ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

4055   澤田六段とバイキングKとハッカ油

2017-11-30 19:01:42 | Weblog

11月29日

イチネンイチクミ出走(12R)のため園田へ。
お昼は、ちょっと久しぶりのK本夫妻と園田屋さんへ。
厨房脇に貼ってある金太郎の写真を眺めながら、カレーうどんと、最近凝っている巻きずし(ハーフ)を食べる。
そのあと、連盟で取材のNのみ早退。
12Rのパドックはビニ傘を差しつつ一人で見るが、イチネンイチクミは他のどの馬よりも大きく外々を回ってヤル気満々。
ただ、ホクセツサンデーの時からいつも感じていることだが、好きな馬のときはパドックにいるため、放送席の解説を聞けないのが残念である。

返し馬を見ようと走ってスタンド側へ行くと、6番の馬がロデオのように暴れていた。
厩務員さんがしっかりと手綱を握りしめるが、あまりの興奮で竹村騎手もなかなか乗れずにいる。
オスメスどっちだろうと思いながら新聞をみるとセン馬だった。
そのあと、田中学騎手を乗せたイチネンイチクミが現れ、栗色のお尻を見せながら、白っぽいもやのかかる馬場を駆け抜けて行く。
元気で帰ってくるんだよー


結果は残念ながらの5着だった。


ちょっとガッカリしながら西北で551を買って帰宅。


夜はレンタル映画『二郎は鮨の夢をみる』。
山本益博が案内役のドキュメンタリー映画だが、まるで芸術作品のようなマグロや貝の握り、
BGMのチャイコフスキーやバッハ、モーツアルトなど、全体的にオシャレでシンプルな印象だった。
(あとでアメリカ人監督・製作の作品と知りナルホドと思う)。
15分間黙って食べるだけで3万円というスゴイ世界だが、見終わったあとでこのお店のレビューを見てみると、なかなか現実的で面白かった。
池波正太郎なんかはモチロン行ったことあるんだろうなあ。
感想をゼヒ探してみよう。




11月30日

本来はK士の誕生日で〇〇どーるへ行く予定だったが、ケンカのため中止。


お昼前に澤田六段来宅。
最近は毎回カラオケなので、昨夜色々と考えたあげく、「ひごペット → 昆陽イオン内のKで昼食」というプランにした。
家で金太郎を頭に乗っけたりしたあと、いつも金太郎のエサを買いに行くひごペットへ。
鳥のコーナーへ行くと「ココノエインコ」という、ちょっとボケた色合いの、おとなしそうなインコが目に入った。
「サワダくん、これ可愛くない?」と指さすと、うーんという表情なので、「じゃあ、どれが好き?」と聞くと、
「こっちですかねぇ」と、左側の「ゴシキセイガイインコ」を指さした。
意外にハデ好みか?
そのあとウサギのコーナーへ行き、どれが好き?と聞くと
「う~ん・・・・」 「やっぱり白いのがいいですね」
淡いベージュや茶色のカワイ子ちゃん系(ネザーランドドワーフという種類、ピーター・ラビットのモデルとして有名)もいっぱいいるというのに
先程のハデ好みというのは取り消し。
そのあとハムスター、モルモット、フェレット、プレーリードッグ、フクロウと見て回るが、特に彼の興味をひくものは無さそうだ。
一匹のリスザルが、オリの中でヌイグルミを引っぱって遊んでる仕草が可愛くて、思わず、「ホラ、かわいいよ。 見て見て!」と教えたが
「あー」と言っただけで、すぐに立ち去ってしまった。
サルは苦手かな?

そのあと、昆陽のイオンモールへ。
澤田六段の住む辺りには、ぎゅうとら(牛虎?)というスーパーが多いらしい。
いい名前だ。
昼ごはんは「K」へ。
ここは前から気になってた店だが、バイキング嫌いのNの強力な反対により、きょうまで来られずにいた。
1400円で90分食べ放題という看板を見ながら中へ入ると、昼時というのに、お客は二組くらいしかいなくて
全体にガラーンとしている。
おかずも決して多いとは言えないが、それでもなんやかやお皿に取り分ける作業は楽しい。
私は、お豆腐のグラタンとサツマイモのレモン煮が気に入った。
澤田六段もなかなかバランスよく取っていたが、〆はガッツリとカレーライスというのが意外だった。
滝のように流れ落ちるチョコレートソースに、串で差したマシュマロをからめるチョコレートフォンデュがあって澤田六段に勧めたのだが、
これには手を出していなかった。
チョコレート嫌いか、あるいはマシュマロ嫌いだろうか。
Nはモチロンおいしそうにパクパク食べていた。

お腹いっぱいで店を出たあとは、すぐとなりの百均の店へ。
澤田くんに「何か買う物はない?」と誘ったが、まったく興味ないようで、Nと一緒に通路のソファーへ座っていた。
私だけ店内に入り、来年のスケジュール帳やキリンの被り物を買う。

イオンを出際、北海道物産展をやっていたので少しだけ見る。
ハッカ油の入浴剤を売っていたので3袋購入。
これお風呂に入れると暖まるからねと言いながら、ひと袋澤田六段に渡す。

澤田くん、また次回も「K」へ行こうね。



夜、レンタルのビデオを観るが、もうサイアクだった
自分で選んだので仕方ないが・・・せめて昼間に見るんだったなあ

そのあと、物産展で買ったハッカ油入浴剤入りお風呂へ入る。
とてもキレイなエメラルド色になったが、鼻にツンとくるハッカの匂いを嗅ぎながら
(あれ?)
(もしかして、ハッカは暖まるんじゃなくて、スーッと涼しくなるもんでは??)

どうもショウガとカン違いしてたようだ。


ゴメンネ澤田君
そして家族の方も風邪など引きませんように。

でも、これに懲りずに、また来てねー。


おわり



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4054   西田拓也四段 加古川清流戦優勝祝賀会

2017-11-24 19:13:21 | Weblog

お正月の祝い箸といえば、かなり以前、十二支がズラッと並んで山を上り下りするデザインの祝い箸(正確には箸袋)が売られていたことがあった。
すごく可愛くてすぐに買ったのだが、次の年にはどこを探しても無かった。
次の年も、さらに次の年も、あちこち回って探してみたが、どうしても見つからない。
そのうちPCが使えるようになった私は、かなりの時間をかけて検索を繰り返したのだが、それが「干支の山登り」と呼ばれる縁起物のデザインであるらしいことまでは判明。
が、そこから先は依然として分からぬまま現在に至っているという状況である。


そんなことを思い出してしまったので、夜、久々に干支の山登り箸の検索をする。
小1時間がんばってみたが、やっぱりダメだった。
まあ、ひとつだけあるにはあったのだが、よくありがちなカラフルでアニメ風のデザインだったので却下。
私が求めているのは、もっと素朴で単純な図柄だ。
犬は犬らしく、猪は猪らしく。
でも、そんなものはもう無いのかも知れない。



