか!  あと、お盆とかは?」
「お盆はムリですね~」
ツゲは、重くて硬いわりには割れやすいのだそうだ。

30分ほどしてパラパラとお客さんが入りだし、そろそろお暇の時間になる。
帰り際にNが、「いつも使ってる駒が犬にかじられて・・・あと、歩も2枚無いから作って貰おうかなあ」 と切り出す。
Nが自分のために駒を買いたいと言い出すなんて初めてのことだ。
(そうだよね・・・あんまり当たりまえ過ぎて忘れてたけど、Nの仕事は将棋の棋士なんだよね・・・)

ギャラリーの前でお別れをして、再び細い通りを歩いて梅田へと戻る。
時刻は少し早いが、先日 夢人さん がブログで書かれていた 『はがくれ』 というウドン屋さんへ行こうという事になったのだ。

ビルの谷間にそびえるヘップの大観覧車に、うっすらと明りが点りだした。
阪急からJR方面へ進み、駅前第3ビルを目指す。
阪神百貨店へ伸びる陸橋では、この寒さのせいか、さすがにストリートライヴをする若者の姿はない。

寒くて寒くて、(もうダメ・・・) となりかけた頃、第3ビルへ到着。
B2の はがくれ に到着していささかビックリ。
(わ! 小っちゃ~い!!)
15,6人がキチキチになって座れるほどのカウンターのみの店だった。
壁際のハンガーにコートをかけ、早速メニューを見て注文。
本当は生じょうゆウドンを食べるべきだったのだが、あまりの寒さにキツネうどんを注文する。
Nはそれにかやくご飯の付いたセット。
待っている間じゅう、店主らしきオジサンの声がせわしなく響く。
「混ぜたらアカンで! 混ぜたら粘りが出るからな。 そのまま混ぜんと食べて食べて。 ああっ、そんなにいっぺんに食べたらアカン。 2本ずつ挟んで口に入れて・・・そうそう、少しづつ食べて」
「オデンは何がいい?  え、大根とスジ?   どれもオイシイで~♪」
「うちのオデンはおいしいでえ!、あっ、熱いから少しずつ食べや。 そっとそっと・・ユックリな」
最初から最後までこんな感じのオジサンだった。
しかも、レクチャーされるのは平均年齢20代前半の若い女性ばっかり。
我々中年夫婦や独り者の男性などは見向きもされない。

それでも、ようやく運ばれてきたキツネウドンはかなり美味しかった
大きなアゲさんが2枚、それに薄く切ったカマボコと黄色いタマゴヤキと刻みネギが浮かんでいる。
まずはスープをひとくちゴクリ、もうひとくちゴクリ・・・・

てっぺんに乗ったへぎゆずの香りが何とも食欲をそそる。
(うん、けっこうイケる♪)

次にオアゲさんをガブッ!

甘過ぎず、でもしっかりと味が染みて、ちょうどいい味加減だ。

次に麺。
見た目はちょっと細いけど・・・どうかな?

ツルツルツル~・・・・・

舌触りがよくツルンとしている。 しかも弾力と腰がほどほどにあってかなりイケる。
「うん、ウマイッ♪」
となりでNの呟く声がする。
店内では相変わらず店主のオジサンの声が途切れることなく響く。
「2本ずつな! 2本ずつ食べるとオイシイからな」
「そう、スタンバイOK? じゃ、しょうゆかけるで~・・・・・GOっ!!」

隣りの人にぶつからないよう、注意深く席を立って外へ出ると、すでに短い行列が出来ていた。
ふつうのウドン屋さんと違って意外に若い人たちが多い。
「今度は生じょうゆウドンを食べてみようね」
「そうやな」

腹ごなしにB1とB2のフロアを探索する。
『沖縄奄美創作料理アダン』
『珈琲館 非酔』
『コロッケ次郎』
『インドカレー』
興味を引かれそうな、個性豊かな店が多い。

「駅前ビル、結構いいね♪」
「うん。 おもしろそうな店が多いな」

そのうち、奥のほうで何やら若者がゴチャゴチャたむろしている店があった。
なんだろうと入ってみると、各テーブルに4,5人ほどの若者(男性ばっかり)が座り、何やら真剣な顔つきでカードを並べている。
(なんだろ? ポーカーかブリッジでもしてるのかな??) と思いさらによく見ると・・・・
カードはトランプではなく、何かキャラクターの印刷された、ゲーム用かなんかのカードのようだった。
テーブルの男の子達は、みな一様に押し黙ったまま何事か考え中の様子。

なんかよくわからないが、アワテテ店の外へ飛び出す。
妙な世界があるものだ

もう少し歩くと、突然、看護婦さん姿の若い女の子が現れる。
(な、なんだコレ・・・)
そばの店をのぞくと、薄暗がりの中にカウンターや小さなテーブル席が見える。
一瞬、(これがウワサのメイド喫茶?!) と思ったが・・・・どうも違うようだった。
店名をメモして帰宅後ググッてみると、こういうお店だった。


