ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

358      七夕と山崎六段

2006-06-30 21:18:29 | Weblog
※「有馬筆」のカワイイ看板、板塀にさりげなくマッチしていた。
 クリック♪

参道では毎年この時期になると、願い事を書いた短冊や美しい飾り物がいっぱいつるされた大きな七夕の笹が立てられる。
きょうもポストへ行った折に見つけ、「ああ・・今年も又この季節が来たのだなぁ」としばらく見入っていた。

七夕の飾りを見るたびに思い出すのが、内弟子時代の山崎六段である。
その年、皆で七夕の飾り付けをするために、私は近所の花屋さんで1本100円の笹を買ってきた。
折り紙で「チョウチン」やら「輪かざり」などを作ってつるした後、N、当時小学生だった息子、中学2年の山崎六段に、願い事を書く短冊を数枚づつ渡した。
書き終わった短冊を集め、あとで私がそれを1枚1枚笹に結び付けていったのだが・・・

飾り付けを全部終えた私はナントモ複雑な気持ちになってしまった。
もうずい分前の事なのでそうハッキリとは覚えていないのだが、問題は短冊に書かれた願い事だった。
Nや私や息子はお決まりながらも、「皆が健康でいられますように」とか「弟子の将棋が強くなりますように」とか「みんなが仲良く暮らせますように」などと書いていた。
ところが山崎六段の短冊には、「将棋が強くなりますように」、「広島の家族が元気で過ごせますように」、「奨励会で勝てますように」など、見事に自分サイドの事しか書かれていなかったのだ。
特に、「広島の家族が元気で過ごせますように」というのはある意味こたえた。
義理でもいいからなぜ1枚くらい、「師匠が元気で長生きしますように」とか
「奥さん、いつもご飯をありがとう(あ、これは願い事じゃないけど・・)」とか書けないのか!
その頃の私達とナマイキ盛りの山崎六段とは<犬猿の仲以上(?)>の関係だったので、少々のことでも過敏になっていたのだろう。
飾りつけながら腹が立って腹が立って、くやし涙まであふれる始末だった。

いま考えればホントにささいな事で、取り立てて悪い事でもないと思うのだが
当時は真剣にアタマに来てしまっていた

しかしいつも思うのだが、こういう話を平気で書ける日が来たという事はきっとシアワセな事なのだろう。
山崎六段には悪いが、今の私にとってはかけがえの無い一生の思い出なのである。
これからも機会があれば、山崎六段の「悪口エピソード」を披露しようかなと思っている

おわり
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357 有馬「チックタック」

2006-06-29 22:20:40 | Weblog
※「ありまサイダー」  クリック♪

木曜なので病院の送迎。
きょうは病院にお客さんが来るとかで、いつもより1時間半ほど遅く迎えに行く事になった。

雨こそ降ってないものの、朝からジンワリと汗ばむ蒸し暑さ。
歩き回る気力も体力もないので、結局「有馬」へ行く事に決め、いつもの250円道路に乗る。
あっという間に有馬へ到着。
「有馬御苑」横の駐車場に車を置きレッツゴー♪

車を降りてすぐ、湯気の立つ蒸し器に入った「よい湯まんじゅう(よいとまんじゅう)」を買って食べる。
きょうは時間もいっぱいあるし、いつもよりユッタリした気分だ。
有馬へはもう何度も来ているので、ほとんどの道は歩いてしまっている。
それでも細い路地や温泉の湯気、ひなびた土産物屋や空き地にたむろすネコなど
何度歩いても味わい深い魅力がある。
さすがに日本最古の温泉の町だなぁと感じた。

途中、「六甲有馬ロープウェイ」と書かれた看板を見つける。
乗り場まで徒歩12,3分とあったので「行こうよ♪」と誘うが、「徒歩12,3分はシンドイでぇ」と言われアキラメル。
六甲のロープウェイと言って頭に浮かんだのが、実は「摩耶観光ホテル」通称マヤカン。
廃屋マニアだったら知らぬ者はないほど有名な廃墟ホテルなのだ。
(六甲山上まで行けば、もしかするとマヤカン近くまで行けるかも!?)
もちろんきょうはそんな時間などないので次のお楽しみという事にする。

下まで降りてくると丁度「金泉」の前だった。
汗もかいたところでNだけ温泉に入ることになった。
私はすぐ目の前の「おもちゃミュージアム」で時間をつぶすつもりだったが、チラと覗くと‘もうひとつ’だったのと入場料が必要という事でヤメにする。
(暑いし困ったなぁ・・)と思ったが、すぐ横の「足湯」のところにベンチがあったので、そこに座って待つ事にした。
何やら大きな声が聞こえてきたので振り向くと、中国の人達のツアーのようだった。
足湯を見つけて10人ほどの人達がわぁーっとやって来てドボンドボンと足をつけていた。
みんなキモチ良さそうでニコニコしている。 
何をしゃべっているかは全然わからなかったが、あとで観光バスを見ると「上海」からの人達のようだった。