11月24日

N、愛媛2泊3日の旅から帰宅。
金太郎が、Nの肩の上でベッタリ甘える。
愛媛母やお姉さんも元気そうとのこと。
宇和島の海産物おみやげセットと、三島駅で友達から買ってもらったというミカンがうれしい。
お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。


11月25日

土曜教室午前の最中、また例のガスメーターの人が来る。
Nに対応してもらうが、あっけないぐらいにサッと話がつき、即メーター交換となった。
「本当に大丈夫なん?、あの人」と小声で耳打ちするが、笑いながら「ああ、大丈夫大丈夫」というので仕方なくまかせることに。
ネットでは 「ガスメーター交換で費用を請求されることはない」と書いてあったので、もし払わせられれば、あとで消費者センターに連絡すればいいのかなと、そんなことまで考えていたのだが、結局、ちゃんとした「10年に1度の取り換え工事」のようだった。
まあ、Nがしっかり水色の封筒の中身を読んでれば、こんな心配はせずに済んでたなあ。
あと、訪問の人はヒゲを剃ってもう少し人相をよくして欲しい


午後からNと共に「西田拓也四段加古川清流戦優勝祝賀会」へ。
西院駅は初めてだったが、配管のチューブがあちこちで大量むき出しになったりしてて、なかなか見どころのある駅だった。
歩きだしてしばらくすると、祝賀会参加の方と会い一緒に会場を目指すが
方向がわからなくて右往左往。
結局、Nがケータイで安用寺くんに道を教わりながら辿りついた。
居酒屋と聞いていたが、ちょっとした料亭のような佇まいに驚く。
「庵 山頭火(イオリ サントウカ)」という、中尾修七段(Nの兄弟子)の教え子のお店らしい。

1階の大広間に約30人ほどが集まり、私は今回はNとは別室の2階だった。
ここは、西田四段の御両親、小野さん、西澤さん、野間さんと私6人だけのVIPルーム。
すぐに人の話を横取りするNがいないため、私もイライラせず、最後まで本当にキモチよく過ごすことができた

5時半近くになって下へ降り、廣田広報部長による開会宣言のあと、中尾七段、N、西田四段のあいさつへと続く。
西田四段は、ちょっとたどたどしい話しぶりではあったが、まじめで正直な人柄がよく表れていた。
最近は芸能界やスポーツ界でも、まだ子どものような若い子たちが堂々とよどみなくしゃべるシーンをよく見かけるが
個人的には西田くんタイプの方が好きだ。
最後は、小野さんの貫禄ある乾杯の音頭でキリッと場がしまる。

そのあと、マスターが早朝から小浜で仕入れてきたという見事な大鯛が披露され
銀座では5万円(!)という触れ込みの日本酒等が贈呈される。
西田くんのクルクルする目がおもしろかった。

そのあとは再び2階のVIPルームへ戻り、おいしいお料理を頂きながら、のんびりと楽しい時を過ごす。
銀座では5万円のお酒も一口だけ頂くが、下戸の私にはとてもカラく感じる。
「辛口ですねー」と、となりの小野さんにいうと首をひねっていらしたが。(帰宅後Nに、あれは辛かったねえと言うと、同じように首をひねられる)。
そしてこの日は、西田家御両親が目の前だったということもあり、初めてゆっくりとお話しすることができた。
お父さんはスゴイ酒豪だそうで(周りの人たちが声を揃えて言ってたから本当だと思う)、でも、とても話しのオモシロい優しいお父さんだった。
お母さんは物静かな方で、西田くんは顔も性格も、このお母さんの方を受け継いでるのだろう。
小っちゃい頃はヤンチャだったんですよーというエピソードは多いが、西田くんの場合は本当に、筋金入りの大人しい子だったようだ。
でも、将棋を覚えたきっかけや、その後しばらくの勉強法などについてはちょっと意外だった。
周囲のお膳立て無しで、こういう風にプロになれる子もいるんだなあと、ちょっと感動した。
そのあとは、御両親のなれそめや(ここでは割愛)、小野さんとJCの話しなど。
JCは、小野さんが自信をもっての1枠1番(シュヴァルグラン)を推奨。
キタサンブラックに関しては、今回1着はキビシイだろうという見解だった。
小野さんは園田にも時々来て下さり、その上、馬連派(将棋でいうと振り飛車党というニュアンスか?)ということで私も親近感があるのだが
競馬歴に関しては恐らく大先輩である。
(そして翌日のレースで勝ったのはドンピシャのシュヴァルグラン。 私が何気なく言ったレイデオロもくっつけて、みごと馬連的中されていた)


・・・と、こんな感じで、いい感じで盛り上がったりホロリとしたり、本当によい時間だった。
今回はNと別席だったのが大正解だったかも知れない。
色々考えて下さった方々には心からお礼申し上げます

そして最後に
   

      少々口下手な西田四段を、これからもよろしくお願いいたします


   おわり











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4053  家庭の中をよくする体験談とガスメーター取り換え詐欺?

2017-11-23 16:09:17 | Weblog


朝、布団から出るのがだんだん億劫になってきた。


11月23日

ピピアの教室前、荷物を取りに来たK士とひと悶着。
みっともないと思いつつ、裏口で軽く揉める。
なんで、「ゴメン、わかった」でアッサリ済ませられないのかなあ。

そのあとコタツに首までつかって本を読んでいると、裏口のピンポンが鳴る。
急いで出てみると、化粧っけのない痩せた女性がリュックを背負って立っている。
一瞬、(なんかの宗教か?)と身構えるが、
「あの」 「私、伊丹から来たんですけど」 と切りだされ、(ん? 伊丹なら子どもの将棋教室関連か?)と思い、
「はい、何でしょう」と、できるだけ愛想よくこたえる。
すると、「今度伊丹の方で集まりがあるんですけど、その中で、家庭の中をよくする体験談というのもあるんですけど、いかがですか?」

家庭の中をよくする?
つい今しがたのK士とのやりとりでウンザリしてたこともあり、正直、ほんのちょっぴり気持ちが動く。
が、それにしても、あまりにもタイミングが良すぎるんではないか?
(この人、さっきの口ゲンカをどこからか見てたんだろうか)
そう考えるとやっぱりキモチ悪いので、「ウチはそういうのケッコーですので」と断ると、ちょっと意外そうな顔で帰っていった。

ピピアの将棋教室はNが不在のため、F君とF君のお父さんが二人で応援に来てくれたらしい。
ありがとうございました

10時過ぎ、Nから電話。
今、Kさん(高校の同級生)の家でみんなと一緒とのこと。
とてもシアワセそうな声だった。

寝る前、ケンタのチキンバーレルを検索するうち、箕面の食べ放題店へ行ったことを思い出す。
あのときはお腹もじゅうぶん空かせてたはずなのに、たった2ピースしか食べられなかった。
あれはなぜだったんだろう。
店内がチキンの香りで充満してたとか、暖房がキツかったからかなあ。
もう一度行ってみたいけど、Nがイヤだって言うかなあ。




