２９６ 富岡鉄斎

※「宝塚ガーデンフィールズ」のアネモネ　クリック♪

きのうの散歩のせいだろうか、心なしか体が軽く感じる。
散髪に出かけるN（どろ縄）と一緒に家を出て、参道の鳥居前で別れた。
きょうは足がすっすっと出る。
他の参拝客を尻目に、スタスタと早足で歩く（優越感）

ヘンなおじさんが経営していた食堂前に来ると、先日まで貼られていた「貸し店舗」のビラが
「貸し事務所」に代わっていた。

もう少し登ると甘いニオイの漂う「手焼きせんべい」のお店。
ここはピアノの生徒のお家なので、うつむきながら足早に通り過ぎる。

もうちょっと行くと例の「ヘビや」さん。
珍しく、木枠の引き戸が半分ほど開いている。
暖かくなって来たし、土日とも開けているのかも知れない。

ここらから道端の露店が多くなる。
アンパンマンのかたちをしたベビーカステラを、鳩たちがしきりに突いていた。
オイシイものはやっぱり分かるのだろうか・・・

あっという間に「清澄寺」に到着。
くもり空のせいか、池を見ても甲羅干しのカメの姿はなかった。

一願地蔵尊さんに水をかけながら願い事をする。
これはナイショ♪

鉄斎美術館の境内に出る。
きょうは時間もタップリあるので、久しぶりに鉄斎を観る事にした。

３００円払ってスリッパに履き替えると、ちょうどビデオが始まるところだったので座って観る事にする。
鉄斎に関して何の知識も持っていなかった私にとっては、とても面白いビデオだった。
初めてここを訪れる方は、是非ともこのビデオをご覧になった後で作品を見ることをオススメする。
・・・とエラそうに言いつつ、けっこう長いビデオだったので（３０分以上はあったと思う）
おしまいの方はパスして展覧室に移動してしまった。

きょう初めて、写真にて鉄斎の容貌を知った。
９０年という長い歳月を生きた富岡鉄斎は、白いアゴひげをたくわえた仙人のような風貌だった。
どの派閥にも属する事なく、終生自由な魂で絵を描き続けた。
国内をあちこち旅し、若い頃には富士山に登った事もあったようだ。

少し意外だった事は
鉄斎は幼い頃から耳が悪く、ほとんど聞こえなかったという事実だ。
「のびのびと楽しく、良いものはすべて受け入れよう」とする姿勢で
９０歳まで約一万点の作品を残した鉄斎。
鉄斎の耳がごく普通の・・なんの変哲もない耳であったら・・・
もしかすると今日の作品は無かったかも知れないな、と一瞬考えた。

美術館を出て参道をトットコ下る。
途中で、サルの置物（プレゼント用）、ウルメいわし、お赤飯を買う。

途中まで下ったあたりの左手に、『家相鑑定』という看板が置かれた小さな店がある。
ここの入り口に貼られたポスターが非常にブキミで、昔から欲しくて欲しくてたまらない！！
でも、このお店が開いているのを今まで見た事がないので、
いくら欲しくても手の打ちようが無いのだ。

参道に行く機会があれば、ゼヒご覧下さい

おわり

２９５ 散歩

※すっごいまずかった「アボガドチップス」　クリック♪

最近あまり歩いていなかったせいか体が重い。
カメラは無いが、お昼前まで少し散歩することにする。

外へ出ると、カーッとまぶしい初夏を思わせる日差し。
家の前の小さな踏切を越え、藪の坂道を登る。
暗い中にまっ赤なツバキの花がポトポトと落ちていて怖いようだった。
藪を出ると、どこからかカラスの声と飛行機の爆音が聞こえて来る。
どこか日曜の朝のような、ゆったりした雰囲気だ。

アオサギの花ちゃんの池に出る。
ゆっくり眺め回してみるが、花ちゃんはきょうも不在だった。

時おり強い風が吹くたびに、どこからか桜の花びらがハラハラと舞い落ちてくる。
こんな光景も今年最後の見納めだろう。

歩いた事のない路地を次々入ってみる。
どこの家の花壇も、かわいらしい色のチューリップが賑やかに咲いている。
男性の目からみると、モーニング娘はこのチューリップのように映っているのかも知れない。