Nが金泉から出てきたので、以前「オムライス」が美味しかった『チックタック』へ行く。
きょうも二人とも「オムライス」を注文する。
店内にはヘンテコなおばさんグループがいて、「加賀まりこがドーノコーノ・・・」
「石田あゆみがナンノカンノ・・・」
「○○さんの息子が8万円入りの財布をスラれてアレヤコレヤ・・・」とうわさ話に花を咲かせていた。

食後、メニューをパラパラめくっていると、「てっぽう水 ¥300」というのがあってNが注文する。
・・・で、出て来たのが上の写真。
中身は甘み控えめのサイダーだった。 ちょっと昔っぽい味でオイシカッた
帰宅後ネットで調べてみると、有馬ミヤゲとしてお店でも売られているとの事。
発売は2002年と新しいが、ビンとラベルのレトロな雰囲気作りはなかなかのモノだと思った。

きょうは第5週でレッスンは休みなのだったが、間違えて来た子2名、確認の電話3名であぶなかった。


おわり
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356       わさびナス

2006-06-28 22:50:08 | Weblog

※トルハルバンとN   クリック♪

昨日の疲れのせいか久々にネボウする。
午前中はずっとPCの前でダラダラと過ごしてしまった。

お昼ごはんも作る気力が無く、勉強しに来ていたS君と三人で回転寿司へ行く。
1番近くの「スシロー」へ行ったのだが、S君がなにやらソワソワと落ち着かない様子。
聞くと、回転寿司に入ったのはこれが初めてとの事。
(今どき珍しい子供もいるもんだなァ!)とチョッピリ嬉しかった。

回転寿司に来た時いつも気になる事があった。
レーンに乗って回るお馴染みのメニューの中に『わさびナス』というのがある。
ナスの古漬けみたいなのがニギリの上に乗っかっているモノなのだが、それがいかにもマズソーな代物で
見るたびにいつも、(こんなもの注文する人が果たしているのだろうか?)と不思議に思っていた。
実際、このお皿を取っている人の姿を目撃したことは今まで1度も無いのだ。

そしてやはりきょうもナスの古漬けは回っていた。
Nのわき腹をつついて(ほら! また来たよ)とクックと笑い合う(いじめっぽい)
「あれを好きな人ってこの世にいるのかなぁ?」と私。
「まぁ、色んなものやってますって意味で回ってるんやろうなぁ」
「でもさ、あのお皿を取る人の顔って1度見てみたいよネ(クスクス)」などと言っていると、
なんと、私達のすぐ隣りのテーブルからニュッと伸びた手が『わさびナス』のお皿を取ったのである。


正面に座るS君の肩越しから、わさびナスを取った人物を確認する。
取ったのは、50代半ばの夫婦連れの夫の方だった。
どちらかと言えばヤセぎみで少し顔色が悪く、いかにも食に対する興味の薄そうな人だ。
こちらに背を向けて座っている奥さんも、「わさびナス」に関して別に異存は無いようで二人とも黙々と食べている。
これからは「わさびナス」をバカにするのはやめようと思った

本日の私達3人の「シメ」

N「茶わん蒸し」 私「夕張メロン」 S君「チョコレートケーキ」&「チョコレートアイス」でした♪

おわり
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355       世界探検!

2006-06-27 21:57:19 | Weblog
※午前10時に家を出て、午後1時半過ぎには天安門広場到着!
 クリック♪

きょうは予報どおりの晴れ
計画通り、姫路の「太陽公園」へ出かけることになった。
10時少し過ぎに出発して高速に乗る。
途中、「権現湖SA」の‘S&B カレーの王様’という店で、ちょっと早目の昼食をとった。
Nはカレーうどん(またや・・)とコロッケ、私は王様カレー(カレーにミートボールが乗っている)を注文。
S&Bの直営店っぽい雰囲気で、カレーもまずまずの味だった

出発して、今度は姫路西ICで降りる。
カーナビで行き先設定していたにもかかわらず、目的地周辺でウロウロしてしまうのは毎度の事。
きょうも15分ほど迷って到着。
車から降りると、梅雨明けのような強い日差しだった。
帽子をかぶりバッグにお茶を入れ、昨日購入したネックストラップをつけたデジカメを首にぶら下げ、いざ出陣!

入り口で入場料500円×2を払いパンフレットを貰う。
パンフレットの表紙には、<石の文化と歴史・新しい福祉を創造する太陽公園>とあった。
正面玄関を入ると、そこはもう世界各国入り乱れての不思議ワールドの始まり。
帽子をかぶったトルハルバン(韓国)に迎えられ巨大な凱旋門をくぐる。
石畳の道の左右に、郷土色豊かなユニークな石像たちがズラリと立ち並ぶ姿は壮観だ。
モアイ像・メキシコの巨石人頭・マチュピチュ遺跡・人魚姫・小便小像・自由の女神・韓国灯籠・マーライオン・・・
どれも等身大かそれ以上で結構見ごたえがある。
敷地内には福祉施設があり、患者さんたちがグループになって散歩する光景もあった。
その他の一般客は・・・ゼロ

