ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

792 休耕田のコスモス

2007-09-24 22:26:48 | Weblog
※ 「どれもウマそうやな~」  マリー・アンジュにて。
  クリック♪


坪井5級、AM9時49分発の新幹線で帰る。

源さんが、玄関のあがりがまちから靴の上に降りていてビックリ。
昨日までできなかった事がきょう突然できるようになるのは人間の子供とおんなじだ。
注意して見ていなければならない。

お弁当を作って11時過ぎからドライブ。
西谷へ入ると ‘いも掘り’ ‘栗ひろい’ と書かれたノボリがあちこちに立てられ、どこも家族連れで賑わっている。
珍しいなあと思っていたら、きょうは秋分の日の振り替え休日だった。
森脇農園の入り口に、巨大なクマさんのオモチャが出現していて一瞬驚いた

お腹がペコペコだったので、千刈水源地に車を停めてお弁当にする。
きょうは大きなバイクに乗った60歳過ぎのライダー、黄色いゴムボートをふくらます家族連れの姿もあった。
こういう事はかなり珍しい。

休耕田のコスモスを見に三田へ向かう。
途中Nが、「あ、マンジュシャゲや!」 
向こうの畑の縁に、私の苦手のヒガンバナが真っ赤に群れ咲いている。
「それさ、死人花(シビトバナ)って呼ぶんだよ」
マンジュシャゲという響きも独特だが、他に、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな) という言い方もあるらしい。
針金細工のようにピンピンおっ立った赤いヒゲが、そこはかとなく恐ろしい


休耕田に差しかかるがコスモスの姿は無い。
稲刈りの跡があるので、今年はコスモスの種を蒔かなかったのだろう。
もう少し行くと、ポツポツとまばらに咲いている畑があった。
他にも2,3組カメラを持った人達がいる。
「今年は少ないですねえ」
「去年はいっぱいだったのにねー」
そばの看板に、『県営ほ場整備事業(地域開発関連型)波豆川地区 農林水産業補助事業』 と書かれていた。

道の向こうから、稲の束をドッサリ積んだリヤカーを押すおばあさんと、その後ろからチョコチョコついてくる小さな男の子の姿が見えた。
(わあ! 絵になるな~)
「重そうですね」 と言うと、「ああ、きょうは暑いしねえ」
そのあと、「お宅らは気楽でいいねー」 

まあ確かに気楽に見えるだろうけど・・・


もっと行くと、刈り取った稲がズラリと干されている風景が見えてくる。
そばの羽束橋を渡ると、すぐ前の田んぼに大勢のシロサギが並んでいる。
「わー、何してんだろう!」
こんなに沢山のシロサギが一同に集まるのを見るのは初めてだ。
数えてみると20羽近くいた(多分もっといたと思う)
横のあぜ道をゆっくり走り抜けると、純白の羽を広げて次々と飛び立っていく。
「なんだか悪いね」
「いや、どうせすぐ戻ってくるやろう」

あぜの脇に車を停めて歩いていると、すぐ目の前の、まだ借り入れの終わっていない黄色い田んぼに1台のコンバインが入った。
と思う間もなく、エンジン音を立てて借り入れが始まった。
こういう光景を間近で見るのは初めてだったので、興味津々で眺める。
若い男性を乗せたコンバインは、一気に幅3メートルほどの稲の海をザクザクと刈り取りながら進んでゆく。

「刈りいれは1日で終わらすんですか?」 と、そばで見ていた仲間のおじさんに聞くと
「あっという間に終わっちゃうよ」

車の前部から噴水のように吹き飛んでいるのは籾殻だろうか。
わき腹の茶色いツバメのような鳥達が、コンバインの上をヒュンヒュンと機敏に飛び回り、吹き上げられる籾殻を器用についばんでいる。
まるでサーカスを見ているようだ。

帰宅途中、マリー・アンジュ に寄ってアップルパイを買う。


家へ着いて、ソファーでテレビを見ながら眠りこけてしまう。
Nも和室で眠っていたらしい。

5時に、伊丹将棋センターの奥さんがクルマで迎えに来て下さる。
きょうは将棋センターの10周年記念パーティーなのだ。
「ひょこまわりだけは勘弁してくれないかなあ
Nが珍しく泣き言をいう。
ひょこまわりは、伊丹将棋センター恒例のイベントらしい(ガンバってね~

私は宝塚阪急へ愛媛母のオミヤゲものを買いに行く。
萩月のあられのあられを色々取り混ぜて買うが、自分1人で持って帰ることをウッカリしていて、すごい荷物になってしまった
あと、大寅のかまぼこ を買って、クタクになって帰宅。
やっぱりクルマはありがたい


Nは10時半に帰宅。
ひょこまわりは見ていただけだったそうだ


おわり
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2 コメント

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稲刈り風景 (内藤)
2007-09-25 09:47:05
関西は稲刈りシーズンのようで早いですね。長野では「わせ」の稲刈りは始まってますけど。
私の小学校の頃は毎年、稲刈り休みというのが1日あって楽しみでした。稲刈りの時期というのは意外と集中するので必要だったみたいです。私も2回くらい手伝ったような記憶があります。
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内藤さま (ルン)
2007-09-27 00:30:54
長野の稲刈りシーズンは遅いのですね。
こちらでは、ほぼ8割~9割がたの田んぼが稲刈りを終えているようです。

それにしても 「稲刈り休み」っていいですね。
教えてgooにこんな質問と答えがありましたので貼っておきます。

Q) 昔は農繁期に秋休みがあったということを聞いたのですが、実際にいつ頃にどれ位休みがあったのでしょうか?知っている方、教えてください。

A) 秋休み。なつかしいですね。
20年程前ですが、小学生のときに田植え休みと稲刈り休み、ありましたよ。
田舎の方にしかなくて、同じ高校の学区でも、市内のほうはなかったです。

田植え休みは6月中旬、稲刈り休みは9月の終わりごろで、
それぞれ1週間くらいだったと思います。(日曜込みで)
土曜休みなんて無かったですし。
その分、夏休みと冬休みは1週間くらいずつ短かったです。

ちなみに私の出身は長野県です。

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