ため池のそばに、藤棚のフジが咲き出していた。
淡い美しいむらさき・・・デジカメが無いのが悔やまれる。

しばらく行くと、何処からかホラ貝を吹き鳴らすような音が聞こえてきた。
立ち止まって耳を澄ますと・・・確かにホラ貝の音だ。
どこかで犬がしきりに吠え立てている。
（荒神さんで何かあってるのかな？　行ってみようか・・・）と考えたが
ホラ貝はすぐに止んでしまったので、そのまま歩く事にする。

八坂神社にさしかかる頃、白いネコが目に入った。
近づくと片目がミドリ、もう片方の目がブルーのネコだった。
もう１匹、同じような白ネコが紐につながれている。
こちらもミドリとブルーの瞳だった。　こういう目のネコに会うのは初めてだったのでちょっとビックリ。

参道へ出ると、佃煮のニオイと珍しく大ぜいの参拝客の姿。
つぶれたと思っていた花屋さんが復活していたので驚く。　いったい何が起こったのだろう・・・

きょうは久しぶりに、スーパー「ファーマーズ」へ寄る。
以前、他の人の買い物かごと自分のとを間違え、文句を言って恥をかいて以来あまり行っていなかった。
久々に店内を物色すると・・・やっぱり安い！！
見るだけのつもりだったのが、しこたま買い込んでしまう！

ニラ、もやし、ふき、三つ葉、なす、トマト、きゅうり、そら豆、小かぶら、レンコン
しょうが、シシャモ、糸こんにゃく、玉子、ウオゼ、豚ロース（牛と間違えて買ってしまった）・・・
しめて２９３４円なり

帰宅後すぐ「肉じゃが」「レンコンのきんぴら」「ふきの翡翠煮」を作る

ピアノはこのあと９時から１人で終わり。
そして連休なのだぁ！　ワーイワーイ

きょうもNは遅いでしょう・・・

おわり

２９４ アイスコーヒーの飲み方

※お正月の参道Ⅱ
「しょうが糖」「奉天」「雀の卵」　どれもNの好物です
クリック♪

きのうセブンイレブンで買っておいた「たこ焼パン」というのを朝食で食べた。
パン自体がたこ焼のような丸っこい形をしていて、てっぺんには削りガツオと青ノリがまぶしてある。
なるほどねぇと思いつつガブリ。
ソース味の利いた、まさに‘たこ焼’の味がする。
（ヘンなのでなくて良かった）とホッとしつつかじっていると、急にフニャリと奇妙な歯ごたえ。
（え？）と思って見てみると、なんと、パンの中にホンモノのたこ焼が入っていた！
・・・捨てた。

きょうは病院の送迎日。
朝方の雨があがり、いっきに気温が上がる。
ヤマツツジは相変わらず満開だが、桜の花びらはもう何処にも見当たらない。
春が終わりを告げたのだなぁと感じる。

きょうは時間待ちの間、宝塚阪急へ寄ることになった。
ハンカチ売り場へ行ったあと、祝賀会の景品を買いに交通公社へ行く。
旅行シーズンなのか、カウンターはお客さんがいっぱい。
そのせいか、ちょっとの買い物なのにずいぶん待たされた（カワイイ女性だったので許すけど）
待っている間に「台湾」「韓国」のパンフレットに目を通す。
行きたいにゃ～♪
台湾の夜市で「担仔麺」食べたい！！　マンゴーのかき氷食べたい！！

お昼は逆瀬川の『神戸屋』に入る。
３年ぶりぐらいだったが、相変わらず大ぜいの女性客でにぎわっている。
パンの食べ放題が魅力なのだろうが、それだったら『サンマルク』の方がずっといいと思った。