コスプレ居酒屋1969



きょうは寒かったが、色々と楽しい1日だった
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904       コピ・ルアック

2008-01-23 22:47:58 | Weblog
※ アフリカのモンキーコーヒー、ベトナムの狸コーヒーと共に世界3大幻コーヒーといわれる 『コピ・ルアック』
クリック♪


きのうの歩き疲れからか、今朝は大寝坊
「のぶぱん食べた? どうだった?」
「ウ~~~~ン・・・・・」

もう一つだったらしい

きのうは徹底的にメタボ食の1日だったので、きょうは胃腸のそうじをしなければならない。
お昼は、キャベツ・ごぼう・ニンジン・大根をタップリ。
ブイヨンとローリエを入れて煮込む。
久しぶりに食べると(飲むと)マズかったが、薬だと思い、長時間かけて平らげる。

昼頃から何となく体がダルい。
きのう雨に打たれながら歩き回ったせいかも知れない。
上着を着込み、ストーブをガンガンつけて、毛布にくるまってソファーへ横たわる。
そのまま2時間ほどグッスリ寝てしまった。

4歳児のレッスン。
きょうはほぼ最悪・・・・・・
楽譜のパンジーに色を塗らせながら、(これでレッスン料頂いてていいのだろうか) と思いつつ放心状態。
なんとか解決策を見出さないと、さすがにマズイ。
きょうは体調が悪かったせいか、その後のレッスンもしんどくて仕方なかった。
寒い時期の遊びすぎは要注意だ。

夜のレッスンが無かったのでHIROへ行く。
うるさい夫婦は居なかった。
家のコーヒーが切れたのでコーヒー売り場へ寄ると、グラム3600円というコーヒー豆が売られていた。
ビックリして覗き込むと、『KOPILUWAK(コピ・ルアック)』 という銘柄で、イタチみたいな動物のイラストが描かれている。
ボーと見ていると、HIROの店長さんが色々と説明してくれる。
なんでも、バリ島に住むネコ(ルアク)が特殊なチェリーを食べ、自分の腸内で発酵させたものの排泄物がコーヒーの原料となるらしい。
収穫量が少なく、なかなか手に入らないらしい。
今回も、ここにあるだけでオシマイとの事だった。

「オイシイんですか?」
「すごく後味がサッパリしてて美味しいですよ」

Nの顔を見ながら、「飲みたいねえ・・・・どーする?」
すると
「グラム3600円っていったら・・・・一杯いくらになるんやろ」

誰も咄嗟に計算できなかった (というか、したくない)

結局100グラム量ってもらう。

「100グラムじゃ、あっという間やろ」 
Nが言うが、さすが(?)の私でもいきなり200グラム買う勇気は無い。
「とりあえず100グラム飲んでみようよ」 と無難にまとめる。

小っこい100グラムの袋をうやうやしく頂いて帰宅。

家へたどり着くやいなや、先を争って写真を撮る。
「あ、ズルイッ! 私が先に撮んねんでーっ!!」
「買ったのはダレやねん! ボクが先に決まってるやろー」

ワーワーギャーギャー、ボカスカ

貧乏人がたまにゼイタクするとこれだ・・・・

コピ・ルアック

注) グラム3600円は、100g3600円という事です。
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903       1年ぶりの一心寺

2008-01-22 22:46:09 | Weblog
※ 新世界で見かけたヘンなパン屋さん。
  でも、同じ名前のよしみで、やっぱり入りました。
  変態チックな外見とウラハラに、中の店員さんはホノボノムード。
  次回もゼッタイに入ろうっと
  クリック♪


朝、Nと一緒にサンケイ朝刊を買いに行くが(2日目)、きょうも棋怒哀楽は載っていなかった。
「ヘンだな~? いつ載るんだろう??」
空はどんよりと曇り、今にも降り出しそうだ。
芳香を漂わせる蝋梅のとなりで、白梅のツボミも小さく膨らみ始めている。

少し早めの昼食を済ませキッカワ歯科へ。
きょうから本格的な治療が始まるのだと思うとドキドキする。
「きょうは歯周病の検査をしますね」
「大きい数ほど悪いという事です」
「ちょっとチクリとしますよ」
先生が歯の周辺を何かでつつきながら、「3」 だの 「4」 だのと言って、それを衛生士さんが記録する。
「2」 も結構あったが、奥のほうは 「5」 も何箇所かあった。
チクリチクリはちょっと痛い。
数字の低い時ほど痛みを敏感に感じる。
逆に、「5」 と言われる時は全く痛くないが、かえってブキミ
その後、かなり長時間奥歯を削られる。
全然痛くないのだが、あのキ~ン、ガリガリはやっぱり苦手だ。
途中でうまく呼吸が出来なくなって窒息しそうになり、あわてて深呼吸をした。