しばらく行くと「万里の長城」への登城門があり、その手前に本日のメーンイベントである「兵馬俑坑」があった。
ドキドキしながら中をのぞくと・・・
おおっ! 目の前に現れたものは・・・まさに私が思い描いていた通りのビッグスケールな世界だった!!!
そこには、当時と同じ手法で作られ中国から運ばれてきたという1,000体の兵馬俑が
学校の体育館を思わせる室内にズラリと勢ぞろいしていた。
Nから西安の兵馬俑の話を聞かされるたびに(行ってみたい!)と思い続けていた世界だ。
そばでカメラを向けているNに
「ねえ、西安の兵馬俑と比べてどう?」と聞くと、「うん・・ほとんど同じや」との返事。
N自身も「信じられない・・・」を連発するほど、巧みに再現された世界のようだった。

薄暗い兵馬俑坑を出て再び歩き出す。
池のほとりにはヤップ島の石貨神殿が並び、そばの道を少し登るとギザのピラミッドとスフィンクスが現れた。
ピラミッドの中には、ちょっと変な顔のツタンカーメン王。
入り口を守る2匹のスフィンクスも、よく見るとなぜか`三蔵法師’のような顔つきだった。
さらに急坂を登ってゼイゼイ言いながら「鶏足寺」。
ここらで、想像以上の暑さに完全にバテてしまって座り込む。
はるか向こうに美しい双塔寺が見えるが、とてもじゃないけどあそこまではムリだろう・・・
Nに励まされながら重い腰をあげる。
五百羅漢でうずめ尽くされた斜面を下ると「天安門広場」、そしてそこにはナゼか巨大なハニワが!!
反対側には紫禁城がそびえ立っていたが、もはや歩く気力もなく、倒れる前に引き返すことになった。

かくして「石と文化の歴史散歩」を終え車に乗り込む。
いやぁ・・とにかく暑かった!!

時刻は2時半、中途半端な時刻だったが他に予定もないので(帰ろうか・・どうする?)などと言いつつダラダラと走っていると
とつぜん道路沿いに「ロープウエー」と書かれた看板を発見。
あわてて、すぐそばの無料駐車場に車を入れる。
ロープウエー乗り場の看板を見ると、書写山の上にある「円教寺(西国三十三ヵ所観音霊場第二十七番)」へ通じているらしい。
期待に胸をふくらませながら、4分間のロープウエーの世界を楽しむ。

着いてからさらに送迎のバスに乗って、かなり急な山道を登ったところに「摩尼殿」があった。
そこでは何と‘千年に1回しかその御姿を臨めない’と言う「如意輪観世音菩薩」の特別御開帳の日にあたっていた。
6月30日までが御開帳ということで、その後は再び奥の部屋に戻られて、次にその姿を見られる日は誰にもわからないとの事だった。
かなり暗いお堂の中で、60センチほどの背丈の如意輪観音様の姿がボーッと見えた。
ハッキリとは見えなかったが、品のあるお顔立ちの、優しげな佇まいを感じさせる観音様だった。
来て良かったなぁと思った。
感謝の気持ちをこめて手を合わせた。

その後、美しい苔を踏み、ウットリするような小鳥達のコロラトゥーラを聴きながら
弁慶の鏡井戸(ここは弁慶が7歳~17歳まで修行をした地でもある)、和泉式部の歌塚、奥の院などをじっくり見て回った。
今まで聞いたことも無かったお寺だったが、その美しさと歴史の深さとに圧倒された。
(日本は広い!!)と改めて感じた。

疲れてノドがカラカラになったので、茶店でソフトクリームを買い木陰のベンチで食べた。
再びロープウエーに乗り下界へ戻る。

車に乗り込み、今度はちゃんと宝塚まで戻った。
世界中をめぐった気分になった1日だった。

おわり
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354       源さんvsトビオ

2006-06-26 21:50:18 | Weblog
※暑苦しい昼寝  クリック♪

朝から雨。
九州ではあちこちで大雨の被害が出ている模様。
一刻も早く雨が通り過ぎてくれるのを願うばかりだ。

午前中、郵便受けに「アルミ缶の詩 2号」を見つける。
西成のヒゲの和田さん手作りの新聞だ。
アキ缶集めの実態や仲間のナマの声、それに詩や川柳、山崎六段へのエールまで載っていて
おせじ抜きでなかなか楽しい新聞だった(次号では村山九段の記事が出るらしい)
きょうは、その中に載っていた和田さん作の川柳をひとつご紹介。

    「缶集め 夢はベトナム 旅の空」   

お昼前に、頂き物のお米を精米しに行く。
昨夜泊まったK君に手伝ってもらって30キロの袋を車に載せ、10分ほどで無人精米所へ到着。
精米機に百円玉をいくつか入れ玄米をドサッと投入、ガタンガタンと精米の音が響き渡る。
ここまでの作業を終えホッと一息。
どうでもいいような話をペチャクチャしているうちに、投入したお米の残量も少なくなってきた。
(あとどのくらいかナ・・)とのぞいた瞬間ハッとする。

な、なんと・・・玄米が白い?????

いや・・玄米が白いのでなく、これって最初から白米だったのだ!!!
      

