ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

8691   逃走劇と子ども落語

2013-08-29 23:12:31 | Weblog
 

トビオ、今頃は虹の橋をトコトコ渡っているのかなあ、仲よしさんと会えたかなあ・・・
などと思いを馳せつつ、前回からのブログ後編を簡単に。



8月24日(土)

午前の子ども教室中、機嫌を損ねた○君が部屋を飛び出し外へ出て行ってしまった。
朝から土砂降りだった雨は、もうほとんど上がりかけていたが
濡れた道路をバシャバシャと音を立てて走るクルマの音が気になる。
レッスンの無かった私があわてて追っかけて道路へ出るが、すでに影も形もない。
とりあえず駅まで走ってホームと改札口を確認するが見つからず。
そのあと、(あ、もしかして図書館!?) とひらめき、児童室を覗くが見当たらず。
一般スペースも念のため、忍者のように素早く静かに、書棚の間をひとつずつ見て回る。
が、やっぱり姿はない。
(家へ帰っちゃったのかなぁ・・大丈夫かなぁ) と思いつつトボトボ家へ戻っていると、遠くの方に黄緑色のシャツが見えた。



ホッとしながら、思わず 「○○くーん!」 と叫ぶが、結果的にこれが良くなかった。
声に気づいた○○君は、とたんに背を向けて逃走。
「待ってえー、○○くーん!!」 叫びながら追いかける私をチラチラ振り向きつつ、さらに大きな道路へ向かって駆けて行く。
むかし飼ってた犬(ゴン)が逃げるのを必死で追いかけた時の記憶がよみがえる。

ゼエゼエ言いながらなんとか追いつき、(ここで会ったが百年目!) と腕をのばし、えり首をムンズと掴む。
バタバタ振り払おうとする小さくて柔らかい腕は、汗と雨に濡れ、まるでウナギのようにヌルヌルだ。
片手に傘を持ちながらヌルヌルの腕とシャツのえり首をつかみ、大丈夫だからと必死に言い聞かせるが
すでにパニックに陥ってる○○君は何も聞いてくれない。
真横をビュンビュン駆け抜けてゆくクルマに私もパニック寸前。
一刻も早くケータイでNに応援を求めたいのだが、両手は○○くんをつかまえているため使えない。
仕方ないので、そばで測量かなにかをしていた男性グループに、ちょっと助けてくださいと声をかけるが
えり首を引っつかまれてギャーギャー泣き叫ぶ●●くんを見ながら、ちょっと困ったように顔を見合わせている。
まあこの時代だから、児童虐待か何かと思われたのかも知れない。
超カンタンにわけを話すと、やっとそばへ来て協力してくれた。

急いでケータイを取りだして連絡。
「モシモシっ! 今●●の✖✖にいるから。 ひとりじゃムリだから、すぐ来て!」

やっと安心して、測量の人達にお礼を言ってNを待つ。
が、目と鼻の先なのにも関わらず、なかなか現れない。
泣き続け、ますますヌルヌルになってスベリそうになる●●君の腕を何度もつかみ直し、イライラしながら待っていると
ようやく姿が見えた。
「遅いよ~」 
安堵と怒りでホッとしながら●●君を引き渡し、グッタリしながら手足をさすっていると
あっという間もなくNの腕をすり抜け、再び走りだす●●君。

もうっ!!!
何してんだ! バカN~~~!!!!!


今度は大通りとは逆の方向へ逃げて行ったので少しは安心だが、道路は道路なので気が気でない。
●●くーん、●●くーんと叫びながら走るが、もう足はあがり心臓はバクバク。
直線、ムチで叩かれながらも沈んでゆく競争馬の気持ちがよくわかる。
それでもフラフラになりながら走っていると、前方から、傘を持って(もう降ってないのに)シャナリ、シャナリと歩いてくる中年女性を発見。
(ああ、地獄にほとけ) と思いつつ、「スイマセーン! その子、つかまえて下さーい!!」 と大声で叫ぶ。
が、私の意に反し、傘を持った女性は 「あら?」 という感じで、片手を20センチほど伸ばしただけで
そんなのもん屁とも思わぬ(下品で失礼)●●君はスルリと身を交わし、ますます速度を増して逃げてしまった。


ヌオ~~~~~~~~~ッ


(なにお上品にやってんだっ!)
(私だったら、自分の傘なんか放り出して協力するぞ!!)


と言いたいのをグッとこらえるが、●●君は、もはや点のように遠ざかってしまった。
心臓バクバクの私も、これ以上はムリと判断して帰宅。
そのあとものすごく気分が悪くなってしまい布団に臥せる。


教室解散後、しばらくしてお家の人からtel。
無事帰っていたようで心底ホッとする

もうもうもうもう、こんなことはこりごりだ。
でも、何ごともなく済んで本当によかった。

教訓

「逃げる子どもは追うほどキケン」



そのあとも、お隣りのダ●キンさんがザクロの枝を切りにきてくれたり
午後の教室に宝塚ジェンヌのような美女が現れたり
なんだかんだと慌ただしい半日だった。




3時過ぎからは予定していた落語会へ行くことに。
宝塚でお花を見たが、気に入ったのが仏花しか無かったのでどうしようか迷ったが
それはさすがにマズイだろうと言われお菓子にする。

子ども達ばかりの落語発表会はこれで2回目だが、今回は 「ちりとてちん」や「子ほめ」「鶴」 など
好きな作品が多かった。
どの子もそれぞれに味があり、半年前とは比べ物にならぬほど上達している子もいる。
客席の雰囲気も温かく、昼の騒動やトビオのことで疲れていた頭が少しずつほぐされていく。
私も、もう30年ぐらい若かったら、乗馬と共に、ぜひ挑戦してみたい世界だ。
あと、以前の生徒、N山E子ちゃんのお母さんから声をかけられたのにも驚いた。
夜、E子ちゃんと20年ぶりに電話で喋る。
うれしかった。




8月25日(日)

朝から級位者研究会。
きょうからiさんも参加。
愛媛母から、コロコロと小さいミカンが届く。

午前中はSさんレッスン・・・・・・のつもりだったが
きのうの●●くん逃走劇のダメージがまだ残っていたので
申し訳ないがオシャベリ会に変更。
2時間があっという間に過ぎ、楽しい気分転換ができた。