治療が終わり、走って家へ戻る(30秒)
すぐに温かい格好に着替え、Nと大阪まで出る。
去年の1月22日が、ちょうど水津さんの納骨日だったのだ。

環状線で天王寺まで行き、そこから谷町筋をまっすぐに歩く。
途中、堀越神社というのがあって、<こけざるの梅> と書かれたノボリが何本も立っていた。
やがて一心寺シアター手前まで来ると、<三千佛堂> と書かれた扉が開いてる。
なんだろうと思い近寄って見ると、たくさんの金色の仏像が見えた。
<拝観料はいりません> の貼り紙に安心して中へ入る。

薄暗い建物の中では、天井近くまでビッシリと並んだ仏像が金色に輝いていた。
受付でローソクとお線香を買う。
「お線香はどの香りのが良いですか?」
Nがお坊さんに聞かれ、ラベンダーの香りを選ぶ(これは失敗だった。 お線香はやはりオーソドックスな香りが1番だ)
ゆっくり時計回りに歩きながら、お線香を立ててゆく。
三千佛とは、過去・現在・未来に現れる全ての佛さまの総称なのだそうだ。

外へ出てみると、ちょうど今の三千佛堂の真下が一心寺シアターにあたるのが判った。
劇団コーロによる 『聖の青春』 が上演された思い出の場所だ。

一心寺シアター

少し下った辺りに <緑州> と書かれた喫茶店。
ここは納骨が終わったあとで、水津さんのご親戚や西宮の山崎さん、神奈川から駆けつけたosakiさんらと入った喫茶店だ。
その正面が一心寺入り口。
相変わらず迫力満点の阿吽の二王尊を見上げながら中へ入る。

境内ではたくさんの人がウロウロしている。
ちょっと神妙な面持ちの外人さんも見かけた。
中央の本堂を見ると、1年前のきょうを思い出す。
あの日もきょうと同じくらい寒かった。

境内の隅には納骨堂があり、お堂の中には10年ごとに造られるお骨仏が安置されている。
1番新しいもので、第13期の平成9年~平成18年の仏様なので、水津さんのお骨仏は10年後の平成27年まで待たなければならない。
そのあと境内のお墓を見て一心寺を出た。
「それにしても、ここのお坊さん達はちょっとアレだね・・ザツい感じがするね」
「お賽銭箱とかザラザラ~ッて、みんなの見ている前で平気であけてるもん」
「でも、そんな雰囲気がかえって気軽に出入りしやすくてイイのかも知れないよ

一心寺を出て谷町筋へ戻り、動物園の方へ向かって歩く。
「堺打刃物 鍛冶忠」 「ガクブチヤ」 「閻魔堂」・・・・
左手に見える通天閣が段々近づいてくる。
住所板は茶臼山6丁目。

動物園の裏通りへ入ってまっすぐ進むと、何やら開店祝いのような造花がズラリと並ぶ一角に出た。
見ると
<大衆演劇 浪速クラブ> と書かれた建物があり、股旅姿の役者、白波5人男のポスターや絵などが壁いっぱいに貼られている。
小さな入り口そばには、「本日の演芸 第一部<喧嘩屋五郎兵衛> 第二部<唄と踊りのショー>」と書かれている。
もの珍しく眺めていると、「アラ~! きょうは1番やわ。 こんなのって初めてや!」 と言いながらオバサンが1人やってきて小さな整理券を引き抜いていた。
「こんな時間に1番なんて信じられへんわ!」 と1人で興奮している。
「いつもはもっと多いんですか」と聞く(聞いて欲しそうに見えたので)
「そうよ。 毎日違う出し物するしね」
ゼヒ見てみたかったが、昼の部はもう過ぎていて、夜の部(開演17:00 終演20:00過ぎ) しか無くてあきらめる。
「あ~あ・・・・見たかったな~
「今度もっと早く来て昼席を見よう」 Nに慰められる。

次の角を曲がると、今度は <SHINSEKAI☆KOKUSAI> と書かれたレトロな映画館だった。
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』 『沈黙の激突』 のポスターの横に、‘銃撃アクション’ ‘壮絶死闘三本立て’などと書かれている。
地下では少々いかがわしい作品が上映されているようだった。

先に角を曲がったNが、こちらを振り向いて激しく手招きする。
走って行ってみると、そこは昔1度だけ入った事のある <朝日劇場> だった。
舞台用のメイクにマゲを結った着流し姿の役者さんが、若い観光客の女の子やオバサマ方相手に、笑顔を振りまいたり握手をしたり、向けられたカメラの前でキッとポーズを取ったりと大忙し。
入り口には、<本日の芝居 『姿なき仇討ち』> と書かれていた。