アホな私達・・・結局300円を寄付しに来たようなものだった(K君、ゴメンネ)

ドッと疲れて、結局お昼を外で食べることにする。
K君も一緒なので、お好み焼きの「ねぎんぼ」へ入った。
Nはイカ玉定食、K君はブタ玉、私はイカ玉を注文。

帰宅後、初めてトビオと源さんを同時に部屋に出す。
最初はトビオがジーッと源さんを睨んでいるので心配だったが、2,30分もすると少し慣れたようで
トビオも知らんふりして源さんの前を横ぎるようになった。
でも傍から見ていると、何気ない顔でトビオが横ぎる瞬間、お互いの間にひどく緊張した空気が生まれている。
ピシッと凍りつくような油断のない間合い・・・

和室で勉強していたK君が突然リビングに出て来て、「源さんを見てもいいですか?」と聞いてきたのでちょっとビックリ(K君は普段かなりの無口)
ワケを聞くと、どうもS君から源さんの話を聞かされていたらしいのだ。
「目はあるんですか?」
「あるよ。 もっとそばに近づいて横の方からのぞいてごらん、角度によっては見えるから・・・」
しばらくオッカナビックリ観察していたようだが目はちゃんと見つけたのだろうか・・・。

5時半頃にK君は連盟へ(明日奨励会)
夕飯前にNとケーズデンキに行く。
デジカメのSDメモリーカードを買いに行ったのだが、1ギガというのが出ていたのでせがんで買って貰う。
(ゼイタクやでェ・・)とボヤキつつ、自分の分もしっかり買っていたNだった。

おわり
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353       甘党と怪談

2006-06-25 23:31:31 | Weblog
※あやうく命を落としかけた(?)飯盛山登山道
 クリック♪

朝、PCで「マムシ」を検索中に恐ろしい映像を発見!
その名はキングバブーン
久々に鳥肌をたてながら見入ってしまった(御用とお急ぎでない方、さらにクモ嫌いでない方はどうぞググってみて下さい

きょうは研究会。(参加人数14名)
対局を明日に控えた増田五段も参加してくれたのが嬉しかった。
後で誰かが、「対局前なのに参加するって・・どうしてなんだろう?」と不思議そうにつぶやいていたので
「ううん、それが大事なことなのよ」とひとこと言うと、ポカンとした表情だった。
まあ、いつかわかる日も来るだろう・・・。

昨夜Nがカレーを作ってくれたので、きょうはご飯を炊くだけだ(いやぁ助かる助かる)
研究会の時はいつもの炊飯器では間に合わないので、10合炊きの炊飯器も併せて使う。
ところが、いくら探してもその10合炊きが見つからないのだ。
確かに、つい最近どこかへ移動させたことは覚えているんだけど・・
Nに聞くと、「え~?」とひと言のみ。
あとは忙しそうに伊丹行き(子供教室)の準備に没頭している。
しょうがないので一人であれこれ心当たりを探すが・・・ない・・。
そのうちNも出かけ研究会も始まりだし、(ドウシヨウ)と困りきってしまった。
そして悩んだ末、2回炊くことに決定。
最初に炊飯器いっぱいに炊いたご飯を別のお鍋に移し、さらに連続してご飯を炊いた。
今回は人数が少なめだったのでナントカなったが、次回までに見つけておかないと大変だ。

昼食をとってから箕面へ出かける。
今朝の愛媛母からの電話で、人にあげるお菓子を送って欲しいとの事だったので、迷わず「もみじ天ぷら」を思いついたのだ。
行きし、電車の中で眠ってしまい「十三」まで乗り越してしまった。
(ちぇっ)と思いながら反対方向の電車に乗り込んだが、今度は降りる駅をカン違いして又々乗り換るハメになり、これだけでグッタリ疲れてしまった・・・

やっと箕面に着くと雨足が強まっている。
(こんなザーザー降りじゃお店開いてないかも知れないなぁ)と不安な気持ちがよぎったが
行ってみると結構開いているお店が多かったのでホッとする。
天気も悪いので、駅のすぐそばのお店で買うことに決めた。
「もみじ天ぷら」の1番ちっちゃい箱を、二十ほど送って貰うことにする。
母は、「デイサービス」や地域のサークル、近所の仲良しグループなど知り合いも多いので十ぐらいでは足りないのだ。

今度は「川西阪急」で和菓子を探す。
なるべく日持ちがして美味しそうなのを探すが、なかなか見つからない。
店員さんに相談しながらナントカ決める。
私は自分があまり和菓子を食べないせいか、人にあげるとなると結構困ってしまうことが多い。
母はアンコものやヨウカンなどが大好物の、れっきとした甘党なのだが
解っていてもついつい、(こんなにアンコだらけじゃさすがにウンザリするんじゃないかな?)とか
(あまり甘すぎてクドくないかなぁ)とかイラナイ心配をしてしまい、かえって間違った品選びをしてしまうことが多い。
やっぱり<甘党への菓子選び>は、<甘党>がするべきなのかも知れない。