11月24日

姪からのラインで目が覚める。
7時半ちょっと過ぎ。
あわてて起きだして生ゴミを出す。
朝の空気はやっぱり気持ちいいなあ。
その代わり、あとはコタツでグースカピースカ


お昼ごはんのハヤシライスを温めていると玄関のインターホンが鳴る。
あわてて火を止めてモニターの通話ボタンを押すと、無精ひげを生やした大柄な男性が映った。
ガス会社の人で、ガスメーターの取り換えに来たらしい。
人は見かけだけで判断してはいけないとは言うものの、その無精ひげと、人相(失礼ながら、決していいものとは思えなかった)にビビる。
それに、「ガスメーターの取り換え」というのが、いかにも胡散臭い気がした。
Nもいないので、いつものパターン、「スイマセ~ン、今家の人が留守なんで分かんないですぅ」と言ってみたのだが
「最近、水色の封筒をポストに入れてたんですけど、見てないですか?」と切り返される。
(水色の封筒?)
我が家の郵便物は99%がN宛てで私はほとんど確認しないから、そんなことはてんで分からない。
でも、「さあー、知りませんけど?」なんて素っ気ない返事をして気分を害されるのもイヤなので、
あ~と困ったような声を出した。
「水色の封筒、ポストに入れといたんですけど、知りませんか?」
続けて、「取り換え工事は敷地内にちょっとだけ入らせて貰ってすぐ済むんですけど」的なことを2,3度くり返し言われ、
私の頭の中は、もうすっかり「詐欺」の二文字で埋め尽くされる。
結局、「わかりました」「家の人が帰ったらそう伝えますから」と言って帰ってもらった。

いやあ、コワかったねえと金太郎に話しかけながらハタと思いつき、
急いでスマホを手に取り、「〇〇ガス」「ガスメーター交換」「詐欺」で検索。
すると、あったあった。 「ガスメーターの定期取り換えとして費用を要求する」というのが載っていた。
訪問する職員は、ふだんは制服着用で名札をつけているらしいが、そもそも〇〇ガスの制服なんてイチイチ覚えてないし、
名札だって、モニター越しではよくわからない。
「不審に思われるときは社員証の提示を求め訪問内容等をよくお聞きください」とあるが、これだって、
「スイマセンけど、社員証見せてもらえますか?」とは、なかなか切りだしにくいし(私だけかなあ)
それに、社員証のニセモノなんて今時カンタンに作れるだろうから、それで信用するのはかえってキケンな気がする。

ともかく、この一件に関しては後日きちんと確認してみたい。





おわり

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4052   山崎八段JT杯優勝と血脈

2017-11-20 22:02:36 | Weblog

11月19日

  山崎八段JT杯優勝


いや~。
やっぱり山崎くんには、いつまでも強くカッコよくあって欲しい。

本当にうれしい

心からおめでとう



11月20日

午前中ひごペットへ。
いつも買ってる金太郎のエサ袋に付いてるシールが10枚たまったので、新しい商品と交換するためだ。(Nがせっせと切り抜いては貯めている)
Nがエサを見ている間、私は鳥コーナーへ。
この日も新人ヨウムが1羽いた。
価格は54万円。
密輸対策で条例が変わったため、以前の2倍以上の値段になってしまった。
赤いリングをつけられたヨウムはのんきな顔で、アソボーヨというようにこちらへ寄ってくるが、
どうか、優しい人のもとへ行けますように。

そのあと昆陽のイオンへ寄る。
買い物があるので、終わったら連絡するから注意しといてねと言いながら別れる。
欲しい物はすぐ見つかり、そのあとちょっとウロウロしてからラインを入れるが応答なし。
電話をかけても出ない。
(だから注意しといてよって言ったのに)と思いつつ、その辺のものを見ながら時おりラインや電話を入れるが全く反応がない。
おかしいなあ、何かあったのかな?
そう言えば、別れ際になんか忘れ物があるとかで駐車場へ引き返してたけど、もしかしたらその時に何かあったんだろうか。
下ばっかり見て歩くから、クルマにはねられたとか。
スマホで連絡できないくらいの重傷を負ったとか。
不安が不安を呼び、幾度もラインの画面をあけては通話ボタンを押すが、長々と呼び出し音が鳴るばかり・・・。

くたびれたし足も痛いので、とりあえずミスドで休憩する。
(本当に、どうしたんだろうなあ
(これはもう、とりあえず1人で帰るしかないか・・)
(たしか、大通りからバスに乗れるはず、小銭足りるかなあ、イヤだなあ) などと落ちこんでいると
ピポピポ♩と電話の音が。
Nからだ。

「あ、ボク」
「ごめん」 「今どこ?」


「ミスド・・・



というわけで、その後ケンタのチキンをおごらせて一件落着。


それからNのリュックやシャンプーを探し、2人ともクタクタに疲れて帰宅。
歳をとれば、ムダな体力消耗には注意が必要だ。



11月21日

園田競馬。
この日はお座敷投票所で過ごす。
外は寒いが(この日のダイキン温度計は11度)、広い和室はポカポカと春のような暖かさだ。
パドックが見えるカウンターの席でボーッとしていると、ガラスの向こうを歩く人からNがアイサツされる。
Nもニコッとしながら頭を下げたので「だれ?」と聞くと、「さあ、知らん人やけど」。
最近こういうことが増えてる気がする。
これからは、「吉村、また飛ばしよった」 「川原アカンなあ」 「も~、下原なにしてんねん!」 など、あまり大声では愚痴りにくい??
この日は1番安い馬連と2番目に安い馬連が当たり、ボウズはまぬがれる。

帰宅後はK士が夕食をスッポかし。
それはいいのだが、連絡をしてこないことに腹が立つ。



11月22日

午前中、Kさんのレッスンが終わってリビングへ出ると
愛媛行きのNが、まだ荷物の支度をしている。
買ったばかりのリュックが沢山入るのでうれしそうだ。
30分ほどして一緒に駅まで行って見送る。

3時からhちゃんのレッスンなので、リビングで本を読みながら待っていたのだが、
10分経過した頃にお母さんから電話。
私が気づかないうちにレッスン室へ入り、誰もいないので、そのまま駅へ戻ってしまったらしい。
小さな子は本当に気をつけないといけない。
そのあとは平常どおりこなす。
12月のミニミニおさらい会の曲もほぼ決まった。
去年はみんなボロボロだったので、今年はなんとかうまく弾けますように。




