ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

267     るみえちゃん

2006-03-31 20:23:36 | Weblog

※「平林寺」と「ユキヤナギ」と「N」 
  クリック♪

午前中、ネットで注文していた土門拳の写真集『筑豊の子ども達』を受け取りに
近所のセブンイレブンへ行く。
先日<旅の仙人>水津さんと電話中に、ちょうど土門拳の話題が出たので
1番好きな写真集をプレゼントする事を思いついたのだ。
写真集の中に登場する姉妹の‘るみえちゃん(姉の方)’のはかなげな表情は
何年経っても色あせる事がない。
極貧の炭住生活の中、住んでいる所も身なりもボロボロなのだが、
それこそ<掃き溜めのツル>という言葉がピッタリの少女(当時小学校4年生)で
Nの持っていた写真集で、初めてその‘るみえちゃん’を見た時はショックだった。
この写真集はその他にも好きな写真が満載で(宣伝するワケでは無いのですが)
よくNの棚から勝手に引っ張り出しては見入っている。
おととし、九州の飯塚・田川の炭鉱跡へ行ったのも、この写真集が頭にあったからだと思う。

午後、ビデオ「タッチ・オブ・スパイス」を観る。
色々な意味で<美しい>映画だった(音楽もすごくキレイだった)
「旅人には2種類ある。 出発前に地図を見るタイプと鏡をみるタイプ。
地図を見るタイプはどんな遠くでも行ってしまえる、でも鏡を見るタイプは必ず戻ってくる人間なんだ」

きょうがビデオの返却日だが、もう1本「ターミナル」が残っている。
仕事が山積みで、なかなか観れないNのために置いておいたのだが、もう時間が無い!
今から大急ぎで観る事にします

おわり
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266     4月の雪

2006-03-31 00:48:44 | Weblog
※阪急グランドビル28Fからの夜景
 右手のビルは「ヨドバシカメラ」 クリック♪

午前中わずかに残る雨の中、病院の送迎。
待ち時間の合い間に「阪急 逆瀬川」で車を停めて‘小林(おばやし)’方面へ歩く。
<平林寺>の看板に誘われ細い坂道を上がると、美しいユキヤナギが目に入った。
何本かの枝垂桜には、今にも膨らみそうな桃色のツボミ。
一週間も経てばずい分美しい境内になることだろう。
短い坂を下ると‘観世音菩薩巡礼道’の始まり。
一番から三十三番までの観音像が続く合間に‘鐘つき堂’や‘宝塚神社’がある。
宝塚神社は、正式には「宝塚恵比須社」と言うらしく
境内の古めかしい本堂は、「清荒神 清澄寺」の改築に伴い譲渡された立派な社殿
であった。
ふと、境内の隅の細い道が目に入り行ってみると・・・
なんと! 満開のヤマツツジ!!!
紫がかったピンク色した小ぶりのヤマツツジが、暗く細い山道でまぶしいほどに咲き誇っているのだった。
タメ息をつきながら花のそばに近寄ってよーく見ると
つい先ほどまで降っていた雨が、花びらの先に涙のしずくのように溜まっている。
大声でNを呼ぶ。
2度3度叫んだが返事がない。
(彼もまた何処かでいいものを見つけて、夢中でシャッターを切っているのだろう)と思い
しばらく私1人で美しいヤマツツジにウットリと見惚れることにした。
数分後、遠くから「どこぉ~~~?」とNのノーテンキな声。
境内に走り出て「こっちこっち!」と手まねきする。
Nもビックリして熱心にシャッターを切っていた。

知らぬ間に時間が経っていて、あわてて逆瀬へ戻り病院へ帰る。
こんな近くに こんな良い場所があったなんて・・・
(やっぱり歩かないとダメなんだなぁ)と、灯台下暗しの気分になった。

