ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3664     天神橋筋商店街、ファイトオングラス

2013-06-30 23:47:23 | Weblog
※ 「がんこ」に「玉出」、大阪ならではの風情。
  天神橋筋商店街にて クリック♪


6月27日(土)

級位者研究会で
S君、U君、H君、T君、O君、K君、Ku君、7名の参加。
合い間にコーナンへ、トビクロ用ビニールシートを買いに行く。
ついでに流しの排水口受け皿を買うが、帰宅して使ってみるとサイズが小さすぎて、
水を流すたびに、ずれたり引っくり返ったりイライラする。


朝、スズメのエサ入れを、玄関前からザクロの枝に移動させる。
この方がお互い具合がいいと思うのだが、いきなり場所を変えたせいか
ジャンジャカジャンジャカ鳴きながらも、誰も近寄ろうとしない。
しばらく様子を見ながら、少しずつ移動させよう。

夜はos君とkb君が泊まり。




6月28日(日)

阪神開催も終わり、今年も夏競馬の始まり。
Nは伊丹、涼しいしヒマなので場外へ行こうかとも思ったが、さすがに馬続き過ぎなので
自宅にてゆる~く予想。
あっという間に2時間が経つ。

昼は、みっちゃんのお好み焼き。
どうもありがとうございました。


夕方、実家へ届け物をしに行くと、「あれ? 今そこで、●士と会わなかった?」
ひと足違いで家へ行ったようで、あわててtelして戻る。
冴えないヒゲを剃っていてちょっとホッとするが、せっかく渡そうとした食料品(カニ缶)を、「重いから」 と持って行かずに帰って行った。
まだまだお金の大切さが分かっていない(怒)


夜はガストへ。
久々に夜食(グラタン)を食べてしまう。
意志の弱い女だ。




6月29日(月)

二人とも何もない日だったので、息子の新居を見がてら大阪へ。
地下鉄でなく、梅田からバスに乗ることに。
ちょっと様変わりした大丸前からマルビルが見える。
ここも数年先には緑のツタに覆われることになるのだろうが、その風景は、もう自分には見られないのだろうなあと思うと、ちょっと感慨深い気持ちになる。

やがてバスが来て、真ん前の席に陣取る。
大阪でバスに乗るなんて、めったに無いことなので、ウキウキしながら車窓に見とれていると、
途中から乗ってきたオバアサンが、乗車時にちょっと転んでしまった(ノンステップバスだったが)
すぐに運転手さんが駆け寄って、ていねいにケガの有無を聞いていたが、大したことは無いようでホッとする。
そのあと車内に向かって、「こういう事故が起きた場合は必ず業務連絡をしなければいけない規則になっておりますので、発車までしばらくお待ちください」 というようなことを告げられ、そのあとしばらく停車。
運転席のマイクで本部と色々やりとりをしていたが、ケガの具合や年齢(そのオバアサンは87歳だった)なども周囲のお客さんに丸聞こえなのが、ちょっとだけ気になった。

それからは街中の景色を存分に楽しんだが、結局、転んだオバアサンと、そのお連れさんの二人組が1番元気で
大きな声でシャベリっぱなし(「ぜんぜん大したことないのに」 とか 「恥ずかしいわあ」 とか)なのが可笑しかった。
しかし、87歳でもこんなに元気なんだから、私も見習わないといけない。

あっという間に天六、下車。
この辺は天神橋筋商店街に接して、色んな名称の商店街があるので、初めて来た私にはてんで方角がわからない。
迷いながら歩くうち、グーグルマップのストリートビューに写っていたスーパーがあった。
「●士のマンション、この辺なんだろうなあ」 と言いながらブラブラ歩き回っていると
うしろで 「あれ??! とNの声。
振り向くと、さらにその向こう側に、ビックリした表情の●士がスーツ姿で立っていた。
その後、短い会話を交わして別れる。

がんばれよ。

そのあと、バスから見えたコメダ珈琲を目指して歩く途中、以前、自宅教室に通って下さっていたakさんとバッタリ!!
うれしい偶然の連続で、5、6分立ち話しする。
akさん、とてもお元気そうで安心しました。
よかったら、また1度遊びにいらして下さいね♪

それから、大通り沿いのコメダ珈琲店へ入る(うわさに聞く、小袋入りの豆菓子がオイシかった)
近くには『世界の山ちゃん』 もあり、なぜか名古屋チックな天六である。
そのあと天神橋筋商店街へ入ってお昼ご飯の店を探すが、アイスカフェオーレを飲んだばかりの私はちっともお腹が空いていないので
頃合いの店を探すのが大変で(Nは空腹だったらしい)、結局同じような場所を2、30分ウロウロしたあげく
なんでもありそうな喫茶店に入る(喫茶モーデン)
Nはトンカツセット、私はサンドイッチセットを注文。
トンカツセットの方は、付け合せの千切りキャベツの上にピンクの薄切りハムが1枚ペロンと乗っているのがなんとも昭和チック。
私のサンドイッチも、うす焼き卵のほのかなケチャップ味と辛子の利かせ具合が絶妙で、なかなかイケる。
これにミニサラダとおいしいコーヒーが付いて650円、さすが大阪だなあと感心する。

天神橋筋商店街は、たしか、全国一、長い距離のアーケード型商店街だったと思うが
若い人ばっかりの梅田と違い、老若男女、自転車に歩行者、カップル、買い物かご片手のオバさん入り乱れての
活気あふれる世界だった。
天井から下がる天神祭りのちょうちん、ギャルみこし募集のポスター
キャベツ焼き130円の店にスーパー玉出、大阪トンテキ、洋食赤ちゃん(ここは次回行ってみたい)
演歌歌手のポスターがベタベタ貼ってある店先の、北島三郎像(あまり似てない)の横にNを立たせ記念撮影。

狭い路地を一歩入れば、うす暗い中に小さな居酒屋や古いクツ屋さん、乾物を商う店などがひっそりと軒を並べ
またひと味ちがう世界が広がる。


歩き過ぎてもいけないので、そろそろJR天満駅へ。
金ピカの天神祭りみこし(おそらくレプリカだろうが)を見たあとトイレへ入るが
出てみるとNの姿がない。
そこらをキョロキョロしても見つからないので、しかたなく階段を上がってホームへ出るが、どこにも見当たらない。
(もー、いつだってこーなんだから・・) と泣きそうになりながら階段を降りると
トイレの反対側にボーッと立っているのが見えた。