台所でSさんから頂いた栃の実煎餅を食べていると、金太郎がジッと見ているのでひとかけらだけやる。
珍しくサッと奪い取り、それはそれは大事そうにカリカリカリとオイシそうに齧っていた。



8月26日(月)

N、午後から詰将棋の会へ。

トビオの具合も日増しに悪くなっているのだが、こちらも息抜きもしないとやっていけない。

9時ちょっと過ぎに帰宅。

楽しいひと時だったようだ。




おわり

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トビオ、また会おう

2013-08-27 23:42:00 | Weblog
※ 手前が宝塚北高グラウンド、小さいビルがかたまっている辺りが宝塚市中心街、
  奥へ向かって西宮へと続き、甲山(かぶとやま)が見える。
  真っ青な空に白い雲、本当にいい天気だった。
宝塚動物霊園より。
  クリック♪



8月27日(火)、午前11時50分。
トビオが旅立ちました。


寂しいけれど、「自由に歩けるようになったね」 「なんでも見えて楽しいね」 と
よろこんでやりたい気持ちです。


マイペースで甘えたなトビオですが、虹の橋の向こうで、たくさんのお友達ができますように。





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3690    怒涛の4日間 (前編)

2013-08-25 21:51:56 | Weblog


この4日間、色んなことが重なり
PCを開くヒマも無かった(いや、本当はあったけどサボってた)
とりあえず、思い出しながら書いてみよう。


8月21日(木)

岡山からG先生とMさん来宝。
2時到着と聞いていたので、12時半過ぎに遅いお昼をノンビリ食べている最中にピンポン。
「Gで~す」 「早く着いちゃいましたー」
ここで残りのご飯をガガッとかきこみ、余裕の笑顔で「さ、どうぞ」と出迎えるのがいい妻だが
私はイケてない妻なので、いつまでも食卓から離れず、ひとりムッシャムッシャ。
G先生達もお昼がまだなので、おとなりのキヨへ行っていただく。
ちょっとまずいスタートではあったが、ヘンに気を遣い合うよりはマシだ(と勝手に思う)
金太郎が早速、オミヤゲのピーナッツを貰っていた。

ちょうどピピアの入門教室だったので、いつものK井さんにG先生Mさんにも加わっていただく。
超豪華指導陣
子ども達も、ずいぶん新鮮な気持ちで指せたことだろう。
ありがとうございまいした。

夜はhちゃんとnちゃんのレッスンがあるので、3人で「へっついやさん」へ行ってもらう。
私もレッスン後駆けつける予定だったが、途中Nからtel。
へっついやさんが満員だったので、同じ清荒神市場内(ここ数年でミニミニ新宿ゴールデン街のようになってきた。 駅前なのが超オススメ!) の串カツ店にいるとのこと。
まあ、串カツよりはレッスンの方が楽しいのでノンビリやっていると、2人目の終わりあたりで3人共もう帰って来ていた。

それからは缶ビールで二次会。
そのうちに、いつものごとくグースカ眠りだすN、若いMさんも暑さと気疲れでダウン。
というわけで、飲むほどに酔うほどに気炎を上げるG先生を前に、シラフでトンチンカンな私がひとりお相手。
下戸相手に、さぞ面白くなかったことだろう。 どうも申し訳ありませんでした

12時を回り、1時近くなった頃、シャキーンと復活したMさんとNとの対局が始まりだす。
その間に私はお風呂へ。
ノンビリ入って髪を乾かして出ると、時刻はすでに2時越え。
ちょうど2局目が始まるところだった。
さすがにオヤスミナサイを言って寝に行こうと思ったのだが、きのう散髪したてのアタマでこの寝巻きでは本当のテルテルボウズ。
何度も何度も鏡を前に悩んだ末、失礼と思いながら、そのまま黙って寝室へトンズラ、そのまま朝まで寝てしまう(いい歳して自意識過剰だなあ)


翌朝は皆8時に起床(G先生は恐らくもっと早起きだったことだろう)
ルンルン特製フレッシュジュース(誰も褒めてくれなかった)を飲んだあと、皆でヤキタテイへ。
食が細いと言っていたMさんが、モーニングセットでパンを3つも取っていた。
千田四段と言い、男の少食というのは理解しづらい。
あいあいパークの園芸品も見て欲しかったのだが、開店時刻が合わなくて断念。
空模様もずいぶん怪しくなってきたので、ここでお開きとなる。
お二人共、遠方はるばるありがとうございました。
また、金太郎と一緒にお待ちしております(トビオはさすがにもうムリ、クロもむずかしいだろう)

売布でニンジンを買って帰宅。


その後、ひと休みしてから園田へ。
きょうはそのきんナイターだ。
先週のホクセツサンデー(摂津盃)で稼いだ資金があるので、ちょっと余裕のよっちゃん。

この日もSさんの御好意によりサンデーを見せていただく。
会うたび、おとなになっていくサンデー。
馬の成長は早い。
あの駄々っ子(今でもそうだが)だったサンデーが、すでに重賞5勝目とは よろしければこちらをクリックしてご覧ください
もう、私たちの手の届かない有名馬になってしまった感はあるが、いついつまでも元気でケガなく走れますように。
そして、シアワセな余生が待ってますようにと願わずにいられない。

サンデーとh厩務員に別れを告げ、深い砂を踏みしめながら帰る途中、どこかの厩舎で飼われている真っ白なネコが、壁に足を立てかけ、おもしろい格好で寝そべっている。
思わず足を止めて見ていると、間もなくその向こう側から茶色い大きな犬がノッシノッシ。

私にとっては最高のシチュエーションである(競走馬や働く人達にとっては大変な世界だろうが)


