ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

大往生

2013-07-02 | 日記・エッセイ・コラム

 こういう場所に、あまりプライベートなことを書く方針ではないのですが、一応報告だけ...。

 実は先週、実母が91歳で永眠いたしました。91回目の誕生日を迎えた2日後でした。

 思えば、5年前の今頃にも、ちょっとしたきっかけで呼吸困難になり、「あと一週間」と言われたことがありましたが、その時は、なんとか持ち直し、その後は、その時の騒ぎがまるで嘘だったように平穏な状態が続いておりました。

 その後は、徐々に徐々に、食べる量が減ってきたり、喉にモノがつかえやすくなったために、口から食べるのが困難になり、やがて点滴だけになり.....と、少しずつ終焉に向かっていった感じでした。

 その間、食べ物が喉につまって呼吸が止まり、救急搬送される途中で、息を吹き返したり、熱が出たりして入退院を何度か繰り返したけれど、その度にすぐに回復し、生命力の強さを見せてくれていました。それよりも、だいたい「点滴だけ」になってからも1年以上生きながらえていた事実も、かなり驚異的なことなのだそうです。

 バタバタと告別式までが終わりましたが、49日や新盆、来年の一周忌まで終わって、ようやく「実感」できるのかもしれませんね。

 今はまだ、なんだか「気が抜けている」状況であります。

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5 コメント

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小生も昨年から今年に掛けて近しい方が続けて亡く... (水浜軌道)
2013-07-02 21:38:55
小生も昨年から今年に掛けて近しい方が続けて亡くなりまして。特に近しい方との別れ(しかも現役バリバリ世代)が事故や病気でアッという間にお別れすると、実感が湧きませんね。
とにかく忙しく時が過ぎて行き、気付けば何年も時間だけがむなしく過ぎ去ることでしょう。
合掌。
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 母の場合は、年齢も年齢ですし、何度も覚悟する... (ポテト姫)
2013-07-03 11:36:10
 母の場合は、年齢も年齢ですし、何度も覚悟する機会があった上でのことなので、「いよいよ...」という感じでしたが、若くて元気だった方が、突然亡くなるのは、なんともやりきれない思いがしますよね。(-_-;) お互いに、ご愁傷様です。(-人ー)
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お母様のご冥福をお祈りいたします。 (やん姫)
2013-07-04 10:06:13
お母様のご冥福をお祈りいたします。
お母様の生命力も素晴らしいと思いますが、ポテト姫ちゃまはじめ、お身内の方々のサポートもあったから、お母様は長生きされたのではないでしょうか?
お疲れが残りませんように・・。
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こんにちはっ。 (ろいたぁ)
2013-07-06 09:04:14
こんにちはっ。
 
91歳、大往生。
と言っても、子からしたら、やっぱ親はいつまでも元気で生き続けて欲しいと思いますよね。
 
今は気が張ってると思いますが、一段落したあと一気に疲労が襲って来ると思うので
ポテト姫さんもお身体にお気を付けて下さい。
 
謹んでお悔やみ申し上げます。
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>やん姫姉さん >ろいたぁさん (ポテト姫)
2013-07-06 13:11:59
>やん姫姉さん >ろいたぁさん
 ご心配、ありがとうございます。m(_ _)m

 既に10年くらい前から、まともな会話は成立していないとしても、会いに行っても「誰だかわからない」と言われても、ふと、「気にかける相手」がいなくなったと思うと、やはり淋しくなりますね。これでもう、どちらの親もいないんだなァ...と思うと...。

 あとは、母が長生きしてくれた分、子どもたちが自立して安定した生活ができるのを見届けるまで、自分たちが長生きすることを志すことにしましょうか。(・_・)
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