退屈なので早めにお風呂へ入る。
バラバラいう雨の音が聞きながらボケーッと湯船に浸かっていると、いきなり表の戸がガチャッと開く音がした。
ドキリとしながら息を殺していると、続けて裏口のドアをトントンとノックする音が聞こえる。
(あれ、宅急便の人かな?)と思いつつも、この状態ではどうしようもない。
小窓を開けて、「スイマセーン、今入浴中で」 と叫ぶのもヘンだし。
仕方ないのでそのままジッとしていると、しばらくしてガラガラという音と共に行ってしまったようだ。
外は冷たい雨降り。
こんな中、重い荷物を持ってきてくれたのに悪かったなあと自己嫌悪に陥る。

夕刊を取り込んでなかったのを思い出し、ポストを見にドアを開けると、玄関脇のトリ型の壺に、ふだん取ってないS新聞が突っ込んである。
(ヘンだなー、こんなとこへ誰が??)と思ったが、あまり深く考えず家に持ち込み、そのままテーブルに置いていた。
それから30分ほどして妹から電話。
「さっき新聞持ってったけど、留守やったから玄関へ置いてったけど、見た?」
なーんだ。
じゃあ、あの時のは宅急便の人じゃなかったんだ。
よかった~とホッとする。
新聞は、将棋バーの記事に糸谷くんや大石くんの名前が出てたかららしい。
でも、本当に名前だけだった。

10時にミニコープでコロッケパンとリッツを買ってきたあと、佐藤愛子の『血脈』を読む。
字が小さいので、すぐに疲れてなかなか読み進めないのだが、のっけからとてもオモシロい。
あわてずゆっくり読みたいが、図書館の本なので急がないといけない(恐らく、私のあとに予約してる人もいっぱいいることだろう)。
佐藤愛子が好きだった私に、旅の仙人水津さんが「おもしろかったですわ!」とススメてくれた本だが、あれからもう11年経つのか。
今ようやくショボショボする目で楽しんでいるが、ありがとう水津さん


おわり

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4051   アチチ食堂と香川照之

2017-11-17 01:06:55 | Weblog

きのう辺りから寒くなってきた。
外を歩く人のほとんどが、本格的な冬物姿だ。
スズメ達もフックラと太り、これからの冬本番に備えている。


11月13日

愛媛よりKさん来宝。
将棋のあと、参道上り口にできたアチチ食堂へ行く。
私は今回が初めてでチキンステーキランチを頼むが、これが大変おいしかった!
ゴボウ色した野菜のスープ、彩りよく丁寧に刻まれたサラダ、好みのタレに漬けて食べる熱々のチキンステーキ、
土もののカップでサービスされる紅茶。
店内は大変せまく長居はムリだが、この味、このサービスで1100円は大変お値打ちだと思う。
次回は900円のハンバーグランチに挑戦だ。


11月14日

園田競馬。
この日もボウズで特筆することは無し。
もはや、園田屋さんでの暖かい食事だけが救いだ。
オマケにこの日は、レース中の馬体故障発生により吉村騎手下馬という事態に遭遇。
久々なのでちょっと堪える。
競馬を楽しむ以上避けられない問題だが、これだけは何度経験してもつらい。
でも、事故に遭った馬を日々世話していた厩務員さん、仔馬の頃に出逢った馬主さんは、もっともっとツラいことだろう。


11月15日

水曜はレッスンが1番多い日だが(といっても4人だけだが)、6時に終わる頃には疲労困憊だった。
レッスン自体は楽しいんだけどな・・・・体力が欲しい。



11月16日

人馬共に、ちょっとショッキングなニュースあり。



11月17日

寒くなってきたので、冬物のコートを見にジェットへ。
婦人服売り場を1時間半かけて探すが、気に入ったもの全くなし。
よく思うことだが、流行系のものより、もっと基本の型というかオーソドックスなものを揃えて欲しい。
あと、もっと中年太りの主婦層を念頭に入れたサイズ構成にして欲しいな
結局、薄くてペラペラの、冬にはとても着られないようなブラウス(1900円)を1枚購入。

夕方からNの皮膚科へ付いて行く。
待合室ロビーに、チャドクガやダニなどの描かれたポスターが貼ってあるが、1番キショイのはやっぱりイラガだ。
そのあと耳鼻科へ。
待合室がいっぱいなので、宝塚駅下の書店で時間つぶし。
池内紀さんの『すごいトシヨリBOOK』というのをペラペラ見ていると、「横取り症」という、Nと全くおんなじのタイプのことが書いてあり、
思わず購入。
夜、Nにこのことを言うと、「ヘヘヘ」と笑ったあと、すぐあっちを向いてしまった。
まあ、折を見てじっくり話さなくては


11月18日

夜、レンタル映画『キャスト・アウエイ』を観る。
トム・ハンクス主演。
飛行機事故により無人島へ漂着した主人公がサバイバル生活を余儀なくされるのだが、4年経ってようやく救出されると
かつての恋人はもう結婚しており(世間では主人公は完全に死んだと思われていた)、しっかりした旦那とかわいい子どももいたというストーリー。
となりではNが最初から最後までイビキのかき通しでうるさかったのだが、(ま、朝から夕方までずっと教室だったから仕方ないよね)と思い放っておいた。
が、映画が終わりエンドロールが流れだした瞬間パチッと目を覚ましたNの、「退屈やったやろ」 のひと言にムッとくる。
たしかに、飛行機事故へ至るまでとサバイバル生活シーンがちょっと長過ぎるように感じてはいたが、ほとんどずっと眠りっぱなしだった人間には言われたくない。
「それでどーなったん?」などとノンキに聞かれるが、腹が立つので黙っていた。
翌日はNが東京行きなので、ここでケンカして明日の東京行きに差し支えてもと思い、言葉を飲んでガマンしたのだ。(武士の情け)
最近はどうも、この手のくだらないイライラや諍いが多くてイヤになる。
まあ、映画としては、昨夜の『タイム』や、その前に観た香川照之の『トウキョウソナタ』の方が面白かったけど。

香川照之、これまでの人生で一番興味深い役者かも知れない。
コワいなあ、この人。


おわり


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4050  服部緑地でショックを受ける

2017-11-16 08:58:42 | Weblog

12日(日)

Nが緑ケ丘教室の日。
珍しく体調がいい私も一緒に家を出る。

駅へ着き、改札すぐのミスドで待ち合わせを決めて別れる。
教室終了まで4時間ほどあるので、どこへ行こうか迷うが
グーグルマップを開けて目に飛びこんだ服部緑地に決める。
3キロほどの道のりだが(私にとっては10キロのマラソン並みか)、向こうでユックリして帰りはバスでも使えば大丈夫だろう。

歩きだしてすぐの路地に、兄貴の店という居酒屋があった。
まだ閉まっているが、見覚えのある男性の顔看板が立っている。
近づいてみると、金本知憲プロデュースの店と書いてあった。
阪神行く前までは好きだったんだけどなあ、金本・・。