最近は怒るのも疲れ気味なので、ブスッとしながら環状線に乗る。
時間帯のせいか、空いてるし涼しいし、非常に快適だった。

それから寄り道せず阪急電車に乗りかえて帰宅。
Nは例のごとく、発車後まもなくウツラウツラ、そのまま清荒神までグッスリ。
私もいつもどおり一睡もできず、仕方ないので、持って来た宝塚市広報ばかりを何度も何度も読む。


帰宅後、テレビ(ドキュメント72時間「高知 競馬場に夢が咲く」 ) を観る。
高知競馬場が舞台で、“すたれゆく地方競馬、時代に取り残された人と馬の世界” というようなモチーフだ。
3月で廃止になったばかりの福山競馬の元厩務員さんがスタンドにいた。
ファイトオングラス(8歳馬)という、自分がずっと担当していた馬を、ひっそりと応援に来たらしい。

「ボクのことを覚えていた」 「ボクの顔を見ると鳴いた。ハッキリ覚えてくれていた」 と、目に涙を浮かべながらインタビューに答えていた。
レースは後方からだったが、途中あたりからグングン進出して見事1着。
高知へ移籍後、初めての勝利だった。

ファイトオングラス

勝ったあとも、静かに馬に視線を向けたままの厩務員さん(今は無職とのこと)の心中を思いつつ、涙があふれて止まらない。



狭いようで、まだまだ広い日本だと思える1日だった。



おわり

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3663 青米 須田鷹雄、生涯初のナンパ

2013-06-28 23:22:28 | Weblog
※ 須田鷹雄のサインだ~!!(赤本を奨めてくれたBenさんに感謝)
 クリック♪

6月20日(木)

楽しかったイベントも続々と終わり、さすがに疲れが出る。
孫達が帰ったあとの年寄り家庭もこんなだろうか。

それにしても、相変わらずスズメ達の食べっぷりがスゴイ。
食べ尽くす量とスピードは日に日に増すばかり。
ひと月ほど前までは、午前と午後、1、2回づつやっておけば足りていたのが
今では1時間半ほどで餌ばこ(お菓子のフタ)に山盛りに盛った餌がカラになってしまう。
無くなると同時に、全員でジャンジャカジャンジャカ「無いよー、無くなったよー!」 と矢の催促。


ということで、今やスズメの餌代は、トビオやクロ、金太郎をしのぐほどとなってしまった。
我が家の家計にもそろそろ響きだしてきたので、何か手立てはないかと調べるうち、「青米」 というモノの存在を知る。
青米とは、ふつうのお米に比べ、小さかったり未成熟だったりと、正規の米に満たない、いわゆる「くず米」と呼ぶものらしい。
(アレ! これが安そうでいいんではないか) と、早速ネット通販を調べるが、これがなかなか見つからない。
要するに、この青米というのは、鳥やハト、ニワトリといった小動物用の飼料に、ヒエやアワ、トウモロコシなどと一緒に少量混ぜて使うものらしく
いくら調べても、単品で5キロ10キロというのは見つからない。
仕方ないので、現在使っている、セキセイや十姉妹用のもっと安い餌を検索するが
今コーナンで買っているものが結構安くて、送料他を考えると、それ以下のものは見つからない。
ちなみに、以前は食べ残したパンなどもやっていたのだが、これは短期間でスズメたちが妙にフックラしてしまったため
コワくなって止めてしまった。
まあしばらくは、あれこれ考えながら楽しくやっていこう。





●ブンイレブンで、夏季限定の コレ が出ていた。
コーフンしたNが10個買うと言いだし、とりあえず3個にとどめさす。
帰宅後、リビングがイチゴのニオイで充満。
ちょっと早いが、我が家の夏の風情である。



6月28日(金)

引き続き体調が冴えない。
Nは夕方から●ナソニックなので、もともと「その金」には行けないのだが
きょうは、あの須田鷹雄がゲスト出演ということで、私ひとりで行くことにしていた。
が、このフラフラした体じゃあちょっとムリだろう。
残念だが、あきらめざるを得ない・・・

午前中はR院。
そこらを歩く元気もないので、病院の前で蚊にくわれながら、きのう母に貸して貰った『馬耳東風~馬に憑かれて五十年』を読む。
「善因善果」「悪因悪果」 など、ちょっと堅いと言うか精神論的な面が多いが、一般の競馬本とは違う面白そうな本である。

午後2時にNが家を出る頃には、体調もずいぶんマシになってきて
これなら園田へも行けそうだと判断、トビクロにご飯をやったりなんやかんやでバタバタしたあと
3時半に家を出る。

園田駅前からのファンバスから降り、キンキを買う。
「おっ! きょうもお一人ですか?」
というか、2、3年前までは、いつも一人で来てたんだけどなあ。

この日は時おりパラパラッと時雨れる程度で、吹く風も涼しく、過ごしやすい1日だった。
ナイター男、下原を狙い撃ちするが、今週は吉村もなかなか好調で、なかなか思い通りには取らせてくれない。

6時ちょっと前、園田屋さんで少し早めの夕食、アラビアン焼きそばを注文。
「きょうはセンセーいないの?」 
振り向くと、最近、園田でしょっちゅうお会いする謎のZ氏。
ひとりで寂しかったので、となりのテーブルへ移動させてもらう(となりの席ではない)
いつにない真剣な表情で8Rの予想をされていた。

この日のメインレース、マンボビーンかタガノバロットか、迷いに迷いに迷ううち
つい、本日の大スポ予想会を忘れてしまう。
(しまったー!!) と思いつつも、ちょうど出てきた この子 と、星タッチしたり(この星タッチのあとって、正直、けっこう当たるんです!)記念撮影したり
それから大慌てでスタンド2階のSKNプレイスへ(ここはキャバレーの呼び込みみたいなネオンがチカチカしているので、初めての方でもよくわかります)
が、瀬藤記者のメインレース予想はすでに終わっていて、そのあとの若手記者さん2名による中央(CBC賞)予想会の真っ最中だった。

あ~あと思いつつ、ふと通路の先を見ると
どこかで見慣れたでっかい体が・・・・・・

わわっ! 須田鷹雄だ!!!

ちょうどその瞬間、子ども連れの女性が駆け寄ってサインしてもらっていたので、
私も、「もしもの時のため」 と思って持ってきた コレ を差しだし、勇気をふり絞りながら裏表紙にサインをお願いする。
書いてもらう途中、「あの・・・実は・・去年のナイターのとき、スタンド付近で握手をしていただいたんです」 と、どもりどもり言うと
ジッと私の顔をみてから、「ああ、去年のナイターの時ですね」 と言って下さった。

これを感激と言わず、なんと言おう(ドンッ!!)