夕方からは、祝賀会の打ち合わせでNと一緒に大阪へ出る。
紀伊國屋ヨコの大スクリーン前でKUさん、TAさん、増田五段と待ち合わせ。
揃ったところで、予約しておいた阪急グランドビル28階の土佐料理店へ入る。
窓際の席で夜景が美しい。
Nがドロナワで作成したスケジュール表を全員に渡す。
お料理が運ばれて来ても、真剣なみんなは箸もつけずにスケジュール表に見入っている。
ゲキヘリだった私は1人パクパク(熱いものは熱いうちに!冷たいものは冷たいうちに!)
途中でちょっと抜け出して、フロアのガラス越しから夜景を撮影。
若いカップルがいたが、気にもとめずにズカズカと立ち寄ってシャッターを切り出すと
スーッと何処かへ行ってしまった(ごめんね)

その後「英国館」でお茶を飲んで(川崎三段の話題に花が咲く)9時半頃解散。
皆さまお疲れさまでした♪
各駅停車に揺られながら、(祝賀会は色々大変なことも多いけれど、心やさしい人達に恵まれて幸せだナァ)
と感じながら、目をつぶって夢の世界にはいった。

清荒神に着くと、なんとチラチラ雪が舞っている。
(4月の雪だなぁ・・・)と少しセンチな気分になった。

おわり

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265     腹痛!!

2006-03-29 20:32:54 | Weblog
※今夜の夕食、ここで食べました クリック♪

午前中晴れていたと思ったら、午後から大荒れの天気。
降水確率0%の予報がまたもやハズレた・・・
これから小学校で英語の時間が出来るそうだけど
私としては、<天気図>を日常茶飯事的に読めるチカラを養った方が
生活の役に立つと思うのだけどナァ(賛成意見ゼロ?)

おひるご飯に、Yさんから頂いていた‘新潟’の<山海漬>を食べる。
オイシィ~~~
久々のヒットだ!!
私は下戸のクセに、ナゼかお酒のアテに合いそうな‘珍味’が大好き。
ウ~ン、ご飯がパクパクいけますー

そして<ショップチャンネル>を観ながらいつの間にかお昼ね
ソファーではトビオも一緒で窮屈この上ないのだけど
時々目覚めながらもウツラウツラ・・・気持ちいい。

そのうち目が覚めて時計を見るともう4時。
あ~あ、きょうも何も出来なかったなぁ・・・と思いながら起き上がろうとすると

(い、痛ぁ~い! おなかが痛ぁ~い!!!)

(あ~、久しぶりにまたコレが来たな・・・)
食べてすぐ寝た後など、すごい腹痛に襲われることが年に2,3度ある。
ひどい時は救急車を呼びたくなるくらいの苦しみに襲われることもあるのだ。
まぁ大概は2,30分も大人しくしていれば徐々に治まって来るのだけれど・・
きょうのは特にひどい方でも無かったので、薬も飲まず体をくの字に折ったままジっとしている。
でも10分経っても15分経っても症状はいっこうに良くならない。
「苦しいよお~、苦しいよお~」と叫んでも、鬼のような仕事に追われるNは見向きもしてくれない。
仕方がないのでゴロゴロ転がりながらとなりの和室に入る。

「苦しいよ~! 苦しいったら苦しいよお~!!」
ようやくNがpcの前から‘ヤレヤレ・・’といった感じで立ち上がる。
そのまま苦しそうに伏せっていると背中をさすり始めてくれた。
(しめしめ・・)と思っていると、7秒ほどでやめてしまって再びPCの前へ行ってしまった。
「え~? もー終わりぃ?? 冷たいニャ~
それでも無視のN。
「いいよいいよ・・いつも自分ばっかり肩とか揉んで貰ってばっかりでさ!
こうしてたまに妻が苦しんでいる時には知らんぷりやもんナンヤカンヤギャーギャー」

「あーあー、わかったわかった」と言いながらNがそばに来る(しめしめ
すると、なぜか今度は痛いおなかの上にドーンと乗っかって来た
「イタタ・・痛ーーーーーーい!! やめてえ~~~~~!!!」
トビオもびっくりして部屋へ入って来る。