食事の済んだNの前にアイスコーヒーが運ばれてきた。
シロップとミルクを入れる。　白いミルクがサッと溶ける様がキレイだ。
と、そのままかき混ぜずにストローでごくごく飲み始めるN・・・

「な、なんでかき混ぜないの？」
「ん？　混ぜへんで・・」
「だからっ！　なんで混ぜへんのよ」
「ミルクをかき混ぜたらキタナイ色になってしまうやろー」
「ミルクはいいよ、かき混ぜなくても・・・でもシロップはかき混ぜるでしょ？フツー」
「なんで？　かき回さんでもいいやん別に」
「（イライラしながら）あのね～、シロップかき回さへんかったら底にたまったままやん！！」
「・・・そーかなあ」
「そーだよっっ！！！」

今までずーっとそうやってアイスコーヒーを飲んでいたのだろうか？？
これを良しとする人間はサスガにいないだろうな・・・

最近、中学生以上の子のレッスンに、出来るだけ連弾を取り入れている。
きょうはAちゃんと、ビートルズの『ヘイ・ジュード』を弾く。
なかなかカッコイイのだ
「ジュードって誰の名前やろ・・・（犬の挿絵が載っていたので）犬の名前かなぁ」と無知な私が言うと
高校生のAちゃんが「曲を作ったメンバーの誰かの弟って聞いた事があります・・多分」

曲を作ったメンバーと言うと、ジョンかポールだ。
今から調べてみよっと♪

おわり


ps
今ググッてみると、こんなのがあった・・・

＞ファンでなくとも聴いたことや知っている人はいるでしょう。ポールが離婚したジョンの息子、ジュリアンを慰めるために作った曲です。ビートルズ最大ヒットとなり、9週間連続一位とか

２９３ ヘアダイ

※お正月の参道、一酔斎さまにオススメのお店　クリック♪

きょうは朝からどんより曇っている。
カメラも無いし気分はブルー。
パーティーも近いので、きょうはめんどくさいヘアダイをする。
例の如く、黒いペール用ゴミ袋をチョキチョキ切って、頭と手を出せるようにしたものをかぶる。
トイレから鏡を持ってきて、パソコンをONにして、玄関のカギを確かめて（誰にも見られたくない姿）いざ開始。
いつも染まりが良くないので、今回は少し奮発して高いメーカーのを買っていた。
A剤とB剤、それに小さなオイルのようなものも足してユックリと混ぜる。
なんかお料理でもしているような気分で楽しい♪
今は髪も短めなので薬剤が余りそうだったが、モッタイナイと思って全部使い切る。
あとはパソコンで遊びながら２０分待つだけ～♪
＜お気に入り＞に登録のサイトを次々閲覧していく（ゲラゲラ、アハハ・・・）

・・・と気がつくと、もう３０分以上経過していた。
あわててお風呂場へ直行、洗い流してシャンプーする。

（薬剤もタップリ使ったし、時間も十分すぎるほど置いたし、今回はキレイに仕上がっただろうな～♪）

ルンルン気分でドライヤーをあてて乾かす。
すると・・・なんか思っていた色目とずいぶん違うような・・・アレレ？
なんだこれー！　赤過ぎやーん！　ショックー

そう言えば、この毛染め買った時って閉店間際だったから、ものすごく急いで選んで買ったんだっけ。
エーン・・・もっとよく考えてから買えば良かったぁ
こんな頭じゃあパーティー出たくないなあ（グスングスン）

