地震から一週間。思えば、ピアノレッスンに来る生徒さんたちを待っていた頃の出来事でした。
「レッスンはできる状況ですが、来られる心境ならばどうぞ。」と連絡を入れると、生徒さんたちは、喜んで?来てくれました。
どうも、子どもたちは、「暇」を持て余しているようですね。
私も、久しぶりに味わった、これまで通りの「平穏な」日常の一部分が戻ってきたようで、安らかな気持ちになれました。
「旅立ちの日に」の伴奏が弾きたくて、密かに練習を積んでいた小6のAちゃん。オーディションを勝ち抜いて、見事「伴奏者」の座をゲットできたものの、この地震騒ぎのため、音楽室にて、卒業生のみの、小規模なものになってしまうようです。
本来ならば、全校生徒&保護者&全職員&来賓 等、大きな晴れの舞台で弾けるはずだったのに...。それでも、けなげに練習を続けている様子でした。
「こういう時で、皆さんの心は傷ついているはずだから、元気に華々しく弾いてあげてね。」と言うと、にっこりしてコクンと頷いてくれました。
本当なら、今ごろは卒業式も終わっているはずでしたが、来週の水曜日に、終了式ともども行われるそうです。せめて、元気な歌声で「旅立ちの日に」が響き渡るといいですね。
時間はあるのですが、どうも外に音を出すのに気が引けてしまっています。
でも黙唱しながら自分自身をはげましています。
音楽の力ってすごいですね。
音、出しちゃって大丈夫ですよ。
ウチの娘、昨日中学の卒業式で卒業生側の合唱の伴奏を
泣きながらやってましたよ。
ウチでも練習してましたし・・・。
何かにつけ、ピアノ伴奏をしていた娘。
伴奏ばかりで校歌を歌った事が無いことに気付きました。
卒業式前日に歌詞を覚えて、卒業式で初めて泣きながら歌いました。
お嬢さんのご卒業おめでとうございます。
私の場合、ギターでメロディを弾くのはクラシックだけで、歌の伴奏はコードだけですので弾き語りが容易にできるのですが、誰かにピアノの伴奏をしてもらって唄う時はタイミングを取るのに苦労します。
と言うことはピアノを演奏する側も歌に合わせてタイミングを取ることに苦労していると思います。
私の場合、卒業式と呼べるようなことがこの先見当たりませんのでしゃあさんのコメントをきっかけにギターと歌の練習を再開しようと思います。
私も、しゃあさんと同様に、「音を出す」ことに問題はないと思いますよ。まあ、トランペットなどの金管楽器や、エレキギターみたいな、大音量が出るものは、近所迷惑かと思われますが...。(^^;)
ギターやピアノ、バイオリン類など、「弦」を音源にするものや、フルートやオーボエなど、木管楽器ならば、むしろ「癒し効果」が期待できるかもしれません。(演奏技術が、あまりにも下手な場合は、注意が必要かも...。:笑)
私も、電気のない3日めの夜には、あまりにも暇なので、手探りでピアノを弾いて過ごしてましたよ。(^_ー)
ピアノ伴奏者は、普通、歌いだしのきっかけのところで、呼吸を合わせてくれると思われますよ。(少なくとも、私の場合は、そうしてます。)(^^)
>しゃあさん
娘さん、凄いですね。(・o・;) それにしても、ピアノ奏者のライバルがいないことも、珍しいような....。
そういえば、私の教え子にも、偶然、人材不足の学年で、校内合唱コンクールのときに、自分のクラス分はもちろん、全体合唱などを合わせて4曲、全部一人で弾いた子がいました。
その子曰く「少しは歌いたい...。」とのことでした。(^^;)