N「だって、こうした方が早く楽になると思って・・・」
ルン「なるわけナイヤン!! ひどいっっ(涙)」

というワケで腹痛のため今夜の夕食は作る事が出来ず
「王将」で夕食を済ませた私達だった。

おわり
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264    きょうもダラける

2006-03-28 20:42:47 | Weblog
※鶴橋商店街 クリック♪

きょうも朝からグダグダ~とする。
映画を観る気力もないので、テレビの<ショップチャンネル>をつける。
ダイエット食品の特集をやっていた。
この分野の商品には「もう手を出すまい」と決めているので
見ていても、もう以前のようにトキメキを感じない。
全く不感症になっている自分も、ある意味 女を捨ててしまったようで
その点が少し気になるが・・・

それでも他に観たいものも無いので、そのままボーッと眺めていた。
画面ではお馴染みの女性キャスター、それに、メーカーの社長らしき中年の女性。
そして、この女性社長が実によくしゃべるのだ!
それもチラチラとカメラ目線を送りながら「ソウナノヨ~!!」とか、感嘆詞つきのセリフがヤケに目立つ。
(誰かに似ているなぁ)・・・と思いながら見ているうちに
ハッと思い出した。
以前この番組でよく見かけていた「○ツイ」とかいうお化粧品のブランドの女社長だ。
(クリスタル・ジェミーの中島香里さん)
お暇なかたはググってみて下さい http://crystal.jemmy.co.jp/

初めて画面で見た時は、オバケのような白い顔にビックリしたものだ。
ただ、話術が異常にウマくて、知らぬうちにその女社長の世界にいつも引きずり込まれていた。
「シミコンク」という名のシミ取り化粧水や美容液が爆発的に売れていた。
私も欲しかったのだけど、きっと電話(タッチデショップと言う)が混み合っているだろうからなぁ・・・
と思い、(ま、今度の機会でいっか)と最初から戦線離脱・・・

この化粧品は、梅田大丸の上だったか(?)にある「ショップチャンネル」の
出店に売っていたのを確か見かけたことがある。
それなのに、なぜか買う気が起こらず素通りしてしまっていた。
あんなに欲しいと思っていた商品なのに・・・ナゼダロウ?

やっぱり、あのオバケよりも白い顔、チラチラカメラ目線、感嘆詞つきのセリフで迫られてこそ
購買意欲をかきたてられるのかも知れない。
もしそうだとすれば、やはり衝動買いというのは(特にテレビやネットでは)避けた方が賢明なのかなぁ。
少なくとも1日は置いたほうがイイのかも知れない。
でもグズグズしていたら永遠に手に入らない!!・・という事態になってしまうかも知れないし・・・
ムズカシイところだ。

今はコープの化粧品を愛用しているが、その内またショップチャンネルの女社長につられて
高額な化粧品に手を出してしまいそうなルンであった。

チャンチャン♪

おわり

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263    ダラけた1日

2006-03-27 20:59:38 | Weblog

※「西宮共立リハビリテーション病院」前
 深く立ち込めたモヤのせいで、正面の建物が見えない。
 クリック♪

きょうはちょっぴり曇り空。
5週目という事で仕事もないせいか、朝から心底ダラッと過ごす。
おとといのパンが少しオカシクなりかけていたので、もったいないが捨てる。
代わりに、昨夜のおみそ汁に残りご飯をいれて温めて食べた。
オイシ~

以前に「道の駅 猪名川」で買っておいた『あさ漬くん』でお漬物を作る。
作るといっても、大根、キューリ、ニンジンを薄くスライスしてビニール袋に入れ
そこに<漬物の素>を入れてシャカシャカ振るだけ!
1時間ほど冷蔵庫に入れておいたら、意外においしく仕上がっていた
<プリンの素>というのも買ったまま置いてあるので早く使わないと・・・