そのあとはスマホの表示どおりひたすら歩くが、結構あっちこっち曲がって不安だった。
途中、家族教会と書かれた三角形の建物があり、(変わった名前だなぁ)と思っていると、世界T教会系の施設だった。
足も痛くなってきた頃、住所はやっと長興寺に。
ヒューンと伸びたシュロが印象的な履正社、バターフレークというオイシそうな名前のパン屋さん。
最後の直線を上りつめると、てんじくがわの看板のかかる小さな川があり、そこが緑地の入り口だった。

中は広大な公園で、小さな子ども連れの家族や散歩老人、ランニングする人などでにぎわっている。
緑地散策は初めてなので、とりあえず阪田三吉のお墓を見て、それから乗馬センターへ寄りたい。
園内マップを見るとお墓の方が遠そうなので、まずは乗馬センターをめざす。(もちろん、乗るのではなく見る方)

痛くなってきた足を引きずり気味に歩き始める。
テニスコートのそばを横切り、少し冷たくなってきた風を受けながらどんどん進むと、バーベキューのコーナーやテントを張った敷地がある。
日本民家集落博物館があり入ってみたかったが、帰りの体力温存を考えてパス。
さらに奥へ行くと、なかなか見事な竹藪があり、間もなく茶色いものが見えてきた。
馬だ。

乗馬センターの入り口を目指しながら坂を下ると大きな池に出た。
マップにはうづわ池と書いてある。
池の向こうは道路になっていて大きな老人施設が建っている。
目の前の柵越しにアオサギが1羽、こちらを向いたまま逃げもせずジッと佇んで、歩く人達がめずらしそうに眺めたり写真を撮ったりしている。
みんなアオサギとは分からず、「なんだろう」 「サギ?」 「でも、サギって白いやん」「そんならツルか」 などと言い合っている。
池を離れぎわ、となりで同じように首をかしげていた女性2人組がいたので、小声で、「あれ、アオサギですよ」と言うと、「え、そうなんですかあ」と感心したような顔をされるが
背を向けて歩き出したとたん、「でも、どこも青くなんかないやんなあ?」 と訝しげにつぶやく声が聞こえた。

乗馬センターへ入ると、8人ほどが輪になって軽速足(多分)の練習中。
真ん中に立った指導員から途切れなく注意の声が飛ぶ。
「始まったばかりやのに、もう姿勢くずれてるよー」
「ホラホラ、頭が下がってる」
「さっき言ったばかりやろ~」
なかなか真剣ムードだ。

ジッとしてて寒くなってきたので、そこから奥へ進むと、ズラッと洗い場が並び、数頭の馬がジャバジャバゴシゴシ洗われている。
その後ろにはさらに多くの馬が並んでいるが、どれもおとなしそうだ。
この辺りでは見学者もウロウロしていたので(「見学自由」の張り紙があちこちに貼ってある)、私も洗い場の馬を撮ろうとスマホを向けたのだが
その瞬間、馬を洗っていた女性がクルリとこちらを振り向いた。
なんだか怒ってるよう感じなので、(あ、いけなかったかな)と思い、あわててスマホを下げる。
それでもまだ黙って睨みつけるので、「あの・・・写真撮影ダメですか」とオズオズ尋ねると、こわい表情のまま
「お断りしますっ!!」とピシャリと言われた。
お断りというのもなんか妙な言い方だなあとは思ったが、続けて
「ここの馬じゃないですからっ!」 と追いかぶせられる。

ここの馬じゃない?
ということは、自分の持ち込み馬か、それとも知り合いの馬ということなのだろうか。
まあ仮にそうだとしても、それが理由でこれほど怒るものだろうか?
でも、とにかく私が悪いのだから(多分)、スイマセンでしたと言ってスゴスゴ引き下がる。
そのあとは、もうなんだか気持ちが萎えて、そのまま乗馬センターを出ることにした。
トボトボと出口付近まで行き、チラッと後ろを振り返ると、先程の女性がこちらをジッと眺めているのが見えた(派手な色の乗馬服なので、目の悪い私でもすぐにわかる)。

小心な私は、こういうアクシデントには本当に弱くて
頭の中で何度も何度も、その時のやりとりと、怒りに満ちた女性の顔が浮かんで離れない。
(たしかに私が悪かったんだろう)
(でも、見学自由ってずっと貼ってあったし、写真撮影は禁止って書いてなかったしな)
(それにしても、あそこまでキツイ態度とらなくてもいいのに・・・丁度あの人が振り向きざまだったから運が悪かったなあ。
 私はウマの写真が撮りたかっただけなんだけど)
(でも、そのウマ自体撮ってもいけないっていうんだから、もう何を言ったって仕方なかったんだろうなあ) 
などと、ウジウジウジウジ考えながら歩いていると、不覚にも涙がこぼれそうになる。
そんなわけで、結局、阪田三吉のお墓へは寄らず、そのまま緑地公園を後にしたのだった。

帰り道もよく分からぬまま曽根駅まで歩くことにする。
すぐだろうと思っていたが意外に距離がある。
その間もずっとあの事件をくり返しくり返し考えていたのだが、突然ハタと思い当たった。

(もしかして、「わたしの馬じゃないですから!」 は、「わたし、ここの者じゃないですから!」の聞きまちがいだったのではなかろうか?)

そうすればつじつまが合う。
「私はここで働く人間じゃない。 ここへ馬を乗りに来てるお客さんなの。 だから写真なんか撮るなよ」ということだ。
ナ~ルホドなあと自分の推理に感心するが、同時に、「いや、アナタを撮ってたわけじゃなかったんだけど」という思いもよぎる。
それどころか、もしこの女性が自分だったら、意外に誇らしく思ってたかもしれない。 よくわからんけど。
まあ不快だったとしても、「ああスイマセン、写真はちょっと・・・ゴメンナサイ」とか、もうちょっと柔らかく対応してたんじゃないかなぁ


と、こんな展開になった途端、ようやくショックから立ち直れた。
いい歳してこんなことでメゲるなんて、私もどこまで揉まれ弱いんだろうと、つくづく情けなくなる。

豊中へ着くと、待ち合わせまでにまだ40分ほどある。
喫茶店でお茶でも飲もうと駅近くのダイエーへ入るが、ここが恐ろしく昭和チックだった。
上の食堂街へ行くと、まさに昭和4、50年代の世界でなつかしかったのだが、残念ながらゆっくり過ごせそうな喫茶店がなく
結局駅へ引き返し、近くのモスバーガーへ入った。

帰宅後は、愛媛母からのふるさと便、とり塩チャンコを食べる。
たくさん歩いたせいか、とてもオイシイ。
次回は阪田三吉のお墓とバターフレークに挑戦だ。


おわり
コメント (4)
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4049   イチネンイチクミと写真展

2017-11-11 09:32:02 | Weblog

最近はレンタルの映画をよく観ている。
トラウマになりそうな暴力シーンがないものを選んでいるので安心なのだが、
ハズレもけっこうある(そういう時は、その作品を選んだ相手を徹底的に責める)。
『ワン・プラス・ワン 悪魔を憐れむ歌』は、ハッキリ言って苦行だったが、
そのあとの『ゴースト ニューヨークの幻』は口直し的な意味でよかった(最後はNも鼻をグシュッと言わせてた)。