夕食はNがいないので、T君、S君、K君とで食べる。
きょうは川西で‘焼き鳥’の大安売りをしていたので、(これはラクでいい)と思い大量に買っておいたのだ。
レンジで温めて、切ったトマトをつけあわせてハイ出来上がり~(バチが当たるかなぁ・・)
食後、例の如く私が「コワイ話し」のネタをふって結構盛り上がった。
1人暮らしのT君の部屋の電気が勝手につく話しとか、テレビの前で足をドンと踏むとチャンネルが変わるとか・・・
でも1番傑作だったのはS君の話だった。
「僕、この部屋でいっつも金縛りにあうんですよ・・・」
一同「エエ~ッ???」
聞くところによると、Nが立ったまま笑いながら、寝ているS君を見下ろしているのだそうだ。
聞いた瞬間はブキミだったが、よくよく想像して噴き出してしまった。

「それはねぇ、きっとS君が眠りすぎているせいだと思うよ。 なにせここへ来ても3分の1は寝てるんだもん」 (これは事実です)

きょうは昨日のT君に引き続きK君が宿泊。
K君、怪談話だいぶん怖がっていたけど・・・ちゃんと夜トイレに行けるかな?
(いま入浴中だけど、いきなり電気消したらどうなるだろう・・・フフフ・・・

おわり
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352       四条畷

2006-06-24 23:59:14 | Weblog
※四条畷神社 クリック♪

午後の将棋教室が始まると同時に家を出る。
体調はもうひとつだったが、せっかくの天気なので少し遠出しようと考えJR宝塚駅へ向かった。
路線地図を見ているうちに段々しんどくなってきて、結局「尼崎」辺りをブラブラする事に決める。
キップを買ってホームへ出るとちょうど発車する電車があったので、行く先も確かめずに飛び乗った。
(大丈夫かなぁ・・・ちゃんと着くかなぁ)と少し不安になる。
ほどなく車内アナウンスが始まったので耳を傾けると、どうもこの電車は普段よく耳にする「東西線」に途中から変わるらしい。
途中の停車駅を読み上げるアナウンスの声をボーッと聞いていると、「四条畷」という名前が聞こえハッとする。
急いで電車のドアの上に貼られている路線地図を確認。
(えっと四条畷シジョウナワテと・・・・・あったァ!!)

実は最近ある事情で四条畷を検索中に<四条畷の決戦>というのを知り、その主人公である楠正行に縁が深い「四条畷神社」というところへ丁度行ってみたいと思っていたところだったのだ。
そういうわけで、‘尼崎行き’を急遽‘四条畷行き’に変更する。

3,40分で「四条畷」到着。
駅を出たところの地図で神社の場所を確認するがよく分からない。
とりあえずバスが出ているようなのでバス停に向かうと、ちょうど発車しようとするバスがあったので急いで飛び乗る。
例によって乗ったあと、(無事に着くのだろうか・・・)と不安になる。
次の停留所名をしるす車内の電光掲示板に「四条畷神社」と出ていた
ホッとしたのだが、そこで降りるお客が他にいなかったらしくバスは停留所を素通り・・・。
あわててピンポンを押して次の停留所で降りる。

あたりの景色を眺めながら来た道を引き返す。
20年ほど前にタイムスリップしたような店々が楽しい。
「すなっく銀ぎつね」と書かれた看板が置いてある店は、昼間のせいか或いはもう営業していないのか、ホコリをかぶったシャッターが閉まったままだ。
道の反対側にひなびた間口の広いスーパーらしきものがある。
近づいてみると、大きく「暮らしのファッション 詩情シジョー」と描かれていた。
排気ガスによごれたようなマネキンが並んでいて、一瞬中国に来たような感覚になる。

ようやく「四条畷神社」の大きな鳥居に到着。 ゆるい登り傾斜の参道を歩き出す。
参道と言っても露店などは一切無く、ごく普通の住宅街といった風情。
正面には青々とした山が気持ちよくそびえている、何という山なのかは分からない。
「囲碁・将棋  池田」と書かれた店があり、入り口にはバイクや自転車が数台停まっていた。
ガラス越しにお客さんの姿がうっすらと見えた。 平和な土曜の昼下がりである。
もう少し登った左手に豪邸を発見。
これがなんだかスゴイ家だった。
和洋中韓折衷の大きな屋敷なのだが、門、表札(北井と書いてあった)共に巨大で
しかも門の上、屋根の上には金のシャチホコが燦然と輝いているのだ。
圧倒されつつ見上げていると、風見鶏まで立っている。
さらによく見ると小さな鷲も発見。
ここに出入りする人をひと目見たかったが・・堅く閉ざされた門は閉まったままだった。

やっと神社石段に辿りつく。
急な石段を登り始めるとイッキに汗が噴き出し始めた。
登り終え汗をふきふき境内に入ると、思っていたより広々として厳かな雰囲気の漂う神社が現れた。
ここに祀られる楠正行公は、南北朝時代に不利を覚悟で正統の天皇を守り、明治維新の思想的原動力ともなった楠正成の嫡男である。
正行公もまた父の意志を忠実に受け継ぎ、ここ四条畷の決戦で高師直率いる6万の軍勢に対し3千の兵をもって討ち死に覚悟で立ち向かい自刃したという。
多勢に無勢で立ち向かう「勇気」と「忠義」の若き武将を思うと胸が熱くなった。
境内には、伊勢神宮から拝受したという‘神明鳥居’、正行公の母親を子育ての大神として祀った‘御姫神社’なども見られる。
そのそばの大きなクスノキの根元に、正行公慰霊のちっちゃな五輪塔があり、これにも涙を誘われた。