そんな贅沢なひと時を過ごせたせいか、直後のレースでは3連単ゲット。
頭の中でチラッと 「サンデーの恩返し」 というフレーズがひらめく。


最近、遅寝遅起きのせいか食事タイムがずれていて、きょうは夕食をとらぬまま大スポ予想会へ。
その前に、この子と星タッチと思いスタンド側へ出ると、大勢のグループに包まれてモテモテのそのたん。
皆がうれしそうに記念撮影し合う光景を見ていると、どこからか大柄な男性が突然 「そのた~~ん!!」 と叫びながら走ってきて思いっきり抱きついた。
そのたんビックリ! 危うくこけるところだった。
これはマジであぶないなあ。
そういえば、ちょっと前のトピックスでは、「熱中症のはばタン、次々にダウン」 という記事も見たし
みんな、もうちょっとそのたんをいたわってあげましょう

それから恒例の大スポ予想会へ。
先週が摂津盃だったのと、夕方からの大雨予報のせいか、この日のお客さんはやや少なめ。
それでも、こう毎回参加していると、何人か見覚えのある顔もできる(こういう人達、ふだんは何のお仕事してるんだろう?)
大スポ瀬藤記者の、「いやあ、先週のホクセツサンデー、強かったですね~」の第一声(◎を打たなかったことへのお詫び)を期待していたのだが
それには一切触れず
続く中央担当の清水記者は人気しそうなアドマイヤセプターを△。 で、格下のファインチョイスを本命に。
(へ? 大丈夫か??) と思ったが、難波田記者のメイショウマンボの例もあるのでしっかりチェック。


ということで、この日はちょっと遅めに園田屋さんへ入る。
「いらっしゃーい。 きょうは遅かったですねー」
「おなか空いたでしょ?」
なんだか色々声をかけていただき、恥ずかしいやらうれしいやら。
3連単的中のツキを逃したくないので、この日も卵とじうどんとsyuちゃんヤキトリでゲン担ぎ。
熱いうどんをフーフー言いながら啜るそばで

「サンデーは走る姿がカッコイイねえ」 ふだん無口なマスターがボソッとつぶやく。

(うんうん!!  そうなのよマスター


食べ終わって次のレースは、川原騎手から、ちょい人気薄のソトビートを買って馬連2000円つく。


ほらね!
やっぱり星タッチと卵とじうどんでOKなのだ


トビオが心配なので、そのあと最終レースまでの馬券を買って競馬場を出る。
こう珍しく勝つと、うれしいと共にイヤな予感がするのもまた事実。
途中、カミナリが鳴りだしたと思うと、ニトリに差しかかる辺りから突然の大雨。
ほとんど集中豪雨だ。
こんな中でもレースはあるのだろうか。
あー、もっと荒れるのを想定しとけば良かった。


帰宅後、トビオ達を見るとグッスリ眠っていてひと安心。
ご飯(きょうは鶏ササミ、キャベツ、ニンジンのポタージュベース)も、7分目ほど食べてくれた。



長くなったので、次号へ続きます。

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3689  今年も奨励会入会試験

2013-08-20 21:09:45 | Weblog


久々に、清荒神市場正面のK川精肉店でコロッケとメンチカツを買う。
盆休み前ということで20%引きだった。
最近、月々の食費が馬の飼葉代と化しつつある我が家としては非常にありがたい。
ちょうどマスターがいたので5分ほど立ち話し。
(さすがに老けたなあ・・)と思いつつ話していたが、あちらはもっとそう思っていたことだろう。



8月20日(火)

奨励会入会一次試験2日目。

Nは伏見稲荷で川崎子ども教室合宿の指導。
帰り、梅田のYバシカメラでスマホのカバーを買ってきていたが
一緒に入っているはずの保護フィルムと2枚セットのクロスが無い。
何度のぞいても、逆さにして振っても無くて、最後には箱をバラバラに分解していた。
あげく
「ないなあ・・・・・まっ、もういいわ」 と言うので、いくらしたのと聞くと 「2千円ぐらい」

それはさすがに「ま、いいわ」で済ませる額では無いだろう。
カバー自体が使えるんだったらそれでもいいけど、
何も使えぬまま2千円ドブへ捨てても平気なほど、ウチは裕福では無い。

さすがに翌日メーカーへ連絡したようで、保護フィルムとクロスはすぐに送られてきた。
めでたしめでたし。



8月21日(水)

奨励会入会2次試験。
幸い、3人共に受けられることとなった。

Nはテキスト作りや部屋の掃除。
私は夕方、髪を切りに行く。
本当は、万馬券を取るまで行きたくなかったのだが
もうどうしようもない状態になってきたので
仕方なくヘソクリ封筒から千円札を4枚出し、いつもの美容院へ。
例のごとくテルテル坊主みたいな仕上がり
まあこれはカットのセンス云々というより、自分の顔かたちのせいなんだろう。
とりあえずは1ヶ月の辛抱だ(もういいかげん慣れてきた)


帰宅すると、ちょっとアクシデントがあり(私の大ミス)、その始末を済ませてからリビングへ。
試験に受かったY村くんと御両親がいらしていた。

毎年この時期は悲喜こもごもだが、やっぱり、時間をかけて挑戦し続けた子の合格は、ことのほか嬉しい。
今回残念だった子達も、あともう少しで手に入る夢を、ひたすらガンバって掴み取って欲しい。

心から応援しています。



おわり


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3688   シンドいトビオ、奨励会試験初日

2013-08-19 14:24:30 | Weblog
この数日、トビオの調子が良くない。
クロもトビオも揃って、ヨロヨロ、ドタッの日々。
それでも食欲だけは旺盛で、這ってでもエサ入れまでやってくるのがスゴイ。
そして欠食児童のようにガッツガッツ。
さすがに途中でバテたりはするが、小休止を入れながらほぼ完食。



8月119日(月)

きょうはNの対局(対豊島戦)と共に、奨励会入会試験第1日目。
以前は、毎年この時期になるとドキドキと落ちつかない日々だったが
歳と共に、だんだんと平静に過ごせるようになってきた。
勉強でも将棋でもピアノでも、試験となれば一発勝負。
いかに実力があっても、準備万端で臨んでも、もしくは、直前思わぬアクシデントに出くわしたとしても
そこに「時の運」やら見えない要素やらがプラスされ、良くも悪くも、思いがけぬ結果が待ち受けている事も多い。
そう思うと、まずはやっぱり、「普段の力を出しきれるかどうか」イコール「毎日の過ごし方」が1番重要なファクターなのだろう。
そして、これが出来て、その上ダメだったのなら、「(今回は)仕方なかった」 と思いきるほか無いんだろうなと思う。




