29日(火)
ようやく息子の部屋の明け渡し日。
3人で9時半過ぎに家を出て大阪へ。
約束の11時に担当者の男性が現れ、書類にサインをしたあと部屋の点検が始まる。
水をジャージャー出したり、エアコンをつけたり消したり。
こういう時、どんな態度でいるべきかちょっと迷う。
あまり不安にチラチラ見ていると、何か隠してるとカン違いされそうだし
かと言って妙に明るい風を装っても、かえって怪しまれそうだ。
どうして良いのか分からなかったので、バッグの中身をゴソゴソ触ったり、意味もなくそばの壁を見上げたり、「きのうに比べたらずいぶん暑いね」 と、同じようなことを何度もつぶやいたり・・・・、
我ながら、ずい分ぎこちない演技だった。
10分ほどして、「ハイ。 いちおうOKです」
「・・・えっと、流しのゴミを受けるプラスチックのカップが無いですねえ」
ひえ~、バレたか!
実は、何日か前に無くなったのに気づいてはいたのだが、まさかそんな細かいことを発見されるとは思ってもいなかった。
さすがプロ、恐れ入りました。
ハウスクリーニング代15000円(退出時は誰でも払わなければいけない)とカギを渡した後、
余ったダンボール箱と掃除道具を入れた紙袋を持って部屋を出る。
ダンボール箱は、買ってきたキレイなのを3,4枚、以前古ダンボールを分けてもらったクツ屋さんへ持って行く。
あとは破いてゴミ箱に捨てて終了。
ホッとしたあとは、散髪へ行く息子と別れて電車に乗る。
梅田でお昼の予定だったが、京橋に差しかかる頃グランシャトーの話題になり、そんならここで降りようということになった。
京橋駅を出るとすぐにグランシャトーの看板があり、例のあのメロディーが路地いっぱいに流れている。
グランシャトー
背の高いシャトービルを撮影したあと、人形をつかむゲーム機のある入口からエレベーターに乗り、6階のシャトー飯店へ。
一体どんなところだろうとドキドキする。
6階に着いてエレベーターのドアが開くと、そこがもうシャトー飯店の入口で、目の前には中国高級家具セットが置かれている。
中国の二つ星ホテル辺りのフロントみたいだ。
店内も広々としているが、どことなくなつかしい昭和チックな雰囲気に包まれている。
1時を過ぎているせいかお客さんも少なく、少し離れたテーブルでは、何か意味ありげな中年のカップルがうつ向きながら生ビールを飲んでいる。
窓の外へ目を向けると、古いビルとビルの間からオレンジ色の環状線の走るのが見える。
そしてラヴホも・・・・。
少し待って注文の定食が到着。
八宝菜に白ご飯、濃厚でたっぷりとしたコーンスープにザーサイ、それにデザートの杏仁豆腐がついて600円(ご飯もお代わりし放題だそうです)
味も量もそこそこでこの値段は、さすが大阪である。
それにしても、窓から見える空がどんどん曇ってくる。
もう今にも降りだしそうだ。
「天気予報、降水確率10パーセントって言ってたのになぁ」
「洗たく物、出しっぱなしにしてきちゃったよ」
と言っているうちに、突然ザーッと降りだした。
おまけにカミナリまで聞こえてくる。
初めてのグランシャトーにふさわしい天気だなーと思った。
夕食後
T整形の帰りに中山のコーナンへ寄るが、着くと同時に火災警報が鳴り響き、はしご車や消防車が駆けつける大騒ぎとなる。
結局イタズラだったらしいが、こんな間近で消防士さんを見るのは初めてのことだった。
年齢層の高いのがちょっと意外だった。
帰宅後、ケーブルテレビで 『レッツゴーヤング』 をやっていた。
若かりし頃の中森明菜や松田聖子をボーッと見ていたのだが
そのあとで現在の太川陽介が映り、あまりの変わりようにビックリする。
でも、性格は良さそうな人だなあと思った。
30日(水)
1ヶ月ぶりの園田。
愛媛行きや結婚式、息子の引っ越しなどが重なり、なかなか行けなかったのだ。
園田屋さんへ行き、まずはsyuちゃんに 「岩田さん、よかったですねー」 とアイサツ。
久しぶりのラー油入り中華そばとヤキトリがおいしかった。
9Rの交流競争ではシゲルアンズとシゲルパイナップルのフルーツ馬券を購入するがハズレ。
まあ、私がそんなブリッ子の買い方をしたところで当たるはずが無い。
それよりも悔しかったのが2Rの鴨宮。
いつも使っている扇子にも書いてある 「軽ハンデの追い込み馬に注意」 をすっかり忘れていた
この日はトントンの収支だったが、やっぱり生観戦は楽しい。
そして、園田の馬はみんなカワイイ。
これからの暑さに備え、少しずつ体力をつけなくてはと思う。
おわり