境内では他に2人の姿を見かけただけだった。
入れ違いで、ちょうど山を降りてきた様子のハイカー達とすれ違う。
(せっかく美しい神社なのだから、もっと人が来てもいいのになぁ)と思っていたところだったのでチョット嬉しかった。

休憩所の自動販売機で「午後の紅茶」を飲み、さて帰ろうかと腰を上げた途端、右手の看板に目がいく。
(ナンダロウ・・)と思い近づくと、「飯山登山口」と書かれている。
先日ネットで調べていた時にも載っていた山だ。
確か山頂に楠公の慰霊碑かなにかあったはずだ。
そばの大きな地図を見ると、途中に滝などもあるようでかなり奥深い山のようだ。
(ちょっと行ってみたいな、でも無理だろうな・・)などと思いつつボンヤリ立ち尽くしているところへ、木の杖を持った男性がひとり下りて来た。
こちらをチラリと見る男性と目が合い、思い切って声をかけてみた。

「すいません・・この山の頂上まではどのくらいかかりますか?」
男性は立ち止まって首にかけたタオルで汗を拭きながら、「うーん・・・どうかなぁ・・・人それぞれだからねえ」
「大体どのくらいなんでしょう?」
「そうですなぁ、僕らみたいに杖をついた者で1時間3,40分といったところかな。 でも、山を歩きなれている人達だったら4,50分で登れると思いますよ」

(そっか・・・20分やそこらという距離ではないのだな)

そうですか、じゃあ私にはとても無理なので帰ることにしますと答えると
「いやいや、でも少しくらい登ったらどうですか? すぐそこに桜が植わったちょっとした広場があるし・・・それに上からの眺めはいいですよ。 シンドクなったらすぐ引き返せばいいのだし」と一生懸命勧めてくれる。
「そんならちょっと登ってみようかな」
「ああ、それがいいですよ。 ユックリ行けばいい眺めが見られますよ。 私はこう見えても今年で72になるんですが毎日のように登ってますよ、ハハハ・・・」

おじいさんにお礼を言って細い山道を登りだした。
ハッキリ言って山登りは大の苦手なのだが<乗りかかった船>なのだ
エッチラオッチラ登ると、おじいさんが言っていた広場へあっという間に到着。
(な~んだ! 全然大した事ないや・・)
これならばもっと上に行って大パノラマを見てやろうと思い、さらに歩を進めることに決める。
ところが登るごとに道は細く暗く急な傾斜となり、不安感と共に息切れが激しくなってきた。
しかし、すぐに引き返すのもシャクで、ゼイゼイ言いながらもさらに登っていったのだった。

が、とうとう力尽きてその場にへたり込んでしまった
もうダメだ・・汗が滝のように流れ落ち、心臓が早鐘を打っている・・・ 限界だ。

先ほど飲み残していた「午後の紅茶」を取り出して飲んでいると、ラジオを鳴らしながら一人の若い男性が登ってきた。

座り込んだままの状態で
「あのぉ、山頂まではまだまだでしょうねぇ」と息も絶え絶えに言うと、ちょっと可笑しそうな表情で
「そう・・・あと2,30分ぐらいですねえ」と言い残しててサッサと登って行った。

1人になり、なぜか急に不安が襲って来た。
立ち上がって急いで山を下り始める(急げ、急げ)
何かあったらケイタイを入れなくっちゃと考えながら、転ばないように気をつけて小走りに急いだ。

やっと神社の境内に着くと、ホッとすると同時にすごく気分が悪くなってきた。
これは早く駅に戻って電車に乗り込まないとマズイぞと思い歩き出す。
アスファルトの照り返しがきつく、ラクだと思っていた下り坂も歩きにくい。
やっとの思いでバス停に着くと、ちょうどピッタリのタイミングでバスが到着。
駅前のエトワールというパン屋さんで明日のパンを購入。

ホームで10分ほど待って(すごく長く感じた!)「宝塚行き」の電車に乗り込む。
車内では頭痛、肩こりも加わってジッと座っていられないほどだった。
あまりのシンドさに眠ることも出来ないままで宝塚へ到着。
阪急に乗り換えて清荒神で降り、その後 気力で家まで歩く。

誰もいないリビングのソファーに倒れこんだ。

そういうわけで、今夜はNが買ってきたミニコープのおかずで夕飯。
明日の研究会用のカレーも作ってもらうハメになったのだった。

これからはもっとペースを守ってムリの無い行動を心がけようと思った。

おわり

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351     通りゃんせ

2006-06-23 21:51:38 | Weblog
※「太鼓亭」でカレーうどん。
 太鼓亭でのショットはこれが何回目になるのだろう
 クリック♪

今朝、朝刊に目を通していると、《通りゃんせ なぜ「こわい」》という見出しが目に入った。
「かごめかごめ」もそうだが、古いわらべ歌の歌詞には不思議なものが多い。

紙面では読者からの質問で、《わらべ歌「通りゃんせ」の歌詞がずっと気になっています。♪行きはよいよい 帰りはこわい♪ なぜ、帰りはこわいのでしょうか?
幼い頃、三つ下のいとこはこの歌を聴くと泣き出し、とても不思議でした。(略)》とある。
私も以前から同じような感覚を持っていたので、その後の回答記事を興味深く読んでみた。