午後1時半
ひとりで「マルちゃんのふっくら五目釜めし」をチンして食べていると電話のベルが鳴る。
(Nの対局か、それとも奨励会試験の結果か??)とドキドキしながら出ると
見知らぬ女性の声で、汚水槽の点検だという。
「以前に黄色い封筒でお知らせしている筈ですが」 と切り出されるが、特に心あたりはない。
恐らく、差し出し名を見ただけで捨ててしまったのだろう。

まあ、“汚水槽の洗浄” というだけで充分に怪しいので、すぐに断ろうと思ったのだが
万が一ということもあるかもと思い、「それって、公共事業なんですか?」 と恐る恐る尋ねる。
「市からの方ですか?」という聞き方だと、「ええ、●●市の方(方角)から来ました」 という常套手段は知っていたので、それ以外の尋ね方をしてみたのだ、
すると、「いえ、わたくし共は民間の事業所でして・・・汚水槽のフタをあけて点検したうえ、汚れていれば今なら無料で洗浄させていただきます。 ただし期間を過ぎると3万円でナンタラカンタラ」

まあ、こういう時は多少語気荒く、「ウチは結構です! ガチャリ」 で終わらせるのだろうが、
小心な私は「ああ、今はちょっと主人が不在なんでわかりません」と迫力なく答える。
「不在」とか「留守」とかいうのもまた、危険につながるキーワードとも思うのだが、気が弱いのだから仕方ない。

あ~あ、だから電話はキライなんだ。



夕方5時、Nから連絡が入る。


色々考えごとをしながらトビクロ達にごはんをやる。
きょうは、キャベツとニンジンと鶏ミンチを煮込みミキサーで引いたもの。
それに、コーヒーミルでサラサラに挽いた煮干、粉末状のヤギのミルクなど、ごく少量ずつ加える。
食欲は相変わらずだが、食べ方のヘタなトビオは、クロの何倍も時間がかって大変だ。

N、7時過ぎに帰宅。
電車がけっこう混んでいて座れず、特に池田での乗り降りが多かったらしい。

夜、
トビオがシンドそうだったので、ピーナッツクリームを少しだけ指に乗せて鼻先へ持っていくと
すごい勢いでむしゃぶりついてきてビックリ。
結局ティースプーン1杯ほどやってしまうが、まだまだ欲しそうだった。
クロも欲しがるが、こちらはメタボなので、可哀想だけどほんのチョッピリだけ。


本当はリビングで一緒に寝てやりたかったが、まあ、そこまではまだいいだろうと言われ寝室へ。


寝しな、「ほんとに、いい犬だったよねえ」 しみじみ呟くと
「そんな・・過去形で言うのヤメとってよ」 とN。
愛情をこめて言ったつもりだったんだけどなあ。


さあ!
明日も又みんな頑張って、いい1日でありますように(パンパン)


おわり


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3687    大滝秀治

2013-08-17 16:45:41 | Weblog
8月17日(土)

朝から1年ぶりの大出血に大あわて。
きのうのサンデーの優勝が、あまりに刺激的だったのかも知れない。

この日はまったく外へ出ず、ひたすらきのうのブログ書き(要するにヒマなのだ)
時おりPCから顔をあげると、ボンヤリと霞む視界。
これに数カ月ぶりの肩こりまで加わり、さすがにちょっとまずいのではと思うが
それもこれも、サンデー優勝祈願成就達成の代わりと思えばなんのそのだ。


夕方、y君のお母さんが見える。
当たり前だが、どこのお母さんも真面目で真剣で、毎日をグータラ生きている自分が本当に恥ずかしい。


夜、中山のサーバへ行くと、猪名川花火大会の花火がちょっとだけ見えた。
数年前はHIROからの帰り、その翌年はサイゼリア(現在はベビーフェイスになっている)の階段から見た。
様々な思い出が、色あせながら重なっていく。




18日(日)

Nは午前中伊丹。
帰宅後は受験者最後の特訓。
こちらは夕方早めに切り上げ、縁起担ぎ(!)に、行列しないと買えないという『伝兵衛』を4人で戴く。
甘いルビートマトの、ゼリーとも寒天とも言えない食感が最高だった。
これで明日、子ども達の良い知らせが聞けますように(パンパン)


本日の札幌記念は、武豊トウケイヘイロー(ぶっちぎりの逃げ切り勝ち)と岩田アスカクリチャンで馬連ゲット。
久々の4千円台でうれしかったが、それにしてもロゴタイプ、駄目だったなあ。
あれ、外人騎手でなく、ずっと村田騎手が乗り続けてたらどうだったんだろう。
北九州記念はハズレ。
岩田人気に比べると影の薄い小牧騎手だが、結構よくもってくる。


夜、テレビをつけると、半年ほど前に観た 『あなたへ』 をやっていた。
天空の城も、南下してゆく海沿いの景色も、車上荒らしのビートたけしも、田中裕子のユルい歌もいいが、
この映画には良いセリフがたくさん出てくる。
あと、登場場面は少ないものの、今作品が最後となった大滝秀治の演技も堂に入っている。
「きのうは、意地の悪かごと言ってスマン」
「久しぶりに、きれいか海ば見たー」



やっぱりいいなあ、大滝秀治



おわり

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3686   摂津盃、はげヅラ盆踊りとホクセツサンデー

2013-08-15 19:48:35 | Weblog
※ こんなのばっかり撮っているうちデジカメのバッテリー切れ。
  肝心のホクセツサンデーが撮れなかった(涙)
  クリック♪


8月16日(金)

昨夜、久々に豚のステーキを食べる。
いわゆるトンテキ。
フライパンで焼きながら、小林カツ代の「おいしい大阪」を思い出す。
「みんなは牛、牛、いうはるけど、わたしはよーく焼いたトンテキに、チラッとおしょゆぅ(大阪弁のイントネーションで)かけて食べる方がずっと好きですわ」
正確ではないけれど、カツ代さんの母親のそのようなセリフがあり、そこを読むたび、いつもヨダレが出そうになる。 
私もマネして、火から下ろしぎわ、カツ代さん母になったつもりでジュッとおしょうゆを垂らし、素早くお皿へ。
はやる気持ちを抑えつつナイフを入れてパクリ。
あまりにも膨らみすぎた期待のせいか、「天にものぼるキモチ」 とまではいかなかったが
それでも充分にオイシかった。
それにしても、この『おいしい大阪』は、豊田正子や『にあんちゃん』に匹敵する、枕元のバイブルなのである