ショックのあまりその後３時間ぐらい寝てしまった。

夜『危険な動物達』というビデオを観る。
タランチュラには参ったけど、大好きなワオキツネザルやハナグマが出ていて楽しめた。
コメディーを観るのは久しぶりだった。

おわり

２９２ お買い物

※『キッチン千刈』　N注文の（卵入りカレー）
　　クリック♪（関西以外の方はキモいでしょー）

午前中ケーズデンキから電話、Nが取る。
「ハイハイ、・・・・え？　なんでですか？！」

先日修理に出したデジカメが、保障期間にもかかわらず有償との事だったらしい。
ムスッとしているので
「なんでもかんでも無償という事はないよ」と私が言うと
そんな事はない！　保障期間中だったらどんな場合でも無償だろうと食ってかかられる。
「ゼッタイそんな筈は無いよ。ムチャクチャな事をして壊してしまった時なんかは
タダで治してなんか呉れないよ」
「ムチャクチャなんかしてない。　何もせんのに壊れたんや！」
「うん、そうかも知れないけどさ・・・たまたま運悪く保障外の部分の修理になったんやろねぇ」
「そんなオカシな事があるはずナイ！　保障期間中の故障は全部ただのハズや」
「だから・・そんな全部タダって事はないってば。　
まぁ、自分が知らないうちにヘンな所を触ったりして壊れたんやろうね」
「いーや！！　ゼッタイに自分ではなんもしてないっ」
「じゃあ直接メーカーに問い合わせるしかないよ」
「・・・・・・・」

結局１４０００円を払って治して貰う事になる。

仕事に忙殺されるNを残し、１人「川西阪急」へ行く。
きょうは見たいものが沢山あって色んな売り場へ行ったのだが
どこへ行っても　「いらっしゃいませ～」の声と共に店員さんが寄って来る。
なるべく店員さんがいないのを見定めてササッと入るのだけど
どこからともなくヌッと現れては「どうぞお手にとってご覧下さ～い♪」と言われる。
言われなくたって、気に入ったものがあれば手にとって見るのだ。


きょうもバッグを見ていると、いつの間にかそばに忍び寄って来た店員さんが
「そのバッグいいでしょー？！　けっこう沢山はいりますしねえ」
（沢山入りそうだから見てたんだよ！）

「ホラ、下のマチがこんなに取ってあるから沢山入るんですよオ♪」
（マチなんか私がまず最初に見る所だからよく判ってますっ）

「他に色違いもありますよ。　ホラ、こんな赤とか白とかも夏らしくてナンタラカンタラ・・」
（黒が欲しいから黒みてんじゃーん）

めんどくさかったので、よく見もしないままに‘お買い上げ’をしてしまった。
本当はそんなに気に入ってたわけでも無かったのに・・悔しいな～。

その後も、久しぶりのショッピングにうきうき気分で、色々なものを買いまくってしまった。
そのせいで、最後の買い物の時レジでお金が足りない事に気づく。

「あの・・・ちょっとお金が足りなくて・・、スミマセンがこれ、いいです」
と、スカートを店員さんの方へそっと押しやる。
（なんだコイツは？）というような冷たい目線の店員さん。
「では返品という事ですね？」
「ハイ・・・・・」

大荷物だったので、川西の駅からNに電話。
清荒神まで迎えに来てくれるように頼んだのに、違う道を歩いて来たらしく入れ違いになる。
けっきょく重い荷物を持ったまま我が家まで一人で帰った。
相変わらず＜合わんの呼吸＞だ

おわり

２９１ 参道の食堂屋のおじさん

※和知ホーストレッキングにて、川崎三段の勇姿
　　クリック♪

きょうは待ちに待った月曜日（久しぶりに２人とも何もない日）
でもNは相変わらず仕事が山積み、私もデジカメが壊れているせいもあり
何処にも出る気になれない。

久々に腰を痛めたNについて、近所の行きつけの外科へ行く。
待合室のソファーで、最近まで参道で食堂屋さんをしていたご主人を見かける。
ちょっと変わり者のおじさんで、いつも店の前に立って客引きをしていた。
坂を登ってくる人のそばにツツツと寄って行っては、「ようお参りです」　「おいしいバラ寿司あります
おいしいオデンもございます　景色のよいお部屋もございます」と
来る日も来る日も、１日中飽きることなく客引きに励んでいた。
そのサマが面白くて、ある日向かい側からそっと観察してみた。
すると大部分のお客は思っていた通り、ギョッとした顔で１,２歩後ずさりをして
おじさんを大きくよけながらタッタと逃げてしまうのだった。
そのおじさんはすごく小柄なので、お客さんの顔を下からのぞきこむようにして話すので
よけいブキミに感じるのだ。
確かに、店の裏手が渓谷になっていて見晴らしはバツグンの店だっただけに
ご主人のいらぬ客引きが店をつぶしたようで、それが惜しまれてならない。