埼玉県川越市に三芳神社という所があり、その神社が‘通りゃんせ発祥の地’と言われているらしい。
ここはもともと城内にあった神社だが、庶民がお参りできる日は年に1,2回しかなく
しかも帰る際に持ち出し物がないかなど、警護の侍のチェックの目が厳しかったらしい。
さらに、天神さま(菅原道真)は「学問の神様」である一方、悲運の「祟り神」としても知られているらしく
これも‘帰りはこわい’の理由として挙げられるらしい。
この他に、「箱根の関所説」を指示する向きも多いとのこと。

歌詞もさまざまで、「地獄極楽、閻魔さんの前で何買うた(宮崎)」 「こわいはずだよ狐が通る(東京)」などがあるらしい。
いずれにせよ、「こわい」には、侍など力への恐れ、神様のように目に見えないものへの畏れなどの要素があるのだろうと締めくくられてあった。

・・と今、朝刊を読み直しつつ書いたのだが、この記事の切抜きを先ほどまで血まなこになって探していた。

「ねぇ知らない? 通りゃんせが載ったページ」
「ハァ~? また無くしたん?」
「だって私、これ今夜のブログに書こうと思ってチャンとここに置いといたんだよう!」
「・・・僕知らんよ」
「でもオカシイやん! ちゃんと置いといたのに無くなるなんて」
「もぅ! 又どっかに捨てたんちゃうん?」
「捨てるワケないやん!!  こんなにハッキリ覚えてるのにっ!」
「僕はゼッタイ知らん」
「フン、無責任! ウソツキ!  ちゃんと探してよっ(この辺になると完全に八つ当たり気味)

(ゴミ箱をゴソゴソ探るN、フン、そんなとこにあるわけないじゃん)と思っていると

「あ!! これと違う?!」


まぎれもなく「通りゃんせ」のページだった。

しか~しよく考えてみると、わざわざこの記事をゴミ箱に捨てるのはやっぱりNしかいないのだ。
自ら状況を悟ったNは、ヘラヘラ薄笑いを浮かべながら何処かへ消えていった。

昼間、「道の駅 猪名川」へ野菜を買いに行く。
つゆの晴れ間のドライブで気持ちよかった。
きょうは、ハチク、トマト、しいたけ、ニンジン、大根、ホウレンソウ、三度豆などを買う。
その後、前から気になっていたネパール料理店のランチを食べに行こうと思ったが
駐車場が空いていなかったので断念。
代わりに、久しぶりの「太鼓亭」へ入った。
相変わらずNはカレーうどん定食、私は親子丼定食を注文。

帰宅後、源さんを部屋に放す。
しばらくして振り返ってみると、きょうも将棋盤の上にジッと立っている。
その後、盤上で一心不乱に羽繕い。
このリラックスぶりが何とも言えない






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350       あのころの未来

2006-06-22 23:14:44 | Weblog
※野間の大ケヤキそばのショウブ池で見つけたトノサマガエル君
 クリック♪

九州地方がやっと梅雨明けのようで、関西はきょうあたりから本格的に雨模様の天気が続きそうだ。

きょうは木曜、小雨の中を病院の送迎。
お楽しみの待ち時間も、きょうはあいにくの雨のため「逆瀬川で買い物」のコースとなる。
以前から本屋さんで探しまくっている本があり、きょうもレジの店員さんに聞いてみた。

「えーと、タイトルがわからないんですけど・・最相葉月の本なんですけど」
「あぁ、題名ちょっとでも分かりませんか?」
「えっと・・未来がナントカ、星新一がドートカだったと思います」
「わかりました、少々お待ち下さい」

つい先日も宝塚の書店で同じように問い合わせたところ、PCでカタカタ検索のあと、「そういう本は無いですね。 もう出版されてないんじゃないですか?」とぶっきらぼうに言われたところだったので、どうせきょうもダメだろうと思っていた。
目の前の文庫の棚をゆっくりと慎重に調べてくれる店員さんが、数分後、「ありましたー!」

目の前に差し出された本を見ると、「あの頃の未来 星新一の予言」というタイトル、間違いない♪

「あ! これです!! よかったァ」

カウンターでお金を払いつつ嬉しさが隠せない。
「実はずい分探したんです。 先日も他の書店で‘アリマセン’って言われたもので・・きょうもダメだろうと思ってたんです」
「そんなに喜んで頂けて・・ホントによろしゅうございました」