このように私は、買ったまま使わずに置きっぱなしのパターンが多い。
食料品なども、(次に誰かおおぜい来た時に開けよう)などと考えて
結局<賞味期限>をはるかにオーバーしてしまい、泣く泣くゴミ箱へ・・・
という事がしょっちゅうある(あり過ぎる)
食料品だけでは無い。
バッグや靴やアクセサリー、服だってそうだ。
買った物はサッサと使って楽しめばいいのに・・・
なんかスグ使うのはもったいないような気がして、とりあえず仕舞い込んだまま
迷宮入りとなるモノのなんと多い事か・・・

実は、年末に買った「パン焼き器」もまだ箱に入ったままなのだ。
これには自分でも少々アキレ気味・・・
こちらは<仕舞い込んで忘れたまま>という訳ではなく
いつも使う炊飯器の横に置いてあるので<見て見ぬフリ>という表現が正しい。

こういう事態になってしまう理由はナンダロウ???
<買った時点で満足してしまう>ことが大きいのは確かなのだけど
それだけの事なのだろうか?
他に考えつく事と言えば・・・
 
 ①商品を出したあとの片づけがメンドイ
 ②買った商品にイマイチ満足していなかった
 ③買ったものへの興味がすっかり消え失せた

こうやって冷静にふりかえってみると、全部の理由が当たっているように思える。
こんな自分が・・・嫌いだ・・・
 
おわり
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262 「決起集会」

2006-03-26 22:37:47 | Weblog
※<伊丹ダイヤモンド・シティー・テラス>前より
 煙りの上がるエントツ付近が、Nの元勤めていた工場があった辺り
 クリック♪

溜まった仕事とカゼ薬のせいで、朝からボ~ッと浮かない表情のN。
それとは対照的に、いま我が家で1番元気なのが<源さん>だ。
今朝も「ボボボーボボボー、ボッボボロローー・・・」とおしゃべり。
こちらが「ゲ~ンさん!」と呼びかけると一瞬黙って、しきりに小首を傾ける。
そして低い声で「グルルーグルルー」と返事を返して来るのだ。
「ゲ~ンさん!」
「グルルー グルルー」
「源さんっ、源さんっ」
「ボッボッボロローォー・・・」
「源さん、オシャベリ上手だねぇ」
「グルルボォー、グルルボォー・・・」
という具合である。 きちんと会話になっているのがスゴイと思う、進歩だ

午後から、弟子のS上君のお父さんが市長選出馬に向けての「決起集会」のため
宝塚ホテルへ出向く。
こういう催しは初めての経験なのでちょっとドキドキする。
イヤリングをつけたりパンプスを履いたり、少しオメカシをする
ずいぶん早めに会場に着いたのだが・・スゴイ人でびっくり!!!
(あとで聞くと800人ぐらい集まって、予想外の人数だったらしい)
私達はなんとかパイプイスに座れたが、かなりの人数の人たちが立ち見で(しかもけっこう年配の人が多い)
部屋に入りきれずドアは開け放されたままだった。
ゲストの中村鋭一さんを始め、挨拶された方々は皆一様に声が大きい!
そして話術巧みである! 一瞬たりとも人をそらさない。
(眠くなったりしないかなぁ・・)と心配していたが完全に取り越し苦労だった。

2時間近い<決起集会>が終わり、ロビーでS君のお父さんが
ゾロゾロ出て行く800人の一人ひとりに、手を握りながら挨拶をこなしている。
(すごいなー!)と、見ているだけで倒れそうになる。
政治の事にはまったく無知な私だけれど
S上君のお父さんやS上家のことは、たまたま家が近所だったという事もあり、昔からよく知っている。
S上君も、始めは<ルンルンピアノ教室>の生徒として来ていたのだけど、
全く練習しなくていつの間にかヤメてしまった。

そして何年か経ち、たまたま同級生だったN君に連れられて
新たに<将棋教室>に来たのが小学6年生の頃だったと記憶している。
最初はひどく弱かったらしく、Nがよく頭を抱えていた
それがまさか将棋の道へ進むことになるとは!!
誰も夢にも思ってない事だったと思う。 人生はわからないものだ・・・