そのまま進んで新世界の中ほどに入った。
派手な看板の串カツ屋さんや飲食店が軒を並べ、通りの真ん中には通天閣が大きくそびえる。
「ちょっとお腹空いたね」
「今何時だろ」
「まだ4時前やで」
少しその辺をブラッとしたあと、串カツを持った特大のエビスさんが微笑む 『初代エビス』 というお店に入った。
牛スジ煮込み、カキ入りお好み焼き、串カツ10本盛りを頼む。
Nはビールを注文。
お好み焼きの引っくり返し方がムズカシく、もう少しでグシャグシャになるところだった。

店を出ると細かい雨が降りだしていた。
カサをさすほどでもないので、そのまま歩く。

適当に界隈を歩き回っていると、何やらケッタイな店の前に出た。
<焼き立て 全品120円 のぶぱん> と書かれている。
壁には、ホッペタを真っ赤に塗ってヘンな兜をかぶった‘のぶちゃんマン’という男性の大きな写真が貼られており、店の入り口には、のぶちゃんマンの等身大パネルもある。
Nを立たせて記念撮影をしてから、おそるおそる中へ入った。

店内は意外と普通で、抹茶メロンパンやドーナツを買う。
レジ係の男性もとてもいい雰囲気ですっかりリラックスしていると、頭上に、メガネをかけた店主らしき男性の写真が飾ってあった。
(この人がのぶちゃんマンなのかな?) と思いつつカメラを向けてシャッターを切ると
「どうもアリガトウゴザイマス」 と背後から声がかかる。
(えっ?!) とビックリして振り向くと、写真の中の男性がコック帽をかぶってニコニコしながら立っていた。
「どれが1番オススメですか?」とNが切り出すと、「そうですね。 やっぱりコレかな? 通天閣の形をした通天閣パンです。 これはココだけでしか売ってませんよ。  当たり前ですけど」
なかなかオモシロそうな店長だ。
私は先ほどの串カツで胃の調子がヘンになりかけだったので、店を出てすぐ明太子パンにかぶりついた。

そのあとジャンジャン横丁へ入る。
きょうは2つの将棋クラブ(王将と三桂)はお休み。
壁に貼られた古い時代の新世界の写真を、Nが興味津々で見ていた。

ジャンジャン横丁を出たあと、そこらの小さな路地を歩き回る。
辺りはずいぶん暗くなり、小さなスナックにはポツポツと明かりが灯り始める。
カウンターのみの狭い串カツ屋、ビデオ店、古いアパートのような旅館、小さなラブホ・・・・
通天閣も赤い灯が点るとリッパなものだ。
「安心と信頼の日立グループ」
「HITACHI」
これは正真正銘、昭和の世界だ。

グルグル歩き続けるうち、<通天閣本通り> に差しかかる。
小さなオモチャ屋や古い喫茶店などが並ぶ、50メートルほどの小規模な商店街だ。
何やらこの辺りだけが、やけにヒッソリと静まり返っている。
そぼ降る雨の中、通天閣の赤いネオンが僅かにけぶって見えた。

「アカン・・・もう足が痛い。 どこか喫茶店に入ろう」
ちょうどそばに <ドレミ> というレトロっぽい喫茶店があったので迷わずそこに入る。
「ここ、昔よく入ってた喫茶店や」 Nが呟く。
通天閣での待ち合わせ場所としてよく使っていたらしい。
中へ入ったとたん、雨で冷えきった体がジワ~と温まる。
Nはチョコレートパフェ、私はフルーツパフェを注文。
途中、店のテレビの相撲中継で朝○龍ー安馬の取り組みが始まりだすと、みんな一斉に画面を見る。
「○○○、負けたらええのにな~」
苦笑交じりの声が聞こえる。
人情の町でも、やっぱり朝○龍人気は低いようだ。
しかし結果は安馬関の負け。

喫茶店を出てJR天王寺から大阪へ出る。
私もさすがに足が痛くなってきた。
梅田から川西能勢口まで座れず。
串カツや明太子パン、パフェなど、脂っこいものをタップリ食べたせいで胃がキモチ悪く、立っているのがツラかった。

清荒神で降りるとKちゃん親子とバッタリ。
着膨れていたので、ちょっと恥ずかしかった


掲示板にサンケイの記事のコメントが入っていたので、早速コンビニへ買いに行く。
家に帰って丹念に見るが・・・・やっぱり載っていない

「変だな~」
「宝塚版だけ違うのかなあ」

そのあとネットで検索すると 棋怒哀楽 が出ていた。
今回は源さんの巻なので、どうぞご覧下さい


おわり 

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