すでに日本でも報道されているが、またもシーシェパード(SS)が衝突事故を起こした。無法者が環境や資源保護に名を借りた異常行動で耳目を引こうとしていることは明らかだ。現場にいないわれわれは報道に頼るしかないがSS側は日本船が「サメのように旋回して自船衝突した」と主張しているらしい。(NZPA 2月6日を参考した)
SSの創始者で」船長でもあるPaul Watsonは, 日本の側がSSのBOB BAKER号に衝突を仕掛け本船は水線上部の外板に長さ90センチの深手を負ったと語っている。乗組員の負傷はない。ワトソン船長の言い分は「完全に日本船の恣意的な行動。4隻の日本船がBob Baker 号をサメのように取り囲んだ」と衛星電話でAAPに語った。現場海域は平穏であり、損傷部は溶接で補修可能という。
この報道は片手落ち。
衝突に至る前、自船はどう行動したのか、妨害行動や悪臭のする物質の投擲をしたことなどは記事に載せられていない。捕鯨船団側は当然状況を把握できるビデを記録を残しているはず。これを見れば日本側が急旋回したかどうかも明瞭なはずだ。
SSに限らず、資源保護・消費者保護という美名の旗の下に自己利益を追求するNPO団体が急速に増えている。まじめに働く生産者や加工業者を幻惑し、自己の“承認ブランド”押し付ける新手の産業分野の出現ではないか。環境にからんでの売名や金儲けの発想はこれからも続くことだろう。
SSの創始者で」船長でもあるPaul Watsonは, 日本の側がSSのBOB BAKER号に衝突を仕掛け本船は水線上部の外板に長さ90センチの深手を負ったと語っている。乗組員の負傷はない。ワトソン船長の言い分は「完全に日本船の恣意的な行動。4隻の日本船がBob Baker 号をサメのように取り囲んだ」と衛星電話でAAPに語った。現場海域は平穏であり、損傷部は溶接で補修可能という。
この報道は片手落ち。
衝突に至る前、自船はどう行動したのか、妨害行動や悪臭のする物質の投擲をしたことなどは記事に載せられていない。捕鯨船団側は当然状況を把握できるビデを記録を残しているはず。これを見れば日本側が急旋回したかどうかも明瞭なはずだ。
SSに限らず、資源保護・消費者保護という美名の旗の下に自己利益を追求するNPO団体が急速に増えている。まじめに働く生産者や加工業者を幻惑し、自己の“承認ブランド”押し付ける新手の産業分野の出現ではないか。環境にからんでの売名や金儲けの発想はこれからも続くことだろう。