そのあとウィナーズサークルで、吉田アナウンサーと須田鷹雄のトークショー。
園田の実況ひとすじ58年の名アナウンサーと、世界をまたにかける東大卒のギャンブラーとの顔合わせが初めてだったとは少々びっくり。
百万円の複勝3回連続転がしオバサンの話しとか、須田鷹雄流本命はずし作戦とか
あと、御年43歳というのも、なんか微妙に好感が持ててよかった。

(あー、きょうは思いきって来て本当によかったな~)と余韻にひたりつつ、第3投票所のトイレ前でメインの予想(まだ決められない)をしていると

「オネーチャン、今度なんレース?」 

顔を上げると50代後半くらいの知らないオッチャン。

10レースですよと答えると、「ふーん・・・・」「新聞は何が本命なん?」
出来れば、あんまり関わりたくないなあ(オッチャン、ごめん) と思っていると 

「さっきなあ、食堂に新聞忘れてきたみたいやねん」

「・・・ハァ(それは気の毒)」

「悪いけど、ちょっと見せてくれへん?」

言いつつ私の新聞をのぞき込むのだが、あいにく私が開いているのはメインのページ(10Rはもうとっくに買い終わってる)
しょうがないので、「このレースはもう買ってるからいいですよ」 と言いつつ、10Rのページを広げて差し出す(もう間もなく発売終了だからいいだろうと判断)
するとオッチャンは 「おおきにおおきに」 と喜んで、30秒ほどソッコーで見たあと、再び、「おおきに。 ありがとな」 と言いながら馬券を買いに行ったようだった。

ホッとしながら再びメインのページを広げて悩み始めていると、またもやオッチャンの声が。

「きょうはどんなん?」

「えっ? あ、まあ、1勝したぐらいです」 と、しどろもどろに答えると、ちょっとエッ?という感じで
「なかなかやるなぁ・・」
私としては、やっとなんとか本命をタガノバロットに決め、これとマンボビーンの馬連1点にするか
はたまた、きょう穴を出した田野とのワイドにするか
真剣に考えている最中だったので、出来ればあまり話しかけられたくない状態だ。

するとオッチャン、何を思ったか、いきなり
「なあ! 今から飲みに行かへん?」

(ハ??) と驚く私に、続けて

「な、いいやん。飲み行こ飲み行こ!」 と、あちらを指差しながら、もう勝手に歩き始めようとしている。

「いや、ワタシ、まだ予想の最中だし・・・お酒も飲めないので・・・」 

正直言って、ナンパされるのは、これが生まれて初めてのことだった。
なんと言って断っていいのかも分からず、もごもごと口ごもっているうちに
「そーか。 じゃ、そんならまたな」 とオッチャンは行ってしまった。

今にしてみれば、「このあと約束があるので」 とか 「連れが一緒なので」 とか言えばカンタンだったのに
モテない青春時代を過ごした女は、いくつになっても哀れなものだ。


というわけで間もなく10Rのファンファーレが鳴りスタンドへ出る。
馬券は、ナイター男、下原からの1、7、12へのワイド。
長い写真判定の結果、2900円の配当がついた。
新聞に書き込んでいた数字を、そのままあのオッチャンが買っていれば良かっただろうけどなー。

そのあとはバスが混むので、メインのパドックだけを見て帰った。

結果はタガノバロット勝ちだったが
ヒモに穴の田野を買ったため馬券はパー(しかもベベタ)


でも、この日は須田鷹雄にサインも貰えたし、高額ワイド(他にも当たった)も取ったし、この歳になって初めてのナンパも体験できたし(?)
なかなか貴重な1日でありました。



おわり


コメント (6)
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3662 楽しかった後は・・・

2013-06-26 22:59:23 | Weblog
6月24日(月)

前日のうれしさがまだ続く午前中。
「・・・それにしても、あの3頭並んだ瞬間からのゴールドシップはさ~」と浮かれながら玄関を出ると、庭の敷石につまづいて無様に転ぶ。
穿いていたGパンをめくりあげると、膝に血がにじみ、足首も少々ぐねったようだ。

NのR院を待つあいだ、千円もらってダイエーでスリッパを買う(ちょっと地味すぎたので、あとでNにあげる)
それから「らんぷ」にて各スポーツ紙をチェック。
勝利の翌日のコーヒーは最高にオイシイ。


転んでぐねった足首が痛くなってきたので、帰宅後、Nにシップをもらって貼る。

これぞまさしく、ゴールド湿布。





6月25日(火)


朝イチで歯医者さんへ。
最終チェックの後、本日にて治療終了。
ちょっと寂しい気もするが(美人な歯科衛生士さんとハンサム(?)な先生なので)
年末あたりに検診を受けに行くのがベストとのこと。
あいだが開くと、どうしても行くのが億劫(というか、コワい)になるが、今度はそういうことのないよう
ちゃんと行くようにしよう(年齢的にも、放っておくと取り返しのつかないことになりそうなので)

洗濯の合い間にNがR院。
そのあと一緒にn耳鼻科へ行くが、ロビーに自慢話しのオバアサン(来月が92歳の誕生日らしい)がいて退屈しなかった。

たまたま横に座ったよそのオバアサン相手に
「・・・息子と娘はそれぞれ広い庭つきの一戸建てに住んでるの」
「私の出身は山口でね(人間魚雷のあったところらしい)、帰れば400坪の土地があるんやけどねえ、ホホ」
「菊をいっぱい育てて、大きいのばっかり108つ(なんで煩悩の数なんやろ?)。 以前、ファミリーランドの展覧会で優勝もしたんですよ」
「娘たち夫婦は1年に何度もハワイへ行ってるみたいでねぇ」
聞かれもしないことを次々に話される片方のオバアサンは、抑揚のない声で、「はあ」 「はあ」 とうなづくばかり。

(そうか!! つまらない自慢話には、こういう態度で接しとけばいいんだ) と、ものすごくためになる体験だった。

それからケーズデンキで、NのPCのプリンターを買う(今までのを壊した犯人は恐らくキンチャン)


夕方、壊れたプリンターを引き取ってもらい、それからお風呂場用の安い扇風機を買う。
夏のお風呂上がり、扇風機無しで髪を乾かすとき、みんな汗ダラダラにならないのかなあ。




6月26日(水)