そう言えば、S上君のお父さんも将棋をたしなまれるのだった。
昔、小学校のイベントで小学4年の息子と指して負けたSさんの顔が
みるみる真っ赤に染まりだしていくのを間近に見てビックリした事があった。
間髪いれず「もう一局指そう!!」の声で始まった2局目・・・
今度はS上さんの快勝だった。
その時のS上さんのウレシソウな表情はまだ覚えている。

去年S上君に「たまにはお父さんと指す事もあるの?」と聞いたら
「いや、むかし僕に負けてから、1度も(指そう)と言わなくなりました」との事だった。

S上さんのご健闘、心から応援しております

おわり

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261     伊丹

2006-03-25 23:42:13 | Weblog

※白雪ブルワリービレッジ長寿蔵
 クリック♪

絶好のテンキ
お昼ごはんを済ませてから1人で外出する。
何処へ行こうかと考え路線表を見ているうちに
久しぶりに「伊丹」を歩いてみようと思いつく。
JRは乗り慣れていないのでちょっとドキドキするが
ちょうど<快速 同志社前行き>というのが停まっていたので急いで乗り込んだ。
シートに座るとなにかお尻に当たる。
立ってよく見てみると、シートに1つ1つヘコミが作ってあって
そのヘコミにお尻を合わせて座るようになっていたのだった。
それを知らなかった私は、ヘコミとヘコミの間の縁に座ったので硬くてビックリしたのだった。
やっぱりJRはヤル事が違うなぁ・・・

15分くらいで「伊丹」へ着く。
駅を降りてすぐ、荒木村重で有名な『有岡城跡』
左手は、音楽会や演劇で人気のある『アイ・ホール』
その間の道をまっすぐ歩くと、知らないうちにシャレた店がいっぱい出来ていて驚いた。
大好きな『ニトリ』が、とてつもなく大きく生まれ変わって建っていたのでビックリ!
ちょっと目立ちすぎかなぁと思ったが、ウレシイので入ってみる。
ステンレスのザルを買った。

大きな道路(県道尼崎池田線)を渡ると、目の前に‘清酒 白雪’で知られる
『小西酒造』の酒蔵が並ぶ。
大きな蔵の中は『白雪ブルワリービレッジ長寿蔵』といって
飲んだり食べたり出来るかなり広いフロアーで、いつも沢山の人で賑わっている。

この辺りは上級、下級武士の生活の場だったようで
「鍋屋町」「八百屋町」「竹屋町」「扇子町」などの名前が残っている。
1本奥の筋をはいると、大きな‘杉玉’がぶら下がった『旧岡田家住宅(国指定重要文化財)』
うす暗い屋敷にこわごわ入ってみると、すぐ「いらっしゃませー!」と案内の人に迎えられる。
(本当はだれも居ない方がヨカッタんだけどなぁ・・)と思いつつ
ぼんやりと部屋のたたみや高い天井を見ているそばで、色々とていねいに説明して下さる。
この屋敷(酒蔵も兼ねる)は築300年以上経っているとの事。
日本酒の発祥の地はもともとこの伊丹地区であって、隆盛を極めた頃はここらだけで80を越す造り酒屋があったそうだ。
もともとこの辺りの領主だった「近衛家」が、ずい分<酒造>に熱心だったという事も
酒造りが栄えた大きな原因だったらしい。

でも<酒造>という職業はなかなか大変なものらしく
例えば、酒造りというのは寒い時期の‘年に1度’しか行なう事が出来ないため
その年の天候の不順により良いお酒が出来なかったとなれば
もう一切合切がパーで、要するに、相当なリスクを背負う職業なのだそうだ。
その大変さからだろうか、ほとんどの酒屋が経営者を代えながら維持してきたのに対し
(ここの岡田さんは4人目の経営者に当たるそうだ)
当地の『小西酒造』だけは、初代の小西さんからずっと今日まで続いていて
これは大変めずらしい例だとの事だった。

聞いてみれば結構楽しい話だった。
その後、最悪なカップル(男はいいのだけど、女性の方が屋敷に入ってくるなり
「わぁ~!!」「スッゴ~イ!!」をけたたましい声で連発の嵐)
が入ってきたのでそっと退散する

市立美術館へ立ち寄ろうと行ってみたが臨時休館日とかで入れなく
とてもガッカリ(観たい絵があった!!)