11月7日

園田行き。

この日のレース終了後、前回から気になって仕方なかったイチネンイチクミ号に会わせて頂く。
Sさんに案内され吉行厩舎へ行くと、うす暗い厩舎の奥から、青い馬着をまとったイチネンイチクミが手綱を取られながら静々と登場
洗い場へ繋ぎ、ゆっくり見られるようにして下さった。
ふっくらした美しい栗毛の3歳馬で、いかにも若馬らしくツヤツヤしている。
前回勝ったときに騎乗した田中学騎手から、「次からは2年生やな」と褒めてもらったらしく、この話を聞いた瞬間から、田中騎手まで好きになってしまった
一緒に写真を撮ってもらうが、そういう時いつも思うのだけど、馬の顔っていうのは近くで見ると本当に大きくて、その大きい頬っぺや鼻づらが何かの拍子にこちらの顔へバーンと当たってしまったら痛いだろうな、鼻血とかドバーッと出るんだろうな、もしそうなったらみんな大騒ぎして大変だろうな、
などと考えてしまい、あんまりリラックスできなかった。
こういうことではいけないなあ。
担当厩務員のhさんに、イチネンイチクミのこと、普段はなんて呼んでるんですかと尋ねる。
毎回毎回、「イチネンイチクミ、ご飯だよ」 とか、「イチネンイチクミ、外へ出るよ」 では大変だろうと思ったからだが、
「えーと、イチネンセーって呼んでます」とのこと。
ナルホドなあ
そんな愛しいイチネンイチクミを見上げると、いったい何を言われてるんだろうという風に
耳をピクピク動かしながら困ったような顔をしている。
あまり長居もメイワクと思い、厩舎の皆さん(ものすごく沢山で迎えて下さってビックリした)に挨拶して出ようとすると、
奥からちっちゃな白黒の子ネコが出てきた。
厩舎ではネコを飼ってるところが多くて(競走馬たちの癒しの存在でもあるらしい)、外でも部屋でも犬やネコがけっこういるらしい。
ネコに馬に犬・・・・・・・・・これをパラダイスと言わずなんと言おう
感動と緊張でつんのめりそうになりながらお礼を言って、パラダイスをあとにする。

家に帰ってからも、寝るまでも、ちょっと困った顔のイチネンイチクミが頭から離れない。
みなさん、本当にありがとうございました



11月9日

西宮の写真作品展へ行く。
西北から今津へ出て阪神電車に乗り換え香櫨園(こうろえん)へ。
香櫨園といえば、むか~し、まだ子どもだった頃の片上六段が親戚の人の家へ行くとき
父が付き添って(勝手に)行ったことを思い出す。
夙川をまたいで建つノスタルジックな駅舎が、うら寂しい雰囲気を漂わせていた。

駅前の地図を見ながらあーだこーだ言っていると、「どこ行くの?」と、ちょっとシブい中年男性から声をかけられる。
市民ギャラリーだと答えると、「あー、私も今からちょうど行くところですよ」。

到着してエレベーターで上がると部屋がわからない。
しばらくキョロキョロしていると、Nが「あっ、あっちや!」と指さす。
受付へ行くと、駅前で声をかけてくれた男性がニコニコしながら立っていた。
森ルンと記帳して作品を見はじめるが、しばらくして、写真じゃなく絵画展なのに気づく。
部屋をまちがったのだ。
出るわけにも行かないので、ガマンして最後まで見てまわる。

そのあと本命の写真展の部屋へ入るが、想定外の体力消費と空腹のせいか早々と燃料切れに。
面白い作品もたくさんあるのになかなか集中して見れない。
特に、お目当てのSさんの作品は最後の最後に飾られていて、その頃にはもうフラフラだった。
(ちなみにSさんは園田(重賞のクイーンカップがあった)へ行っていたらしく不在)

市民ギャラリーを出て、紅葉の始まりかけた川べりを歩きながら、お昼をどこで食べようか迷う。
本当は阪急夙川近辺のオシャレな店へ行きたかったのだが、Nが歩けそうにないので香櫨園駅近辺で済ますことにする。
が、駅付近を歩いても店自体がほとんど無い。
小さな雑貨屋さんや酒屋さんがポツ、ポツとあるだけだ。
西北まで行って構内のうどん屋さんという案を出すが、乗り換えもあるし腹が持たんやろうとNが却下。
結局、1軒だけ開いていた、オシャレとは程遠い雰囲気の居酒屋へ入る。
カウンターに座り、表のメニューに出ていたエビフライ定食を注文するが、気のせいか、一瞬イヤな(めんどくさそうな)顔をされた気がした。
常連らしきお客さんが、「大将、この〇〇ってお酒、有名ですよね」と尋ねると、「え? その酒?」「それはそんじょそこらの店には置いてないよ」
「ウチぐらいだよ、その酒置いてるのは」。
「えーっ、そんなに珍しいんですかあ!」
「まず、よそでは飲めないよ」

下戸で、銘柄なんかもほとんど知らない私だが、そのお酒の名前、ぜひ知りたかったなあ。

帰りの電車では今津を通り越して甲子園まで行ってしまいあわてて乗り換えるが、
改札の向こうに、ツタに絡まった甲子園球場が見えてビックリした。
西北で551を買って帰宅。

夕飯のあと、
お昼に入った店を検索してみると、どうもスッポン料理で有名な店のようだった。
そう言えば、店の入り口に薄暗いイケスがあったけど、あの中にスッポンがいたのかなあ。
見ないでよかった・・・


と、疲れはしたものの、これはこれで有意義な1日であった。



11月10日

園田では珍しい4日間開催の週だが、先日会わせて貰ったイチネンイチクミが出走なので、その応援に出かける。
ここ最近は、もう本当にシャレにならないほど負けがこんでるので、最終レースのイチネンイチクミのためにも、ここはひとつガンバって稼がないといけない。
と、いくら思ったところで、私の腰抜け予想ではなかなか当たらない。
この日も当然負け続きだったが、最終の1つ前のレースで、なんとかギリギリ勝った。
大本命の田中学を切っての馬連4頭ボックスで、配当3600円な~り。

さあ、これで軍資金の調達もできた。(全然大したことないけど)
パドックで二人引きされるイチネンイチクミの雄姿と、返し馬で走り去っていく後ろ姿を見たあと
急いで馬券を買いに走る。
中央で未勝利4着2回という手強いのが1頭いるが(イチネンイチクミは未勝利2戦とも二桁着順)、ここは目をつぶって応援馬の単勝一点買いに徹するべきだろう。