月末なのでピアノは無し。
Nも1時から自宅で取材なので、久しぶりのひとり園田へ。
ちょっと雨模様だが、JRAのあとは特に、のんびりとした牧場のような園田でくつろぎたくなるのだ。
西北から大阪行きに乗り換え園田で降りると、通りの向こうにいつも見えていた 「居酒屋のんき」 の看板が無い。
ちょっとショックだった。
ファンバスに乗り込み、2、3分後に発車。
久しぶりなので、なんだかとても楽しい。
正門前キンキ売りのおじさんも、「オッ? きょうは、おひとり?」 「ご主人はどうしたんですか?」

ホワイトルームへ入ると、いつもの女の人(以前、うるさいオッチャンにタンカをきったカッコイイ人)に会う。
「あら、きょうはひとり?」
「ええ、そうなんです」
「じゃあ気楽でいいわね~(彼女はいつも御主人と一緒)」
「うーん・・・まあ、そうかなあ。 エヘヘ」

きょうはなるべくパドックで馬を見たかったのだが、この雨なのでほとんど行けなかった。
新馬戦の2歳馬だけは見たかったので、そのあと園田屋さんへ行くと
いつも店頭でヤキトリを焼いているsyuちゃんの姿が無い。
中へ入っても見当たらず、心なしか、店の人たちの表情も暗い。
365日(本当は週3日だけど)、雨の日も風の日も、いつも変わらぬ半袖白衣で黙々とヤキトリを焼き続けるsyuちゃんがいないのは初めてのことだ。


注文した卵とじうどんを持ってきたマスターに、恐る恐る、
「あの・・・syuちゃん、どうかしたんですか?」 と尋ねると、一瞬、意外な顔をされる。

(ああ、やっぱり何かあったんだ・・)

真っ先に浮かんだのはなぜか「盲腸」だったが、体型からすれば血圧や心臓系統のような気もする。

「風邪かなんかですか?」 と、まずは、ゆるやかに尋ねると

「ああ、syuちゃんね。 今、ちょっと出前に出てるんですよ」

「あ! もう帰ってきましたよ」

思わず店先を振り向くと、散髪したてのアタマをしたsyuちゃんが戻ってきたところだった。

あ~、良かったなあ(^_^;)


この日は交流戦があって、実はちょっと注目している水口騎手(JRA)が出るので、それも見たかったのだが
パドックで彼が乗る馬を見ると、あまりにも貧弱でガッカリする。
馬券は、その馬軸の3連複をもう買ってしまっていたのだが、もう期待はできまい。
むしろ、帝王賞のホッコータルマエ軸3連単の方が楽しみだ。
ということで、パドックが終わってすぐ、バスが混まないうちに帰る。


家へ着いてすぐ、表玄関から入るのがイヤなので(雨の日は、ザクロの枝が垂れて歩きにくいのだ) 
いつものように裏口のドアを「トントトトントン スットントン♪」 「トトトントトトンン スットントン♪」と節をつけて叩いて合図すると
しばらくしてドアが開いて、「あ、まだ取材中だから」 とN。
奥に、若くてキレイな女性記者の方がいた。

恥ずかしかったでごんす


その直後、大石六段が来たので、私はいそいそ(コソコソ)と2階へ洗濯物を干しに。
間もなく取材が終わったようで下へ降り、それからレースの結果を調べ(水口は3着へ食い込んだが、地元の吉村が来て馬券はパー。 帝王賞も、ホッコータルマエ1着やったのに、ワンダーアキュートのみ買えてなくて、これまたハズレ。 両方共ものすごくストレスのたまる負け方だ)
その後3人で市場のへっついやさんへ。
きょうは大石六段の、ささやかな昇段祝勝会なのだ。

が、行ってみると臨時休業(きょう聞いてみると、臨時でなく水曜定休とのこと)
仕方がないので、市場の中のもう一軒の店、以前、桑原さんと入ったことのある串カツ酒場へ。
この日はさすがに将棋の話しが主だったので、チンプンカンプンな私は食べることに専念。
ポテサラ、やみつきキュウリ、8種盛串カツ・・・・・ひとりで黙々と食べる。
最後に注文した梅酒が意外にきつくて、顔まっかっかでフラフラになってしまった。
大石くん、まともにお祝いが言えなくてゴメンネ。
今度はゼヒ園田で仕切り直しましょう(?!)


夜はNが借りていたビデオの続きを観ていた。
私はなんとなくイヤな予感がしていたので初めから観なかったのだが
やっぱり大正解のようだった。


おわり

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3661    第54回宝塚記念(後編)

2013-06-24 16:12:17 | Weblog
※ 夜の竹林をさまよう男がひとり。
  明月記にて
  クリック♪


ボックスで買っていた馬連が5000円ほどつく(川田ダノンバラードのお陰)
しかし場内は相変わらず満員、払い戻しの列も最後尾がわかないほど混んでいる。
外へ出てBenさんへ連絡を試みるも、相変わらず「電波の届かない場所か・・」の繰り返し。
仕方ないので、パドックそばの回転焼きを買ったりして時間をつぶし、そのあと、ちょっとマシになった払い戻しの列へ並ぶ。

するとほどなく、握っていたケータイの着信音が鳴る。

私 「あっ! もしもしっ!! Benさん??」
B 「あ~、お久しぶりでーす(なんかすごくノンビリした声)」

  「・・って言うより、今、どこですか?」
  
  「えっとですねえ・・・なんとかのフードコートの辺りにいるんですけど」

  「あ、じゃあ1階の総合インフォメーション前に行ってください。 私、今ちょっと動けないんで、Nに待っててもらいますから」

  「はい、わかりました」


そのあとソッコーでNに連絡する。

「あ、もしもしっ! Benさんと連絡ついたから」
「あ、そう。 で、どこで?」
「総合インフォメーション前って言っといたからね」
「インフォメーション?」
「うん。 わかるでしょ? パドックすぐ横の・・」
「ああ、回転焼きのとこ」
「違うよ、回転焼きじゃないよ。 建物入口横の・・」 

と言ったところでケータイが切れる。

かけ直そうかとも思ったが、Nが回転焼きと言ったのは、恐らく、「回転焼きの近くにある、あのインフォメーションだね」 と言いたかったのだろうと解釈し、私はそのまま払い戻しの列に並び続けることにした。
あと6、7人くらいだったのだが、意外に時間がかかってしまい、やっと自分の番が終わって急いで外へ飛びだす。

が、インフォメーション前にNとBenの姿は無い。
その辺をキョロキョロしても、影も形も見えない。

(あれー、一体どうしちゃったんだろう??)