有岡城跡そばのパンやさんで明日のパンを買う。
が、直後にすごくお腹が空いてきたので
城跡の広場にあがって明日の分のパンを食べてしまった(オイシカッタ

帰ろうと思ったが、目の前が<ダイヤモンドシティ・テラス>だったので
(ちょっとだけ・・・)と、さらに寄り道をする。
色々みていたので(少し遅くなってしまったかなぁ)と思いつつ外へ出ると
もう夕暮れだった。
駅の時計を見ると6時を回っていたのでビックリ!

きょうは子ども達が残る日なので、帰宅して大急ぎでコロッケを揚げる。
私はパンを食べてしまっていたので余り入らなかった。

足にマメが出来て痛かったけど、まぁまぁの1日だった。

おわり


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260    心が病む

2006-03-25 01:02:26 | Weblog

※西宮市「神呪寺」の桜 クリック♪


良いお天気だと言うのに朝から頭痛。
Nが11時頃から出かけたので、おとなしくビデオを観て過ごす。
『スクリーマーズ』というSFモノで、少し怖かったが楽しめた。

そういえば最近<あのビデオ>を観ていない。
以前は1年に2,3回は観ないと気が済まなかったのだけど・・・
確か去年は1度も観ずに終わったような気がする。
なぜそんなに<あのビデオ>に惹かれるのか自分でもワカラナイ。
どこからどう見ても健康的な作品ではないのだけれど
あらがう事の出来ない強烈な魔力に引きずり込まれる感じなのだ。
時折り唐突に(あれが観たい!!)と思う時があるのだが、普段はなるべくガマンするようにしている。
そして(ここぞ!)という時に、思いっきり堪能するのがサイコーなのだ!

以前Nと一緒に観たことがあったけれど
健康的なNはキショク悪がって最後までキチンと観なかった。
その時に 「ドーシテこんなのがいいの??」と聞かれたが答えようが無かった
本当に、なんと答えていいのか全くわからなかった。
こう書いている今でもわからない。
こんな映画が好きなんて(心が病んでいるのかなぁ・・)とも思ったりする事もあるが
どこのレンタルビデオ店でも置いてあるところを見ると
結構ファンもいるのかも知れない・・・
実は今夜も‘観てみたい’衝動にかられたのだが、グッと我慢して棚の前を通り過ぎた。

ナンカまどろっこしくダラダラと書いてしまったが、どうしても作品名をストレートに言いにくくて・・・

え~と、じゃあ監督名だけ書きます。 
デヴィッド・リンチです。

もひとつ言います。
です。

おわり
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259    ‘龍坊’

2006-03-23 22:34:46 | Weblog

※「龍坊」玄関前のミモザ(多分・・・)
  クリック♪

病院の送迎日。
早朝まで降り続いていた雨がちょうどいい具合に上がる。
甲山のふもとにさしかかった辺りからひどいモヤ。
これではドライブは無理という事で、すぐ近くの「神呪寺」へ行く。
朝まで残った雨のせいか参拝客の姿はほとんどない。
境内のサクラの花がわずかに咲き出していた。
薄赤い花びらに、透明な水晶のような雨つゆが輝いてゆれている。
自然にかなう美しさはない!と実感させられる一瞬だ・・・


山門脇のタコヤキ屋さんの匂いにつられて1パック買ってしまう。
そばの石に腰かけてNと分け合って食べている途中、
目の前で止まったバスから2年生くらいの子ども達がゾロゾロ降りて来た。
カワイラシイ声がピーチクパーチク雀のさえずりのように聞こえる。
引率の先生は「ハイ、まっすぐ並んで歩いてー!」「車が来たよー!!」
「早く渡って渡って!!」と大変だ。
でも子ども達は相変わらずピーチクパーチク嬉しそうに歩いている。
文字通り<スズメの学校>だなぁと2人で笑った。