ニコニコ顔の店員さんたちに見送られて店を出る。
サワヤカなひと時だった

ところで私は、最相葉月のファンでなければ(「絶対音感」さえも読んだ経験なし)星新一のファンでもない。
それでもこの本を欲しかったのには実は深いわけがあるのだ(・・とまた思わせぶりなフリ方)
実は、我が家の源さんをペット店から入手してすぐ、飼い方の知識を得ようとPCで<ブハラ・トランペッター(源さんの正式名称)>を検索。
ところが調べ方にも問題があったのかも知れないが、2,3件しかヒットしなかった。
1つはブハラ・トランペッターの写真集(外国のサイト)、そしてもう1つ、それがこのタイトルの本だったのである。
要するに、この小説に登場する「顔のない鳥」という生き物のモデルとしてブハラ・トランペッターが登場するらしいのだ。
非常に興味をそそられながらもグズグズと月日は経ち、本日晴れて入手出来たというワケなのだ。
ブログを書き終わったらゆっくり読むこととしよう(ワクワク♪)

さあ! 今から「渡る世間は鬼ばかり」のビデオをゆっくり観る事にしよう。
至福の時間の始まりである。

おわり
コメント (17)
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349       夜遊び       

2006-06-21 23:48:13 | Weblog
※能勢の高燈籠 
(昨夜ネットで調べるとかなりアヤシゲな所みたいなので、近いうちにボディーガードを連れて再度訪問する予定。
ちなみに建物の下には「正浄遺伝子組替祈願霊場」の文字が) クリック♪

午前中、宅急便で今月分の「ナタ豆茶」が到着。
まずい!! このところ全然飲んでいなかったのでかなり溜まってしまった。
お茶関係の引き出しを開けるともうパンパン状態。
未開封のナタ豆茶がひいふうみいよおいいむう・・・
さすがに反省、すぐにヤカンを火にかけてナタ豆ティーバッグを放り込む。
ホッと安心してから、ふと横のバナナフックを見る。
(あ、ヤバイ・・)
またまたバナナが熟しすぎ、かなり食欲を失う色になってしまっている。
さらによく見ると、バナナの下に何やら液体がたまっている(イヤァな予感)

勇気を出して変色したバナナを引きちぎる。
グニャッと異様にやわらかいバナナがフックからはずれると同時に・・・・
一体どこに隠れていたのだろう、大量の小バエがワ~ンと発生
チラッとリビングのNを振り返ると、何も知らない顔で新聞を読んでいる(すまんのォ

昼食前にトビオとクロを外に出し、代わりに源さんをリビングに放す。
相変わらず窓際の新聞紙の上につっ立ってこちらをジッと見ている。
お昼ごはんを食べ始めてしばらくすると、Nが私の顔を見ながら小さな声で「源さん源さん」とつぶやく。
(?)と思い窓際の方を向くと源さんがいない。
(おや?)と思って視線を移すと、なんとNの将棋盤の上にチョコンと立ってこちらを見ている。


Nが写真を撮ったりビデオを回したりしてもヘッチャラ。
今までだったら考えられない状況だ。
今後の源さんへ大きな期待を寄せずにいられない・・・ガンバレ源さん


午後から来客だったが、少々疲れていたので2階で休む。
ゆるくクーラーをかけた部屋で「るるぶ」を眺めながら、いつの間にか眠ってしまった。

ハッと気づいて枕もとの時計を見ると4時過ぎ。
春眠暁を覚えずではないが、あまりに体が気持ち良い状態だと目が覚めにくいのかな?
下へ降りるとNはマジメにお仕事。
たくさん寝てしまったので照れくさかったが、こういう時は片手を大きく上げて「オハヨーゴザイマス!!」と叫びながら入室するのが定跡なのである。

6時半から夕食。
よく考えるときょうは夜のピアノレッスンが無かったので、急遽<夜遊び>がしたくなる。
Nにその旨を伝えると、「うん、いいよ」との返事(ヤッター
「で、どこに行きたいの?」
「えーとえーと・・・久しぶりにダイヤモンドシティーはどうかなぁ」
「ウン、 じゃあそうしよう」
(注:いつもだとこんなにスンナリとは決まらない)

ダイヤモンドシティーに着き、真っ先にペットショップへ行く。
きょう初めてスタンダードプードルを見る。 かなり大きくて驚いた。
パグはいないかなと探していると、向こうの方でNが激しく手招き。
ナンダロウと走っていくと、「あぁ、たった今パグが連れて行かれたところ・・」と裏の方を指差す。
動物達はもうそろそろ奥の部屋でオヤスミの時間なのだ。
(わぁ残念だったな~)
すぐそばの‘パグ’と書かれたカラッポのガラスケースをのぞく。
たった今までこの場所にパグの子供が座っていたのかと思うと胸がキュンとなった

ペットショップを出て、お気に入りのアジア雑貨の店、Nの御用達「シャツ工房」などを回る。
疲れたので、広いフロアのぐるりに様々な食べ物やさんが並んでいる飲食街へ行く。
甘いものが欲しかったので、角のクレープコーナーでNは「プリン・アラモード」、私は「イチゴパフェ」を注文。
その後カライものも食べたくなり、「タコ焼き」も買ってしまった。

それにしても見かけるのはほとんど若者ばかり。
我々もそろそろ浮いているのかも知れないなぁ・・

おわり
コメント (6)
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