泣きたい気持ちで、そこらをウロウロキョロキョロするうち
ジュラルミンのカメラケースらしきものを担いだ男性が目についた。
私は目も悪く、よく人間違えするので、まずは慎重に表情を伺っていると、明らかに誰かを探している素振りだ。
 
(間違いない、Benさんだ)

勇気を出して、「あの・・」 と言いながら正面へ立つと、肩にタオルをかけたBenさんが、「ああ」 とホッとした表情で笑いかけてくれた。
5年前と、ほとんど変わらぬ姿がうれしかった。

Nはと言うと、のんびり回転焼きの前で立っていた。




とりあえず、「どうでしたか? 取れました?」 のアイサツ。

「ええ、取れました」 と明るい笑顔のBenさん。

「えっ? もしかして、3連単??(失礼ながら半信半疑)」

「はい」

ウ~~~ン! さすが、北海道から遠征してくるだけのことはある。


そのあとの12Rを全員外したあと競馬場を出る。
すごい人混みなので、途中、地下から外へ出る。
1番人気(ジェンティルドンナ)が連を外したせいか、笑顔よりも疲れた表情の人が多いように感じた。


当初の予定ではこのあと、Benさん二日連続神戸ビーフの筈だったのだが
様々な事情の末、今回は明月記の和食に変更。

まずは武庫川の「生」の石積みをながら宝塚へ。
それから乗り換えて清荒神で降り、教室が終わってそのままの(要するに、超散らかった状態の)部屋へお通しする。

金太郎を見てもらっての第一声、「お、芦毛ですね!」

それから再び清荒神駅まで戻り、「雲雀丘花屋敷」 から送迎バスで明月記へ。
周囲はまだ薄明るいが、入口の松明がきれいに燃えている。
でも、Benさんが感動していたのは、松明よりも、庭のあちこちに植わっている竹だった。
「竹って、北海道には無いんですか」 と聞くと、「いや、無いことは無いんですけど」

この日は混んでいてカウンター席だったが、徐々に輝きだすイルミネーションや甲山を眺めながら
食事もそこそこにシャベリっぱなし(ほとんど私からの質問)のひと時となった。
話題の中心はもちろん  だが、伊集院静と武豊の話しが特に印象に残った。
あと、「ぜひ聞いて欲しかったこと」 も話す。
こちらも大筋のラインで考えも一致していたのでひと安心!?
それにしても、Benさんが魚介類ニガテというのには驚いた。
関西に住む我々からすれば、実にもったいない話しだ


まだ早いので、宝塚まで戻り、5年前にも一緒に行ったバーコバへ。
ここでも話の中心はもちろん

レース中の武豊をどう呼ぶべきか(「武~!」か「ユタカー」か「タケさーん」か、あるいは「ユタカさーん」か)
好きな馬(BENさんはトウカイテイオーとのこと)
○○は京都の二千だけ買っとけばOKとか
✖✖は千六と二千はいいけど千八が駄目なんだとか
△△は京都のみOKとか
現在のアンカツは許せるかどうか(?)とか
武幸四郎は、たしかまだ独身じゃなかったか?とか
太宰騎手は最近アンミツの娘と結婚したんだよとか
私が○添がキライだと言うと、ぼくはあんまり騎手に好き嫌いは無いんですとか
ジェンティルドンナは「ジェンティル・ドンナ」か「ジェンティ・ルドンナ」どっちだろうとか
チチカステナンゴや社台や血統学や須田鷹雄やなんやかんや。
途中なぜか●●新地や毛染め会社の話しまで飛び出し、東京のたぬきうどん大ゲンカの話まで出て、本当に楽しいひと時となった。
本当はもっともっと飲んでもらってウマ話しに酔いたかったのだけど
Benさんの記憶をとどめておいてもらうためにも「きょうはマイル戦」と決めていたので、ちょっと早めのお開きとする


バーコバからのゆるやかな坂道を下りながら、明日の予定はと尋ねると
「王子動物園へパンダを見に行きます」 とのこと。
そのあと、夕方の飛行機で帰られるそうだ。

次回はゼヒ「民宿 森」へとオススメしながら宝塚南口でお別れ。
我々と反対側の、Benさんの立つ西宮行きホームは、なぜか若いキレイな女性でいっぱいだった(宝塚ホテルで何か催しがあったのかも知れない)
女性専用列車のような阪急電車に乗り込んだBenさんに、名残惜しさいっぱいで手を振る。



帰宅すると10時。
金太郎をちょっとだけ出してリビングへひっくり返る。


2013年の6月23日は、私の後半生の中で、サイコーにシアワセな1日となった。
ありがとうBenさん。
願わくば、私とNがお爺さんお婆さんにならないうちに、次回の来阪は、なるべく早いうちにお願いします(そのためにも馬券ガンバってー!!)


私たちも神戸ビーフ目指して頑張るぞ~!!




おわり

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3660  第54回宝塚記念 (前編)

2013-06-24 13:37:40 | Weblog
※ ひどい写真ですが、ひょっとこ顔のウチパクとゴールトシップ。
  クリック♪

6月22日(土)

朝8時。
妹宅から電話で、お義母さんが亡くなったとのこと。
午前中のレッスン、グループレッスン、1時からpさんのレッスンとこなし
そのあと走って仁川へ。
明日の宝塚記念の資金稼ぎだが、結局減らして帰宅。
その後ソッコーで喪服に着替え、父と3人でお通夜へ。
始めに係りの人から、「お経は35分ほどかかるのでラクにして下さい」 と言われ、全員イスに座る。
こういう点は大変ありがたい。

夜はガストで明日の予想。
となりのカップルがとても静かなので、ちょっと早めに退散。


6月23日(日)


H祭典にて9時45分からお葬式。
最後に、皆で柩の中に花を入れたあと、K家のオバサンが、「あ、数珠まで入れてしまった」 と言って
花の中を探っていた。
お経が終わり、出棺を見送りに外へ出ると雨がぱらついていた。

(あ!!(ちょっと不謹慎なことなので、ここでは書けない)



Nの運転で、父と3人で斎場へ向かう。
御殿山中学から北高、新しくできた長尾山ペット霊園を通り過ぎ、間もなく斎場へ到着。
雨はまだ静かに降り続いている。
最後のお別れの後、妹たちを残し、父と3人で清荒神へ戻る。