朝。

新聞の終戦記念記事を見ながらちょっと熱く語り合い、そのあと朝食のパンを食べようとした瞬間
金太郎が、「サヨナラ」 とつぶやく。
(ん?) と思いつつ窓辺の金太郎に目をやると
冷たい目でジッとこちらを見つめながら、再び 「サヨナラ」 とつぶやいた。

しばし考えた末、(ああ、大声でシャベってたのがイヤだったんだなぁ)と気づく。
ケンカのように感じたのだろう。
ふだんイバッてはいるものの、けっこう平和主義な金太郎なのだ。

それにしても、福知山の露店火災、はだしのゲン閲覧制限問題など。
首をひねりたくなるような出来事が多すぎる。


固形物が噛みにくくなってきたトビオのために、キャベツとサツマイモを柔らかく煮込み
ミキサーでドロドロにしてピーナツバターを加えてやってみると、
うつわがピカピカになるほどキレイに平らげる。
前日にはお粥を作って、これも完食したのだが、
あとでネット検索してみると、炭水化物はあまり良くないとのことだった。


1時半
y君を乗せて伊丹将棋センターへ行くと、ちょうどiさん親子と同着。
暑い中、みんなガンバってるんだ。

そのあと本日のメイン、園田金曜ナイター(通称「その金」)へ。
入場門を入ると、イベントの抽選券を渡される。
きょうは夏の重賞「摂津盃」ということで、園田競馬場でも様々な催しがあった。
<そのだけいば夏祭り>と称し、いつものメイン予想会に加え、金魚すくい、夜店、ミニ動物園、ライヴに抽選会と、様々なイベントが目白押し。
中でも今回は、「千人で踊る、はげヅラ盆踊り大会」 という、想像するだけでも楽しい(コワイ?)企画もあった。
これは、特に毛の薄いオッサンたち限定というワケではなく
カトちゃん(古い?)がやってたような、プラスティック製の「ヅラ面」をつけた老若男女が集う盆踊りらしい。
おもしろそうなのでゼヒ参加したかったのだが、これが意外に人気だったようで、先着順にもらえるヅラ面はすぐに無くなったらしい。


こんな夢あふれる競馬場だが、きょうの私のメインは、やはりなんと言っても摂津盃のホクセツサンデー。
去年の覇者エーシンアガペー、それに、前走負かされたシルクダイナスティらに勝つには、そのたんの星タッチは必須だ。
しかし、きょうの人出(今まで見た中で最高かも知れない)を見ると、レース前にそのたんと星タッチできる確率は低そう。
というわけで、フッと思いついたのが馬頭観音祈願。
早速、戸外の案内場へ行って尋ねるが、残念ながら馬頭観音ないんですよーとの返事。
(あとで詳しい人に尋ねると、一般人の立ち入れない場所にあるとのこと。 まあ、その方がよりカリスマっぽい感じがしていいかも知れない。
何年かに一度の御開帳とかあれば、なお一層好ましいと思う)

ということで、観音像の代わりに、入場門入ってすぐのところにある馬の像(ふだん新聞とにらめっこのオッチャン達が座っている)へ行き
パンパンと柏手を打ち、心をこめて祈願。
なんの馬だか知らないが、気持ちさえあればこれで充分なのだ!

そのあとはミニ動物園を見学。
かわいいポニーや羊、茶色いヤギ、この暑さでヘバッてる豚、陸ガメやウサギを見たり(なんと、これらを写しているあいだにデジカメがバッテリー切れ。 サンデーごめん(泣泣泣)
イベントステージで、ちっちゃいおっさん や、ちっちゃいおばはん、それに、SKNフラッシュ8に、そのたんも混じってのステージ盆踊りを見る。
このとき、人ごみの中、パグを抱いた人間が足早に通り過ぎて行った。
なんなんだろうと思ったが、これがウワサに聞く、ちっちゃいおっさんの飼い犬「八木」だったのでは無かろうか?
あと、予想会を終えたS記者が、何人かの競馬ファンにつかまって、「エーシンポルックスはどうですか?」 とか質問攻めにされてるのが可笑しかった。


園田屋さんへ行くと、久しぶりに謎のZ氏発見。
いつも紳士然としたZ氏だが、きょうは妙にラフな格好でちょっとビックリ。
フシギな人だ。
きょうは、“これを食べると私的には結構縁起のよい” 卵とじうどんを注文。
作る側にも食べる側にも若干暑いメニューだが、サンデーのためなら致し方ない(というか、本当に食べたかった)
これにsyuちゃんヤキトリを加えて完ペキ。

あとは馬券をどう組み立てるかだ。
全額(とカッコよく言っても、この日も前半ハズレっぱなしなので大した金額ではないが)サンデーの単勝にブチ込むか。
あるいは、馬連、馬単、3連複であれこれ楽しむか。

オッズを見ると、こわいこわいアガペーが2、3倍の1番人気。
続いてシルクダイナスティ、サンデー(4、3倍)、ハイパーフォルテと続くが、それほど差は無い。
サンデーの4倍はハッキリ言ってオイシすぎるが、直前になればもっと人気して2倍台になることだろう。
考えた末、儲けは度外視で、やはりサンデーの単勝馬券を買うことにした。
だって、きょうの私は儲けに来たのではない。
あくまでもサンデーの「応援」にきたのだ(ドンッ!)
あとは、バッグを引っ掻き回して見つけだした百円玉3枚で、サンデーからの大穴ワイドを3点(こういうところが安易で姑息)

