※ 旧橋本関雪邸
今は訪れる人もいないが
季節は黙ってめぐりめぐる。
クリック♪
助かった子猫
きのう(11月30日)のブログ。
珍しくNがバテ気味でゴロゴロしているので、そのあいだ台所へ立つ。
届いた野菜がたくさんあるので、愛媛の芋炊き、白菜のレモン汁あえ、白菜ロールを大量に作成。
冬野菜はオイシイものが多いが、結構かさばるのでどんどん消費しないといけない。
今夜はオデン作りになりそうだ。
午後からは、清荒神の三角池から巡礼道沿いをブラブラ歩く。
橋本関雪邸へ近づくと、塀沿いから鮮やかな赤や黄色の木々が見え出した。
取り壊しの日をひっそりと待つ茅葺屋根の入り口をやさしく彩る真っ赤なモミジ。
かたく閉ざされた門の中は今どうなっているのだろう。
桜のたび、多くの人でにぎわっていた回遊式庭園、数々の石仏や塔。
「どうして?」 という思いとあきらめの境地が交錯する。
そのあと、売布神社、黙想の家と立ち寄る。
黙想の家はカトリックの修道院だが、いつも自由に出入りできるのがいい。
広い林のような敷地では今がちょうど紅葉の盛りで、赤やオレンジ、黄色に染まる枝を見上げながらため息が出る。
写真を撮っている間じゅう、奥の建物からプンプンといいニオイが漂ってくる。
クッキーかマドレーヌを焼いているのだろう。
塀の向こうからは、学校帰りの子ども達の声がにぎやかに響いてくる。
「ドングリですよー」
「おいしいおいしいドングリですよ~」
疲れたので帰りは電車にする。
駅前で一服しようとキョロキョロすると、丁度とりやすの向かいに喫茶店の看板が出ていた。
じゃあここでいいねと入ると、かなり狭い玄関だ。
しかもひと足先に入ったNが、「ああっ、クツを脱いで上がってくださーい」 と言われている。
ピンクのスリッパを出され私もブーツを脱ぐと、こういう時に限って靴下がカタカタだ(柄は同じだが、ひとつがハイソックス)
入ってすぐがカウンターで、奥の席に通される。
ここはマンションの一室をそのまま喫茶店にしているようだ。
座ったテーブルのすぐ後ろがベランダで、その向こうにピピアの茶色い壁が見える。
居心地がいいのか悪いのかよくわからない、なんとも中途半端な気分だ。
Nはケーキセット、私はゆずティーを注文する。
ケーキセットはすぐ来たのだが、私のゆずティーが待てど暮らせど来ない。
だんだん手持ち無沙汰になってモゾモゾしてきた頃、「スイマセーン、すっかり遅くなりました」
「ゆずの缶がなかなか開かなくてね、それで時間がかかってしまいました。 ホホホ」
小太りの、のんきそうな女性だ。
少し疲れて外へ出ると、ひんやりした空気が心地よい。
そのまま電車に乗って帰宅。
なんとなく風邪っぽくスッキリしないので、濃縮バブのお風呂にゆっくり浸かって寝た。
おわり
今は訪れる人もいないが
季節は黙ってめぐりめぐる。
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助かった子猫
きのう(11月30日)のブログ。
珍しくNがバテ気味でゴロゴロしているので、そのあいだ台所へ立つ。
届いた野菜がたくさんあるので、愛媛の芋炊き、白菜のレモン汁あえ、白菜ロールを大量に作成。
冬野菜はオイシイものが多いが、結構かさばるのでどんどん消費しないといけない。
今夜はオデン作りになりそうだ。
午後からは、清荒神の三角池から巡礼道沿いをブラブラ歩く。
橋本関雪邸へ近づくと、塀沿いから鮮やかな赤や黄色の木々が見え出した。
取り壊しの日をひっそりと待つ茅葺屋根の入り口をやさしく彩る真っ赤なモミジ。
かたく閉ざされた門の中は今どうなっているのだろう。
桜のたび、多くの人でにぎわっていた回遊式庭園、数々の石仏や塔。
「どうして?」 という思いとあきらめの境地が交錯する。
そのあと、売布神社、黙想の家と立ち寄る。
黙想の家はカトリックの修道院だが、いつも自由に出入りできるのがいい。
広い林のような敷地では今がちょうど紅葉の盛りで、赤やオレンジ、黄色に染まる枝を見上げながらため息が出る。
写真を撮っている間じゅう、奥の建物からプンプンといいニオイが漂ってくる。
クッキーかマドレーヌを焼いているのだろう。
塀の向こうからは、学校帰りの子ども達の声がにぎやかに響いてくる。
「ドングリですよー」
「おいしいおいしいドングリですよ~」
疲れたので帰りは電車にする。
駅前で一服しようとキョロキョロすると、丁度とりやすの向かいに喫茶店の看板が出ていた。
じゃあここでいいねと入ると、かなり狭い玄関だ。
しかもひと足先に入ったNが、「ああっ、クツを脱いで上がってくださーい」 と言われている。
ピンクのスリッパを出され私もブーツを脱ぐと、こういう時に限って靴下がカタカタだ(柄は同じだが、ひとつがハイソックス)
入ってすぐがカウンターで、奥の席に通される。
ここはマンションの一室をそのまま喫茶店にしているようだ。
座ったテーブルのすぐ後ろがベランダで、その向こうにピピアの茶色い壁が見える。
居心地がいいのか悪いのかよくわからない、なんとも中途半端な気分だ。
Nはケーキセット、私はゆずティーを注文する。
ケーキセットはすぐ来たのだが、私のゆずティーが待てど暮らせど来ない。
だんだん手持ち無沙汰になってモゾモゾしてきた頃、「スイマセーン、すっかり遅くなりました」
「ゆずの缶がなかなか開かなくてね、それで時間がかかってしまいました。 ホホホ」
小太りの、のんきそうな女性だ。
少し疲れて外へ出ると、ひんやりした空気が心地よい。
そのまま電車に乗って帰宅。
なんとなく風邪っぽくスッキリしないので、濃縮バブのお風呂にゆっくり浸かって寝た。
おわり