ミニコープで買ったお弁当を食べてソッコーで着替え、1時ちょっと過ぎに二人で家を出る。
多少蒸すものの、空は晴れ、吹く風は涼しい。
仁川駅へ降りると、想像以上にごった返していた。
人混み超ニガテな私だが、なるべく何も考えないようにしてエスカレーターを下り地下道へ。

正門で記念入場券を買ったあとパドックをのぞくと、7R出走馬たちの周回中だった。
Benさんも恐らく、この柵沿いのどこかにいるのだろうが、さすがに突き止めるのは至難のワザだ(というか不可能。 この人混みだし、会うのは5年ぶりなのだ)
建物へ入ると、歩くのもままならないほどの混みようで、とりあえず7、8Rの馬券を買う。
一息ついてから、昨夜、入浴中に考えていたメインの馬券も買う。


① 思っていたより馬場が乾き気味なので、ゴールドシップは対抗まで。
② つい先日の新聞でフェノーメノ、プラス14キロと出ていたので1着はまずムリだろう。
③ よって、今回1番信頼できるのは岩田ジェンティルドンナ

ということで、買った馬券は
ゴールドシップとジェンティルドンナの馬連
それに、3、4、6、8、10、11(フェノ、ダノンバラード、トーセンラー、ナカヤマナイト、ゴールド、ジェンティル)の6頭馬連ボックス。

ところが、買ったしばらくあとでメインレースの馬体重を見ると、フェノーメノ、プラマイゼロ。

お前、それはないだろう~

まあ、しばらくは呆然だったが、これこそ自己責任なので仕方ないと割り切る。
運を天にまかせましょう。

8R辺りで、そろそろBenさんに連絡しようとケータイを見ると、着信履歴がいっぱい。
あれ~?
かかってきたらちゃんと分かるように気をつけてたんだけどなーと思いつつリダイヤルするが
「・・電源を切っているか、音波の届かない場所に・・」 のテープ。
何度かけても、外でかけても変わらないので、仕方なく総合インフォメーションそばの伝言板(ふだん伝言が書かれているのを見たことないが、きょうはいっぱい書いてあった。『もう先に行ってるぞ(怒)』 とか) に
『ベンさんへ  9R後、パドックそばの回転焼き近くにいます ルン』 と書き記す。
まあ、ここを見てもらえる確率はほぼ2パーセント程度だろうか。

そのあとも、しつこく何度もかけ直していると、よそのオッチャンが近づいてきて
「ケータイ、つながらんやろ?」 と声をかけられる。
「そーなんですよ」 と答えると、「外同士だとかからへんねん」 「中と中はつながることもあるんやけどな」
「困りますねえ」 と相槌を打つと、「ほんま困るわ。 N●●、どないなっとんねん!」 と怒りながら行ってしまった。
辺りを見ると、やっぱりケータイ片手に困り顔の人が目立つ。

ほどなく10Rのパドックが始まりだしたので、そろそろ馬を見に行かないといけない。
ケータイを握りしめ(周回中はマナーモードにするため)、なんとか2列目あたりに潜りこむ。

そのうち、だんだん空模様が怪しくなりだし、10Rの馬たちが行ってしまってからパラパラと降り出す。
おー、これはやっぱりゴールドシップに運が向いてきたか!?
頭上ではヘリコプターがバタバタ回りだす。

天気予報では、それほど降るようには書いてなかったので、すぐに止んでしまうだろうと思っていたのだが
以外にしつこく、しかもだんだん大粒になってきた。
折りたたみガサは持っているが、パドックではさせない。
頭にハンカチを乗っけて、メイン出走馬たちの登場を待つ(早く出てこ~い!)

馬たちがようやく現れる頃には、服も結構濡れて冷たくなっていた。
でも、晴れの舞台の出走馬たちを見れば、そんなことはどーでもいい。
どの馬もリッパなものだが、特に、ツヤピカ青鹿毛のフェノーメノのカッコ良さが際立っている。
期待のキンチャン(ゴールドシップ)も2人引きだが、ちょっとおとなしく見える(顔はワガママそうだが)
真後ろのジェンティルドンナは、周回を重ねるごとにテンションが上がっているようだ。
最後に、ウチパクを乗せたゴールドシップを撮りたかったのだが、ひとあし先に地下馬道へ行ってしまったようで撮れなかった。

この頃になると場内はどこもかしこも満員でコワいぐらいだ。
これでオルフェーヴルがいたらどうなっていたのだろう。
今回は、パドックとスタンドの中央、ちょうどターフィーショップの真上辺りで観戦。
辺りは、不要になったスポーツ紙やハズレ馬券が散乱しており、窓越しから走る馬たちをひと目見ようと目論む若者たちが
ベンチや、階段の細いへりに立って待っている(ちょっと危ないけど)

やがて本馬場入場曲と共に歓声が沸き起こる。
この盛り上がり方だとファンファーレを聴くのはちょっとムリかなあと思いつつも、こちらのテンションも徐々に上がってくる。
天がゴールドシップに与えてくれた恵みの雨。
フェノーメノの馬体重プラスマイナスゼロだって、ヤル気満々のジェンティルだって怖くない!!

しばらくして再び歓声と拍手が沸き起こり、遠くのモニターに、歩き出すスターターが見えた。
そして宝塚記念のファンファーレ。
丸めた新聞紙での拍手の中、わずかに聴くことが出来ました♪


シルポートが逃げたのは分かったが、その直後、白っぽい馬体が激しく追われるシーンが見えると同時に大歓声が起こる。
意外や意外!
後方からマクリ一辺倒のゴールドシップが3、4番手で走っている。
これはまさにドッヒャ~の展開だ。
実況アナウンスはほとんど聞こえず、大逃げのシルポートと、好位の白い馬体とジェンティルドンナらしき馬が確認できるくらいで、他は全然分からない。
あっというまに2週目の3角から4角、白い馬体は先行集団のままガンバっている。
そこからはひたすら叫び続けた。
「キンチャーン!」 「キンチャ~~~~~ン!!!!」


結果


1着 ゴールドシップ(内博)
2着 ダノンバラード(川田)
3着 ジェンテイルドンナ(岩田)
4着 フェノーメノ(蛯名)
5着 トーセンラー(武豊)

しかもゴールドシップは、2着馬に3と2分の1馬身差という圧勝であった。


キンチャン、ウチパク、よくやった!!!
おめでとう




後編へ続く


コメント (4)
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3659    最高だったぜ! ゴールドシップ

2013-06-24 09:00:40 | Weblog


おめでとう、キンチャンの舟!!!