早めにパドックへ行き、ふだんの指定席(馬達の入退場門前)に陣取る。
デジカメはバッテリー切れのため、きょうはかえってゆっくりと周回中のサンデーを楽しむことができた。
今回も相変わらず2人引きのサンデーだが、ものすごくおとなしい。
よくいえば「落ち着いている」し、悪くいえば「覇気のない」状態。
途中ピタリと止まったので、Nが「どーしたんやろう」と心配するが、ケロッとした顔でボロを済ませ、また何気ない表情でトコトコ歩きだす。

きょうは、例のピンクのメンコ(サンデーにはひどく似合わない)でなく、以前の黒メッシュでひと安心。
やっぱり、強いだけでなく、ルックス的にもカッコイイ方がいいもんね。
パドックのあちこちから「ホクセツサンデー」の名前が響くが、「オオエライジン」という声も聞こえてきた。
そうなのだ。
園田のファンは、帰ってきたオオエライジンとホクセツサンデー
兵庫ナンバーワンとナンバーツーとの対決を、何よりも楽しみにしているのではないだろうか。
そんな夢のレースを楽しみに、コツコツと軍資金を貯める(減らす?)我々競馬ファン。
そして、365日、休みなしで馬の面倒に明け暮れる厩舎関係の方々に思いを巡らせつつ、熱くサンデーを見守る私なのだった。

それにしても、きょうも芦毛が多い。
「も」 と書いたのは、サンデーが出るレースには、いつもなぜか芦毛が集うからだ。
きょうは12頭中4頭が芦毛。
それに、誘導馬のマコーリー、メイショウシャーク、新人アイスバーグの入場で、計7頭の白い馬が揃う。
文字どおりの芦毛まつりで、なんとなく華やいで見える。
ただひとつ残念なのは、先日の落馬負傷のため、オレンジの勝負服(木村)がいないこと。
そのため本日のサンデーは永島太郎騎乗なのだが、これはこれでOKなのである。(前走も2着で善戦だったし、おととしの金盃は3番人気で勝っている)


パドックのサンデーを見送ったあと、大急ぎで馬券売り場へ。
先ほど決めたとおり、サンデーの単勝と、残った小銭でワイドの穴馬券を購入。
スタンド側へ出ると、明るいナイターに照らし出される大勢の人、人、人。
ゴール付近、外ラチの柵沿いは、早くも隙間なく埋まっている。
キョロキョロしていると、園田屋さん(人間)を見つけ声をかける。
先日の北海道牧場めぐりの話しを聞きたかったのだが、途中、Nからストップがかかった。
それもそうだ。
世紀の一瞬(!!)を撮りにいらしてるのに、その直前にワーワー話しかけられればメイワク以外の何物でもないもんなあ。
まあ、興奮のるつぼと化した困ったちゃんと思い、許してやって下さい(謝)

Nは上から撮りたいとのことでスタンド上方へ。
私はなんとかゴール前の隙間へもぐりこみ成功。
間もなく重賞ファンファーレと共に、大型モニターに出走馬の名前が映し出される(この演出、園田では初めて見たような気がする)

ハナを切ったのはストライビングではなく、クーゲルブリッツ渡瀬。
そして、スタート直後、めいっぱいの手綱さばきでブリッツの直後にサンデーをつける永島。
安定したペースの中、ほぼ持ったまま1周半をまわる。 いいぞいいぞ。
3角付近から追い出しにかかり先頭へ。
4角へ差し掛かったあたりから、前走、サンデーに先着したシルクダイナスティがやって来た。
でも、まだまだ差はある。
がんばれサンデー、踏ん張れサンデー。


あっという間に直線。
いつものように、ちょっとスタンド側へ顔を傾けつつ先頭を走るサンデー。
シルクダイナスティとの差が、少しづつ少しづつ縮まってくる。

「サンデ~~!!」 「永島ーーっ!!」
「もう少しだー!!」
「そのままー!! そのままーーーーっつつ!!!!!」



結果



クビ差しのいで1着。


溢れでる涙・・・・


しばらくして、摂津盃のマントをかけられたサンデー再登場。
大勢の記者団の前で口取りの撮影だが、ジッとしていられるのは10秒ぐらいで、
あとは前掻きしたり、立ち上がろうとしたり、相変わらずのヤンチャぶりだった。

その後ウィナーズサークルで、感極まる田中範雄調教師、みごとな騎乗ぶりだった永島騎手、
そして、もうすっかりお馴染みになってしまったH厩務員が揃って表彰台へ。
周囲は人だかりがすごく何も見えないので、仕方なくスタンド客席へ移動。
最終レースも控えているため短時間の表彰式だったが、たくさんのファンに囲まれ
すばらしい光景だった。

改めて、おめでとうサンデー。
そして、ありがとう永島騎手、範雄先生、そしてh厩務員はじめ厩舎の皆さま。

最後に園田屋さん(人間)にアイサツし、園田屋さん(お店)の人達とおめでとうを言い合って競馬場を出る。



楽しかったが、さすがにグッタリ疲れきり、祝杯をあげに行くこともできなかった。
はげヅラ音頭を踊った人達も、ナイターの光に包まれつつスタンドで歓声をあげていた人たちも
ポニーの乗った子ども達も
ちっちゃいおっさんも、ちっちゃいおばはんも、そのたんも、実況アナウンスの方々も
そして、馬も騎手も厩舎の人々も、その他大勢の関係者の方々も
皆それぞれの思いを胸に、眠りについたことだろう。


さあ、夏休みもあと半分。
これからまた大きなひと山があるが、暑さに負けずにがんばろう。



おわり(ああ、疲れた・・)


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明日(16日)、その金ナイターにホクサンデー出走!