きょうの病院の待合のソファーでも、１人‘太極拳’の練習をしていて、周りの人が怪訝な顔をしていた。
どこに行っても目立ってしまうのだなぁと思った


お昼、「ねぎんぼ」でお好み焼きを食べる。
何か隠し味が入っているようで、やたらと美味しかった

帰りTSUTAYAに寄って「木靴の樹」「ミリオンダラーベイビー」「エコーズ」
「危険な動物達」を借りる。
帰宅してすぐ「木靴の樹」の前編を観る。
この映画は２巻仕立で、１巻が３時間ほどの大作なのだ。
信仰心は厚いが、子だくさんで夫のいない貧しい酪農一家を中心に
物語はゆっくりと流れていく。
このブログを書き終わったら後編を観るつもりだが、いっぺんに全部は無理だろうな・・・

３０日の祝賀会の件で、まだまだ決めなければならない事が山積みでNも大変な様子。
でも、気楽な立場の私は当日が楽しみで楽しみでしょうがない♪
N～、しっかり頼んだよー！

夕食はハムエッグ（決して手抜きなワケではありません！　Nの大好物なので）
食後に、宝塚名物「乙女餅」を食べる。　オイシカッタ

おわり

２９０ 水津さん再び

※ニッポンの犬（藍本）　クリック♪

デジカメを修理に出している間は、過去の写真の中からピックアップしたものを載せる事になります。
きょうは、先日訪ねた「藍本」で見かけた柴犬。
岩合光昭さん風に《日本の犬》というタイトルが似合うでしょう。

昨夜は熊本のT君泊。
きょうは朝から一門研究会。
きのう用意出来なかったので、今朝は起きると真っ先にカレー作り。
カレーのルーは相変わらず「ジャワカレー　中辛」
昔は「ジャワカレー」＋「SBコールデンカレー」のミックスで作っていた事もあったが
現在はジャワ単品を２箱使用。
子ども達は正直なもので、あまり美味しく出来なかった時のカレーは
なみなみと悲しくなるぐらいに余る。
逆に、味もとろみもバッチリの出来具合いの日のお鍋はすっからかん。

ジャワの単品にしてからは、大幅に余ってしまう事がなくなった。
カレーコーナーに行っても、ジャワ（中辛）の売れ行きが１番いいように感じる。
私が自宅にいた頃は毎回「印度カレー」というのだった。
あまり好きでは無かったが、今となってはコレもなつかしい気がする（もう無いかなぁ）

この数日、いくら寝ても寝足りない気分で１日中ウトウトしてしまう。
きょうも本当は「川西」へ出かけたかったのだけど、睡魔に負けて２階でお昼ね。

どのくらい眠ったのだろう・・・電話のベルで目が覚める。
出てみると、旅の仙人水津さんからだった。
計画通り明日退院とのこと。
本当に大丈夫なんですか？と聞くと、「普通の人のようにやりたいんですわ」との事。
食事はどうするのですかと聞けば、「普段は出かけてルスの事が多くなると思うので
宅配食はあきらめる」とのお返事。
最近の宅配食は、当日でもキャンセルが利くほど柔軟な対応をしてくれる事を伝えると
「ああ、それなら宅配食を頼みますわ」と即座に納得して下さった。
電話を切る間際、笑い声で「人生これからですから」とおっしゃったセリフが印象に残る。
＜旅の仙人復活編＞の幕がとうとう上がりそうだ！　乞うご期待

こっちも寝てはいられないぞとノソノソ起き出して、ベガの発表会を見に行く。
前半の部で、幼稚園ぐらいの小さい女の子が、おじぎを忘れたままピアノの前に座ってしまった。
会場から軽い笑い声が起こり、女の子は客席に顔を向けたまま困った様子。
どうするのかと見ていたら、イスから降りてその場でピョコンとおじぎ。
場内が暖かい拍手に包まれる。　ほんとに可愛らしい子だった