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第54回宝塚記念予想

2013-06-23 12:34:40 | Weblog
予想外に渋ってます


さあ

ジェンティルドンナかゴールドシップか!!??


ちなみに、今朝の金太郎予想はトーセンラー武豊。
雨に弱そうだけど、いちおう押さえておきましょう。



買い目は決まっていないけど、そろそろ戦地へ出発です
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3658   スズメのお宿

2013-06-20 19:38:21 | Weblog
6月20日(木)

やっと梅雨らしい日々。

午前中、NがR院で治療中クルマの中で待っていると
大泣きする赤ちゃんを抱えた看護婦さん(恐らく母親が治療中なのだろう)が門のそばに立っていた。
しばらく見ていたのだが、あまりにも泣き止まないので、クルマから降りて助っ人を志願する。
が、余計大泣きになってしまい、かえってメイワクをかけてしまった。

そのあと宝塚阪急(買い物でなく銀行のみ)へ行き、それからスズメの餌と蚊取り線香を買いにコーナンへ。
ここしばらく雨続きのせいか、スズメの餌の減り方が半端ない。
ひと袋(3、2キロ入り、780円也)を3日ぐらいで食べ尽くしてしまうのだ。
私たちの顔も覚えているようで、家を出るときや帰ってきた時、屋根の上からチュンチュンさえずる。
まあ、ちょっとお金はかかるけど、かわいいもんだ。


午後からはy君のレッスン。

「あしたな、学校でコトリを見に行くねん」

「え、いいなあ! どこ行くの」

「うーんとねえ・・・忘れた」

「遠足かな? 電車かバスで行くの?」

「いいや、歩いて」

「へえ、じゃあ近くなんや。 昆陽池とか瑞ガ池公園かな?」

「さあ、わからん」 

「お弁当持ってくの?」

「持ってかへんで。 えっとなあ、4時間目に行くねん」

「ふーん、4時間目かあ(じゃあ、相当近くなんだろうな) いいな、うらやましいな」


「4時間目やったら・・・・・センセー、11時半頃行ける?」




こういうことを言ってくれるから子どもはカワイイ



夜、涼しすぎて寒い。
この数日の暑さからすると信じられない。
38度設定のお風呂を39度に直して入る。
それでも体は温もらない。
でも、暑いよりは、はるかにシアワセである。


6月21日(金)

朝、パッと目を覚ますと、横でNが寝ている。
(え??)っと思い枕元の時計を見ると8時10分。


きょうは金曜、たしか対局


「ちょっとちょっと! もう8時過ぎてるよー!!」

あとはソッコーでNが金太郎を30秒ほど出し、バナナとリンゴとパンをひと切れ食べて家を飛び出す(ゴミ出しも、いいと言うのにして下さいました。 私は本当に信用されてない)

そのあと洗濯物を干し(梅雨どきは外へ干せないのでツマラナイ)
残りのリンゴをシャキシャキかじりながら新聞を読むが、ゾクゾクと寒くてたまらない。
そう言えば、かるく頭痛もするような・・・・
これは大変大変!!
日曜(宝塚記念)を前に、風邪なんか引いてる場合じゃないぜベイビー。
ミニコープへポテチを買いに走ったあと(風邪気味のときは、なぜかポテチが食べたくなる)ソッコーで風邪薬を飲んで布団にもぐりこむ。
寝ようとしたのだが、 これを読みふけってしまったため  全然寝られなかった。

昼過ぎにフラフラとリビングへ出る。
外は相変わらずの雨。
スズメが激しく鳴くので玄関へ出ると、さっき山盛りにしたばかりの餌入れが、もう空っぽだ。
雨の日は、よっぽど食べるものが無いのだろう
再びエサを山盛りにして玄関のドアを閉めると、ほどなくチュンチュクチュンチュクうれしそうな合唱が聞こえてきた。

昼はひとりでカップヌードルを食べる。
食後、金太郎に、握手に続き「オカワリ」を教えると、すぐ出来るようになった。

そのあとPCを見ると、
以前、金太郎を取材して下さった、神戸の「とりみカフェ」さんの、「○ンコ風味アイス」 というのが話題になっているようでビックリ。
店内はそれほど広くないが、生鳥を見ながらお茶のできる希少カフェ(カレーもあります)。
王子動物園すぐそばという好立地ですので、動物園散策のついでに、ぜひ1度お立ち寄り下さい。


○ンコ風味アイス登場


夜は荒牧のマクドで宝塚記念の予想。
オルフェがいなくなったせいで、かえって難しくなってしまった。
勢いと力のフェノーメノ、信頼度ナンバーワンの鞍上ジェンティル、展開とヤル気次第のゴールドシップ
3頭に食い込む余地充分の武トーセンラー。
あと、1000万クラスながら、抜群に末脚切れそうなローゼンケーニッヒや
囲碁棋士○○さんイチオシのヒットザターゲットも面白そうだ。


今夜はY村君泊まり



おわり



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3657   雨の中の宅急便

2013-06-19 13:24:39 | Weblog
※ 先日行った頼光寺のアジサイ。
  きょうの雨で、境内もグッと色づいたことだろう。
  クリック♪

朝からシトシトと小雨。
宝塚阪急で用事のあとT整形へ行くと、めずらしく空いていた。
診察の終わった男性患者さんが受付で支払いをしながら、「いつもこの時間帯が空いているんですかね?」 と聞くと
「いえ、きょうは特別にビーーーーックリするほど空いてるんです」
「へー、じゃあラッキーだったんや。 でも、なんでですかね」
「さあ・・・よくわからないけど、お天気のせいかも知れませんねぇ」

そのあとコーナンでスズメの餌を買うはずだったが
なんだか疲れてしまったので(この頃は本当に体力が無い)、中山の●亀製麺でかけうどんとお稲荷さんを食べて帰宅。
帰宅後、急に雨脚が強まり、久々に梅雨らしい様相。
湿気大好きの金太郎と、玄関先で雨宿りのスズメの声が元気だ。

Nが夕方から大産大なので。ひとりで夕飯。
あまりお腹が空かないので、このあいだドラッグストアで買っていた
明るい星という会社の これ を作ることにする。
極太きゅうりを丸々1本千切りにしたのと、うす焼きたまごとハムを、お皿から落ちそうなくらいドッサリと乗っけて(Nは大量に盛るのが大キライ)おひとり様で心ゆくまで食べる。