2013-08-15 11:27:22 | Weblog
第45回摂津盃(発走時刻20:00)にてホクセツサンデー出走。

58キロの斤量にちょっとホッとしたものの
強敵はやはりあの牝馬、田中学騎乗のエーシンアガペーと見ています。

明日は大石六段に習い、そのたんとの星タッチ倍増で優勝祈願。


サンデーと永島太郎騎手、ガンバレ~~

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3685    台湾帰りのH君、お盆の親族イベント

2013-08-13 10:34:12 | Weblog
※ 今年は息子のみ欠席で8名の参加。
  暑さのせいか食欲がイマイチで
  お寿司が大量に残ってしまった。
  クリック♪

「高知県四万十市の江川崎では、13日午後1時8分に40、0℃を観測し、国内で初めて4日連続で40℃以上の猛烈な暑さとなった。
3日連続での40度を超える気温も、きのう12日に国内で初めて同地点で観測しており、12日の最高気温は国内での観測史上最高の41.0℃だった。」

8月13日ウェザーマップ配信より



13日(火)

今朝方、ヘンな夢を見る。
木村(園田の人気ナンバーワン騎手、イケメン) からプロポーズされ
「この人、明らかに私のこと勘違いしてるなー」と思いつつも、成り行きで承諾。
しかし直後ハッ!と思い出す。

(いっけない! 私にはNがいるんだった!!)

そして、「・・・ゴメン。 私、あなたとは一緒になれない」 と謝るところで目が覚めた。


どうしてこんな夢を見たんだろうと考えると、2つほど思い当たる。
ひとつは、アンカツが騎手を引退した途端、激変してしまったこと(どう変わったかは書きたくない
もうひとつは、園田の川原JKとの縮まらぬ距離感(馬券的に)へのストレス。
あともうひとつ、今週金曜、「あの馬」 にオレンジの人の可能性があるからかも知れない。

いずれにせよ・・・ごめんね、キムタケ。


と、こんなアホらしい夢から目覚めてハッと時計を見ると、なんと9時!
こんな女に木村が惚れるなんて、何度生まれ変わっても有りっこないなーと思いつつリビングへ入る。
きょうはわりあいカラッとしているが、それでもまた暑い暑い1日になるんだろうなあ。
本日の受験者特訓はy君、iさん、s君。

久々にトイレをモップ掃除。
でも、ぞうきんの挟み方が悪かったようで、ガチャガチャとモップの金具部分が壁や床に当たり
不愉快なことこの上ない。
少しはキレイにはなったものの、かえってストレスがたまった。

昼前、おとなりの男の子が 「あっつい、あっつい」 と言いながら外から帰ってくると
窓際にいた金太郎がすかさず 「サムイヨ~」 
私が、「外は暑いんだよ」 と言うと、「キンチャン サムインダヨー」 と口答え。

夕方、iさんy君と一緒に伊丹将棋センターへ。
クルマの中で、金太郎用に買ったばかりの童謡CDを流す。
Nが好きなのは この曲 だが
 これ を知らないのにはビックリした。

あと、安倉コンビニそばの路上で、「おとな向け」 「詐欺の手口」 と書かれた、黄色いチョッキを着たオバアサンが立っていて
ものすごく興味を引かれる(帰りにも見かけた)


伊丹から戻ると、9日間の台湾旅行(遊びでなく、大学の研究発表のため)へ行っていた橋詰M君が待ってくれていた。
佐賀牛カレーで夕食のあと、台湾土産の天仁茗茶を皆でいただく。
最初はちょっとクセっぽく感じたが、飲むうち、だんだんに引き込まれるフシギな味だ。
台湾では、やっぱり食べ物が良かったらしい。
鼎泰豐の小籠包、たくさんの果物が乗っかったアイスクリーム、有名な士林夜市にも行ったそうだ。
本当にうらやましい。

そのあと、橋詰くんのやっている勉強を色々説明してもらうが、あまりにも難解で、5分後にNがダウン
私は尚更チンプンカンプンだが、逆に、ここまで難しすぎるとかえって興味が沸く。
ちょうど持っていた教科書を見せてもらうが、妙なマークやアルファベットや数字の羅列ばかりで
こんなのを理解する彼が宇宙人のように思える。
あと、「風たちぬ」 は絶対に観た方がいいですよとのことだった。

楽しい時間をたっぷり過ごし、9時半に家を出て清荒神駅へ。
大阪行きのホームで駅員さんと並ぶh君を見ながら、心の中で「フレー、フレー!」とエールを送る。
暑い中をわざわざ来てくれて本当にありがとう。


深夜、犬を出すために裏口の戸を開けると、おどろくほど涼しくてビックリする。
このまま秋になればいいのになあと思うが、それはさすがに甘いだろう。
でも、朝晩だけでも涼しくなってくれればずい分助かる。


y君泊まり




8月14日(水)

朝9時にR院。
私はいつもどおりダイエーだが、飲食店がまだ開いてない時間だったので書店コーナーへ行く。
店の入口で平積みになっている 『犬たちをおくる日』 という本に目がいく。
小学校高学年向きと書かれているが、表紙の白い小犬の表情にひかれるものを感じ手に取った。
ちょっとだけ立ち読みさせてもらうと、愛媛県の動物愛護センター男性職員が語るドキュメンタリーもので
写真も多く、以前、チビを引き取りに行ったときと同じステンレスの檻も載っている。
ちょっと目を通しただけだが、かなり生々しい証言も語られており
安楽死とひと口に言っても、実際はこんなむごいものなのかとショックを受ける。
途中、治療の終わったNからケータイが入り、その場では買わずに帰ったのだが、
何より心に突き刺さったのが、「たとえどんな犬でも、自分を捨てにきた飼い主(殺されるのを承知で)が背を向けて立ち去る瞬間、狂ったように (置いてかないで!!) と鳴き叫ぶ」という事実。
そんな哀れな犬や心無い飼い主たち、仕事といえど、やり場のない怒りややるせなさを感じながら働く職員さん。
この本は、辛いけれど、勇気をもって読むべき本だと思った。



きょうはお盆の中日ということで、両親、妹一家を迎えて昼食会。
K士は連絡が取れず欠席(あとで、風邪で寝ていたとの連絡)
金太郎はアクシュとオカワリ、パタパタとオーイを連発。
父がヘンな声で、「ド~レ~ミ~ファ~・・・」 と歌い、金太郎がイヤな顔をしていた。

