最近、チビチビと読んでいるこの本。まだ、1冊目の後半4分の3くらいのとこまでしか進んでいませんが、やはり話題になるだけのことはありますね。
以前から、彼の作品はいくつか読んでいますが、どうも私には、彼の作品の「良さ」が、イマイチ理解できなかったのが事実。でも、この本は、「惹きこまれる」ものがあります。「良さ」とか、そういう簡単な言葉では表現できないものがありますね。
「1984年のこと」という前提はあるみたいだけど、「必殺仕事人」みたいな話が出てきたり、「学習障害」「カルト教団」「布教活動」「DV」「児童ポルノ」...など、その後、研究が進んだ内容がたくさん出ていたり、はたまた、ゲームの「ピクミン」みたいなモノ? と思われる物体?が出てきたり...。全く、筋書きの「先」が読めない、だからこそ「面白い」本ですね。
彼の、多方面に渡る、含蓄の深さというか、細かく調べたり、研究されてるだろうことには、とても感心します。
このところ、「佳境」に入りつつあって、「止まらなくなる」状況に陥っている状況です。
もし、自分が映画監督で、キャストを考えるのが可能だとしたら、この「上品な老婦人」は「八千草薫」かな? と思っていましたが、読み進めるうちに、「奈良岡朋子」の方が合ってるかな? なんて、勝手な想像をして楽しんでみたり...。
さて、1冊目は、「図書カード」を使って購入しちゃったけど、2~3冊目はどうしよう...? そろそろ図書館も機能し始めたかな...?
と言う事で小生にとっての1984年は目まぐるしかった年でした。
では。
残業時間=150時間って、あきらかに「労働基準法」を無視しているのにもホドがある感じですね。(-_ー;)
「職人の世界」とは、そういうものなのかもしれませんが、どうなんでしょう?
「大ヤケド」...痛そう...。(*_*;)
大変な年でしたね。私にとっても、就職2年目で、てんてこ舞いな年だったのを憶えています。
この小説の場合、そういう「現実的な意味」での「1984年」ではなさそうですよ。(^_ー)