ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「デシリットル dL」

2013-07-17 | 日記・エッセイ・コラム

 以前から疑問に思ってましたが、どうして小学校の算数では、液体の量の単位として「デシリットル」を教えるんでしょうねェ。
 というのも、放課後教室で宿題をやってる子たちに、「わからない! 教えて~!」というぼやきと共に、よく直面する問題が、この「デシリットル」だからです。

 「デシリットル」といえば、子どもの頃、学研の「科学」の付録に「デシリットルます」というのがあって、楽しく遊んだ記憶があるけど、その後の生活の中で、全くというほど、使った記憶がない。(・_・;)
 むしろ、「L:リットル、リッター」「m?:ミリリットル」=「CC」、等の方が、身近な所で、よく使っていると思う。
 だいたい、料理で使う「1カップ」ってのは「200m?」のことだし、「大さじ(15m?)・小さじ(5m?)」にしても、単位はみんな「m?:ミリリットル」だ。
 大人になってから、そういえば、昔習った「デシリットル」って、どんな量だっけ? と思い、改めて調べてみたほど、普段の生活には馴染みがないと、私は思う。

 「1デシリットル」=「100ミリリットル」 だよね。(たぶん)

 小学校の低学年の子たちには、ペットボトルを見せれば、「1.5リットル」や「2リットル」の量を、すぐに理解できると思う。少ない量の「ミリリットル」についても、メスシリンダーや大さじ・小さじなどを使えば、すぐに理解できそう。もちろん、「量」的には、「これが1デシリットル」だと、「見せれば」わかるだろうけど、それが、「量を比較してみよう!」という、文字だけの問題を見ると、日頃馴染みがないだけに、とたんにわからなくなってしまう。説明する方のコチラも、かなり苦労する。

 「単位を揃えて、比較する」としても、「ミリリットル」と「リットル」の2種類ならば簡単だろうに、そこに「デシリットル」も入ってきて、「3通り」になるから、またまた複雑になる...。

 「デシリットル」の単位は、必要なのか? 大いに疑問に思う私なのであります。(まことに勝手な言い分ですが...。

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4 コメント

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 昔、”1000,100,10,1,1/10,1... (子猫)
2013-07-17 21:46:52
 昔、”1000,100,10,1,1/10,1/100,1/1000”を”キロキロとヘクトデカけたメートルがデシに追われてセンチ、ミリミリ”と憶えました。デシというのは1/10ですが現実的には1デシメートルと言うのは使わず10センチメートルとか100ミリメートルと言います。これと同じように容積も1デシリットルというのはあまり使いませんね。ただ昔はお酒や牛乳が1合でしたので1合のことを1.8デシリットルと言ったこともありました。
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★ポテト姫ちゃまへ (やん姫)
2013-07-18 11:01:57
★ポテト姫ちゃまへ
1合が約2?なので、豆や穀類を小売りにする時に使っているそうですよ。
↓ ウィキぺディアより
日本では、10分の1リットルであるデシリットル (dL) を小学校で学ぶが、日常での使用頻度は少ない。この単位は現在(2005年9月)のところ、豆や穀類を小売りする際に用いられている。計量法の施行により、従来使われてきた尺貫法ベースの計量単位が商取引に使えなくなったため、1合(約1.8039デシリットル)に比較的近い2デシリットルを販売の基準としている。


料理のレシピでは、砂糖 15ml 塩5ml  水 200cc と使っていたりしていますよね。



>「1デシリットル」=「100ミリリットル」 だよね。(たぶん)
正解です。


大昔は、国によって長さの単位が違っていました。

世界共通の長さを単位を決める時、元になったのが、地球の子午線です。(メートル法)
地球の北極点から赤道までの子午線弧長の1000万分の1として定義される新たな長さの単位「メートル」が決定されました。



メートル法を元に、容量の単位も面積や体積の単位もきまりました。
1リットルの現在の定義は10-3立方メートル (m3) = 1立方デシメートル (dm3) である。すなわち、1辺が1デシメートル (10cm) の立方体の体積となる。
要するに、縦10センチメートル 横10センチメートル 高さ 10センチメートルの容器に水を入れた量1000センチメートルが1リットルの体積になります。
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ポテト姫さん、初めまして。「はまぎく」と申します。 (はまぎく)
2013-07-20 00:32:12
ポテト姫さん、初めまして。「はまぎく」と申します。
私は小学生に勉強を教えているのですが、たしかに[1dL]を何故学ぶのかが長年の謎でした。
しかし、最近になって、1L=10dLを小学校2年生のときに教えておかないと、小学校3年生になって小数を教えることがうまく運ばないからではないか、と気づきました。
小学校3年生に、1を10等分する、ということを具体的にイメージさせるのが、1L=10dLで、私はグリコの100mLのジュースの空パックを10個くっつけて、2年生には「これが1L=10dLですよ」と示しています。そして、3年生には、「このパック1つ1dLが0.1Lなんですよ」と示しています。
この1dLのパックを5個ずつ2列につなぐと、牛乳パックの1Lに大きさが近くなるので、子どもたちも理解しやすいようです。
スーパーで、ぜひ、私が「この世にたった一つの1dL」ではないか、思っているグリコの幼児牛乳や幼児ジュースのパックをご覧になってみてください。



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>子猫さん (ポテト姫)
2013-07-20 13:05:23
>子猫さん
 ある意味、「数字アレルギー」がある感の私としては、最初の数字を見ただけで、ジンマシンが出そうです。(・_・;)

 思うに、次の学習への「つながり」など、重要な意味がないならば、もはや「1合、2合...」が現実的ではなくなった現代ならば、指導要領の段階で、カットしてもいいのでは? なんて勝手に思っている次第です。

>やん姫姉さん
 ふ~む、ウチの方だと、お米屋さんなどは、いまだに「5合ください。」というと、小豆などを「五合枡」で測って、売ってくれるけどねェ。(・o・;) ところ変われば、「デシリットル」を使ってるとこもあるんですかね?

>はまぎくさん
 はじめまして。(^^)v 「はまぎく」というと、もしかして「那珂湊」にお住まいかな?(^_-)

 なるほど、そういう考えもあるわけですね。(・_・;) 確かに、小2までに、かけ算九九をしっかり身につけておかないと、次の小3で習う「割り算」が理解できない、というのと同じ現象がおこるのでしょうか...。
 でも、もしかすると、指導目標にはあるものの、実際には、授業時間数が少ないのが実態なのかもしれませんね。「時計の読み方」もそうですが、息子の担任だった先生が、「じゅうぶんな時間が取れないので、じっくり教えてあげられない」とぼやいていたことがありました。
 「デシリットル」に関しても、毎年、今頃の宿題を見ていると、「まったく理解できていない」段階で、数字だけの問題を解く状況になっている子たちに多く出くわします。

 なので、「じゅうぶんに時間が取れない」状態で、特に重要でないなら、項目から削ればいいのに...なんて、勝手に思ってしまうわけであります。(^^;)
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