いつもの宅配寿司とピザを食べたあとはクイズ大会。
今年は全て選択問題で、正解数の多い順に1位2位を決めることにした。
問題は、「アイスクリームの賞味期限はあるか無いか?」 「タカ、ハヤブサ、ツバメのうち、最もスピードが速いのはどれか?」 など13問。
もっとも難しかったのは、「赤いダイヤと言えば、イクラ、あずき、ザクロのうちどれでしょう?」 
これはNが知っていた。
ちなみに1位は母で(Nと同率ジャンケンで勝つ)、賞品は、きのう衝動買いした これ
ちなみにこの他の賞品は、アフタヌーンティーで見つけた水色のお皿、クマのプーさんのファイル4枚セット
道場六三郎の松茸ご飯の素など。
このシステムはわりと好評(だったと思う)ので、年末の森家の贈るディナーショーもこれでいこうと思う。

そのあとは恒例のゲーム大会。
ウノ、ジェンガ(めずらしく父も参加)で盛り上がり、しめはやっぱり「ウスノロバカマヌケ」
これは当然のごとくNの負け(真剣味が足りないのと手が短いため)
さんざんギャーギャー叫び続けてから時計を見ると、もう4時だったのでお開き。

ちょっと疲れたけど、楽しいひと時だった。


そのあとグッスリ寝てしまい、夜は太鼓亭へ。


明日からはちゃんと家事をしよう。




おわり

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3684   N帰る

2013-08-11 14:10:49 | Weblog
伊万里焼き、ネコの絵皿
クリック♪


8月11日(日)


ハッ!と目覚めると8時ちょっと前。

(しまった! きょうはNがいないから早起きしなきゃいけないんだった!!)

あわてて着替え、表の電気を消してリビングへ入ると、トビクロ達はまだ寝そべったままだった。
ホッとしながらドッグフードの準備をしていると、遮光カーテンで覆われたケージの中から
「オーイ」 「トビオー」 と金太郎の声。

「はーいキンチャン、ちょっと待っててねー!」 と答えつつ、犬たちに、ふやかした餌を与え
ガッツガッツと食べるあいだに裏口の蚊取り線香を付け替え、食べ終わった方から順に庭へ出してオシッコ。
2匹とも出たあとは食べこぼしの片づけ(老犬なので、食べるのが下手なのだ)と、敷物の拭き掃除。
それが終わって2匹を部屋へ戻してから、ようやく金太郎の番だ。
「おはよー」 と声をかけながら、少しずつ覆いのカーテンを開けていく(いきなりだと眩しくて目に悪そうなので)
それから、突かれないよう緊張しながらエサ替えと水替え。
「やーれやれ。 これで済んだ」 と思いながらイスに座ろうとすると、今度は向こうでトビオがオシッコをジャー。
(も~っ! いま外へ出したばっかりなのに・・・)とガックリしながら、絞ったタオルで敷物をゴシゴシ。
アルコールスプレーでシュッシュッ。
そんなこんなで、ゆっくり座れたのは9時半だった。

(ああ、こんな大変なことをNは毎日やってるんだなぁ・・) ちょっとだけ反省。


それにしても、今年の暑さは並大抵では無いようだ。
きのうも各地で40度超えがあったらしい。
本当に、外仕事の人達は大丈夫なのだろうか?
いつも来てくれる宅急便のお兄さんも、最近、ずいぶん痩せたように見える。

午前中いっぱい、だらだらとブログを書きながら過ごす。


1時半過ぎ、ようやくお腹が空いてきた。
インスタントラーメンが食べたくてなってミニコープへ。
外へ出ると、覚悟はしていたものの、まさに焼けつくような日差しだ。
私は真夏でも、日傘やボウシ無しで過ごす不精者だが、さすがに真っ昼間の光線は強烈だ。
(でも、この暑さ、なんか懐かしいなあ・・・) と思っていると
子どもの頃、父の会社の関係で毎年行っていた、志賀島(シカノシマ)の海水浴場が思い浮かぶ。
まさに、こんな具合の暑さだった。

歩くと、ヤケドしそうに熱い浜辺の砂。
太陽の強い光線にジリジリと容赦なく焼かれる背中や顔。
そんなものにビクともしなかったあの小学生時代。
「もうそろそろ帰ろう」 と親から言われても、「もうちょっと」 「あと少し~!」 と言い続け、半日でも1日中でも太陽のもとで遊んでいたかったあの頃。

そんな遠い昔の夏休みを思い出しながらミニコープへ到着。
●ッポロ1番みそラーメン(この暑いのに、みそラーメン!) 、それに水菜とマカロニを買って帰宅。
早速お鍋にお湯を沸かし、キャベツと卵を一緒に煮込み、フウフウ言いながら食べる。
サイコーにオイシかった!


午後からの競馬、関屋記念と阿蘇Sは共にハズレ。


夜11時半、電話のベルが鳴る(ベルって、よく考えると古いコトバだなぁ)
(あ、清荒神からだ!) と思いつつ急いで受話器を取ると、「いま新大阪に着いたから」 
少々がっかり・・・。
終電で清荒神まで間に合うのだろうかと思ったが、なんとかギリギリで帰宅。


嬉野茶、なかなか渋い伊万里焼のネコ皿、それに、嬉野カレーのオミヤゲ。
うれしかった。



8月12日(月)


受験者特訓日なので、昼過ぎからひとりで宝塚へ。
本屋さんへ寄ってから地下の食料品売り場へ行くと、ピアノの生徒のお母さんとバッタリ。
日頃から心がけの悪い私は、こういうとき必要以上にドキリとしてしまう。
しばらく立ち話しするが、「あの子、ピアノは一生続けるって言ってるんですよ」 と聞いて
もう少しで涙がこぼれるところだった。
ありがとう、●●ちゃん

そのあと、お供えの果物と仏花を買い、ア●タヌーンティーを覗いて帰る。

駅からの道は焼けるように暑かった。
きのうも暑かったが、きょうはさらにひどい。
キヨを過ぎた辺りで、自転車に乗ったおじいさんがすれ違いざま
「こんなんは初めてや」 「これは危ないな」 とつぶやくのが聞こえた。


でも、きょうは暑さのわりには汗をかかない。
肌もスベッとしている。
湿度が低いのだろうか。

夕食はイワシの煮付けとゴマ豆腐。
イワシは、生姜を切らしていたのでもうひとつだった。

N、夜中の2時20分にカキ氷を食べる。
もういい加減にしないと、そのうちお腹こわすぞ


きょうからy村くん泊まり


おわり




コメント (3)
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