エントリーが800を超えたので、音楽話を。実は、750の時に書こうと思いつつ、結局過ぎちゃいました。(^^;ヾ
今回は、前回「お預け」になっていた「調の名前」について。「長調」と「短調」については、前回説明したと思いますが、今回は、全部の「調」について、お話を。
鍵盤楽器をイメージして説明しますと、音階には「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音あります。あと、その他に、その間に黒い鍵盤の部分が5音あり、合計すると12音あることになります。これが1オクターブ。あとは、音の高低差だけで、音的には同じことのくり返しとなるので、音の種類というのは、この「12音」が基本です。
実は、この12音に名前がついてます。普段使っている「ドレミ...」だとややこしいので、日本語では「イロハ二ホヘト」、専門家が使う「ドイツ音名」だと「A(アー)B(ベー)C(ツェー)...」ですね。
よく、オーケストラなどが演奏を始める前に「音あわせ」をしてますが、この際使うのが「ラ」の音。ピアノの調律をする際も、基準になるのは「ラ」。なので、音名は、その基準となる「ラ」から「イロハ...」「A、B、C...」と付けられています。
実は、前回の時にも書きましたが、音階の法則的配列を使えば、どの音からでも「ドレミファソラシド」に聞こえる「音階」ができます。なので、長調だけで12種類あることになります。これらを区別するために名前があるわけで、日本語バージョンなら、始まりの音(「ド」に聞こえる音)の音名から調の名前になります。つまり、始まりの音が「ラ」なら、その音名は「イ」なので「イ長調」。「ド」なら、音名は「ハ」なので「ハ長調」...となっていくわけです。
ドイツ音名で言うと、「ラ」=「A」=「A dur」(アードゥアー)ですが、長調の場合、「アー」だけで通用します。同じように「ド」=「C」=「C dur(ツェー)」...。となっていきます。これを、英語読みすれば、普通に「A(エー)」「C(シー)」となり、ポピュラー音楽の場合、こちらの方がよく使われてますね。
ここでは、「長調」だけの説明をしましたが、同じように、「短調」にも12音分の名前があります。その場合、日本語なら「イ短調」「ハ短調」...ドイツ音名なら「a moll(アーモール)」「c moll(ツェーモール)...(ドイツ音名の場合、短調は「小文字」で書きます。) 英語読みなら「Am(エーマイナー)」「Cm(シーマイナー)」...となっていきますね。
まあ、こんなところですが、お解かりいただけたでしょうか?
ここで、ちょっと勘違いしやすいのが「コードネーム」ですかね。 今回書かせてもらったのは、あくまで、「調」の話なので、よく歌本などに出てくる「コード」とは意味が若干違います。「コード」とは、一言でいうと「和音の名前(種類?)」のこと。では、次回は、この「コード」について書きましょうか...。(^^)v
※ もし間違っている箇所があれば、ご指摘くださいませ。
※ ドイツ音名の「B」ですが、書き忘れました。「シ」の音は「H(ハー)」ですね。「シ♭」の音名が「B(ベー)」となります。
私も、最近、左手の動きが鈍く感じます。(ピアノ演奏の際)
この他、駄洒落ではありませんが、無理なことをすることを「目でおせんべいを咬む」とか「闇夜のカラスを捜す」と表現することがあります。
やん姫さんもお姫さんもギターのFがまさしく”苦手”だったのですね。
確かにA,D,E,Am,Emなどのように開放絃が多いコードに比べると人差し指で全ての絃を押さえるFは指の力がないとうまくいきませんね。
私も若い頃は難なく押さえることができたコードやクラシックの演奏がパソコンなどのVDT作業を始めるようになってから著しく衰えてしまいました。
歳のせいかもしれませんが、情けないと思います。
いや~、音楽の勉強を専門的に何年も勉強すれば、これくらいは...。(・_・;)
しゃあさんは、その分、工業系のことや、鉄砲関連の専門家でらっしゃるし...。
>子猫さん
ダジャレを言ってるのはダレジャ? ←しつこい?(笑)
>やん姫姉さん
私も、ギターにトライしてみた時期があるのですが、どうも、弦楽器と管楽器とは、相性が悪いようで、すぐに挫折しました。(^^;ヾ
ギターの場合、コードの理屈よりも、押さえる指で憶えてしまった方が、いろいろ使えるからいいですよね。私も、Fのコードができませんでした。(汗)
クラシックギターで、フォークソングをしていました。(^^ゞ
Fのコードを抑えるのが、難しくて、ごまかしていましたっけ・・。(^_^;)
C・Am・F・G・Em等の コードを駆使して、遊んでいた頃を思い出しました。
AmだとかCmというと、コンビニとコマーシャルではなくコード(と言っても電線のことではありません)を連想してしまいます。
次回はそのコードの話にコードー(行動)を移されるわけですね。
きっと私は”ワオン”と驚きます。
尊敬しちゃう。
ボクはサボリの専門家です。