スタートは決まった。
実況アナウンサーの、「あっ! イチネンイチクミ、きょうは前めからの競馬となりました」の声に胸が高鳴る。
ハナにたったタカイチモン(鴨宮)は大逃げ、2着以下は大きく離される展開となった。
イチネンイチクミは好位の2,3番手で、かかることもなく素直に鞍上の指図に従っているようだ。

4角付近から1番人気のアイファーイチオー(下原)がすごい脚でやってきた。
タカイチモンがつかまり、直線で先頭へ立ったあともグイグイ伸びる。
そのあとを懸命に追うイチネンイチクミだったが、その差は縮まらず。
無念の2着でゴールイン。
まあ、残念ではあるが、この強敵相手では仕方ない。
次走、大いに期待である。


11月11日

午前中のレッスン時、yちゃんが「あっ!」と言いながらピアノの上の時計を指さす。
見ると、11月11日、11時10分40秒だ。
「オオッ!」と小さく盛り上がり、そのまま一緒に秒読みしながら、11月11日11時11分の瞬間を拍手で迎える。

午後の教室ではFさんが阿闍梨餅の差し入れ。
ごちそう様でした。

※阿闍梨(あじゃり、あざり、ācārya アーチャーリヤ、阿舎梨・阿闍梨耶とも音写)とは、サンスクリットで「軌範」を意味し、漢語では師範・軌師範・正行とも表記するが、その意味は本来、正しく諸戒律を守り、弟子たちの規範となり、法を教授する師匠や僧侶のことである。

wikiより


教室後のお茶会に、またまた参加。
きょうは双子談義に花が咲いた。
6時に店を出ると、ものすごく寒い。
これからひと雨ごとにどんどん寒くなっていくんだろう。
暑いのもイヤだけど、日が長い分まだマシだ。
暗くて寒い冬は、本当に気分まで落ちこむ。
ということで、この日は桂へ直行してラーメンで温まった。
明日からはガンバって、温かくてオイシイものを作るぞー






おわり

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4048     すごいカナダみやげ

2017-11-05 12:50:39 | Weblog

姪から届いた森家へのオミヤゲを妹が持ってきてくれた。
海外でよく使われる、やわらかくて薄~いビニール袋を開けると、ワッフルやクッキーやチョコバー、
それにバンクーバーの名所の載ったカレンダーや、メイプルリーフのデザインのボールペンなどが
値段のシールをつけたままバラバラ出てきた。
Nはすぐにワッフルやクッキーをパクパク食べ始めるが、私はそれほど甘い物好きじゃないので
(ちょっとでもアッサリしたものはないかなー)と、派手なデザインの外袋を見ながら物色。
すると、「FRUITEE GUMMEE」という文字が目にとまった。
袋の透明な部分から、赤や黄色やオレンジの、カニのかたちをしたグミが見える。
(グミなら、ま、食べてみようか)と思いつつ、もう1度袋を手にとってシゲシゲ眺めていたのだが、
そのうち、なんだかイヤ~な気分になってきた。
よくわからないが、なんか食欲をそそられないというか、食べる気が失せるというか・・・。
なので、その袋はNに渡し、「ちょっと食べてみてよ」と頼んでみる。
Nは特に躊躇することもなくバリバリと袋をやぶり、「オイシイで」と言いながら、赤や黄色のカニ型グミをムシャムシャ食べている。

(う~ん、私もグミは嫌いじゃないはずなのに・・・)(なんでだろうなあ)と、自分でもフシギに思いつつ考えていたのだが
そのうちハッ!と思い当たる。


(これ、カニというより・・・もしかして・・・・アレに似てないか???)


でもなあ、まさかなあ・・・・。
さすがに「アレ」の形をグミ化するなんてあり得ないだろうと思いながら、ニチャニチャとグミを食べ続けるNに、
「ねえ・・」 「そのグミの袋、なんて書いてある?」と尋ねてみる。
すると、「うん? えーっと、グミ・・・なんとか、スパイダーって書いてあるで」


こういうものをふつうに作って売るカナダという国はスゴイなあ。
そして、真相がわかっても、なおクチャクチャと食べ続けるNはもっとスゴイ

そしてオミヤゲの中には、さらに「アレ」のゴム人形8匹セットも入っていたのだった


で、このグミを翌日の将棋教室のとき、手伝いの石田3級に見せたのだが、
「ああ」、と言いながらオイシそうに食べてあっちの部屋へ行ってしまった。
K士も、来ていた子どもも平気で食べていた。


私が特別なのかなあ・・・




おわり

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4047   中崎町散策中止と有馬散策

2017-11-04 19:29:04 | Weblog

11月3日

この日はNが連盟道場で指導なので、私も大阪まで一緒に行って中崎町散策の予定だった。。
指導が午後からということで、午前中ダイエーに行き、Nのジム用のTシャツ(1枚300円、向こうが透けてみえるほど薄い!)や
足首ゴムゆるめの靴下を買ったり、スーパーのお惣菜売り場でコロッケやゲソの天ぷらを買ったりして12時頃帰宅。
さあ、お昼にしようとご飯をよそい始めると、「ボク、12時半には電車に乗らんと間に合わん」。
大あわてでコロッケとゲソ天を並べるが、結局半分も食べられないまま家を出てしまった。
私も昨夜はしっかりお風呂へ入って中崎町ひとり旅を楽しみにしていたのだが、なんかバタバタと疲れてしまい、結局るす番の1日になってしまった。
夕方ちょこっと母のところへ行くが、途中、ヘリコプターがすごい音で飛び回ってビックリ。
小浜の、おはぎのサザエが火事だったらしい。

N、6時ちょっと過ぎ帰宅。
夕食は、にぎすの塩焼きとけんちん汁。
夜、レンタルビデオ「ポゼッション」を観る。
サスペンスとスリラーのあいのこみたいな映画だった。
盛り上がりそうだな~と思うところで盛り上がらず、やっとオモシロくなりかけたところでオモシロくならず。
全体的にイライラさせられる映画だった。
終了後、Nがすぐに、ドリフの「もしもこんな」や、ひとみばあさんを見ていた。
口直しというとこだろう。



11月4日

めずらしく将棋がない土曜日なので、午前のピアノが終わったあとオニギリを作って出かける。
途中、ゆずりは緑地でお昼にするが、雨が降りだしてきたのでクルマの中で食べた。
オニギリが薄味すぎてオイシくない。

盤滝トンネル、蓬莱峡、わんわんランドを経て有馬到着。
有馬御苑横の駐車場にクルマを停めて散策開始。
雨はなんとか上がっているが、思っていたより寒い。
休日のせいか人も多く、そのほとんどが若者のカップルだった。