金太郎、8時4分に 「ネンネンヨ」 「キンチャン ネンネ」 と、しつこく連呼。
布をかけるまで(我が家ではこれを「店じまい」と言う)「ネンネ、ネンネ」 をしゃべりやまない。
最近は、ほぼ毎日このパターンなので
やりやすいと言えばやりやすいのだが、寂しいと言えば寂しい。


それから間もなくして裏口のピンポンが鳴る。
つい先日頼んでいたヨウムグッズが届いたらしい。
ドアをあけると、いつもの係のMさん(私がNと結婚する前からなので、もう20年以上の付き合いになる。と言っても、いまだに 「ありがとうございます」と「ご苦労さま」 しか言ったことは無いのだが) が
びしょ濡れのまま立っていた。
小さな箱を受け取りながら、「雨の中大変ですね。 ありがとうございます」 と言ってドアを閉めようとすると
「あの・・・鍵がささったままになってますよ」 と言いながら、ドアの表側をガチャガチャさせて、引き抜いた鍵を渡してくれた。
そういえば、夕方、ミニコープから帰ってきて、めんどくさいからそのまま裏口から入ってきたんだっけ。
「すいません、助かりました、ありがとうございました」
顔も体も、全身ずぶ濡れのMさんに、心をこめてお礼を言いながらドアを閉める。


少し濡れた小さな箱をテーブルに置いて開けてみると、中から、コワい顔のヨウムの描かれたマグカップが現れた。
なんだか、とってもうれしかった。


おわり

コメント (7)
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3656   怒ったり泣いたり感謝したり

2013-06-18 14:38:33 | Weblog

6月18日(火)

朝から、郵便局、T整形、N耳鼻科と廻ったあと伊丹のひごペットへ。

きょうは3羽の子どもヨウムがいたが(うち1羽は、めずらしい国内繁殖ヨウムだった)、中でも1番幼い生後2ヶ月の子がすごく賢そうで
私が 「パタパタッ」 と言いながら目の前で両手を振ると、ジーッと見つめたあと、両方の翼をわずかに震わせる。

そのあと、クロの水飲み台(プランター置きみたいなの)、金太郎のえさ、ドッグフードを購入。

12時過ぎたので昆陽池近くのボンズで昼食。
初めて入るが、長い階段と靴の脱ぎ履きがちょっとめんどくさい。
ものすごくハスキーヴォイスの女性店員さんがいた。

食事のあとは、1階のAプライスというスーパーへ入る。
ここは業務用の食料品専門店で、一斗缶入りのサラダオイルとか
40皿分のジャワカレーとか
園芸土が入ってそうな大袋入りのパン粉とか
色々めずらしいものばかりでオモシロい。
我が家は、だしの素(業務用なので多少添加物多し)と割りばし、水を買う。



夕方
ネットの大手小町を見ていて、あるファミレスで起こった問題を読んでNに意見を求めると
誠にトンチンカンな回答が返ってきたので大ゲンカ(というか、私が一方的に怒鳴るだけ)になる。
それは、夜9時頃に、高校生くらいの子を持つ主婦が4人集まってお茶(ドリンクバー)をしていたのだが
となり席に座っていたカップルの男性から帰り際、「ここは食事をする場所なので云々・・」 という風な文句を言われたのだが、私たちが悪かったのでしょうか? というような質問だった。
まあ、女4人集まれば、気をつけてはいても多少は賑やかになるのが普通だから(スレ主によれば、それほど大声は出していなかったとあるが)
私がヘンだなあと思ったのは、「ここは食事をする場所」 と決めつけるくだりである。
ふつうに単品でのドリンクバーがあるなら、喫茶店感覚で利用するのはちっともおかしいことではないのだから
声がうるさかったとか、あるいは、特に不快な話題を繰り広げていたとか、そういう飲食外の理由で文句を言うならともかく
「ここは食事をする場所である」 と決め付けることが、やっぱり間違ってると思うのだ。
ファミレスは普段よく利用する方なので、正直、イライラモヤモヤ、「うるさーい!!」 と怒鳴りだしたいことだって結構あるけれど
ドリンクバー単品の利用客に 「???」 と思ったことは無い。
ゆっくり静かに食事(デート?)をしたいのなら、それこそ、ファミレス以外の店へ行くしかないんじゃないか?

で、Nの発言の何がアタマにきたのかと言うと
「それは単にドリンクバー云々やなくて、単にうるさかったから言われたんやろ」 という、そんなこと百も承知の理屈を繰り返すことだった。

私 「だからさ、女4人集まれば、多分どんなに気をつけてたってウルサイのは当たり前なのよ」
  
 「だからね、文句を言うなら、ふつうに、「ちょっとうるさいですよ」 とか 「もうちょっと静かにして 下さいよ」 でいいんやない?」
  
「それをさ、「ここは食事をする場所。 だからドリンクバーだけで過ごすのはちょっと・・・」ってのは、明らかにおかしな言い分だよ」

それでも、ゴザに寝そべりながら、なんとかかんとかノラクラ男の弁護をするNに、とうとう私が爆発


その後、おいしくない夕食をボソボソ食べるうち、心の隅に追いやっていたイヤな出来事まで思い出してしまって涙が出てくる。
これもきっと不定愁訴の一種なんだろうなと冷静に分析しつつも、ネガティブシンキングは止まらない。

結局Nに泣きついて迷惑をかけてしまった。

なんだか、怒ったり感謝したり、いろいろと落ち着かない更年期なのである。


9時過ぎた頃、いつも使っているバッグが無いのに気づく。
2階の部屋も、お風呂場も、クルマの中も無し。
ケータイに電話してみるが、どこからも応答は無い。
バッグに入れていたお財布の中身は確か42円くらいだったが、カード類や保険証が入っている。
他には、朝、郵便局で買った、花の柄の50円切手1シート。
あとはガムや飴やハズレ馬券ぐらい。

心を落ち着かせて、今朝からの行動を順に思い起こしてみると
どうも、昼食に行ったボンズのような気がする。
じゃあ電話かけてみてよ、とNに頼んだ瞬間、家の電話のベルが鳴る。
「はい、モシモシ・・・あっ!カバン、ありましたか!」

ということで即ボンズへ向かう。
昼間の長い階段を再び上り、キリギリスみたいな顔の店長さんからバッグを受け取る。
ヘヘヘ、どうもありがとうございました。

そのあと、すぐとなりのサイゼリ●でひと休み。
ホッとしてシーフードグラタンを食べてしまった。


全くもって、Nに感謝の1日でありました。



おわり

コメント (3)
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