２部の連弾コーナーで、小学生低学年と思しき姉妹の登場。
お嬢さま風のロングヘアーに、お揃いの白いふんわりしたドレスがよく似合っている。
２人の小さな妖精が弾く『マイボニー』に、うっとりしながら聞き惚れる。
娘をヨメにやりたくないと思う父親の気持ちや、ストーカー（？）の心理がよく分かるような気がした。

晩はS君、T君、F君、K君と食事。
マーボ豆腐のお豆腐の量が多すぎて失敗してしまった
いっしょに出したニラ入り大根餅風のもの（市販品）は好評だった。
食後、あまりの蒸し暑さに、Nを誘ってベガのベンチに行くが
ヨッパライのおじさんがいたので図書館うらのベンチに移動・・・春だなぁ

今夜は徳島のF君泊

おわり

２８９ NHKとデジカメ

※石川君の撮影風景　クリック♪

きょうは終日将棋教室。
午後から、こども名人戦で優勝した石川君の撮影でNHKが入る。
Nから聞いてはいたのだが、すっかり忘れてしまっていて慌てる。
ホウキとチリトリを手にした時は、もうすでに遅かった・・・

我が家での撮影はこれまでにも何度かあったが、いつも思うのは‘録音係りさん’の大変さ。
長い竿状のポールの先端に声を拾う機械がとりつけられていて
それを撮影の間じゅう、両手でささげ持っているのだ。
私だったらまず３０分はもたないだろう（Nだったら３分が限界でしょう）
それを３時間近くこなすのだから、よっぽど根性のある人なのだろう。

滅多にない機会だと思い、石川君と大石三段の対局風景の撮影現場をデジカメで撮る。
わりと静かなシーンだったが、時おりサークルに入れているトビオたちのイビキが
部屋にこだまして恥ずかしかった。
パグのいびきは半端ではないのだ。

そのうち、突如カメラのレンズが引っ込まなくなる！
何度電源ボタンを押しても「シャー、ギギッ」と妙な音をたてるばかりで全く動かない。
レンズを無理やり押し込もうとして、さらにオカシな具合になってしまい泣きそうになる。
もう私の目から２人の対局姿はとっくに消し飛んでいた。
頭の中は　＜買って半年もたっていないデジカメの修理代は一体いくら？＞の不安でいっぱい・・・

いたたまれなくなって外へ出る。
K子さんにつき合ってもらって少し歩く事にした。
アオサギの池～村野藤吾邸～橋本関雪邸～と進み、けっきょく『中山観音』まで行ってしまった。
境内に入ってすぐの露店で小さなコンペイトウを買う。
そのあと、五百羅漢を見たり茶店でおだんごを食べたり、甲山を見下ろすベンチに腰かけて
オシャベリをしたりするうち、いつの間にかカメラの事はすっかり忘れていた。

帰りがけポツポツと細かい雨が降ってきた。
阪急電車に乗ってあっという間に清荒神へ到着。

帰宅後すぐ５人分のハンバーグ作り。
久しぶりのハンバーグは心をこめて作ったせいかビックリするほど美味しかった
食事中、Nに「このハンバーグめちゃくちゃオイシイネ♪」と言うと
「うん、ボリュームがあるね」という返事が返ってきてウレシクなかった・・・

夜、ケーズデンキに行ってカメラを修理に出す。
２週間ぐらいかかるとの事（保障期間中の無料サービスを受けられるらしい♪）

これで３０日の祝賀会では、両方のデジカメが使えなくなってしまった。
ヘンな偶然である・・・

PS
石川君のテレビ放映は東海地方のみだそうです。

おわり

２８８ 残酷なシーン

※我が家の花壇＜目玉おやじ＆叫び＞　クリック♪

青空と雨雲が激しく入れかわる１日。
きょうも洗濯をサボってしまった。
我が家は物干し場が２階のベランダなので少々めんどくさいのだ。
本当は１階の庭で干したいのだけど、将棋教室の子ども達と言えど
Nのはためくパンツなど見たくはないだろう。