再び境内へ入って、茶店の庭先で飼われている<からすのカーコ>に会いに行く。
相変わらずピカピカの金ダライと一緒にカーコは元気イッパイだった。
しばらく写真を撮って、「じゃあバイバイ」と言って去ろうとすると
「アァー!アァー!」と呼びかけるように鳴く。
以前ここのおばあさんが「カーコはバイバイを言うのですよ」と言ったことを思い出した。
振り返ってもう1度「バイバイ」と言うと再び「アァー!アァー!」と鳴いて
その後は知らんふりしてチョンチョン止まり木の上を飛んでいる。
カーコ、元気でね♪

いつもより早めに病院へ戻る。
タコヤキも食べて、あまりお腹も空いていなかったので(なにか軽く)という事で
宝塚ガーデンフィールズ内の‘龍坊(ロンファン)’へ行く。
1年ぶりでランチ<点心セット>を頼んだ。
「前菜2品」「栗と小豆いりのお粥」「芝エビの春巻き」「中国ハム入り大根もち」・・・これだけでお腹いっぱい!
(もしかしてデザートも来るんだっけ? ドーシヨー・・・入らないかも・・)
などとコソコソ言っていると
なんとそこに「北京名物丸焼き餃子」と「皇帝ちまき」、それに名前を忘れたが
さらに1品登場。

       (・・・・・・・・・・・・

デザートももちろん戴きました(ココナッツ風味のババロア、これがまた美味しかった

明日からはイカナゴちゃんと仲良く生きてゆこう・・・(

おわり

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258     Nがとうとう・・・

2006-03-22 21:53:43 | Weblog
※1度着てみたいチマチョゴリ
 体型カバーが出来そうでイイナ クリック♪

昼過ぎ頃からNの調子が悪くなる。
トイレットペーパーで鼻ばかりかんでいる。
久々の危険信号だ。
目の前の山積みの仕事はどうなるのだろう・・・と思いつつ
犬の世話も源さんの世話も、相変わらずまかせっきりの私は
きっとバチが当たるだろう。

昼間出かけたスーパーで生のイカナゴが売っていたので、再び1キロ買ってしまう。
先日、美味しいイカナゴを頂いたばかりなのだけど
前回自分で作ったイカナゴが今ひとつ(まだ小さ過ぎた)だったので
もう1度トライしたくなったのだ。
今回はみりん無しのレシピで作ったせいか少し甘みが足りなかった。
色々試行錯誤するのだけど、なかなか<これぞ求めていた味!!>という具合には行かない。
それよりも今夜作った<鶏肉団子のス-プで煮込む聖護院大根>の方がヒットだった。
鶏肉の上品なダシスープと、大根のほのかな甘みとホックリ感がベストマッチで
胃にもやさしく、体がシンから暖まる。もちろんお味もgood

しかーし、きょう必要に迫られて冷蔵庫内の整理をすると・・・
出てくる出てくる!! 激しく賞味期限切れの食品の数々。
なぜか、まだしつこくお正月用の材料(言えない!)まで見つかった。
買う時はアレコレ考えて買っているはずなのに・・・なぜいつも使わないままに終わるのだろう?
1つには、「ア、もうダメだこれ・・」と思った物でも、なんとなく「すぐには捨てたくない」と、しばらく放っておくのが原因なのかも。
「どーしよう・・ もう捨てようか、それとも明日まで置いておこうか?」と決断を迫られながら捨てるよりは
「もっとよ~~く腐らせてからの方がスッパリと捨てられる!」と無意識に判断している気がする。
みんな迷った時にはどうしているのだろう

・・・とクダラナイ事を書いているうちにNはさっさと2階に上がって寝てしまった。
源さんもトビオもクロも今夜はもうオヤスミモード・・・静かだ。
ちょっと淋しいので今からビデオを観てそれから寝ることとします。

おわり

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