金の湯や足湯を見ながらダラダラ坂をあがるが、新しい店が多いのに驚く。
その場で食べられる肉屋さんの揚げたてコロッケ、神戸のクツやカバン屋さん、生の炭酸せんべいや炭酸ワッフルを食べさせる店もある。
どの店も温泉地のムードをこわすことなく、いい感じで溶けこんでるのが好ましい。
とりあえず、天神源泉、有明源泉、御所源泉、妬(うわなり)源泉のコースをめぐったあと、いつものカフェド坊へ入る。
ケーキはシェアして食べるので(最近は歳のせいか、1個まるまる食べると、あとのご飯が入らなくなる)、Nがコーヒーとアップルパイのセット。
私は、ほうじ茶と和紅茶とジャスミンをミックスした、漢字4文字の覚えにくい飲みものを注文。(燻製にした中国茶という感じで、けっこうイケる)

店を出たあと下のパンやさんを覗くが、好物の山椒パンは売り切れだった。
割れ炭酸せんべい(ぎっしり入って一袋170円也)を買って駐車場へ戻るが、帰りは雨が降ってとにかく寒かった。


夕食後、すじこん煮込みを作る。
以前、小林カツ代のレシピでやったらとんでもなく大変だったので
きょうはクックパッドの1番カンタンそうなレシピで作ってみる。
超カンタンにできあがったが、果たして味の方はどうだろう。


おわり



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4046  ヘルデンレーベンとブンタと大石六段昇段!!

2017-11-01 00:55:54 | Weblog

夜、11時半に電話のベルが鳴る。
ちょっと前の我が家なら宵の口だが、今はさすがにドキッとする。
Nが緊張した声でモシモシと出ると、どうやら私の妹かららしい。
(母に何かあったのだろうか)とイヤな予感が胸をよぎるが、耳を傾けていると、そうではないらしい。
スキャンとかUSBとか、パソコン用語が交わされている。
やがて受話器を置きながら、「今からM子さんが来るって」。 
カナダの姪から必要書類の添付(送信? 私もこういうことには全くのド素人)の依頼があり
そのことで来るようだ。
やがてピンポンが鳴り、寒そうな顔で妹が入ってきた。
もう夜中近いというのにご苦労なことだ。
送信はNがチャッチャとやってくれるが、誰もいなければどうしてたんだろう。
暗い帰り道が心配だが、自転車なので大丈夫というので、リンゴとお菓子を渡して「じゃあね」と見送った。



11月1日

前期POGでJさんの持ち馬だったヘルデンレーベンを見に園田へ行く。
昼すぎに園田屋さんで腹ごしらえ。
最近ちょっと消化不良ぎみなので油ものは避け、昆布うどんというのを注文すると
これが超オイシくてビックリ!!
いけないと思いつつ、おつゆまで一滴残らず飲んでしまった。
来週がヤバいなあ、どうしよう・・・

途中からJさんが来て、一緒に9Rヘルデンレーベンのパドックへ行く。
ゼッケン9番をつけたヘルデンレーベン(厳かな名前だが、R・シュトラウスの交響詩にちなんだものらしい)は
背の高いハンサムな馬だった。
jさんに言わすと、去年持ってた中では1番ヤキモキさせられる馬だったらしい(ゲーム上の話しです、念のため)が
あらためて手元の新聞を見てみると、未勝利2着が3回で、しかもその3回ともが勝ち馬とコンマ0秒差。
う~ん、たしかにこれは堪えるなあ・・・ホンモノの馬主なら世の中呪ってるかもしれない
そんなこととは露ほども知らぬヘルデンレーベンは、涼し気な顔で元気に歩き回っている。
単勝人気は1,4倍。

1230m戦なのでスタート地点間近から応援。
ちなみに、あの藤田菜七子にちなんで命名されたというプリンセスナナコが1枠にいる(これは人気薄)。
スタートさえうまくいけば勝てると思うのだが、そのスタートがコワいのが競馬だ。
3人で固唾を飲んで見守る中、なんとか無事に出る。
あとはよく見えないが、中団やや後方にいるようだ。


結果は、1着ヘルデンレーベン(田中学)
2着は5番人気のクロコ(下原)。
もう少し大差で勝つんじゃないかと期待していたのだが、ゴール前は意外に接戦だった。
次回、また見に来よう。
まあ、とりあえずはおめでとう


そのあとNが仕事なので、jさんを残して伊丹へ。
4時半から6時半まで教室なので(第1回目)、1人でゆっくり辺りをブラつこうと思っていたのだが
結局、本屋さんで買った文庫本をマクドでコックリコックリしながら読んだだけだった。
最近、何をしてもすぐエネルギー切れで眠くなる

帰宅後3人で夕食。
炊きこみご飯が薄味すぎてオイシくなかった。



11月2日

あまりに良い天気なのでNと王子公園へ。
目的はロバのブンタだったが、動物園に着いた瞬間、幼稚園児の多さにビックリ。
どこもかしこも、子どもたちのリュックサックと赤白帽の波だ。
たしかに、今が1年中で1番いい季節だもんなあ。
ずるい老人のような顔をしたフラミンゴ、あなたのためなら何でもしますとひれ伏したくなるほどカッコいいオジロワシ、
「よしはるは かみます」の看板で有名な(?)ケヅメリクガメのよしはる。
坂を上がって草食動物のエリアへ入り、キリン舎やシマウマを見たあと、やっとブンタの場所へ辿りつく。
うすいグレーのブンタは柵沿いにピッタリ身を寄せ、いつものように伏し目がちで静かに立っていた。
あまりに静かで目立たないので、次々現れる幼稚園児たちも気づかずに通りすぎていく。
ブンタの恋人らしい(?)となりの柵のシカエさんは、この日は知らん顔でエサを食べたり歩き回ったりしている。
Nと2人で、「ブンタ」 「ブンちゃーん」 と交互に呼びかけるが、長い耳をパタンパタンと動かすだけで表情ひとつ変えない。
ジッと佇む背中を見ていると、グレーのフワフワした毛を撫ぜたくてたまらなくなる。
ブンタ、また来るねー。
近くのカンガルーゾーンでは、太陽にお腹を放り出しいぎたなく寝そべったカンガルーの群れ。
中で1頭、大股開きのスゴイかっこうで寝てるのがいて、園児の男の子が「わー、チ〇〇〇丸見えや~!」と叫んでいた。


ちょうどお昼なので、前回行ったパオパオ食堂向かいのカレー王子に入る。
1番安い王子カレー680円也を注文。
この売り上げの幾ばくかが動物たちのためになると思うとうれしい。

そのあと、カピバラの親子(エサ箱に並んで入ってる3匹の子カピバラがカワイイ)、
新しいサポーターを巻いて寝ころんでる大アリクイなど見て動物園を出る。
とりみカフェへ寄りたかったが、開店まで30分あるのとNが疲れたのとで真っすぐ帰ることに。
西北で乗り換えの時、構内にモロゾフができてるのを発見。
思わずプリンを買ってしまった。
それからもちろん551も。


年内、もう一度ブンタに会いに行こう。


そして最後になったが

   大石直嗣六段、竜王戦2期連続昇級で七段昇段!!!
     おめでとう


おわり



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