レッスンの空き時間に、きょう返す予定のビデオ『カジノ』を見る。
賭博世界のウラ事情を描いたおもしろい筋立ての作品だったが
時おり残酷なシーンが出て来るのでそのたびに目をつぶる。
最後辺りで我慢できないシーンが始まりそうだったので、仕方なく観るのをあきらめた
男の人は、なんでこういう残酷シーンが平気なのだろう？
以前『セブン』を観た時は、２年ほどフラッシュバックに苦しんだので
それ以降は特にその手のシーンには臆病になってしまった。
（オバケとか怪談ものは平気）
それにしても、悪女のシャロン・ストーン、もっと見ていたかったなぁ・・・

「きょうの夕刊（朝日）に糸谷君の写真と記事が出ますから」とのtel。
夜見てみると、糸谷君が両手に大きな駒を持ったオモシロイ写真が載っていた。
（広島では明日の朝刊になるとの事）

きょうの夕食は「焼きウドン」と「野菜スープ」。
それだけで足りなかった私は、朝食用のレーズンパンを３個食べてしまう。
いつでも出荷OKの立派な‘霜降り牛’である（エヘン・・・）

おわり

２８７ 木曽路

※『木曽路』にて、すきやき定食を食べるN　クリック♪　

午前中、病院の送迎。
強い風が吹き、この２,３日とはうって変わって肌寒い日。
西宮までの道のりに見える桜は、さすがにどれも葉桜に変わっている。
その代わりにヤマツツジが満開で、あちこちに見える濃いピンクに思わず目を奪われる。

きょうも特別な行き先も無いままに２５０円を払って‘西宮北有料道路’に乗った。
「船坂」を抜けて山口町方面へ向かう。
途中通る「金仙寺湖」の辺りで見かける『奇蹟の殿堂　神霊教』の大看板がいつも気にかかる。
『安さの殿堂　○ン・キホーテ』というのもあるが、どちらかが真似でもしたのだろうか。
建物はあるようだが、出入りする人を見たことが無い。
こっそり入って見つかったらつまみ出されるだろうか・・・
一度試してみたい気もする（どうせNがヤメロと言うだろうけど）

山口町の有馬川沿いのコンビニの駐車場に車を停め（もちろん買い物はした）
辺りをブラブラする。
思ったより冷たい風が吹き荒れていてビックリ（ほとんど真冬並み）
この辺りはいつ来ても宝塚より２,３度気温が低い気がする。

農家風の家が多く、庭先でチューリップやスイセン、ヒヤシンス、ムスカリなどが
美しく咲いていた。
写真に撮ろうと思っても、この風でなかなか思うように撮れない。
（プロのカメラマンはどうやって風対策をしているのだろう？）と考える。

路地の向こうにチラリと鐘つき堂が見えた。
行ってみると『明徳寺』というお寺さんだった。
入り口の‘アオキ’に、赤いツヤツヤした実がいっぱい生っていた。
子どもの頃、食べていたような記憶もあるのだけど・・・違うかな？
おいしそうだったけど今回は念のためパス。

途中Nのカメラの調子が又おかしくなる。
今回はどんなに触ってもダメなようだった。
きょうは散策も早めに切り上げ病院に戻ることにする。

お昼は、逆瀬川（中津浜線沿い）に新しく出来た『木曽路』に入る。
３人とも「すきやき定食」を注文（Nと私は大を頼む）
テーブル席なのに個室っぽくしつらえてあって、なかなか落ち着ける。
すきやき定食も、安価のわりにはご飯のお代わりも出来るしお肉もタップリ。
店員さんたちの応対もていねいで気持ちよく過ごせた。

夜『渡る世間は鬼ばかり』を観る。
きょうはバトルが少なかったので少々つまらなかった。
家出していた五月が戻ってきた時の勇のうれしそうな顔を見て、ホロッとする。
角野卓造のいい味が出ていた

それにしても今夜は寒い・・・

おわり